
なんかこうグワ――ッて、ガ――ッて、おなかとかググ――ッて!

心臓とかが、ばくんばくんして、
耳もキーンてして、メキメキメキィって!!
みなさん【鬼滅の刃】日々感じてますか?
ド派手に心を燃やして「なんかこうグワーッと心臓とかをばくんばくん」してますか?(笑)
さて、今回の記事は、「【鬼滅の刃】に登場する❝痣(あざ)❞についてアレコレ考察してみた」お話(記事)です。
- 痣が出た者は鬼殺隊(きさつたい)や柱(はしら)だけでなく、鬼にもあった?
- 【鬼滅の刃】の痣(あざ)にはモデルが実在した?
- 痣のデメリットを克服する可能性はある?(推しが死ぬなんて嫌だ!)
など、「【鬼滅の刃】に登場する❝痣(あざ)❞について」考察していきたいと思います。
題して、
【鬼滅の刃】
痣(あざ)について考察。
痣が出た者は鬼殺隊や柱だけでなく、
鬼にもあった?
として「【鬼滅の刃】に登場する❝痣(あざ)❞について」考察したものをご紹介します。
画面に[全集中!]でお付き合いください。

【鬼滅の刃】痣(あざ)について考察。
【鬼滅の刃】痣(あざ)とは?

- 【鬼滅の刃】の「痣」とは、特定の条件を満たすと、体に浮かび上がる紋様(もんよう)のことを指します。
- 痣を発現した剣士は、移動速度や攻撃速度など戦闘能力を大幅に向上させることが可能になり、[柱]3人分に匹敵する力を持つ「上弦の鬼(じょうげんのおに)」と戦えるまでに強くなります。
- 強くなれますが、体に大きな負荷がかかり、上弦の壱(じょうげんのいち)・黒死牟(こくしぼう)曰(いわ)く、痣の発現が”命の前借り”にあたるため、25歳を迎える前に死んでしまうとのこと。
【鬼滅の刃】痣(あざ)の発現させるには?
- 心拍数200以上
- 体温39度以上
2つの条件を満たすと「痣」が発現する。
また、産屋敷家(うぶやしきけ)には、『痣の者が一人現れると、共鳴するように周りの者たちにも痣が現れる』という記述も残されています。
【鬼滅の刃】❝痣(あざ)❞を持つキャラ一覧をまとめた記事はこちらです。

【鬼滅の刃】痣(あざ)出た者は鬼殺隊や柱だけでなく、鬼にもあった?

痣…!?初めから在ったか?
あれは…、
鬼のような文様と似ている。
単行本【鬼滅の刃】第124話[いい加減にしろ バカタレ]より

え?鬼のような文様???
そういえば、上弦の陸(じょうげんのろく)・堕姫(だき)との戦いの中で、
禰豆子(ねずこ)にも痣のような、葉っぱのような模様が体に現れたよね?

あ!そういえば、堕姫ちゃんにも
頬(ほほ)にお花のような模様あった。
下弦の伍(かげんのご)・累(るい)くんにも、まるいの(ホクロ?)あった。
(パワハラ会議で有名な)
下弦の鬼たちにも、それぞれ模様があったね。
何でかなぁ?「痣」は、
鬼になるための模様なのかな?

【鬼滅の刃】「痣(あざ)の発現方法」と「全集中の呼吸」の条件は似てる?
炭治郎(たんじろう)と[恋柱(こいばしら)]甘露寺蜜璃(かんろじみつり)の「痣の発現方法について」のセリフ「なんかこうグワーッと心臓とかをばくんばくん」を聞いて、「全集中の呼吸」に似てるなと思いました。

全集中の呼吸、長くやろうとすると死にそうになるよ。苦しすぎる、肺痛い、耳痛い。耳がドクンドクンしてる鼓膜(こまく)…。
あっ!(゚д゚)!
びっくりした―――!!!
今一瞬、耳から心臓が出たかと思った―――!!!
【鬼滅の刃】第50話[機能回復訓練・後半]

“全集中の呼吸”はね、
体中の血の巡りと心臓の鼓動(こどう)を速くするの。
そしたら体温が上がって人間のまま鬼のように強くなれるの。
【鬼滅の刃】第5話[炭治郎日記・後半]
痣の発現条件 | 共通点 | 全集中の呼吸 |
心拍数 200以上 | 心拍数を あげる | 心臓の鼓動を 速くする |
体温 39度以上 | 体温を あげる | 血の巡りを 速くする |
柱3人分に匹敵する 力を持つ上弦の鬼と 戦えるまでに 強くなる | 強くなれる | 人間のまま 鬼のように 強くなる |

