【鬼滅の刃】上弦の鬼は最後誰に倒された?倒された経緯を詳しく解説

十二鬼月

同じ十二鬼月でありながら、下弦とは比べ物にならないほどの強さを持つ上弦の鬼たち。

百年余り顔ぶれは変わっておらず、鬼殺隊の柱であっても1人では太刀打ちできないほどの強さを持ちます。

蟲柱の胡蝶しのぶは、上弦の強さは少なくとも柱3人分に匹敵すると推察していました。

そんな異次元の強さを持つ上弦の鬼たちですが、最終的には柱を中心とした鬼殺隊の隊士たちに敗れています。

今回の記事では、上弦の鬼は最後、誰に倒されたのかを詳しく解説していこうと思います。

  • 上弦の鬼は最後誰に倒されたの?
  • 死亡したシーンは何巻に描かれている?

などが気になる人は、是非この記事を読んでみてくださいね!

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上弦の鬼は全員死亡している

©吾峠呼世晴/集英社 コミック12巻

圧倒的な力を持つ上弦の鬼ですが、無限城戦でついに全員が死亡しました。

陸と肆は無限城戦の前に倒されていたため、無惨が認めた鬼たちが上弦となっています。

伍も空席でしたが、何故か伍は補充されることはありませんでした。

上弦の鬼は最後誰に倒された?

早速、上弦の鬼は最後誰によって倒されたのかを数字順で解説していきます。

旧上弦の陸・堕姫(だき)・妓夫太郎(ぎゅうたろう)

©吾峠呼世晴/集英社 コミック10巻

兄妹の鬼で、2人の首を同時に斬らないと倒すことが出来ない堕姫と妓夫太郎。

真の上弦の陸の数字を与えられているのは兄の妓夫太郎ですが、堕姫も柱を7人も殺すほどの実力はあります。

倒したのは宇髄、炭治郎、禰豆子、善逸、伊之助

2人を倒したのは、宇髄、炭治郎、禰豆子、善逸、伊之助の5名です。

宇髄は1人で堕姫の首を簡単に斬ってしまいますが、堕姫がピンチになると妓夫太郎が現れて形勢逆転されてしまいます。

一度は全員が妓夫太郎の圧倒的な強さにやられてしまいますが、炭治郎は諦めずに反撃の機会をうかがい、宇髄がそれに合わせて復活します。

最後は炭治郎が妓夫太郎を、善逸が堕姫の首を斬ることに成功しましたが、全員満身創痍になりながらなんとか倒すことが出来ました。

堕姫と妓夫太郎の死亡シーンは何話?

©吾峠呼世晴/集英社 コミック11巻

堕姫と妓夫太郎の死亡シーンは、コミックス11巻の94~97話に描かれています。

首を斬られてもすぐに消滅することはなく、2人は首だけの状態で喧嘩をしていました。

仲直りすることなく消滅してしまいますが、地獄の道を進む前に2人は無事に仲直りをして、妓夫太郎が泣きじゃくる堕姫を抱えて地獄へと向かっていきました。

新上弦の陸・獪岳(かいがく)

©吾峠呼世晴/集英社 コミック17巻

元鬼殺隊の剣士で、善逸の兄弟子でもある獪岳(かいがく)。

鬼となって間もないですが、素質を買われたのか、新しい上弦の陸として無限城戦で登場します。

倒したのは善逸

©吾峠呼世晴/集英社 コミック17巻

獪岳を倒したのは善逸です。

善逸は柱稽古の途中に手紙で獪岳が鬼になったことを知り、獪岳を倒すことを決意。

無限城内で獪岳と出会い戦うことになりますが、血鬼術で強化された獪岳の雷の呼吸に苦戦します。

しかし善逸は自らが生み出した雷の呼吸、漆ノ型・火雷神(ほのいかづちのかみ)で獪岳の首を斬ることに成功しました。

獪岳の死亡シーンは何話?

