【鬼滅の刃】19巻のあらすじ※ネタバレ注意

【鬼滅の刃】コミック19巻のあらすじを紹介します。

※この先ネタバレを含みますのでご注意ください。

【鬼滅の刃】19巻のあらすじ※ネタバレ注意

時は大正。

炭を売る少年・炭治郎は、ある日家族を失い、妹の禰豆子は鬼に変貌する。

妹を人間に戻し、家族を殺した鬼を討つため、炭治郎と禰豆子は旅立つ!!

鬼殺隊となった炭治郎は任務中、鬼舞辻と敵対している鬼・珠世と出会い、禰豆子を人に戻す手がかりを得る。

ついに太陽を克服した禰豆子を狙い、鬼舞辻が産屋敷邸を襲撃。

鬼殺隊士たちは鬼舞辻を追い、無限城に突入する!!

激闘の末、炭治郎と冨岡が上弦の参・猗窩座を撃破。

そして上弦の弐・童磨を前に苦戦するカナヲと伊之助は・・・!?

引用元:吾峠呼世晴/集英社・鬼滅の刃コミック19巻

【鬼滅の刃】コミック19巻のみどころ

  • カナヲ・伊之助VS童磨、激闘の結末は!?
  • 時透と黒死牟のまさかの繋がり。
  • 不死川実弥VS黒死牟。
  • 鬼殺隊最強・悲鳴嶼行冥、黒死牟と対戦。

