アニメ鬼滅の刃・遊郭編には二組の兄妹がいる事に気が付いていますか?
主人公の炭治郎と禰豆子はもちろん、遊郭編の鬼、堕姫(だき)と妓夫太郎(ぎゅうたろう)も兄妹なのです。
実はこの二組の兄妹、意外なことに共通点が多いのです。
敵対する二組の兄妹にどんな共通点があると言うのでしょうか。
紐解いていくと、兄の妹に対する深い愛情と妹の強い想いが見えてきました。

俺と禰豆子の絆は誰にも引き裂けない!!!!!
それでは、深く掘り下げていきたいと思います。
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遊郭編の鬼、堕姫(だき)と妓夫太郎(ぎゅうたろう)の兄妹
十二鬼月・上弦の陸(ろく)『堕姫』『妓夫太郎』
遊郭の街で出逢った鬼は花魁に扮して、歴代の花魁や花街の女性を襲っていた『堕姫(だき)』

堕姫は上弦の陸(ろく)であることを自ら話すほどの自信家。
炭治郎がやっとの想いで太刀打ちしていきますが、圧倒され絶体絶命の時禰豆子に助けられました。
そして、音柱・宇髄天元によって頸(くび)を堕とされたのです。
首を切ったのに、身体が崩れないなど様子がおかしいと思っていたところ、堕姫の身体の中から妓夫太郎が出てきて、実は上弦の陸は妓夫太郎に与えられていたものだと発覚します。

倒す絶対条件は、二人の頸(くび)を同時に斬る事!!
竈門兄妹と上弦の陸、二組の兄妹の意外な共通点とは?
1.妹は美人!!!
禰豆子も堕姫(梅の頃も)も兄にとって自慢の、美人な妹です。

町では評判なほど美人だった禰豆子、善逸が一目惚れするくらいですから相当可愛いですよね。

愈史郎に、醜女(しこめ)と言われた時、丹次郎は本気で怒っていましたね。
禰豆子は鬼として覚醒してもめちゃくちゃ美人ですから、それはそれは美人です。

一方、堕姫も小さい頃からとても美人と言われていました。
その美人さは妓夫太郎の生きる希望や劣等感さえ吹き飛ばしてくれるほどでした。
一方、兄たちはと言うと妓夫太郎はともかく炭治郎はそこまで酷い容姿とは言えません。

まぁ、でも遊郭潜入時の女装姿では余りの酷さにドン引きの演出がされているので妹に比べたら・・・と言った感じでしょうか。
2.妹を助けるための決意
二組の兄妹は、妹が命の危機を迎えてしまっています。
禰豆子は言わずもがな、炭治郎が留守にしている間に鬼に襲われた事で鬼になってしまいました。
堕姫は、妓夫太郎が仕事に出ている時に客を失明させてしまった報復に生きたまま焼かれてしまったのです。

炭治郎は禰豆子を人間に戻すために鬼殺隊になる事を決意します。

妓夫太郎は、死ぬ間際に出逢った上弦弐・童磨にスカウトされる形で鬼になる事を選択しました。
妹を助けるためにと二人の兄はそれぞれ決断をし、強くなると決意をしました。
しかし、進む方向は「鬼殺隊と鬼」真逆と言ってもいいでしょう。
3.兄妹の強い絆

炭治郎は禰豆子を背負って戦っています。

対比するように、妓夫太郎も堕姫を背負っているシーンがあります。
この二人は、地獄へと続く道を進むときも堕姫を背負って歩いて行くんですよね・・・。
炭治郎は太陽の陽から禰豆子を守っていたり、意味を持って背負っていますが妓夫太郎と堕姫はどちらかと言うと共依存のような関係になってしまっているように感じます。
二人同時に頸を斬らないと倒せないと言った設定からもあるように、二人で一つが強すぎた間違った愛情表現になってしまっていた気がします。
さらに、炭治郎も妓夫太郎も妹へ強い後悔を抱いているんですよね。

炭治郎はいつも禰豆子に我慢をさせてしまっている事を後悔していました。
着物を買ってあげられない事、満足に食べさせてあげられない事、そして下の子の面倒を見させている事など挙げたらきりがありません。

妓夫太郎は、自分が育てた事により梅が染まりやすい素直な性格だから『奪われる前に奪え』の精神に染まってしまったのではないか、もっと幸せな別な人生があったのではないかと後悔していました。
それでも、妹二人は不幸だなんて思っていませんでした。

禰豆子は『幸せかどうかは自分で決める』と

堕姫は『何回生まれ変わってもアタシはお兄ちゃんの妹になる絶対に!』と伝えています。
二組の妹には、それぞれ引き裂けない強い絆があることがわかりますね。
まとめ
炭治郎と禰豆子の兄妹、遊郭編の鬼・堕姫、妓夫太郎の兄妹の共通点についてみてきました。
まとめると
- 妹がとっても美人
- 兄は妹を助けるために決断し、決意を固めた
- 兄妹の強い絆
二組の共通点を見れば見るほど、同じ兄妹なのに切なくなっていきますね。
兄の愛情と妹の強い意志があるからこそ、一緒に戦っている二組なのだなと感じました。
進む道は未来と地獄、別々ですが仲良くいて欲しいなと切に願ってしまいます。
それでは、今回はこのへんで。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
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