獪岳の死亡シーンは、コミックス17巻の146話に描かれています。

プライドが高い獪岳は首を斬られたにも関わらず、意識を失い落下していく善逸も死ぬことで自分は負けていないと安堵します。

しかし善逸は愈史郎によって助け出され、獪岳は1人寂しく消えていきました。

上弦の伍・玉壺(ぎょっこ)

©吾峠呼世晴/集英社 コミック13巻

登場した鬼の中でも、最も人とかけ離れた姿をしている鬼である玉壺。

自分のことを至高の芸術家と言っているものの、生き物を傷つけて作品を作り上げるという異常性を持ちます。

倒したのは霞柱・時透無一郎

©吾峠呼世晴/集英社 コミック14巻

玉壺を倒したのは、霞柱の時透無一郎です。

始めは無一郎に毒を浴びせ、呼吸が使えないようにするために水の中に閉じ込めるなど優勢でした。

しかし無一郎が記憶を取り戻すとともに痣を出現させ、形勢は逆転されてしまいます。

最後に真の姿になり猛攻撃を仕掛けますが、あっさりと無一郎に首を斬られてしまいました。

玉壺の死亡シーンは何話?

玉壺の死亡シーンは、コミックス14巻の121話に描かれています。

首を斬られても最後まで自分のしたことが正しく、いかに自分が価値のある生物かを叫びます。

そんな玉壺の言葉に嫌気がさした無一郎が、首だけになった玉壺を切り刻み、玉壺は消滅しました。

旧上弦の肆・半天狗(はんてんぐ)

©吾峠呼世晴/集英社 コミック12巻

誰が相手であっても怯えた様子を見せる半天狗。

その弱弱しい姿からは上弦の鬼とは思えませんが、弱点であるはずの首を斬られると分裂して若いころの自分の分身を生み出すという厄介や血鬼術を持った鬼です。

倒したのは甘露寺、炭治郎、禰豆子、玄弥

半天狗を倒したのは甘露寺、炭治郎、禰豆子、玄弥の4名です。

炭治郎、禰豆子、玄弥の3人で半天狗と戦い苦戦していますが、そこに恋柱・甘露寺蜜璃が現れて一時優勢になります。

しかし首を斬っても死なない半天狗に甘露寺も一度はやられて意識を失ってしまい、炭治郎たちは甘露寺を庇いながらなんとか攻撃に耐えます。

甘露寺が意識を取り戻し、痣を発現させてなんとか半天狗の攻撃を1人で食い止め、炭治郎たちは半天狗の本体を仕留めることに成功し、倒すことが出来ました。

半天狗の死亡シーンは何話?

©吾峠呼世晴/集英社 コミック15巻

半天狗の死亡シーンは、コミックス15巻の126話に描かれています。

夜明けが近づき逃げようとする半天狗ですが、炭治郎に追い詰められ、最後は走馬灯を見ながら消滅していきました。

この走馬灯は半天狗の人間だった頃のもので、彼は昔から自分を被害者と思い込み、救いようがない人物であったことが分かります。

新上弦の肆・鳴女(なきめ)

©吾峠呼世晴/集英社 コミック16巻

無限城を作り出すという便利な血鬼術を持っており、上弦になる前から無惨の側近であった鳴女。

血鬼術に攻撃性はないものの、使い魔を生み出して太陽を克服した禰豆子や産屋敷邸を探し出したりと探知能力が優れており、他の鬼たちにはない役割を果たしています。

倒したのは無惨

鳴女を倒したのは、味方であるはずの無惨です。

鳴女は無限城で鬼殺隊の隊士たちの行動を把握し、無惨が回復するまでの時間稼ぎを行っていました。

しかし甘露寺と伊黒と交戦することになり、接近されないように攻撃を仕掛けます。

甘露寺と伊黒が上手く隙を作り出し、鳴女が愈史郎の接近を許してしまい脳を乗っ取られたことで、無限城の制御が出来なくなってしまいました。

無惨もはじめは鳴女を取り戻そうとしましたが、無理だと判断して頭部を破裂させられて死亡してしまいました。

鳴女はその便利な血鬼術で無惨からお気に入りとされていました。さらに鳴女は最後の上弦の鬼でもありましたが、無惨にとって自分が生き残ることが1番であり、そのためにはたとえ上弦の鬼であっても容赦しないということが分かりますね…

鳴女の死亡シーンは何話?