炭治郎さんは全集中の呼吸を四六時中やっておられますか?
【鬼滅の刃】第49話[機能回復訓練・前半]


全集中・常中(ぜんしゅうちゅう・じょうちゅう)を会得するには、相当な努力が必要ですが、初歩的な技術です。
できて当然ですけど。(ニコニコ)

全集中・常中は
[柱]への第一歩だ!
“全集中の呼吸”を極めれば、痣ができやすい体になり、鬼のように強くなれる。

全集中の呼吸を編み出したのは、始まりの呼吸・日の呼吸(ひのこきゅう)の剣士、継国縁壱(つぎくによりいち)ですね。縁壱は生まれつき”痣”を持っています。

道を極めた者が辿(たど)り着く場所は、いつも同じだ。
時代が変わろうとも、
そこに至(いた)るまでの道のりが違おうとも、必ず同じ場所に行きつく。
【鬼滅の刃】第99話[誰かの夢]

それって、人間も鬼も「同じ場所に辿り着く」ってことなのかな?
縁壱さん深すぎる。
【鬼滅の刃】痣(あざ)にモデルが実在した?
十二鬼月(じゅうにきづき)のモデルは「感染症(かんせんしょう)ではないか?」と巷(ちまた)ではささやかれてるようです。
その「感染症」の中の1つ、
【鬼滅の刃】の「痣」のモデルになったと言われているのが「黒死病(こくしびょう)」です。

黒死牟(こくしぼう)と呼び方が似てる。ほぼ、コクシボウ(びょう)。

この「黒死病」と【鬼滅の刃】の「痣」には、実は、共通点が4つも存在しています。

- 別名[ペスト]
- 14世紀(1301年~1400年)に流行。(1346年~1353年にかけて流行)
- 皮膚が黒くなって死んでいくことから「黒死病」と呼ばれた。
「感染病」と「痣」の共通点

⑴体温と心拍数
- 「黒死病」は感染すると、症状の一部に39度~40度の高熱、心拍数の増加が確認されています。

【鬼滅の刃】の「痣」の発現条件の体温と心拍数が増加する様子にとても似ていますね。
黒死病 | ・39度~40度の高熱 ・心拍数の増加 |
痣 | ・体温39度以上 ・心拍数200以上 |
⑵感染
- 「黒死病」は1人が発症すると、あっという間に周りの人間に感染します。
- この爆発的な感染力により14世紀には1億人もの人間が死亡したそうです。

1人が発症し、周りに感染していく様子は、炭治郎に発現した「痣」が、時透無一郎(ときとうむいちろう)や甘露寺蜜璃(かんろじみつり)に広がっていく様子に似ています。
黒死病 | 1人が発症すると周りに伝染する |
痣 | 1人が発現すると周りに広がる |
⑶死亡時期
- 「黒死病」が最も流行したと言われている、14世紀ヨーロッパの平均寿命は「24歳~25歳」くらいだったとされており、【鬼滅の刃】の「痣」が発現した人間が死亡する年齢と一致します。

痣の者は例外なく…、
二十五の歳を迎える前に死ぬのだ。
【鬼滅の刃】第170話[不動の柱]
黒死病 | 平均寿命「24歳~25歳」 |
痣 | 発現した人間は基本的に25歳で死亡 |
⑷痣
- 「黒死病」は、体の至(いた)る所に、黒い内出血のような「痣」が出て、全身に広がります。
- 【鬼滅の刃】では、「痣」が発現した人間は、体のどこかに「痣」のような模様が浮き出てきます。
黒死病 | 黒い内出血のような「痣」が体に広がる |
痣 | 体に「痣」のような模様が浮き出る |
以上の4つから「痣」のモデルは「黒死病」ではないかと言われています。

「黒死病」と「痣」の共通点を考察してて思ったことがあります。
「感染症」なら、ワクチンを打てば、症状は軽くなったり予防できますよね。
それじゃあ、感染しない、元々体に抗体(免疫)がある人は、死なない(症状が軽い)から、それを【鬼滅の刃】の作品に置き換えると…、
「痣」を生まれ持つ、継国縁壱は、元々「痣」に対する免疫(抗体)があったから、25歳を超えてもなお、生き延びたんじゃないかと。(個人の憶測です)

例外はあったのだろう。
痣を持ち二十五を超えて尚、
生き続けた者がいた。
【鬼滅の刃】第170話[不動の柱]
最初に痣(あざ)を発現した炭治郎は、なぜ最初に発現できた?

