鬼殺隊を支える存在として、最前線で人々を鬼から守るために戦っている柱たち。
柱たちのほとんどが十二鬼月との戦いを経験しており、今では下弦の鬼が相手であれば圧倒するほどの力を持ちます。
特に無惨や上弦の鬼たちとの戦いでは、激しい戦いを繰り広げています。
しかし、無惨や上弦の鬼たちとの戦いで命を落としてしまう柱もいました。
今回の記事では、柱が死亡した順番と、死亡までの経緯について詳しく解説していきます。
- 死亡した柱は誰?
- 柱の死亡した順番は?
- 柱が死亡した理由や経緯は?
このようなことが気になった人は、ぜひこの記事を読んでみてくださいね。
死亡した柱
現在柱は9人いますが、そのうちの6人が無惨や上弦の鬼たちとの戦いで死亡しています。
死亡した柱は、この6人です。
名前 | 死亡した理由 |
胡蝶しのぶ | 上弦の弐・童磨との戦いで死亡 |
煉獄杏寿郎 | 上弦の参・猗窩座との戦いで死亡 |
時透無一郎 | 上弦の壱・黒死牟との戦いで死亡 |
甘露寺蜜璃 | 無惨との戦いで死亡 |
伊黒小芭内 | 無惨との戦いで死亡 |
悲鳴嶼行冥 | 無惨との戦いで死亡 |
柱の全員が無惨や上弦の鬼たちとの戦いの中で死亡しています。
無惨だけでなく、上弦の鬼たちもかなりの強さであったことが分かりますね。
柱が死亡した順番
次に柱が死亡した順番と、経緯について詳しく解説していきます。
柱たちはどんな戦いを繰り広げ、命を落としてしまったのでしょうか?
1.炎柱・煉獄杏寿郎
1番初めに死亡したのは、炎柱の煉獄杏寿郎です。
無限列車での任務で炭治郎たちと共闘し、下弦の壱・魘夢を倒すことに成功します。
しかし、その後無惨からの命令で現れた上弦の参・猗窩座との戦いで致命傷を負い、その後死亡しました。
猗窩座との戦い
魘夢を倒した後、当然現れた猗窩座からの攻撃から炭治郎を守り、戦闘が始まります。
はじめは猗窩座と対等に渡り合うものの、徐々に体力が削られてしまい劣勢になっていきます。
猗窩座にダメージを与えても、鬼である猗窩座はすぐに回復することができますが、煉獄はダメージが蓄積されていく一方。
煉獄は炎の呼吸の奥義で猗窩座の首を狙いましたが、猗窩座の右腕がみぞおちに貫通するという致命傷を負ってしまいます。
致命傷を負いながらも、煉獄は日の出まで猗窩座を逃がさまいと奮闘しましたが、猗窩座は自身の腕を切断し、逃走してしまいました。
炭治郎たちに思いを託す
煉獄は自分はもう助からないと分かっており、炭治郎を呼び、自分の想いを話し始めます。
父や弟に向けた遺言と、鬼殺隊として戦う炭治郎たちへの激励の言葉でした。
死期が近くなると、煉獄が幼いときに病死した母が目の前に現れてほほ笑むと、煉獄は少年のような笑顔を見せて亡くなりました。
炭治郎たちは何もできなかった自分たちの弱さを嘆きますが、煉獄からもらった言葉を糧にさらに修業に打ち込み、強くなろうと努力しました。
2.蟲柱・胡蝶しのぶ
2番目に死亡したのは、蟲柱の胡蝶しのぶです。
無限城での戦いで上弦の弐・童磨と戦うことになります。
スピードを生かして何度も毒を撃ち込みますが、毒は分解されてしまい、最後は全身の骨を砕かれ童磨に吸収されてしまいました。
童磨との戦い
無限城内で、しのぶは姉・カナエの仇である上弦の弐・童磨と対峙します。
毒の調合を何度も変えてしのぶは童磨に毒を撃ち込みますが、童磨はすぐに薬を分解してしまいます。
しのぶは肺が切り裂かれた状態でも立ち上がり、最後の望みをかけて鬼の急所である頸に毒を撃ち込みましたが、童磨には瞬時に毒を分解します。