©吾峠呼世晴/集英社 コミック21巻

鳴女の死亡シーンは、コミックス21巻の183話に描かれています。

愈史郎に脳を乗っ取られてしまい無限城の操作が出来なくなった鳴女を取り戻そうと、無惨は愈史郎を支配しはじめます。

しかし冨岡と伊黒が無惨への攻撃をはじめ、2人の攻撃に耐えながら愈史郎を支配することが出来ないと悟り、愈史郎に鳴女を乗っ取られる前に彼女を殺しました。

上弦の参・猗窩座(あかざ)

©吾峠呼世晴/集英社 コミック8巻

上弦の鬼として初めて登場し、圧倒的な強さを見せつけた猗窩座。

自身の身体能力を強化するというシンプルな血鬼術を使い、強者との戦いを何よりも好む鬼です。

倒したのは冨岡、炭治郎

猗窩座を倒したのは冨岡、炭治郎の2名ですが、自ら死を選んだ鬼でもあります。

2対1であるにも関わらず猗窩座が優勢の状態でしたが、炭治郎が戦いの中で透き通る世界を会得したことで、形勢が逆転。

すぐに炭治郎の様子が変わったことに気付き、炭治郎から仕留めようとしますが攻撃はかわされ、首を斬られてしまいます。

首を斬られましたが強さへの執念から首の弱点を克服することに成功し、首がない状態で戦闘を続けます。

しかし戦いの中で自分の人間だった頃のことを思い出し、嫌っていた弱者が自分自身だったと気づいて再生を止め、消えていきました。

猗窩座の死亡シーンは何話?

©吾峠呼世晴/集英社 コミック18巻

猗窩座の死亡シーンは、コミックス18巻の156話に描かれています。

戦いの中で人間だった頃の記憶を取り戻した猗窩座は、自分自身を攻撃して自死しようとします。

しかし猗窩座の体は再生を止めず、さらには無惨自らが猗窩座の意識に現れ、戦うように呼びかけたのです。

無惨の言葉に再び戦う意思が戻りそうでしたが、猗窩座の前に最愛の恋雪が現れると、人間だった頃の姿に戻り、体は再生を止めて消えていきました。

上弦の弐・童磨(どうま)

©吾峠呼世晴/集英社 コミック16巻

表向きは宗教の教祖として人間と共に生活をしている童磨。

優しく穏やかな人物に見えますが、実は感情を無くしており、自身の高い知性を活かしてそれを気付かれないように振舞っています。

倒したのはしのぶ、伊之助、カナヲ

童磨を倒したのはしのぶ、伊之助、カナヲの3名です。

しのぶは姉の仇でもある童磨と1対1で戦いますが、しのぶの毒は童磨に分解され、全身の骨を砕かれて殺された後に童磨に吸収されてしまいました。

師範であり姉でもあるしのぶの死を目の前で見たカナヲは、怒りに耐えて冷静に童磨の攻撃を回避します。

しかし童磨の速度についていけず日輪刀を奪われ絶対絶命になりますが、そこに伊之助が天井から乱入し、戦いに加わります。

2対1となった状態でも童磨が優勢でしたが、突如童磨の体が崩れ出したのです。

実はあらかじめ童磨には勝てないと考えていたしのぶは、自らの体に大量に藤の花の毒を摂取し続けて、自身を童磨に食わせることで大量の毒を盛る計画を立てていたのです。

毒によって弱体化した童磨は大技で伊之助とカナヲを仕留めようとしますが、2人の攻撃を避けきることができず、首を斬られて肉体は崩壊しました。

童磨の死亡シーンは何話?

