【鬼滅の刃】コミック6巻のあらすじを紹介します。
この先ネタバレを含みますのでご注意ください。
【鬼滅の刃】6巻のあらすじ※ネタバレ注意
時は大正。炭を売る少年・炭治郎は、ある日家族を失い、妹の禰豆子は鬼に変貌する。
妹を人間に戻し、家族を殺した鬼を討つため、炭治郎と禰豆子は旅立つ!!
鬼殺隊となった炭治郎は任務中、鬼舞辻と敵対している鬼・珠世と愈史郎から、禰豆子を人に戻す手がかりを得る。
新たな任務で同期・我妻善逸や嘴平伊之助と共に、那田蜘蛛山へ向かった炭治郎。
そこでは家族を演じる蜘蛛の鬼によって鬼殺隊は壊滅状態に。
窮地に陥った炭治郎は、駆けつけた冨岡に救われるも、同じ鬼殺隊の胡蝶しのぶに襲われ・・・。
引用元:吾峠呼世晴/集英社・鬼滅の刃コミック6巻
【鬼滅の刃】コミック6巻のみどころ鬼殺隊の本部へ!
- 鬼殺隊の本部へ!最強の剣士“柱”登場。
- 絶体絶命、禰豆子は人間を襲ってしまうのか?
- 機能回復訓練スタート。
- 冷酷無情。部下にも容赦しない鬼舞辻無惨という鬼。
第44話【隊律違反】
炭治郎たちの前に胡蝶しのぶが現れる。
禰豆子を狙うしのぶに対し、炭治郎は自分の妹であることを伝える。
しかし、しのぶは禰豆子にとどめを刺そうと狙うのだった。
その時、冨岡が炭治郎に禰豆子を連れて逃げるよう指示を出す。
炭治郎は、禰豆子を連れてその場から離れるのだった。
体の痛みを我慢しながら、走る炭治郎だったが、突然背後から攻撃され転倒してしまう。
炭治郎を攻撃したのは、禰豆子を狙う鬼殺隊の少女だった。
その頃、しのぶの足止めしていた冨岡。
しのぶは痺れを切らし、草履に忍ばせていた隠し刀で冨岡を攻撃しようとする。
しかしその時、鎹鴉の伝令が響き渡る。
伝令内容は、“炭治郎と禰豆子を本部へ連れ帰れ”というものだった。
気を失っていた炭治郎は、事後処理部隊・隠(かくし)によって拘束される。
炭治郎を呼ぶ声がする。
起きろ、という叫び声で炭治郎はハッと目を覚ました。
目の前には、“柱”と呼ばれる人々が炭治郎を取り囲んで立っていたのだった。
第45話【鬼殺隊柱合裁判】
見知らぬ場所で、見知らぬ人たちを前に炭治郎は混乱していた。
炭治郎は今から裁判を受けるのだと、しのぶは説明する。
“柱”とは鬼殺隊を支える9名の剣士たちのことをいう。
柱たちは、各々の意見を言いはじめる。
ほとんどが、禰豆子の存在と違反を犯した炭治郎を批判する意見だった。
炭治郎は、柱たちに禰豆子が鬼になった経緯やこれまでの事を話し、禰豆子はともに戦えると懸命に訴えた。
その時、不死川(しなずがわ)と呼ばれる柱の1人が、禰豆子が入った木箱を抱え炭治郎の前に現れるのだった。
不死川は炭治郎の言葉を全否定するだけでなく、突然木箱に日輪刀を刺してしまうのだった。
禰豆子に危害を加えられた炭治郎は激怒し、不死川に向かっていく。
冨岡の言葉に一瞬気を取られた不死川に、炭治郎の頭突きが命中するのだった。
一触即発の雰囲気がその場を包んだ。
すると突然「お館様のお成りです。」という声とともに、1人の男性が姿を現したのだった。
第46話【お館様】
病気なのだろうか、男性の顔は額から目の下までただれており、目もほとんど見えないようであった。
突然のことに呆気に取られていた炭治郎の頭を、不死川が地面へと叩きつける。
炭治郎が横を見ると、柱たちがみな、お館様へ頭を下げていたのだった。
先ほどとは別人のような不死川が、お館様に挨拶の言葉を述べる。
不死川は続けて、炭治郎のことについての説明を求めた。
炭治郎たちの存在は認めていた、と話すお館様。
するとお館様は、そばにいた少女に1枚の手紙を読み上げさせた。
手紙の送り主は、炭治郎の師・鱗滝だった。
手紙の内容に涙を流す、炭治郎。
