【鬼滅の刃】コミック23巻のあらすじを紹介します。
この先ネタバレを含みますのでご注意ください。
【鬼滅の刃】23巻のあらすじ※ネタバレ注意
時は大正。
炭を売る少年・炭治郎は、ある日家族を失い、妹の禰豆子は鬼に変貌する。
妹を人間に戻し、家族を殺した鬼を討つため、炭治郎と禰豆子は旅立つ!!
鬼殺隊となった炭治郎は任務中、鬼舞辻と敵対している鬼・珠世と出会い、禰豆子を人に戻す手がかりを得る。
太陽を克服した禰豆子を狙い、鬼舞辻が産屋敷邸を襲撃。
多大な犠牲を払いながらも上弦の鬼を殲滅した鬼殺隊は、ついに鬼舞辻と邂逅する・・・!!
珠世の薬で衰えていく鬼舞辻に止めを刺すことは出来るのか!?
すべてを懸けた死闘の行方は!?
引用元:吾峠呼世晴/集英社・鬼滅の刃コミック23巻
【鬼滅の刃】コミック23巻のみどころ
- ついに決着!無惨との死闘の行方は!?
- まさかの結末、炭治郎が鬼に変貌。
- 訪れた平和な日常、炭治郎と禰豆子、竈門家へ戻る。
- 子孫たちの物語。
第197話【執念】
「お前を殺すためにお前より強くなる必要はない」無惨の意識の中で珠世が言う。
珠世の薬の効果か、無惨の動きがピタリと止まる。
炭治郎たちが無惨に斬りかかった瞬間、無惨の体から衝撃波が。
倒れた炭治郎たちは、衝撃波により体の痙攣が止まらない。
逃げようとする無惨の前に、伊之助が立ちはだかる。
仲間の死を悲しみ、そして悔しがる伊之助は、無惨に対し死んで償うよう叫ぶ。
だが無惨の攻撃を受けてしまった伊之助。
間一髪、善逸が伊之助を救出。
痙攣を止めるため、炭治郎は自分の体に日輪刀を突き立てる。
薬の効力で、体が思うように動かない無惨。
やられても何度も立ち上がり、諦めずに無惨の頸を狙う鬼殺隊士たち。
無惨は、そんな人間に対し苛立ちを感じるのだった。
第198話【気付けば】
伊之助の切細裂き、善逸の神速・霹靂一閃が無惨を襲う。
だがすでに満身創痍の伊之助と善逸。
無惨の攻撃が伊之助に迫ったその時、炭治郎が駆け付ける。
日の呼吸で無惨に迫る炭治郎。
無惨も連続で攻撃を出すことが出来ない状態。
炭治郎・伊之助・善逸は交互に攻撃を出し続ける。
それぞれを補い合うように、助けるように攻撃を出し合う3人。
炭治郎が最後の力で、無惨の体を壁に固定。
攻撃を出し逃れようとする無惨の腕を甘露寺が掴み、引きちぎる。
無惨の顔が割れ、大きな口が炭治郎へと向かう。
炭治郎を庇うように、無惨の前に出た伊黒。
夜明けだ!という叫び声が響き渡る。
長い夜が明け、ついに朝日が昇り始めてきたのだった。
第199話【千年の夜明け】
太陽を見た無惨は、再び衝撃波を放つ。
腕を失くしながらも、日輪刀から手を離さぬよう踏ん張る炭治郎。
炭治郎の後ろから、冨岡も共に支える。
太陽光を浴びて、体が燃え始める無惨。
無惨は、なんとかして太陽から逃れる術を考える。
体を肉の鎧で守ろうと、無惨の体が膨れ上がる。
ドン、という衝撃と共に冨岡は弾き飛ばされ、炭治郎は肉の中に吸収されてしまう。
巨大な赤子のようになった無惨は、日陰へ入ろうと移動を始める。
輝利哉の指示のもと、無惨が日陰に入らぬよう足止めをする隊士たち。
その場にいる全員が一丸となり、無惨の行く手を阻む。
逃げ場を失った無惨は、土の中へ潜り始める。
阻止しようと攻撃を出すが、鬼殺隊もみな限界が近かった。
駄目だ、と感じたその時、突然無惨が吐血し、激しい叫び声を上げる。
そして太陽光を直に浴びた無惨の体は、ついに崩れ始めるのだった。
第200話【勝利の代償】
