【鬼滅の刃】コミック22巻のあらすじを紹介します。
この先ネタバレを含みますのでご注意ください。
【鬼滅の刃】22巻のあらすじ※ネタバレ注意
時は大正。
炭を売る少年・炭治郎は、ある日家族を失い、妹の禰豆子は鬼に変貌する。
妹を人間に戻し、家族を殺した鬼を討つため、炭治郎と禰豆子は旅立つ!!
鬼殺隊となった炭治郎は任務中、鬼舞辻と敵対している鬼・珠世と出会い、禰豆子を人間に戻る手がかりを得る。
太陽を克服した禰豆子を狙い、鬼舞辻が産屋敷邸を襲撃。
鬼殺隊は多くの犠牲を払いながらも上弦の鬼を殲滅し、ついに鬼舞辻を無限城から地上へ出すことに成功する!!
残る力のすべてで斬りかかる柱たち、そして鬼舞辻の攻撃に倒れた炭治郎は!?
引用元:吾峠呼世晴/集英社・鬼滅の刃コミック22巻
【鬼滅の刃】コミック22巻のみどころ
- 伊黒小芭内の過去と恋情。
- それぞれの方法で!柱の刀身が赫く染まる。
- 12個の型を繋げろ!!日の呼吸の13個目の型とは!?
- 無惨の弱体化、珠世の使用した薬の効果とは。
- 竈門禰豆子、ついに人間に戻る!?
第188話【悲痛な恋情】
無惨の攻撃の速さに圧されてしまう柱たち。
そんな中、攻撃をかわしたと思われた甘露寺だが、なぜか攻撃が当たってしまい負傷。
すぐさま甘露寺を抱え路地裏へいき、隊士に甘露寺の手当てを頼む伊黒。
戦場に戻ろうとする伊黒。
誰にも死んでほしくない、という甘露寺の叫び声が響き渡る。
女ばかりが生まれる一族のなか370年振りの男として誕生した伊黒。
生まれた時から、伊黒は座敷牢に閉じ込められた。
12歳になった伊黒。
座敷牢から出されたかと思うと、伊黒は下半身が蛇のような鬼のもとに連れていかれる。
蛇鬼は久しぶりに生まれた男である伊黒を大層気に入っていた。
大きくなったら蛇女に食べられることを知った伊黒は、座敷牢からの脱出を試みた。
何とか逃げ出した伊黒は、当時の炎柱に助けられ、その後鬼殺隊となった。
無惨を倒し死ぬことで、自分に流れる汚い血が浄化されることを願う伊黒。
平和な世界に生まれ変わったら、甘露寺に好きと伝えるのだと伊黒は思うのだった。
第189話【心強い仲間】
戦いの場のすぐ側では、隠が一般人を巻き込まぬよう奔走。
夜明けまでの気の遠くなるような時間の中、無惨と対峙する柱たち。
激しい戦いの中、柱たちの体力は限界に近づいていた。
みな、無惨の攻撃を受け、粘りはしているものの、じわじわ毒に細胞を蝕まれる。
その時現れた茶々丸は、柱たちに向け薬品の入った注射のようなものを放つ。
すると、蝕まれていた各々の体の症状が緩和されていく。
柱たちの様子を見て、珠世の差し金だと気付き苛立ちを見せる無惨。
無惨の攻撃はさらに激しさを増していく。
戦いの中、伊黒は有効な攻撃を与える方法について考えていた。
鴉の報告で、亡き霞柱・時透が刀身を赫く変化させたことを知った伊黒。
伊黒は、時透の状況から推測し、刀を赫くする方法に気付いていたのだ。
死の淵で己を追い詰めてこそ発揮される、万力の握力であると。
伊黒の体に痣が発現、刀を強く握りしめると刀身は徐々に色を変えていくのだった。
第190話【ぞくぞくと】
予想通り、刀身を赫くすることができた伊黒だが、同時に後悔も感じる。
全ての力を握力に振った伊黒は、戦いの最中、酸欠で失神しかけていたのだ。
伊黒の背後に無惨の攻撃が迫る。
宙に浮かび攻撃をかわす伊黒。
伊黒の妙な攻撃の避け方や、謎の攻撃を見て他にも“誰か”いることに気付く無惨。
姿の見えない者の存在を感知し、現れたのは、善逸・伊之助・カナヲの3人。
3人は、愈史郎の血鬼術の紙を使い、姿を隠していたのだ。
善逸たちに気を取られていた無惨を、伊黒が斬り裂く。
善逸たちも再び姿をくらませ、無惨に向かった。
