僕たち家族の静かな暮らしを邪魔するな。
みなさん【鬼滅の刃】日々感じてますか?
ド派手に心を燃やしてますか?家族の絆(きずな)の糸を紡(つむ)いでいますか?
さて、今回の記事は、「家族」という「絆(きずな)」というものに、自分本位な強い憧(あこが)れを抱(いだ)き、蜘蛛(くも)の糸で「家族の絆」を結ぶ蜘蛛の鬼、十二鬼月(じゅうにきづき)・下弦の伍(かげんのご)[累(るい)]の「過去・生い立ち」についてのお話(記事)です。
- (本来なら、群れないはずの鬼なのに)累は、どうして「家族」を作ろうとした?
- 累は、蜘蛛の鬼になる前はどんな人物だった?
- 累の過去・生い立ちがわかるのは何巻で観れる?アニメでは?
など、『累の過去・生い立ち』に注目したいと思います。
題して、
【鬼滅の刃】
累(るい)の過去・生い立ち。
「家族の絆を蜘蛛の糸で結ぶ」
として、「累の過去・生い立ち」についてご紹介します。
画面に[全集中!]でお付き合いください。
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【鬼滅の刃】那田蜘蛛山の蜘蛛鬼・累とは?
「僕たちは家族5人で幸せに暮らすんだ。
僕たちの絆は誰にも切れない。」
十二鬼月・下弦の伍・累
CV:内山昂輝(うちやま‐こうき)
- 那田蜘蛛山にて炭治郎(たんじろう)たちの前に現れる鬼
- 子供のような容姿(ようし)に白い着物、蜘蛛の足ような白い髪型
- 血鬼術(けっきじゅつ)は「糸」を使用
人間時の名前 | 累(るい) |
身長・体重 | 135㎝・30㎏ |
趣味 | あやとり |
- 身長・体重から年齢を考察すると、累くんは、小学4年生(9~10歳)くらいだと思われます。
- 炭治郎や禰豆子(ねずこ)の弟の竹雄(たけお)と、妹の花子(はなこ)の間くらいかな?
ちなみに、累くんのフルネーム、〖キメツ学園〗では、「綾木 累(あやき‐るい)」という名前で登場しています。
【鬼滅の刃】累[過去・生い立ち]鬼を適当に寄せ集めた、累の家族
- 父蜘蛛(CV:稲田徹)
- 母蜘蛛(CV:小清水亜美)
- 兄蜘蛛(CV:森久保祥太郎)
- 姉蜘蛛(CV:白石涼子)
- 姉蜘蛛の姉(CV:伊藤かな恵)
累は、いつも一番末っ子の「家族」を演じていた。
偽(いつわ)りの家族を作っても、
虚(むな)しさが止まない。
結局俺が一番強いから誰も
俺を守れない、庇(かば)えない。
強くなればなる程(ほど)、
人間の頃の記憶も消えていく。
【鬼滅の刃】第43話[地獄へ]
【鬼滅の刃】累[過去・生い立ち]本物の家族の絆
本物の家族の絆に触れたら記憶が戻ると思った。自分の欲しいものが、わかると思った。
【鬼滅の刃】第42話[後ろ]
【鬼滅の刃】累[過去・生い立ち]家族ごっこ
- 『家族』は鬼狩りから身を護るために仲間となった寄せ集めのメンバーで、血縁関係はない。
- 累の血を含(ふく)んだ杯(さかずき)を飲み交わすことで体の構造が作り替わり、累に似た容姿になる。
姉蜘蛛
「能力は全部、累のもの。
私たちは弱い鬼だったから、
累の能力を分けてもらった。
累は”あの方”のお気に入りだったから、
そういうことも許されていた。」
「ここに来たらまず一番に
顔を変えなければならない。
累に似せるために顔を捨てる。」
「顔が元に戻ったりするのを
累は、一番嫌う。
そして、
“守る”だとかそういうくだらない言葉を
アイツ(累)は好むのだ」
【鬼滅の刃】第41話[胡蝶しのぶ]
累は、鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)のお気に入り。
累は、鬼舞辻無惨のお気に入りだったから、炭治郎たちに討伐(とうばつ)されたことにより、彼(か)の有名な「パワハラ会議」が開催されたのかな。無惨様の八つ当たり会議。
【鬼滅の刃】累[過去・生い立ち]無惨様が現れるまでは
- 累が鬼になる前、人間時代の累は生まれつき身体が弱い子供だった。
- 外を歩くだけでも、数歩進めばその場に倒れてしまうほどの虚弱体質(きょじゃくたいしつ)。
- 同年代の子供とも遊ぶなどの交流は、累本人が望もうとしても出来ず、殆(ほとん)ど寝たきりで、父と母、家族と暮らしていた。
ある夜、鬼の始祖(しそ)、鬼舞辻無惨が現れ、累の運命は大きく狂(くる)ってしまった。
両親は喜ばなかった。
強い体を手に入れた俺が、
日の光に当たれず、