力及ばなかったしのぶを称賛し、童磨はしのぶの全身の骨を砕き殺します。
その後、しのぶは妹であり継子でもあるカナヲの目の前で童磨に吸収されてしまいました。
自分が死ぬことを前提に戦っていた
しのぶは童磨に吸収されてしまいましたが、実は吸収されるがしのぶの狙いでした。
鬼の首を斬れないしのぶは、童磨と戦っても勝てないという事を理解していました。
そこでしのぶは、藤の花の毒を摂取し続け、自分自身が毒となり、童磨に大量の毒を食らわすという戦い方を選んだのです。
しのぶの狙い通り、しのぶを吸収してしばらく経つと童磨には毒が回り弱体化し、その隙にカナヲと伊之助が協力し、童磨の首を斬ることに成功しました。
3.霞柱・時透無一郎
3番目に死亡したのは、霞柱の時透無一郎です。
無限城での戦いで上弦の壱・黒死牟と戦うことになります。
戦いの中で圧倒的な力の差を見せつけられますが、それでも無一郎は最後まで諦めず、仲間たちを勝利に導くため最後まで戦い続けました。
黒死牟に致命傷を負わされるが、最後まで戦う
無一郎は1人で黒死牟に挑みましたが攻撃をかわされ、血鬼術と呼吸を合わせた攻撃を食らい左手首を切り落とされます。
その後、玄弥・実弥・悲鳴嶼が駆けつけ、4人がかりで黒死牟に挑みます。
すでに重傷だった無一郎は、自身がこのままでは失血死するという事が分かっていたため、捨て身で黒死牟の間合いに入り、黒死牟の動きを止めます。
しかし黒死某からの反撃を避けきれず、胴を切断されてしまいます。
そんな状況でも無一郎は勝利を諦めず、最後の力を振り絞り赫刀を発現させることに成功し、実弥と悲鳴嶼の猛攻に耐えられなくなった黒死牟は消滅しました。
死後の世界で有一郎と再会
戦いには勝利した無一郎が目を覚ますと、そこには双子の兄・有一郎の姿がありました。
有一郎は怒りながら無一郎に戻るように叫びますが、無一郎は自分のしたことに後悔はないと有一郎に伝えます。
無一郎の言葉を聞き、それでも生きてほしかったと有一郎は言葉を零し、2人は涙を流しながら抱き合いました。
4.岩柱・悲鳴嶼行冥
4番目に死亡したのは、岩柱の悲鳴嶼行冥です。
無惨との戦いで後輩たちを庇った際に左足を失ってしまいます。
重傷を負いつつも、日光から逃れようとする無惨を鎖で拘束して足止めし、無惨消滅に大きく貢献しました。
重傷を負うが、無惨を鎖で拘束する
圧倒的な力を持つ無惨との戦いの中で、悲鳴嶼は自身の日輪刀をぶつけ合わせて赫刀を発現させ、無惨にダメージを与えていきます。
さらに透き通る世界で無惨の体内に複数の脳と心臓があることに気づき、破壊を試みましたが、無惨は周囲を一掃するほどの力を持った攻撃を放ちました。
悲鳴嶼は攻撃から後輩たちを庇った影響で、左足を失い戦線を離脱します。
しかしその後再び戦場に戻り、日の出から逃亡しようとする無惨を日輪刀の鎖を使って拘束します。
無惨は何とか逃げだそうとしましたが、全員からの猛攻を受けて逃げることができず、日の光を浴びて消滅しました。
一緒に暮らしていた子供たちが現れる
無惨を倒した後に悲鳴嶼に意識はあったものの、自分の命は長くないことを悟り、隠からの治療を断りました。
瞳を閉じた悲鳴嶼の前に現れたのは、悲鳴嶼がかつて寺で一緒に暮らしていた子供たちでした。
鬼が寺に侵入してきた日、子供たちは悲鳴嶼のいう事を聞かずに外に出ましたが、それは目の見えない悲鳴嶼のことを守ろうとして取った行動でした。
