【鬼滅の刃】コミック12巻のあらすじを紹介します。
この先ネタバレを含みますのでご注意ください。
【鬼滅の刃】12巻のあらすじ※ネタバレ注意
時は大正。
炭を売る少年・炭治郎は、ある日家族を失い、妹の禰豆子は鬼に変貌する。
妹を人間に戻し、家族を殺した鬼を討つため、炭治郎と禰豆子は旅立つ!!
鬼殺隊となった炭治郎は任務中、鬼舞辻と敵対している鬼・珠世と出会い、禰豆子を人間に戻す手がかりを得る。
新たな任務で上弦の陸の兄妹鬼と対峙した、音柱の宇髄と炭治郎たち。
兄妹鬼の猛攻に、何度も劣勢を強いられたが、不屈の精神力でもって打ち倒す。
だがその代償は大きく・・・。
一方、百年ぶりの上弦の鬼の死は、残りの上弦の鬼にも波紋を呼び!?
引用元:吾峠呼世晴/集英社・鬼滅の刃コミック12巻
【鬼滅の刃】コミック12巻のみどころ
- 最恐の敵。上弦の壱・弐・参・肆・伍の姿が、ついに明らかに!!
- 鋼鐵塚に会うために、炭治郎いざ刀鍛冶の里へ。
- 恋柱・甘露寺蜜璃、霞柱・時透無一郎登場!
- 鬼コーチ・小鉄による、地獄の特訓開始。
- 刀鍛冶の里に迫る危機、上弦の肆、上弦の伍現る。
第98話【上弦集結】
琵琶の鬼の鳴らす音により、無限城に集められる鬼たち。
集められたのは、十二鬼月の上弦ばかり。
上弦の集合は113年ぶりだど語る、上弦の肆・半天狗。
その時上弦の壱・黒死牟(こくしぼう)が、無惨の到着を知らせた。
妓夫太郎たちの死を話す無惨に対し、へらへらと謝罪する上弦の弐・童磨(どうま)。
何年経っても期待に応えない上弦の鬼たちに、無惨はふつふつと怒りを募らせる。
そんな中、上弦の伍・玉壺(ぎょっこ)が口を開く。
無惨の望みに近づくための情報を手に入れたと、声高々に話す玉壺。
そんな玉壺に対し、不確定な情報を伝えるなと、無惨ははねのけた。
情報が確定したら、半天狗とそこへ向かうよう玉壺に伝えると、無惨は姿を消してしまう。
無惨が消えたのち、童磨は、どんな情報なのか、と玉壺に問う。
そんな童磨の背後に猗窩座が現れたかと思うと、突然童磨の頭部を砕いてしまうのだった。
第99話【誰かの夢】
童磨の頭を砕いた猗窩座の手が、一瞬のうちに斬られ床に落ちた。
気に喰わぬなら、入れ替わりの血戦を申し込め、と猗窩座の手を斬った黒死牟が語る。
話が終わると、黒死牟・猗窩座はそれぞれ無限城をあとにした。
場所は変わる。
縁側で赤子を抱く、男性。
その男性に、家主の男性が食事を運びながら声を掛けた。
お茶を飲んだら家を出ると話す男性を、家主は引き留める。
だが考えを変えない男性に、“せめてあなたのことを後世に伝えます”と家主は提案した。
“炭吉”と男性は家主の名を呼ぶ。
自分は何の価値もない男だ、と男性は炭吉に語る。
そんな風に自分を悪く言わないで欲しい、と思いながら炭治郎は目を覚ます。
炭治郎は夢を見ていたのだ。
目を覚ました炭治郎に涙を浮かべ近寄る、カナヲ。
カナヲがいうには、遊郭での戦いの後、炭治郎は2か月もの間、意識が戻らなかったのだという。
第100話【いざ行け里へ!!】
カステラを手に炭治郎の部屋に向かう、事後処理部隊・隠の後藤。
後藤の呼び掛けで、意識の戻った炭治郎のもとに蝶屋敷の面々が集まる。
あとから伊之助も加わり、炭治郎の病室は一段と賑やかになった。
1週間後、炭治郎復活・伊之助は任務復帰を果たす。
蝶屋敷にて、体力回復を目指す炭治郎は、キヨたちに自分の刀について尋ねた。
炭治郎の言葉に顔色を変えたキヨたちから、一通の手紙を受け取った炭治郎。
なかを見ると、怒りのこもった文字で「お前にやる刀はない」と綴られていた。
手紙の差出人は、鋼鐵塚。
すると、刀鍛冶の里に行ってみてはどうかとキヨたちが提案する。
お館様の許可が下り、刀鍛冶の里へ向かうことになった炭治郎。