お館様は、続けて炭治郎が鬼舞辻無惨に接触したことも伝えるのだった。
話を終え、お館様は、再度柱たちに禰豆子を容認するよう求めた。
どうしても納得がいかない不死川は、突然自分の腕を切り、禰豆子の木箱に血を垂らした。
不死川は、自分が鬼の醜さを証明するのだと、叫ぶのだった。
第47話【プイ】
日の当たる場所では鬼は出てこない為、木箱とともに屋敷の中にに移動した不死川。
炭治郎も後を追おうとするが、別の柱の1人に抑え込まれてしまう。
不死川は、さらに3度木箱を刀で刺すと、扉を無理やり壊したのだった。
ゆらり、と箱から出てくる禰豆子。
不死川はそんな禰豆子に、血まみれの腕を差し出すのだった。
傷を負った禰豆子は、目の前に滴る血に激しく動揺し、我慢している様子だった。
冨岡の手助けで解放された、炭治郎は禰豆子の名前を叫ぶ。
炭治郎の声で我に返った禰豆子は、不死川の腕を噛むことなくそっぽを向くのであった。
禰豆子の行動に、禰豆子が人を襲わない証明が出来た、とお館様は語る。
続けて、禰豆子をみんなに認めてもらうために十二鬼月を倒しておいで、と炭治郎に伝えた。
無惨を倒すと意気込む炭治郎に、まずは十二鬼月を1人、と鬼殺隊当主、産屋敷耀哉(うぶやしきかがや)は優しく微笑んだ。
産屋敷は炭治郎と禰豆子の裁判を締め、柱合会議をはじめるよう柱に声を掛けたのだった。
第48話【蝶屋敷】
炭治郎の話題が終わると、炭治郎たちは蝶屋敷で預かる、としのぶが手を挙げる。
しのぶが手を叩くと、隠の1人が勢いよく現れ、炭治郎を連れ去った。
炭治郎がその場を離れる寸前、お館様は「珠世さんによろしく」と小さな声で言ったのだった。
隠とともに蝶屋敷についた炭治郎。
屋敷の庭には、継子であり、最終選別で一緒だった栗花落(つゆり)カナヲが立っていた。
隠が話しかけるも、笑顔のみで応答がないカナヲ。
すると別の住人アオイが現れ、炭治郎たちを屋敷の中へと案内してくれたのだ。
そこで騒ぎまくる善逸と、落ち込みまくる伊之助との再会を果たすのだった。
3人とも重症のため、蝶屋敷にて休息することとなった。
体がだいぶ回復してきたある日、炭治郎たちの前にしのぶがやってきた。
しのぶは3人に“機能回復訓練”をはじめようと提案するのであった。
第49話【機能回復訓練・前編】
“機能回復訓練”がはじまった炭治郎と伊之助。
まだ安静の善逸のもとに、毎日フラフラな様子で帰ってくる2人をみて、善逸は訓練への恐怖を募らせるのだった。
善逸も訓練に加わり、アオイが訓練内容の説明をする。
訓練は、体ほぐし・反射訓練・全身訓練の3つであった。
説明を聞いた善逸は、何やら怒りモードで炭治郎と伊之助を裏へ呼び出す。
どうやら毎日女の子と訓練していたのに、やつれた顔を見せた2人に腹が立ったようである。
炭治郎を除いた2人は順調に内容をクリアしていく。
しかしそんな善逸と伊之助だが、どうやってもカナヲには勝てなかった。
負けが続いた2人はとうとう訓練場に来なくなってしまったのだった。
1人訓練に参加し続ける炭治郎だが、十日経ってもカナヲに勝つことは出来ない。
理由を考える炭治郎に、3人組の女の子が声を掛ける。
そして柱やカナヲが四六時中、“全集中の呼吸”を行っていることを教えてくれたのだった。
第50話【機能回復訓練・後編】
さっそく全集中の呼吸を常にやろう、と心掛ける炭治郎。
しかし持続することは想像以上に難しく、炭治郎は基本に戻って肺を鍛えることにしたのだった。
頑張る炭治郎を応援する3人の女の子は、炭治郎に瓢箪(ひょうたん)を持ってくる。
カナヲが瓢箪を吹く訓練をしているのだと、炭治郎に教えてくれたのだ。
吹いて音を鳴らすのかと思った炭治郎だが、瓢箪を破裂させるのだと聞き、驚愕するのだった。
呼吸の自主訓練をはじめて十五日が経過した。