第161話【蝶の羽ばたき】

テメェに地獄を、という伊之助の言葉に、天国も地獄もないと童磨は語る。

母を不幸と言われ、怒る伊之助は、童磨の血鬼術を、拾ノ牙・円転旋牙で防ぐ。

背後からカナヲも童磨を狙う。

猗窩座がやられ時間がないという童磨は、氷の人形を1体作りだした。

小さな見た目に合わず、本体と同じ強さの技が出せるという。

人形に苦戦をする伊之助たちを残し、部屋をあとにしようとする童磨。

さらにあと5体ほど人形を作り、城内の鬼殺隊を始末しようと考える。

部屋から出ようとする童磨を見て、焦る伊之助。

焦る伊之助を落ち着かせ、もう少しだけ粘って、と叫ぶカナヲ。

カナヲの言葉を疑問に思いつつ、扉に手をかけた童磨の視界が反転する。

突然顔が溶け始めていることに気付く童磨。

童磨は立っていることができず、そのまま膝をついて倒れ込むのだった。

第162話【三人の白星】

決戦がはじまる数日前の蝶屋敷にて。

しのぶがカナヲに、姉の仇・童磨の倒し方について伝える。

私は鬼に喰われて死ななければなりません、としのぶは淡々と話す。

一緒に戦えば、と言うカナヲに、甘い考えは捨てるよう続けるしのぶ。

女を喰うことに執着している童磨。

しのぶは、自分が喰われることを想定し、一年以上藤の花の毒を摂取していた。

もしも鬼がしのぶを食べた場合、致死量の700倍の毒を食らうという。

しのぶを食べたことにより、取り込んだ大量の毒に童磨は苦しむ。

体を再生することができず、血鬼術も消え始める。

童磨は最後の力で、血鬼術、霧氷・水連菩薩で身を守る。

対するカナヲも、花の呼吸、終ノ型・彼岸朱眼で応戦。

童磨の頸に刃を立てるも、押し切ることができない。

それを見た伊之助が自分の日輪刀を投げる。

伊之助の日輪刀に押しこまれ、ついに童磨の頸を断つことができたのだった。

第163話【心あふれる】

頸を斬られた童磨の体が崩れ始める。

死ぬ間際でも、何の感情もわかない童磨。

幼い頃、母が父を殺した時も、悲しんだりすることはなかった。

鬼になり、100年以上生きたが、童磨にとって“人間の感情”は幻のようなもの。

ふと童磨の意識の中に、しのぶが現れ、童磨の死を喜ぶ。

穏やかな顔で仲間に思いを託すしのぶの姿に、童磨の胸が高まる。

この感情は恋かとウキウキする童磨を、言葉でバッサリ切ったしのぶ。

戦いを終えた伊之助は、炭治郎の言葉を思い出し、母の記憶に涙を見せる。

一方しのぶの髪飾りを探すカナヲ。

カナエが死んだとき、今まで感情を殺してきたカナヲは泣くことができず。

泣けなかったことをずっと悔いていた。

髪飾りを見つけ、カナヲはそれを強く抱きしめる。

するとカナヲの頭を、カナエをしのぶが撫で、褒めてくれたのだ。

姉たちのあたたかな面影に、カナヲの目からはとめどなく涙があふれるのだった。

第164話【ちょっと力み過ぎただけ】

気を失っていた炭治郎は、焦げ臭さで目を覚ます。

先に目覚めた冨岡が、傷を焼いて止血していたのだ。

そんな2人のもとに、カナヲ・伊之助が童磨を破ったと報告が入る。

その頃、上弦の肆・鳴女に遭遇する、甘露寺と伊黒。

すぐさま敵に向かう甘露寺だが、鳴女の技にあっけなく弾かれてしまう。

甘露寺を救った伊黒は、控えめに気を引き締めるよう伝える。

伊黒と甘露寺が動くたび、鳴女の血鬼術によって戸や壁が2人に迫る。

殺傷能力は低いが、技の厄介さを伊黒は感じていた。

一方、悲鳴嶼と進む時透も、鳴女の技に弾かれ違う部屋へと飛ばされてしまう。

たどり着いた先には、上弦の壱・黒死牟が待ち受ける。

時透を見た黒死牟は、時透から何やら懐かしい気配を感じるのだった。

第165話【愕然と戦慄く】

黒死牟を前に、他の上弦と比べ物にならない威圧を感じる時透。

時透の体は無意識に震え、戦闘を拒否するほどの強さを、体感していた。

すると突然、時透に名を訪ねる黒死牟。

黒死牟の人間の頃の名は、継国巌勝。

“継国”の名は途絶えたが、時透は自分の子孫だと黒死牟は、語る。

動揺する時透だが、呼吸を整え気持ちを鎮め、弐ノ型・八重霞を繰り出す。

幼いながらに練り上げられた無一郎の剣技に、感心する黒死牟。

対して時透は、痣を発現させ次の攻撃に転じる。

無一郎の漆ノ型・朧に、はじめて黒死牟が刀を抜く。

黒死牟の月の呼吸、壱ノ型・闇月・宵の宮により、時透は左手を切断されてしまう。

時透は取り乱すことなくすぐさま止血し、攻撃を続ける。

時透の動きや心持を称賛した黒死牟。

次の瞬間、時透の刀を返し、時透の体を柱に固定する。

黒死牟は、時透をみて「あの方に鬼として使っていただこう」と話すのだった。

第166話【本心】

時透に話し続ける黒死牟の背後に潜む玄弥。

静かに銃口を向け、玄弥が鉄砲を放つ。

だが殺気に気付いた黒死牟は、玄弥の一瞬で背後にうつり、玄弥の腕を切断。