炭治郎に「痣」がはっきりと発現したのは、遊郭編(ゆうかくへん)です。
「痣」をはっきりと発現する前は、火傷(やけど)の痕(あと)でした。
ではなぜ、炭治郎は最初に「痣」を発現できたのでしょうか?

それは「日の呼吸(ヒノカミ神楽)を使えたから」だと考えます。
黒死牟が人間だったころの回想場面、
縁壱は誰にでも剣技や呼吸を教える。
しかし誰一人として縁壱と同じようにはできない。
縁壱はそれぞれの者が得意であること、
できることに合わせて、
呼吸法を変えて指導していた。
そうして、日の呼吸の派生の呼吸が次々と出来上がった。
痣者も増え、鬼狩りの戦力は高まっていく。間もなく私に痣が発現した。
縁壱そっくりの痣が。
けれども結局、
私は日の呼吸が使えることはなく、使えたのは、後に月の呼吸と名付けたただの派生。(略)
痣者がばたばたと死に始めた。
痣は寿命の前借りに過ぎず、全盛期はすぐに終わる。
単行本【鬼滅の刃】第178話[手を伸ばしても手を伸ばしても]より
この黒死牟のセリフから、
- 縁壱が呼吸を教えたことにより、「痣」が出やすい体になった。
のではないかと考察しました。また、
- 縁壱が鬼狩りを追放されてからは、呼吸を教えることは炭吉(すみよし)(炭治郎の先祖)以外なかったこと。
- 縁壱は80歳まで生きていましたが、炭吉以外には呼吸を教えることがなかったため、始まりの呼吸の”剣士たち”以降は、痣者が現れることはなかったこと。
- 竈門家には、縁壱直伝の日の呼吸(ヒノカミ神楽)を代々にわたって伝わっていたこと。
これらを考察すると、
炭治郎が最初に「痣」を発現できたのは、「日の呼吸(ヒノカミ神楽)を使えたから」だと考察しました。


縁壱さんもすごいし、剣士ではない炭治郎の先祖、炭吉さんが竈門家に代々伝えてきたのもすごいですね。
何百年も経つのに正確に伝わっている、日の呼吸(ヒノカミ神楽)、圧巻(あっかん)です。
痣(あざ)が発現したってことは、推しが25歳で死んじゃうってこと?

【鬼滅の刃】では、
痣がでると25歳で死んでしまうってことは、冨岡(とみおか)さんや不死川(しなずがわ)さんも、炭治郎も死んじゃうの?(´;ω;`)ウッ…

人間にはな、生涯使える心拍数が決まっておるのじゃよ。(諸説あり)
- ある説によると、人の心臓の寿命は(心拍数)「20~25億回」と言われています。
- 痣者になるには、体温39度以上、心拍数が200を越える必要があります。
- これを計算すると、なんと「21~28歳」で死ぬことになります。

じゃからの、【鬼滅の刃】の「痣」の寿命、「心拍数の限界が原因で痣者は25歳で死んでしまう」というのは、有力な説なのじゃよ。
まぁ、諸説あるがな。

おいィ、その計算だと、人間の寿命は50歳いかないくらいの計算になっちまうぞォ?

そもそも何を根拠に
「20~25億回」という数字(数値)は出てきたの?

じゃから「諸説あり」ますって言ってる(書いてある)じゃろう!

あ゛ぁ゛?

…なんでもないわい。
(通りすがっただけなのに…)

さねみん怖い。
- 「人間の寿命は心拍数20億回」くらいという数字は、1992年に発売されてベストセラーとなった[ゾウの時間 ネズミの時間](中公文庫)という書籍がもとになっていると思われます。
- “いろんな種類の哺乳類を調査したところ、寿命にいたるまでの心拍の数は身体の大きなゾウも小さなネズミもほぼ一定で20億回だった”という内容が書かれています。
哺乳類 | 体重 | 心拍数 | 寿命 |
ゾウ | 5t | 30拍/分 | 80~100年 |
ネズミ | 25g | 600拍/分 | 2~3年 |
- 体が大きい(体重が重い)動物ほど、心拍数は少なく寿命が長い。
- 体が小さい(体重が軽い)動物ほど、心拍数は多く寿命が短い。
つまり、心拍数が少ない方が長生きするということがわかります。

「心拍数が少なければ、長生き」ってことは、【鬼滅の刃】の「痣」が発現しても、もしかしたら、痣の寿命を克服する可能性はあるのかもしれない!
痣(あざ)の寿命を克服する可能性はある?