人数が増え、若干の隙ができると悲鳴嶼は、己の武器をぶつけ合い始める。
鉄球と斧が激しくぶつかり合い、徐々に色が赫く変化。
実弥は、冨岡の日輪刀に己の刀を打ちつける。
日輪刀同士がぶつかり合い、実弥・冨岡の刀身も赫くなっていく。
夜明けまで1時間3分だと、鎹鴉が叫ぶ。
それぞれの方法で、柱たちは武器を赫くし、無惨へと向かっていくのだった。
第191話【どちらが鬼か】
その頃、倒れた炭治郎の手当てをする愈史郎。
微かに脈が戻り始めた炭治郎に、村田たちが声を掛ける。
無惨が逃げちまうぞ、という村田渾身の叫び。
すると握っていた刀がギシギシと激しい音を立て、炭治郎が目を覚ます。
戦力が増し、僅かながら余裕が出来た悲鳴嶼は、無惨の体を注視する。
透き通った無惨の体を見た悲鳴嶼は、無惨が複数の心臓と脳をもつことを知る。
他の柱たちに、無惨の体を注視するよう呼びかける悲鳴嶼。
悲鳴嶼の声を聞いた伊黒は、一瞬だが透き通る世界を感知する。
しかし次の瞬間、無惨の攻撃が広範囲に渡り繰り出された。
無惨の周りにいた全員が攻撃を受け、吹き飛ばされてしまう。
カナヲの目の前に無惨が迫る。
絶体絶命のカナヲを救ったのは、先ほど目覚めた炭治郎。
炭治郎の姿を見て「どちらが鬼かわからないな」という無惨。
そんな無惨に対し、炭治郎も「終わりにしよう無惨」と声を掛けるのだった。
第192話【廻る縁】
遺伝の記憶の中で、縁壱の“正解の型”を見た炭治郎。
理解度が格段に上がり、炭治郎は自分の無駄な動きに気付くことができた。
炭治郎の先祖・炭吉は、日の呼吸と耳飾りを後世に伝えることを約束。
炭吉を通して、炭治郎もまた縁壱に感謝の意を伝える。
そして、遺伝の記憶を見たことで、13個目の型について気付く炭治郎。
12個の型を繰り返すことで、円環となり13個目の型になるということを。
無惨の攻撃をくぐり抜けながら、夜明けまで型を繰り返し続ける。
途方もなく、自分に出来るかと思う炭治郎。
しかし炭治郎は心を燃やし、自分にできる精一杯をやることを覚悟する。
攻撃を繰り出す炭治郎に、縁壱の面影を見る無惨。
日の呼吸、円舞・烈日紅鏡・火車と順番に攻撃を放つ炭治郎。
技を出し、炭治郎は改めて12個の型が繋がるのだと確信するのだった。
第193話【困難の扉が開き始める】
死の淵を見た生き物は、より強靭になることを知っている無惨。
それぞれの方法で赫刀に変化させた炭治や、柱たち。
だが無惨は、縁壱の赫刀と斬撃ほどには、誰も及ばないと感じていた。
一方、火車を放ち半分の6つ目の型まで繋げることができた炭治郎。
だが同時に体中の痛みも伴っていた。
夜明けまでの1秒1秒を繋ぐため、炭治郎は集中して技を出し続ける。
だが無惨の攻撃も絶え間なく、炭治郎を襲う。
無惨の攻撃をギリギリでかわした炭治郎。
ふと無惨は、自分の動き自体が遅くなっていることに気付く。
普段と違う原因は珠世にあると考えた無惨。
体内に残る珠世の細胞の記憶を辿り、無惨は原因を探る。
珠世が使った2つ目の薬の効果は、老化。
復活してから現時点で無惨はすでに9000年老いていたのだ。
原因に気付き動揺する無惨に、炭治郎が迫る。
炭治郎は、なんとか12個の型を繋げることに成功。
12の巡りを夜明けまで繰り返すよう、己を鼓舞するのだった。
第194話【灼熱の傷】
無惨よって切り裂かれた茶々丸。
茶々丸もまた鬼になっており、駆けつけた愈史郎が体を繋ぎ合わせる。
村田たちは、愈史郎の指示のもと、柱や伊之助たちに血清を打って回る。
悲鳴嶼の応急処置をしながら、愈史郎は亡き珠世に、炭治郎をまもってくれと願う。
型を繰り返し、無惨と対峙する炭治郎だが、酸欠により視界が不明瞭に。
同時に足を滑らせ、無惨の攻撃が迫るが間一髪伊黒に救われる。
だが炭治郎が見上げると、伊黒は両目に攻撃を受け見えない状態。
