鬼滅の刃では、鬼との激しい戦いの末に命を落としてしまう隊士も少なくありません。
最終選別を突破することもかなり難しく、中には鬼殺隊に入隊する前に亡くなってしまう人も。
歴代最強と言われた柱であっても、上弦の鬼を相手に亡くなった人もいました。
死亡したキャラのほとんどが魅力的な人物であり、死んでほしくなかったとキャラばかりです。
そこで今回の記事では、死んでほしくなかった鬼殺隊のキャラをランキング形式で紹介していこうと思います。
今回は最終決戦までのネタバレを含ますのでご注意くださいね。
また、あくまで個人的なランキングになっていますので、ご了承ください。
死亡キャラ一覧
まずは死亡したキャラを確認してみようと思います。
煉獄杏寿郎 | 猗窩座との戦いで死亡(8巻) |
胡蝶しのぶ | 童磨との戦いで死亡(17巻) |
時透無一郎 | 黒死牟との戦いで死亡(21巻) |
不死川玄弥 | 黒死牟との戦いで死亡(21巻) |
甘露寺蜜璃 | 無惨との戦いで死亡(23巻) |
伊黒小芭内 | 無惨との戦いで死亡(23巻) |
悲鳴嶼行冥 | 無惨との戦いで死亡(23巻) |
錆兎 | 最終選別で死亡(1巻) |
真菰 | 最終選別で死亡(1巻) |
珠世 | 無惨に吸収されて死亡(21巻) |
産屋敷輝哉 | 無惨襲撃時に屋敷を爆破し死亡(16巻) |
胡蝶カナエ | 童磨との戦いで死亡 |
かなり多くのキャラクターが鬼によって殺されていることが分かりますね。
実力者である柱たちは、上弦や無惨との戦いの末に死亡しています。
死んでほしくなかったキャラランキング
ではいよいよ死んでほしくなかったキャラクターをランキング形式で紹介していこうと思います。
さっそく見ていきましょう。
10位 産屋敷輝哉
10位は産屋敷家の97代目当主である産屋敷輝哉です。
無惨が屋敷に来ることを予知した輝哉は、最終決戦に向けて準備を進めていました。
そして無惨がやってきて少し会話をした後、無惨に少しでもダメージを与えるために自分の妻や子供を巻き込んで屋敷を爆破したのです。
輝哉はこの爆破が原因となり死亡しています。
爆破することを柱たちに伝えると反対されるという事を予想しており、爆破の計画は付き合いの長い悲鳴嶼行冥にのみ伝えていました。
最後まで生き残り、呪いを克服して家族や柱たちと平和な生活を送ってほしかったです。
9位 錆兎&真菰
9位は炭治郎や義勇と同じ鱗滝左近次の弟子であり、水の呼吸の使い手であった錆兎と真菰です。
鱗滝のもとで最終選別に向けて修業していた炭治郎のもとに現れた錆兎と真菰は、炭治郎に稽古をつけるようになります。
しかし2人はすでに故人であり、炭治郎よりも前に行われていた最終選別で”手鬼”という鬼によって殺されていたのです。
炭治郎の前に現れた2人は幽霊だった可能性があり、炭治郎に最終選別を突破してほしいという想いから厳しい稽古をしてくれていたのでした。
最終選別は突破できていませんが、2人とも規格外の強さを持つ手鬼を相手に善戦しており、もし生き残っていたら柱に近い実力者になっていたはずです。
錆兎は義勇の同期であり親友でした。もし錆兎が生き残っていてくれたら義勇も後ろ向きな考えになることはなく、2人で柱を目指して切磋琢磨する姿もあったでしょう…。
8位 胡蝶カナエ
8位は元花柱であり、胡蝶しのぶの姉でもある胡蝶カナエです。
鬼滅の刃に登場するキャラの中で最も優しい性格と言っても過言ではなく、人間だけでなく鬼も救いたいという考えを持っていました。
両親を鬼に殺され、しのぶと共に「自分たちのような思いを誰かにさせない」という考えから鬼殺隊に入隊します。
その後は花柱となりますが、上弦の弐である童磨に遭遇し、致命傷を負わされ死亡しました。