「痣」の寿命を克服するには、
「鬼」になるしかないよね。

そうだ!「鬼」になれ!
「鬼」になれば、「痣」の寿命なんてものは克服できる!まばたきしている間にできてしまうぞ!

・・・・・。
「鬼になる」以外で「痣」の寿命の克服方法を考えてみましょう。
鬼になる以外の方法で寿命を克服するには、
- 「生まれつき痣者」または、
- 「透き通る世界に入ることができること」
が、「痣」の寿命を克服するカギを握ると考えます。

生まれつき痣者は、継国縁壱と炭治郎のお父さん、炭十郎(たんじゅうろう)さんです。
父・炭十郎さんは痣の寿命よりも長く生きた可能性があります。
炭十郎が亡くなったのは炭治郎が13歳のころ(最近)なので、単純に「25-13=12(歳)」と計算すると、炭十郎が12歳で、炭治郎が生まれたことになってしまうので、25歳以上は生きていたと思われます。

継国縁壱と炭十郎の共通点を見ていきます。
継国縁壱 | 共通点 | 竈門炭十郎 |
日の呼吸 (ヒノカミ神楽) | 呼吸法 | ヒノカミ神楽 (日の呼吸) |
○ | 透き通る世界 | ○ |
物静かな人 落ち着きのある 穏やか | 性格 | 植物のような人 穏やか |

2人は「穏やかな性格」ですね。
「痣」の発現条件の心拍数を200以上を出すのは、むずかしそうですが、これも「透き通る世界」が関係あるのかな?
- 心拍数は通常、健康な成人であれば安静時の脈拍数は1分間に約60~100回。
- 激しく怒ると、頭に血が上り、心拍数、血圧が急激に上がる。
炭十郎さん曰く、
「透き通る世界」は、
- たくさんのことを覚え、吸収したあとは、必要でないものを削ぎ落していく。
- 動きに必要な最小限のことだけを残し続けていくことで、段々と頭の中が透き通っていき、透き通る世界が見え始めてくる。
- やがて体中の血管や筋肉の開く閉じるを、まばたきするように速く簡単にこなせるようになる。
【鬼滅の刃】第151話[鈴鳴りの雪月夜]

「透き通る世界」に入ることができれば、体中の血管や筋肉の開く閉じるができるってことは、心拍数を下げることも(コントロールが)可能になるってことだよね?
「痣」の寿命を克服するには、体温だけ上げて、心拍数を通常時の心拍数の60~100の間でコントロールできれば、寿命は伸びる(克服できる)のではないかと考察しました。
つまり、
「痣」の寿命を克服するには、
「痣」を発現させたら、体温は39度以上のまま、心拍数を通常状態までに落として、無駄な動きを削ぎ落す「透き通る世界」に入ることができれば、寿命は伸びて、「痣」の寿命を克服できる!
のだと思います。
ただし、「透き通る世界」に入るには、力の限り踠(もが)いて、弛(たゆ)まぬ努力が必要。😨

「絶対に諦めるな、考え続けることだ。どんな壁もいつか打ち破る。弛(たゆ)まぬ努力で」って父さんが言っていたのを思い出したよ。
まとめ
今回は、【鬼滅の刃】痣(あざ)について考察。痣が出た者は鬼殺隊や柱だけでなく、鬼にもあった?として「【鬼滅の刃】の❝痣(あざ)❞について」考察したものをご紹介しました。
「痣」を考察すると、
- 痣のモデルは「黒死病」という「伝染病」がモチーフ。
- 「痣」は「全集中の呼吸」を極めた者に現れる、鬼のように強くなれるためのものだった。
- 痣の寿命を克服するには、無駄な動きを削ぎ落す「透き通る世界」がカギを握っており、体温だけを上げて、心拍数を通常状態にコントロールすることで25歳をすぎても生きていられる可能性がある。
【鬼滅の刃】の「痣」について考察していくと、すべては「始まりの剣士・継国縁壱」が関わっていました。
つまり、
道を極めた者の辿り着く場所は
「継国縁壱」

ということになりました。(笑)
今回はここまでです。
最後まで[全集中!]でお読みいただきありがとうございました!
それではまた、「痣(あざ)」が発現し、「痣」の寿命が克服できるその時まで。
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