里の場所は誰も知らない。
場所がバレぬように、目隠し・耳栓・鼻栓をし、隠におぶられ里へ向かうのだ。
里の街並みを目にし、興奮する炭治郎。
一方、里にある温泉では、柱の女性が入浴をしているのだった。
第101話【内緒話】
里の長・鉄地川原鉄珍(てっちかわはらてっちん)に挨拶をしに行った炭治郎。
すると炭治郎は、鋼鐵塚が行方不明だと鉄珍から聞かされる。
鋼鐵塚を探す間、里でゆっくり過ごすよう言われた炭治郎は、温泉へと案内された。
温泉への道すがら、恋柱・甘露寺蜜璃が、炭治郎に駆け寄る。
男性に無視されたと落ち込む甘露寺。
夕飯のことを炭治郎が話すと、表情が明るくなり、ご機嫌で里へおりていく。
温泉で不死川玄弥(しなずがわげんや)の姿を見かけた炭治郎。
一言目に「死ね」と言われた炭治郎。
折れずに話しかけるも、会話が弾むことはなかった。
甘露寺と夕飯を共にした炭治郎は、玄弥のことを伝える。
隠から、まもなく刀が研ぎ終わると報告をうけた甘露寺。
別れ際、甘露寺は、里に秘密の武器があるらしいと、炭治郎に語る。
翌朝、鋼鐵塚を探しに森の中を歩く炭治郎。
何やら声のする方を見ると、1人の子どもと柱・時透無一郎の姿があったのだ。
第102話【時透くんコンニチハ】
面をつけた少年が、「鍵は渡さない」と時透に叫ぶ。
時透は躊躇うことなく、少年に手を挙げる。
その様子を見て、2人の間に割って入る炭治郎。
炭治郎が掴んだ時透の腕は、びくともしない。
仲裁に入った炭治郎にも容赦なく接する時透。
時透は鍵を渡すよう、少年を催促する。
配慮に欠けた時透の言葉に、炭治郎は反論した。
刀鍛冶は重要で大事な仕事だと。炭治郎は時透に語る。
しかし、くだらないと話を遮った時透の攻撃によって、炭治郎は気を失ってしまう。
目を覚ました炭治郎に、鍵を渡すと時透は行ってしまったと少年は説明する。
時透が催促していたのは、からくり人形の鍵だと少年は続けて話す。
少年の先祖が作った、人間を凌駕するほどの力をもったからくり人形。
話の途中、近くで激しい音が聞こえた。
炭治郎と少年が急いで、音の方へ駆け寄る。
そこには、戦闘用からくり人形“縁壱零式”と戦う、時透の姿があったのだった。
第103話【縁壱零式】
からくり人形は戦国時代に実在した剣士をモデルにしていると語る少年。
炭治郎は、人形の姿に見覚えがあった。
からくり人形と時透の戦いに感心する炭治郎に、時透の鴉が話しかけた。
時透は“日の呼吸”の使い手の子孫だという。
夢の中でからくり人形のモデルの剣士を見たことを思い出した炭治郎。
時透の鴉は否定したが、それは“記憶の遺伝”だと少年は炭治郎に語る。
話の途中、時透が重い一撃が人形に直撃した。
壊れる人形の姿に耐え切れず、少年・小鉄はその場から走り去ってしまう。
後追う炭治郎は、木の上で落ち込む小鉄を励ました。
心を決めた小鉄とともに、人形のもとへ戻る途中、訓練を終えた時透に出会う。
ボロボロになったからくり人形の前に、小鉄がたたずむ。
急いで人形の動作を確認すると、再び動き出す縁壱零式。
喜ぶ炭治郎に小鉄が声を掛ける。
これで修業してすました顔の糞ガキより強くなって、と小鉄は炭治郎への全面協力を宣言したのだった。
第104話【小鉄さん】
スイッチが入ったように、暴言を吐きだす小鉄に圧倒される炭治郎。
時透のように強くなるため、2人の特訓が始まる。
人形の動きに全くついていけない炭治郎に、容赦なくものを言う小鉄。
小鉄の操作により、からくり人形は本来の力を発揮したのだ。
命の限界を知らない小鉄によるスパルタ特訓は続く。
ほぼ絶水・絶食・絶眠のなかで、三途の川を渡りかけた炭治郎。
極限の状態で、炭治郎は隙の糸とは違う、新たな匂いを嗅ぎ分けた。
そしてついに、人形に一撃を入れることに成功する。