その後しのぶはカナエの願いを叶えるため、自分の感情を押し殺すように生きるようになりました。
もしカナエが生きていたら、しのぶも感情を出して自分らしく生きることができていたはずです。
また悲鳴嶼、宇髄、義勇と共に柱になっていた描写があるため、もし生き残っていたら柱の古参として後輩の柱の指導だけでなく、たくさんの一般隊士を支える存在になっていたでしょう。
7位 珠世
7位は鬼でありながらも、鬼殺隊と共に戦ってくれた珠世です。
珠世は病が原因で長く生きられず、子供の成長を見る前に死ぬと分かり、子供の成長を見たいがために鬼になってしまいました。
しかし鬼になった珠世は夫と子供を殺し、そのことで自暴自棄になってしまい関係ない多くの人たちを殺してしまったのです。
その後に無惨の呪いが解けたことをきっかけに、長年無惨を倒すための研究を行っていました。
最後は自らの命を犠牲にして捨て身で無惨に薬を撃ち込み、鬼殺隊を勝利へと導いてくれました。
もし珠世が生き残っていたら、無惨を倒した後に愈史郎と共に静かに幸せに過ごしてほしかったです。
6位 悲鳴嶼行冥
6位は、柱の最古参であり鬼殺隊最強である悲鳴嶼行冥です。
その強さから当主である産屋敷耀哉からも厚い信頼を寄せられています。
同じ柱たちからも信頼されており、気難しい性格をしている義勇や不死川、伊黒たちからも尊敬されています。
上弦の壱である黒死牟でさえ、悲鳴嶼を300年ぶりに見る実力者と評価するほど。
無惨との戦いで命を落としますが、鬼殺隊になる前に共に生活していた子供たちが最期に目の前に表れ、子供たちは悲鳴嶼の心を傷つけたことを謝罪。
悲鳴嶼は最後に子供たちは自分を慕っていてくれていたことを知り、穏やかな表情を浮かべました。
もし生き残っていたら、鬼殺隊の時は多忙で楽しめなかった趣味の尺八をたくさん楽しんでほしいです。
5位 胡蝶しのぶ
5位は、柱でありながらも医者として多くの隊士たちの治療も担当している胡蝶しのぶです。
鬼の首が斬れませんが鬼殺隊として生きることを諦めず、藤の花から鬼を殺す毒を作り出し、柱にまで上り詰めた実力者です。
それだけでなく、全集中の呼吸・常中を取得することに苦戦していた伊之助や善逸の助言も行っており、指導者としても才能があることが分かります。
カナエの遺言で「鬼殺隊を辞めてほしい」と言われましたが、仇を討つためにしのぶは鬼殺隊に残り、カナエをまねるかのように常に笑顔を浮かべるようになりました。
そしてカナエの仇である童磨と戦い、毒を撃ち込むものの童磨には毒は効かず、最後は吸収されてしまったのです。
その後は伊之助とカナヲが協力して童磨を倒すことに成功し、しのぶも満足げに笑みを浮かべました。
しのぶは達成感を感じたように言っていましたが、最後まで生き残って、妹であるカナヲや蝶屋敷の子供たちに囲まれて幸せになってほしかったです。
4位 甘露寺蜜璃&伊黒小芭内
4位は、甘露寺蜜璃と伊黒小芭内です。
2人はお互いに好意を抱いていましたが、想いを伝えることはありませんでした。
伊黒に至っては過去が影響して自分のことを醜い存在だと思っており、甘露寺に想いを伝えるという考えすらなかったようです。
無惨との戦いが終わるとすでに伊黒は重傷で、同じく重傷である甘露寺と2人きりでした。
甘露寺は自分がもう長くないことを悟り、伊黒に自分の想いを伝えたのです。
すると伊黒も自分に素直になり、甘露寺のことを好きだったと告白しました。
そして最後に2人は、生まれ変わったら夫婦になるという約束をして息を引き取ったのです。
最後に結ばれたのは嬉しかったのですが、生き残って今世でも幸せになってほしかったですよね…!