ついに無惨が塵となり消えていく。
歓喜の叫び声があたり一帯に響き渡る。
喜びもほどほどに、怪我人の救護にみな慌ただしく動き回る。
悲鳴嶼は、自分には手当ては不要という。
ふと悲鳴嶼の意識の中に、昔の教え子たちが現れる。
あの日の出来事を謝る教え子たち。
教え子たちと和解した悲鳴嶼は、そのまま息を引き取り、子ども達と旅立つ。
一方、甘露寺が目を開くと、鏑丸と伊黒の姿が。
伊黒は甘露寺を抱きかかえ、戦いの勝利を知らせる。
甘露寺と伊黒は、互いの気持ちを伝え、生まれ変わったら一緒になることを約束するのだった。
実弥は、母と共に地獄に行こうとするも父親に阻まれ目を覚ます。
伊之助や善逸は重症だが、一命は取り留める。
一方、炭治郎の姿を探す冨岡。
だが、冨岡は炭治郎の脈がないことを聞かされる。
炭治郎の死を知り、冨岡は炭治郎や禰豆子に涙を流し謝るのだった。
第201話【鬼の王】
無惨は、自分を打ち負かした“受け継がれた想い”を目の当たりにし、感動で震えた。
だが、無惨の想いも不滅。
肉体の中にいた炭治郎に、自分の想いを託すことにした無惨。
無惨は炭治郎の体に、己の力と血を全て注ぎ込んだ。
竈門炭治郎を、最強の鬼の王にするために。
炭治郎が、目を覚ます。
ちぎれたはずの炭治郎の腕が、再生し隠の1人に襲いかかる。
間一髪、冨岡が隠を助ける。
なんと炭治郎は、鬼へと変貌してしまっていたのだ。
陽光を浴びて苦しがる炭治郎。
冨岡が、動ける者は武器をもって集まるよう叫ぶ。
炭治郎の鬼化を知り、絶望と驚愕の表情を見せる善逸や伊之助。
冨岡が炭治郎を固定していると、突然炭治郎の陽光灼けが止まる。
冨岡に襲いかかる炭治郎を、伊之助が止めに入る。
炭治郎を止めるため、頸に日輪刀を伸ばす伊之助。
だが、仲間である炭治郎は斬れないと伊之助は涙を流し躊躇うのだった。
第202話【帰ろう】
伊之助に襲いかかろうとした炭治郎を止めたのは、人間に戻った禰豆子。
負けないで、一緒に家に帰ろう、と禰豆子が炭治郎に語り掛ける。
だが禰豆子の声は届かず、激しい叫び声を上げる炭治郎。
伊之助や善逸も、炭治郎を止めようと動く。
炭治郎の攻撃により、伊之助・善逸・冨岡は吹き飛ばされてしまう。
炭治郎に何とかしがみ付く禰豆子。
衝撃波のような攻撃を出そうとする炭治郎を、禰豆子が手を伸ばし止める。
禰豆子を食べずにいる姿をみて、炭治郎自身も抗っているのだと感じる冨岡。
一方、愈史郎も何とかしたいとは思うものの、陽光のせいで動くことが出来ずにいた。
そんな中、カナヲがフラフラと炭治郎たちの方へ近づいていく。
カナヲの手には、しのぶから渡された藤の花から作った薬が。
彼岸朱眼を使い、炭治郎の攻撃を掻いくぐるカナヲ。
攻撃を受けながらも、カナヲは炭治郎の体に、薬を打つことに成功するのだった。
第203話【数多の呼び水】
うちに帰ろうと泣く禰豆子の姿が、炭治郎の目に映る。
肉塊に固定され身動きが取れない炭治郎は、家に帰るため手を伸ばす。
だが、「帰ってどうする」と無惨が炭治郎に語り掛ける。
亡き仲間たちが、炭治郎の背中を押す。
人間の世界に、仲間のもとに帰りたいと願う炭治郎を無惨が阻む。
無惨の言葉に飲み込まれそうになる炭治郎。
しかし多くの仲間の手が背中を押し、そして炭治郎の手を引っ張った。
炭治郎が目を覚ます。
仲間が炭治郎を囲み、そばには「お兄ちゃん」と泣きながら呼ぶ禰豆子の姿が。
みんなの怪我を心配する炭治郎。
そんな姿に、炭治郎が戻ってきたと皆喜んだ。
泣きながら顔を寄せ合う炭治郎と禰豆子。