©吾峠呼世晴/集英社 コミック19巻

童磨の死亡シーンは、コミックス19巻の163話に描かれています。

猗窩座が首の弱点を克服していたので、自分も克服できるのでは?と考えた童磨でしたが肉体の崩壊が止まることはありませんでした。

死の間際に自身が吸収して殺したはずのしのぶと出会い、そこでしのぶの想いを聞きます。

すると生まれて初めて心臓が脈打つ感覚を覚え、初めての感情に笑みを浮かべながらしのぶに一緒に地獄へ行かないかと口説きます。

しかししのぶは笑顔でその誘いを断り、わずかに残っていた肉体を伊之助に踏みつぶされて消滅し、1人で地獄へ堕ちました。

上弦の壱・黒死牟(こくしぼう)

©吾峠呼世晴/集英社 コミック19巻

元鬼殺隊の隊士であり、400年以上も上弦の壱を務めていた黒死牟。

同じ上弦であっても黒死牟は別格で、玉壺を1人で倒した無一郎でさえも攻撃を回避することが出来ないほどの強さを持ちます。

倒したのは悲鳴嶼、実弥、無一郎、玄弥

黒死牟を倒したのは悲鳴嶼、実弥、無一郎、玄弥の4名です。

痣を発現させた状態の無一郎の左腕を一瞬のうちに切り落とし、さらに隙を見て攻撃しようと隠れていた玄弥の奇襲を簡単に交わし、同を両断するという圧倒的な強さを見せつけます。

玄弥にとどめを刺そうとした時、兄である実弥が駆け付け阻止しますが、実弥も黒死牟の攻撃に圧倒されてしまいます。

そこへ悲鳴嶼が駆け付け、実弥と共に黒死牟を倒そうとしますが、あと一歩及びません。

すでに重傷であった無一郎と玄弥が駆け付け、何とか黒死牟の動きを止めることに成功しますが、黒死牟は全身から刃を突き出し反撃。

無一郎と玄弥は致命傷を負いますが、黒死牟の攻撃を躱した悲鳴嶼と実弥が首を斬ったのです。

黒死牟の死亡シーンは何話?

©吾峠呼世晴/集英社 コミック20巻

黒死牟の死亡シーンは、コミックス20巻の178話に描かれています。

猗窩座と同じく、首の弱点を克服した黒死牟は悲鳴嶼と実弥の攻撃を食らっても何度も再生を繰り返しました。

太陽の光以外では自分は死なず、これで誰にも負けることはないと思った黒死牟でしたが、実弥の刀に映った変わり果てた自分の姿を見て動揺したのです。

強い侍ではなく醜い化物となったことを知り、本当に自分がなりたかったのは、弟であり始まりの剣士と言われた縁壱であったことに気付きます。

その後は体を再生しようとするものの、悲鳴嶼と実弥の攻撃に再生が追い付かず、消滅していきました。

まとめ

©吾峠呼世晴/集英社 コミック12巻

上弦の鬼は最後誰に倒されたのかについて解説しました。まとめると…

上弦の鬼討伐者
堕姫(だき)・妓夫太郎(ぎゅうたろう)宇髄、炭治郎、禰豆子、善逸、伊之助
獪岳(かいがく)善逸
玉壺(ぎょっこ)無一郎
半天狗(はんてんぐ)甘露寺、炭治郎、禰豆子、玄弥
鳴女(なきめ)無惨(交戦したのは甘露寺と伊黒)
猗窩座(あかざ)冨岡、炭治郎
童磨(どうま)しのぶ、伊之助、カナヲ
黒死牟(こくしぼう)悲鳴嶼、実弥、無一郎、玄弥

こうして見てみると、やはり柱が上弦の鬼の討伐に大きく関係しているのが分かりますね。

無惨が下弦の鬼を解体したときも驚きましたが、無限城を作るという重大な役割を担っていた鳴女が無惨によって殺されたのは衝撃でした…

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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