人を喰わねばならないから。
【鬼滅の刃】第45話[地獄へ]
- 累は、「鬼」になった。
- 満足に動ける強靭(きょうじん)の身体や病に脅(おびや)かされずにいられる事へ累は歓喜(かんき)したが、両親は喜ばなかった。
- それでも「家族」として、暫(しばら)くは「人間」として暮らす累だった。
鬼となったばかりの鬼は、飢餓状態(きがじょうたい)で、近くにいた両親を喰い殺してもおかしくない状況だったのにも関わらず、累は鬼化しても理性を保(たも)っていたようです。
だが、「人間」の生活は唐突(とうとつ)に終わりを告げる。
【鬼滅の刃】累[過去・生い立ち]親の愛、そして絆
昔、素晴らしい話を聞いた。
川で溺(おぼ)れた我が子を助けるために死んだ親がいたそうだ。
俺は感動した。
何という親の愛、そして絆。
川で死んだその親は、
見事に“親の役目”を果たしたのだ。
【鬼滅の刃】第45話[地獄へ]
- 累の両親は、「人喰い鬼」になってしまった累を殺そうとした。
母は泣くばかりで、殺されそうな俺を庇(かば)ってくれない。
【鬼滅の刃】第45話[地獄へ]
・激昂(げきこう)した累は、両親を手にかけた…。
[*激昂(げきこう)…感情が高ぶること。興奮して激しく怒ること。]
【鬼滅の刃】累[過去・生い立ち]本物の絆を、俺自身の手で
(母が)何か言ってる。
まだ生きているのか…。
「丈夫な体に生んであげられなくて…
ごめんね……。」
【鬼滅の刃】第45話[地獄へ]
『本物の絆を、俺はあの夜、
俺自身の手で切ってしまった。』
【鬼滅の刃】第45話[地獄へ]
全ては、お前を受け入れなかった親が悪いのだ。己の強さを誇(ほこ)れ。
『無惨様が俺を、
励(はげ)ましてくださった。』
『そう思うより他(ほか)、
どうしようもなかった。
自分のしてしまったことに
耐(た)えられなくて。
たとえ
自分が悪いのだとわかっていても。』
【鬼滅の刃】第45話[地獄へ]
【鬼滅の刃】累[過去・生い立ち]地獄へ
毎日毎日、
父と母が恋しくてたまらなかった。
俺は何がしたかった?
どうやっても手に入らない絆を求めて、必死で手を伸ばしてみようが、届きもしないのに。
【鬼滅の刃】第45話[地獄へ]
小さな体から、抱えきれない程の大きな悲しみの匂いがする…。
『温かい…、
陽(ひ)の光のような、優しい手。
思い出した、はっきりと。
僕は、謝りたかった。』
『ごめんなさい。』
『全部僕が悪かったんだ。
どうか許してほしい。
でも…山ほど人を殺した僕は…地獄に行くよね……。
父さんと母さんと…同じ所へは…行けないよね…。』
【鬼滅の刃】第45話[地獄へ]
累の父と母は、ずっとずっと、累くんの傍(そば)にいたんですね。待っていてくれた。
「全部僕が悪かったんだ、ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい……」と、累は両親に謝りながら、父と母の腕の中で「家族」と共に、業火(ごうか)に包まれ、「地獄へ」と消えていった。
[*業火(ごうか)…仏教で、悪業(あくごう)が身を滅ぼすのを火にたとえていう語。また、罪人を焼き苦しめる地獄の火。]
【鬼滅の刃】累の過去・生い立ちがわかるのは何巻で観れる?アニメでは?
[水柱(みずばしら)]冨岡義勇(とみおかぎゆう)さんが表紙の5巻の43話[地獄へ]で観られます。
アニメでは、
- 第21話[隊律違反]で観られます。
まとめ
今回は、【鬼滅の刃】累(るい)の過去・生い立ち。「家族の絆を蜘蛛の糸で結ぶ」として、「累の過去・生い立ち」についてご紹介しました。
累が欲しかった本物の絆。
「一緒にいくよ地獄でも」の累の両親の言葉も泣けますが、累の「ごめんなさい」に込められた意味がさらに泣けます。
「殺してしまったこと」への『ごめんなさい』。
両親は地獄ではなく、極楽へ行ける人たちだったのに…『ごめんなさい』。
累は「普通の小さい子供だった。小さい子どもだったから。大人ではない」。
子供の立場として考えると、本当に泣けます。
最後に、累の名前の意味を。
累の意味は「縁が繋がること」
今回はここまでです。
最後まで[全集中!]でお読みいただきありがとうございました!
それではまた、累くんが「本物の家族の絆」が、すぐそばにあることに気づく時まで。
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