鬼を滅殺し、鬼の始祖である鬼舞辻無惨の討伐を目指す物語を描く「鬼滅の刃」。
殺伐としたシーンの合間、思わず笑みが浮かんでしまう面白シーンが盛り込まれており、読者の心を鷲掴みにします。
今回は、「鬼滅の刃」で一番笑ったシーン、面白シーンをご紹介していきたいと思います。
「鬼滅の刃」で一番笑ったシーン
鬼殺隊士とは思えない言動をする善逸
鼓鬼・響凱の屋敷で炭治郎とはぐれた善逸と兄・清をさらわれた正一。
鬼殺隊の隊士らしからぬ、鬼に背を向け、逃げ惑う善逸のヘタレとビビりっぷりは天下一品です(笑)
恐怖心を紛らわせようと必死の高速回転の喋りには苦笑と共に、割とまともな思考も働いているという妙な矛盾すら感じますね!
禰豆子を初見し、炭治郎に恨み節を言う善逸
伊之助の暴挙から必死に炭治郎の大事そうにしていた箱を守った善逸。
鬼が入っていることは耳の良さで感じていましたが、禰豆子が箱から這い出てくるとあまりの可愛さに逆ギレ(笑)
妹だと説明しようとする炭治郎の言葉にも聞く耳を持たず、善逸の恨み節は夜明けまで続いたそうです。
カサカサからの蜘蛛鬼に遭遇する善逸
カサカサ音から蜘蛛がいることは感じていた善逸でしたが、まさかの人面蜘蛛に遭遇で感情がふり切ってしまいます(笑)
ここでも恐怖心を払拭する見事な饒舌ぶりを見せ、夢であれと願う善逸でしたが、願いは叶わず、さらに恐ろしい状況へ続いていきました。
真顔で音柱・宇髄天元に神の種類を問う炭治郎
遊郭へと先導する音柱・宇髄天元が”俺は神!お前らは塵”などと完全なパワハラ発言を説くと、炭治郎がまさかの神の種類を真顔で問いました。
それに対し、”派手を司る神、祭りの神”とこれまた決め顔で答えた天元に対し、伊之助が自分は山の王だと主張すると天元が何言ってるんだと気持ち悪がります。
同類には嫌悪感があるのかと善逸は妙に納得するのでした。
禰豆子の第一声を聞いて殺気立つ善逸
太陽を克服した禰豆子が善逸に向け放った第一声がまさかの”おかえりいのすけ”だったことに、直前の大喜びぶりも相まって本気で殺気立っている様子です(笑)
善逸より二日前に蝶屋敷へ来ていた伊之助が禰豆子に自分の名前を猛特訓したことも笑えますが…。
炭治郎に依怙贔屓をする無一郎
無一郎邸にて柱稽古に励む炭治郎に対し、開始早々に訓練終了を告げた無一郎でしたが、同等の許可を他の隊士が求めると真顔で冷酷に戒めました(笑)
刀鍛冶の里で交流を深めた炭治郎と無一郎。
炭治郎にはにこやかに接する無一郎の他の隊士との落差が笑えますね。
炭治郎からの好物の暴露からの不死川実弥の暴挙
柱同志の手合わせを殺し合いと勘違いした炭治郎は止めに入る際、まさかの”おはぎの取り合い”での殺し合いと思い込み、実弥の好物を暴露(笑)
その後、炭治郎は実弥から痛烈な一撃を見舞われ、失神するのでした…。
火事かと間違われる義勇の止血のための焚火
上弦の参・猗窩座を討伐後、意識を失った炭治郎と義勇でしたが、炭治郎が焦げ臭い匂いで、火事かと思い、目を覚ますと、義勇がまさかの焚火(笑)
炭治郎と義勇の二人は、お蕎麦の早食い競争をしたり、実弥と仲良くなるために怒らせた一件の”おはぎ”をしのばせようなど、作中、とんでもない天然ぶりを見せています。
しかし、ここでは、自分たちの止血の応急処置の為にやっているので義勇本人は大真面目です。
お見舞いに来たひょっとこ集団
鬼舞辻無惨の討伐に成功し、鬼のいない世界になった後、蝶屋敷で静養している炭治郎の元に刀鍛冶の里の面々と鬼殺隊の隠の面々が集う様子です(笑)
感謝の気持ちの表れなのですが、何だか平和で笑えるシーンですね。
実弥に嫉妬心メラメラの善逸
禰豆子の屈託のない笑顔に亡くなった弟・玄弥を見た実弥は笑顔を見せながら、禰豆子の頭をなでました。
その様子を陰から恐ろしい形相で盗み見ていた者が…(笑)
言わずもがなですね!
まとめ
今回は、「鬼滅の刃」で一番笑ったシーン、面白シーンをご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
他にも沢山の面白いシーンはあるかと思いますが、今回は筆者の独断と偏見で選出させていただきました(笑)
我妻善逸の登場回数が多いのは、彼の存在やそのヘタレっぷりが、この辛く悲しい物語の優しい笑いのエッセンスになっているのではないかと考えます。
皆さんのお気に入りの”一番笑ったシーン”が見つかったら幸いです。
また、ここにはなかった、皆さんの一番笑ったシーンがあれば、コメントなど残していただけたら嬉しいです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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