子供たちは悲鳴嶼を傷つけたことを謝罪し、悲鳴嶼も子供たちを守ってあげられなかったことを謝り、優しい笑顔を浮かべて息を引き取りました。
5.恋柱・甘露寺蜜璃
5番目に死亡したのは、恋柱の甘露寺蜜璃です。
鬼殺隊一丸となって無惨との戦いに挑みますが、甘露寺は無惨の攻撃をかわし切れず重傷を負ってしまい、戦線を離脱。
その後は手当を受けて戦いに戻ると、炭治郎を殺そうとする無惨に対し、激しい怒りをぶつけ、力だけで無惨の腕を引きちぎり、炭治郎をピンチから救いました。
重傷を負うが、炭治郎のピンチを救う
他の柱たちよりも戦いの経験が少ない甘露寺は、無惨の攻撃を避けきれず、重傷を負います。
すぐさま他の柱たちがカバーに入り、伊黒によって助け出されます。
その後は手当を受け、なんとか戦線に復帰して、日の出から逃れようとする無惨を地上に留めようと奮闘します。
無惨が炭治郎を殺そうと動いた時、甘露寺は怒りを力に変え、無惨の左腕を引きちぎり炭治郎を救いました。
しかし、その後無惨からの反撃に合い、致命傷を負ってしまいます。
伊黒に支えられ、自分の想いを伝える
致命傷を負って目を覚ました甘露寺を抱えていたのは、同じく柱であった伊黒でした。
甘露寺は自分が戦いで役に立たなかったことを謝りますが、伊黒は甘露寺の言葉を否定し、甘露寺の存在に自分が救われていたと告げます。
伊黒の優しさに触れた甘露寺は涙を流し、伊黒に自分の想いを伝えました。
伊黒も涙を流し甘露寺の想いを受け止め、甘露寺は最後に好きな人に抱きしめられながら息を引き取りました。
6.蛇柱・伊黒小芭内
6番目に死亡したのは、蛇柱の伊黒小芭内です。
無惨との戦いの中で、赫刀を発現させることに成功しますが、無惨からの反撃を受けて一時戦線を離脱します。
その後意識を取り戻し1人で無惨と戦っていた炭治郎のピンチを救い、他の仲間たちが戻ってくるまでの間、無惨をその場に留めるために2人で協力して勝利に大きく貢献しました。
炭治郎と協力し、無惨を地上に留める
無惨からの攻撃で一時戦線を離れますが、1人で無惨と戦っていた炭治郎のもとにすぐさま駆けつけ、炭治郎のピンチを救います。
無惨の攻撃によって両目が切り裂かれてしまいましたが、相棒の鏑丸の助けや愈史郎の札で失った視力をカバーして戦います。
炭治郎のことを嫌っていましたが、炭治郎に声をかけ協力して無惨を追い詰めていきます。
伊黒にはすでにかなりのダメージが蓄積されていましたが、最後まで技を出して攻撃を続け、無惨が消滅するまで攻撃の手を緩めることはありませんでした。
想い人である甘露寺と最後の時間を過ごす
無惨消滅後、伊黒は自分と同じ重症の甘露寺の抱きしめ、自身の羽織を甘露寺にかけます。
そして、意識が戻った甘露寺から自分のことが好きだったと告げられました。
伊黒は甘露寺の告白に涙し、来世では絶対に甘露寺のことを幸せにすると誓いました。
自分の想いは甘露寺には伝えないと決めていた伊黒でしたが、最後に想いを伝え、息を引き取りました。
まとめ
柱が死亡した順番と、その経緯について詳しく解説しました。
炎、蟲、霞、岩、恋、蛇の6人の柱が死亡してしまいましたが、全員が自分ではない誰かのために戦い続け、穏やかな表情で最後を迎えていました。
アニメではまだ上弦の鬼や無惨との戦いは描かれていないので、どのように映像化されるのが楽しみですね。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
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