伊黒を援護するという炭治郎に、「鏑丸(かぶらまる)がついている」と伊黒は言う。
老化薬の影響で、本来の力が出せないことに苛立つ無惨。
攻撃の機会を狙う炭治郎は、無惨の体に無数の傷跡が浮かび上がっていることに気付く。
その古傷が、縁壱がつけた傷だと気付く炭治郎。
何百年もの間、無惨の細胞を焼き続けた縁壱の斬撃。
傷を見た炭治郎は、縁壱が自分たちを導いてくれているのだと思うのだった。
第195話【めまぐるしく】
初めて出会ったとき、無惨は縁壱が弱い人間に見ていた。
まさかそんな男に首を斬られ、さらに斬撃が細胞を焼き続けるなど無惨は予想していなかった。
本当の化け物は自分ではなく縁壱だと思う無惨。
体中の傷跡を隠せなくなった姿を見て、無惨が弱ってきていると確信する炭治郎。
夜明けまで40分。
鴉が知らせた瞬間、無惨はまさかの逃亡。
無惨は生きることに固執した生命体。
命の危機となれば、逃げることに一切の抵抗がないのだ。
仲間の亡骸を踏みつけ逃げる無惨に、炭治郎は刀を投げつける。
炭治郎の攻撃に気を取られていた無惨の頸を、伊黒の刀身が貫く。
伊黒の視界が開けるよう、愈史郎の紙を渡そうと試みる炭治郎。
鏑丸の協力や、愈史郎の血鬼術の効果で、伊黒の視覚が開けた。
伊黒の指示のもと、炭治郎たちは無惨を挟み込むよう立ち回る。
その頃、炭治郎たちが戦う場所のそばに禰豆子が近づいているのだった。
第196話【私は】
徐々に人間の姿へと戻り、記憶を思い出し始めている禰豆子。
家族を殺した無惨の姿、その後駆けつけた炭治郎の姿。
さらには、鬼になってから出会った人たちの面影も次々に思い出す禰豆子。
微笑みながら手を差し出す、兄・炭治郎の顔が禰豆子の中に鮮明に浮かび上がる。
ついに禰豆子は完全に人間へと戻ったのだ。
その頃、夜明けまでの1秒を稼ぐために奮闘する炭治郎たち。
夜明けまで35分となり、これ以上危険を冒す必要はないと考える無惨。
無惨は分裂し、脱出を図るが分裂することが出来ない。
その状況に困惑する無惨。
すぐに珠世が使った薬が、人間返り・老化・分裂阻害の3つだと考える無惨。
だがその考えは、はずれと珠世が無惨に向かい言う。
薬は4つ。
3つの薬で弱ったところに、細胞破壊の効果が出始めるのだ。
珠世は無惨に向かい、死が迫っていることを改めて伝えるのだった。
まとめ
無惨と対峙する鬼殺隊の柱たち。
凄まじい攻撃に防御することが精一杯でした。
攻撃に混ぜられた無惨の血により、徐々にみなの体も限界に近づいていました。
さらに伊之助・善逸・カナヲの加勢で、わずかながら戦力が増加。
伊黒や悲鳴嶼、冨岡、実弥は各々の方法で刀身を赫く変化させ無惨を狙う。
だが無惨の圧倒的強さを前に、みな吹き飛ばされてしまいます。
そこに現れたのは、意識を取り戻した炭治郎。
12個ある方を繰り返すことで13個目の型となるのだと炭治郎は気付きました。
日の呼吸で、無惨と対峙する炭治郎は、なんとか12個の型を繋げていく。
一方の無惨の体には何やら異変が。
実は、珠世の使用した老化薬で、復活してからすでに、9000年老いていたのです。
他の柱より、一足先に目覚めた伊黒が炭治郎に加勢し追い込みます。
無惨の体は、縁壱がつけた傷が見られるなど、弱体化は進んでいました。
夜明けが迫り追い詰められた無惨は、なんと戦いから逃亡。
分裂して脱出を図ろうとするも失敗。
それもまた珠世の使用した薬の効果だったのです。
一方、戦いの場へと向かっていた禰豆子は、その道中でついに人間へともどるのでした。
戦いの行方や禰豆子はこれからどうなっていくのでしょうか!?
戦いの激しさが増す最終巻直前のコミック22巻。
ぜひ読んでみてくださいね。
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