特訓の甲斐もあり、匂いで動作予知ができるようになった炭治郎。
人形の動きにも対応できるようになったある日、縁壱零式に炭治郎渾身の一撃がはいる。
炭治郎の一撃で、人形の頭部が粉々に砕ける。
すると、縁壱零式の体の中から、 刀が現れるのだった。
第105話【なんか出た】
300年以上前の刀の出現に、興奮が治まらない炭治郎と小鉄。
炭治郎たちはドキドキしながら刀を抜いてみることに。
いざ刀を抜くと、刀身は錆きっていて2人は落胆する。
そこへ仰々しい音を立てながら、筋骨隆々な鋼鐵塚が現れた。
後は任せろと言い刀を奪おうとする鋼鐵塚を、必死で止めようとする炭治郎たち。
そんな鋼鐵塚を、鉄穴森が止める。
鉄穴森いわく、鋼鐵塚は炭治郎のため強い刀を作る修業をしていたという。
錆びた刀を、鋼鐵塚琉の研磨術で見上げきあげると、鋼鐵塚は宣言する。
翌日、一連の出来事を玄弥に話す炭治郎。
友達面で部屋に居座る炭治郎を、玄弥は半ば無理やり部屋から追い出した。
その晩のこと。
風呂帰りの里の住人が、道端に落ちている壺に気が付く。
壺に近づいた瞬間、男は壺へ引きずり込まれてしまう。
壺から現れたのは、上弦の伍・玉壺。
屋根の上には上弦の肆・半天狗の姿が。
2人は、里を潰し鬼殺隊を弱体化させようと考えていたのだった。
第106話【敵襲】
居眠りする炭治郎の鼻をつまむ時透は、鉄穴森の居場所を炭治郎に尋ねた。
会話の途中、部屋の外に気配を感じ振り向く2人。
戸を開けて入ってきたのは、なんと上弦の肆であった。
半天狗の気配のなさに、目視するまで鬼と気付かなかった炭治郎たち。
すぐさま戦闘態勢にうつった時透が、半天狗へ攻撃を仕掛けた。
炭治郎・禰豆子もあとに続き、最後に時透が半天狗の頸を断つ。
だが炭治郎の嫌な予想通り、頸を斬っても半天狗は死なない。
それどころか、天狗は分裂し、頭には体が生え、体には頭が生えはじめ、2体の鬼となった。
鬼の1人が葉のうちわを振ると、建物は倒壊し、時透も吹き飛ばされてしまう。
楽し気に笑う、可楽という名の鬼。
もう片方の、積怒という名の鬼が、錫杖を振るうと周辺一帯に電撃が流れた。
意識が飛びかける炭治郎の視界に、銃を構える玄弥の姿が映るのだった。
まとめ
堕姫・妓夫太郎の敗戦によって、無惨に呼び出された“上弦”の鬼たち。
今回はじめて、上弦の鬼たちの全貌が明らかになりましたね。
煉獄と戦った猗窩座のほか、どの鬼たちも見るからに強そうです。
そしてどの鬼もどこか狂気じみており、怖さも感じます。
この上弦の鬼たちが、今後炭治郎や鬼殺隊にとって、どのような脅威となるのか。
気になるところですね。
一方戦いを終えた炭治郎は、なんと2ヶ月も眠りつづけていたそうです。
夢のなかで、とある剣士の姿を見た炭治郎。
剣士は、一体何者なのか。
今後の物語の鍵を握る、重要な人物かもしれないのですね。
回復した炭治郎は、激怒している鋼鐵塚のもとを訪ねるべく、刀鍛冶の里に出向いたのでした。
里では、同期の不死川玄弥や、恋柱・甘露寺蜜璃、霞柱・時透無一郎などとも出会いがありました。
それぞれ3人と、炭治郎のやり取りにも注目です。
また炭治郎は、鋼鐵塚に刀を打ってもらう事ができるのか!?
鋼鐵塚の機嫌が治っていることを祈るばかりです。
最期には、炭治郎たちのもとにまた新たな敵が現れます。
しかも、刀鍛冶の里に襲来したのは、ただの鬼ではなく“上弦の鬼”でした。
さらに、上弦の肆・上弦の伍の2体が同時に現れたのです。
これはさらなるピンチと、激戦の予感ですね。
炭治郎、頑張れ!!!
新キャラも多数登場する、コミック12巻。 気になる方は、ぜひ読んでみてくださいね。
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