続け様に、胴体も切り離されてしまう玄弥。

黒死牟の刃が玄弥の頸に迫ったその時、風柱・不死川実弥が現れる。

玄弥の前に庇うように立ち、「どうしようもねぇ弟」という実弥。

炭治郎の言葉を思い出す玄弥。

実弥の想いを聞き、玄弥は涙を流して謝罪する。

黒死牟に向かっていく実弥。

実弥の風の呼吸、壱ノ型・塵旋風・削ぎが黒死牟を襲う。

攻撃を防ぐため、はじめて刀身を見せた黒死牟。

黒死牟の刀には、無数の目があり、何とも言えぬ奇妙な刀だった。

第167話【願い】

黒死牟と刀を交える実弥。

速く変則的な黒死牟の攻撃に、実弥は鳥肌が止まらない。

さらに鬼殺隊と同じ呼吸を使う黒死牟。

呼吸により、再生力や身体力が以上に高いのだ。

黒死牟の意表を突く戦い方で、次第に実弥が黒死牟に迫る。

実弥との戦いの中、昔も風柱と今のように剣技を高め合ったことを思い出し高揚する黒死牟。

月の呼吸、陸ノ型・常世弧月・無間が実弥の体を斬り裂く。

実弥の安否を心配する玄弥だが、柱と煙で戦いの行方は分からない。

攻撃を受け、血を流す実弥。

だが突然、脈拍が高まり、体に違和感を覚える黒死牟。

猫に木天蓼(またたび)、鬼には稀血。

稀血の中でもさらに希少な実弥の血。

その匂いを嗅ぎ、酩酊する黒死牟。

実弥は、稀血で動揺した隙を逃さず、黒死牟に向かっていくのだった。

第168話【百世不磨】

自分の血が特別だと実弥が気付いたのは、鬼を狩り始めてすぐ。

鬼になった母を殺めたあと、偶然出会った粂野匡近(くめのまさちか)が実弥に育てを紹介。

鬼殺隊になったある日、匡近と実弥は2人で下弦の鬼を倒した。

しかし匡近は命を落とし、柱になったのは実弥のみ。

戦いの中、実弥は過去のことを思い出していたのだ。

一方の黒死牟は、大怪我を負ってもなお動き続ける、実弥に驚いていた。

だが黒死牟が足で実弥の刀を押さえ、とどめを刺そうと動く。

その昔、安全な場所で見ているだけの産屋敷のことが、実弥は気に入らなかった。

想いのままに罵倒の言葉を浴びせる実弥に、謝罪する産屋敷耀哉。

耀哉の言葉に、声を発することができない実弥。

耀哉から、亡き匡近の遺書を渡され、内容に涙を流す実弥。

黒死牟に頸を断たれそうになるのを、実弥は何とか防ぐ。

すかさず月の呼吸を出した、黒死牟の前に岩柱・悲鳴嶼行冥が現れるのだった。

第169話【地鳴る】

実弥を庇った悲鳴嶼は、腹の傷を縫うよう指示を出す。

黒死牟は、極限まで練り上げられた悲鳴嶼の肉体を見て気持ちを高ぶらせていた。

悲鳴嶼が鉄球を振ると、重々しい音ともに、空気が引き寄せられる。

先に動いたのは、悲鳴嶼。

岩の呼吸、弐ノ型・天面砕きにより、悲鳴嶼の鎖武器が黒死牟の頸を捕らえる。

純度が高い悲鳴嶼の武器は、刀では切れぬと判断する黒死牟。

悲鳴嶼の間合いに入る黒死牟の攻撃をかわす悲鳴嶼。

図体に合わない素早さと、武器を扱う悲鳴嶼の筋力に黒死牟は驚きを隠せない。

黒死牟の月の呼吸、悲鳴嶼の岩の呼吸が激しくぶつかり合う。

斬られても再生するため、攻撃は無意味と語る黒死牟。

すると悲鳴嶼は、無惨の時まで温存するつもりだった秘策を見せる。

ここで負けては元の木阿弥(もくあみ)。

武器を構えた悲鳴嶼。 その両腕には、痣が発現していたのだった。

まとめ

童磨相手に苦戦を強いられる、伊之助とカナヲ。

小さな氷の人形が、本体と同様の強さなんて。

さすが上弦の鬼は、技の強さも別格ですね。

人形に伊之助たちの相手を任せ、部屋を立ち去ろうとする童磨。

しかしその瞬間、童磨の体に異変が。

実は、しのぶが仕込んだ毒の効果が出ることを、カナヲは待っていたのでした。

童磨戦に向け、1年以上も藤の花の毒を摂取し続けたしのぶ。

しのぶは早々に、自ら童磨に喰われることを覚悟していました。

しのぶの策もあり、ついに童磨の頸を断つカナヲと伊之助。

3人の力を合わせ、無事勝ち星を挙げることができました。

一方の時透は、血鬼術で飛ばされ、上弦の壱・黒死牟と対峙。

助けに入った玄弥とともに、ピンチを迎えます。

そこに現れたのは、風柱・不死川実弥。

玄弥に対する実弥の気持ちが明らかになり、兄妹の絆に胸が打たれます。

上弦の壱・黒死牟の強さは、まさに異次元。

黒死牟の技に次第に劣勢になってしまう実弥。

するとそこに、鬼殺隊最強と名高い、悲鳴嶼行冥が駆け付けます。

黒死牟相手に引けを取らない悲鳴嶼。

悲鳴嶼は、黒死牟に勝つため温存していた痣を発現するのでした。

上弦相手に次々勝ち星をあげる鬼殺隊。

このまま無事に無惨のもとにたどり着けるのでしょうか!?

呼吸を使う鬼・黒死牟の異次元の強さ、鬼殺隊最強の悲鳴嶼の戦いは見逃せない、第19巻。

ぜひ読んでみてくださいね。

この記事を書いた人

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