夜になっても訓練に励む炭治郎の前に、しのぶが現れる。
そして話をするなかで、しのぶは姉が鬼に殺されたことを話してくれたのだった。
また朝になり、炭治郎は3人の女の子なほ・きよ・すみに訓練の協力を頼んだ。
さらに十日経ち、ついに炭治郎は瓢箪を割ることに成功するのだった。
全集中の呼吸を以前よりも長く出来るようになった炭治郎。
カナヲの動きについていけるようになり、ついに反射訓練・全身訓練でカナヲに勝利するのだった。
第51話【日輪刀還る。】
炭治郎の成長に焦りを感じた善逸と伊之助は炭治郎に教えを乞う。
だが炭治郎は人に教えることが、爆裂に下手だったのだ。
そんな3人の前にしのぶが姿をみせ、炭治郎が会得した“全集中・常中”について説明をしてくれた。
しのぶの言葉に乗せられ、大奮起する善逸と伊之助も、九日かかって全集中・常中を会得するのだった。
ある日、打ち直した日輪刀を届けに鋼鐵塚と鉄穴森(かなもり)がやってくる。
鉄穴森から日輪刀を受け取った伊之助は、石で刀身をボロボロにしてしまい鉄穴森を激怒させるのだった。
場所は変わり、不思議な空間に集められた十二鬼月の“下弦”の鬼たち。
下弦の鬼の前に見知らぬ着物の女性が立っている。
女性が口を開いた瞬間、鬼たちは一斉に頭を下げる。
姿は違えども、その女性は無惨だったのだ。
無惨は、累が殺されたことを伝え、なぜ下弦の鬼は弱いのかと怒りながら問うのだった。
第52話【冷酷無情】
十二鬼月は上弦と下弦に分かれており、それぞれ“壱~陸”の6名の鬼がいる。
無惨は血を分け与えた者の、思考を読み取ることができるほか離れていても位置を把握できた。
それも呪いのひとつであった。
無惨の呪いをはずしているのは珠世、そして自力で呪いをはずした禰豆子の2名だけである。
無惨の機嫌を損ねた下弦の陸を、いとも簡単に殺してしまった無惨。
思考を読まれ、肯定しても否定しても下弦の鬼たちは、無惨に殺されてしまうのだった。
次々に下弦の鬼たちが殺され、残るは下弦の壱のみとなった。
他の鬼の断末魔を聞けて幸せだったと、自分を最後まで残してくれた無惨に感謝を述べる下弦の壱。
その言葉を気に入った無惨は、下弦の壱に自分の血を分け与えるのだった。
下弦の壱は、体に入ってくる無惨の血に苦しみ、うめき声をあげる。
その時下弦の壱の中に、無惨の血とともに炭治郎の姿が流れ込んでくる。
この子どもを殺せばもっと血がもらえる、下弦の壱は狂ったように微笑むのだった。
まとめ
鬼殺隊の本部に連行されてしまった炭治郎と善逸。
そこにいた柱と呼ばれる、鬼殺隊最強の剣士たち。
柱全員が並ぶ場面では、圧巻の空気感が漂っていましたね。
それぞれ個性溢れる柱の人たちが活躍するストーリーも、今後あるのでしょうか?
どんな技を持っているのかも楽しみですね!
また禰豆子が不死川に刺されてしまうシーンでは、ヒヤヒヤでした。
なんとか危機を乗り越えることができて一安心です。
蝶屋敷では炭治郎・善逸・伊之助が再会。
平和な日常が戻ってきましたね。
機能回復訓練でのカナヲの強さには驚きでした。
そこで全集中の常中をしった炭治郎は、自主的にトレーニングを開始します。
常に努力を怠らない炭治郎は本当にすごいですね。
大幅に成長した炭治郎は、ついにカナヲに勝利することができたのでした。
終盤には無惨や、下弦の鬼たちが登場しました。
直属の配下にも関わらず、いとも簡単に下弦の鬼を殺してしまう無惨。
鬼たちが無惨に怯える理由にも、なんだか納得ですよね。
そして唯一無惨に血を分け与えられた下弦の壱。
炭治郎に新たな魔の手が迫る予感ですね・・・。
新たなキャラクターも多数登場する第6巻。
ぜひ読んでみてくださいね。
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