3位 煉獄杏寿郎
3位は、炭治郎たちに大きな影響を残した煉獄杏寿郎です。
煉獄は無限列車で炭治郎たちと共闘し、下弦の壱である魘夢を倒すことに成功。
しかし続けざまに上弦の参・猗窩座が現れ、煉獄は炭治郎たちや無限列車の乗客を守るために応戦します。
互角の戦いを見せますが、徐々に猗窩座が煉獄を追い詰め、ついに煉獄は致命傷を負ってしまいます。
それでも最後まで戦うことを止めず、猗窩座は炭治郎や乗客を誰一人として殺すことはできずにそのまま退却していきました。
炭治郎や乗客たちを守り抜いた煉獄は、最後に炭治郎たちに想いを託し、死亡しました。
生き残って炭治郎や伊之助、善逸を継子にして、後方として鬼殺隊を支える存在になってほしかったなと思います。
2位 時透無一郎
2位は、最年少の柱である時透無一郎です。
始まりの呼吸の子孫であり、その実力は折り紙付きで刀を握ってたった2か月で柱にまで上り詰めた天才剣士です。
利己的で表情が乏しい少年でしたが、刀鍛冶の里での戦いを得て記憶を取り戻してからは表情が豊かに変わっていきました。
無限城にて黒死牟と対峙し戦いを挑みますが左手首を切り落とされ、石柱にはりつけにされてしまいます。
その後駆けつけた玄弥や実弥、悲鳴嶼によって何とか危機を脱するものの、出血量から自分の失血死は確実と判断し、黒死牟に捨て身で挑みます。
黒死牟を倒すことには成功しましたが、無一郎は最後に体を両断され死亡してしまいます。
死後の世界で兄の有一郎と再会し、仲間たちのために命を懸けたことは後悔していないとはっきり告げており、兄弟は泣きながら抱き合いました。
柱としては立派な最期でしたが、年齢を考えるとやはりもっと長生きして楽しいことを経験してほしかったと思わずにはいられません…。
無一郎は14歳であり記憶を取り戻したのもつい最近のことでした。無一郎自身は「幸せは長さではない」と言っていますが、やっぱりもっとたくさん生きてほしかったと思ってしまいますよね…。
1位 不死川玄弥
1位は、炭治郎たちの同期でもある不死川玄弥です。
鬼を食べることで一時的に鬼の体質になれるという特異体質の持ち主です。
兄である実弥を追って鬼殺隊に入り、過去に実弥を傷つけてしまったことを謝りたいと思っており、そのために柱を目指していました。
無限城で黒死牟と遭遇し、攻撃を仕掛けようとするも返り討ちに合ってしまい、胴体が真っ二つに。
絶体絶命でしたが、実弥の助けが入り、その後加勢に来た悲鳴嶼のおかげで一命を取り留めます。
実弥や悲鳴嶼、無一郎が黒死牟と戦う姿を見て、自分もみんなを助けるために黒死牟の肉を吸収し、血鬼術を発動させて黒死牟の動きを制限することに成功。
しかし追い詰められた黒死牟から反撃を食らってしまい、玄弥は縦に体を真っ二つにされてしまいます。
鬼化していたものの、玄弥の体は耐えることができずに再生することはありませんでした。
何とか黒死牟を打ち取り、玄弥は最後に生き残った実弥に自分の想いを伝えます。
鬼のように体が崩れていく玄弥を引き留めようと実弥は叫びますが、玄弥の肉体の崩壊は止まらず、最後に実弥に感謝を伝えて消滅しました。
玄弥も実弥もお互いが大切な存在であると分かったので、生き残って2人で死んでしまった家族の分も長生きしてほしかったです。
まとめ
死んでほしくなかったキャラをランキングで紹介しました。まとめると…
10位 | 産屋敷耀哉 |
9位 | 錆兎&真菰 |
8位 | 胡蝶カナエ |
7位 | 珠世 |
6位 | 悲鳴嶼行冥 |
5位 | 胡蝶しのぶ |
4位 | 甘露寺蜜璃&伊黒小芭内 |
3位 | 煉獄杏寿郎 |
2位 | 時透無一郎 |
1位 | 不死川玄弥 |
全員死んでほしくなかったですが、1位は不死川玄弥となりました。
不死川兄弟はお互いが大切であるが故にすれ違いが起きていて、やっとお互いの想いを知ることができたのに玄弥が死亡してしまいました。
玄弥も生き残って、鬼殺隊に入る前のような仲良し兄弟に戻って過ごしてほしかったです…。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
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