愈史郎は、亡き珠世にすべてが終わったことを泣きながら報告するのだった。
第204話【鬼のいない世界】
三か月後、蝶屋敷。
療養する炭治郎のそばには、禰豆子・伊之助・善逸が。
鬼になった際、禰豆子や仲間を傷つけたことをいまだに悔やむ炭治郎。
そんな炭治郎を励ますように、禰豆子が声を掛ける。
一方、産屋敷邸では、最後の柱合会議が開かれていた。
会議に出席した冨岡と実弥に、輝利哉が鬼殺隊解散を伝えるのだった。
その頃、炭治郎たちのもとに宇髄と3人の妻たちがお見舞いに訪れる。
続いて、千寿郎と慎寿郎も訪れた。
病室には、さらに刀鍛冶の里の面々や、隠たちも訪れ賑やかな空間に。
お見舞いが落ち着き、庭にいたカナヲに声を掛ける炭治郎。
禰豆子は、風柱・実弥と対面。
明るく笑う禰豆子に玄弥を重ねた実弥は、禰豆子を優しくなでる。
そして、炭治郎・禰豆子、伊之助・善逸は、炭治郎たちの家へ帰ることに。
炭治郎たちがお墓に手を合わせると、家族が出迎えてくれたような気がするのだった。
第205話【幾星霜を煌く命】
寝ている少年・竈門炭彦に、兄・カナタが声を掛ける。
起こされても起きない弟に、呆れた様子のカナタ。
別の家では、我妻善照が感動しながら曾おじいちゃんの自伝を読んでいた。
すると本に夢中になっている善照の背中に、姉・燈子が蹴りを入れる。
一方、やっと起きた炭彦は、特段焦る様子もなく登校の準備をし、家を出る。
並外れた運動神経で、窓から飛び降り、壁を越えていく炭彦。
目の前に現れたパトカーも、難なく飛び越える。
走る炭彦に、同級生の桃寿郎が声を掛ける。
パトカーに追われるも、全く気付かない2人。
炭彦と桃寿郎が学校につくと、門が閉められようとしていた。
しかし2人は、軽く門を飛び越え登校してしまう。
すぐさま炭彦宅に電話が入り、母に今朝の出来事が伝えられる。
竈門家の壁には、炭治郎の耳飾りや鬼殺隊で撮った集合写真などが飾られているのだった。
まとめ
珠世の薬の効力で、衰える無惨。
やっと、勝利の兆しが見えてきましたね。
炭治郎・善逸・伊之助が連撃で戦うシーンでは、いけ!と思わず声がでそうでした。
長い夜が明け、無惨が陽光のしたへ!
鬼殺隊全員で力を合わせ無惨を追い詰めましたね。
そしてついに、まちにまった瞬間が 訪れます。
陽光で灼け塵となり、ついに無惨を倒すことができたのでした。
長い戦いがついに終幕。
鬼殺隊の面々は歓喜の声をあげました。
しかし、戦いは終わりませんでした。
なんと炭治郎が鬼へと変貌してしまったのです。
炭治郎を止めようとした伊之助の、「できねえ」というシーンは涙が止まりませんでした。
禰豆子をはじめ、仲間に止められて、炭治郎自身も抗います。
亡き仲間たちにも背中を押され、カナヲの手助けもあり、炭治郎は無事人間に戻ることが出来たのでした。
本当によかったですね!!
戦いが終わったあとの平和な日常には、心が和みました。
炭治郎たちの家で、みんなの暮らしているのがとても楽しそうで。
戦いが終わったんだな、としみじみと感じてしまいます。
そして物語の最後には、何と炭治郎たちの子孫が!
色々な登場人物の子孫や、生まれ変わりが登場してテンションが上がってしまいました。
誰が出てくるのか、実際に読んで探してみてくださいね!
鬼滅の刃、最終巻の23巻。
涙が止まらない、クライマックスです。
ぜひ、みなさん読んで見てくださいね。
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