[*愛刀(あいとう) … 愛用の刀。武士が大事にしていた刀。]
今日は月が綺麗ですね。
みなさん【鬼滅の刃】日々感じてますか?
穴の開(あ)くほど、見ていますか?(笑)
[*穴の開くほど … 何かを(とくに他人の顔を)穴が開くんじゃないかってくらい、じっと見つめるさま。]
さて、今回の記事は、十二鬼月(じゅうにきづき)の最上位(さいじょうい)に立ち続ける、上弦の壱(じょうげんのいち)・黒死牟(こくしぼう)の愛刀に注目したいと思います。
「黒死牟の刀」についてまとめました。
題して、
こくしぼう(黒死牟)の刀は日輪刀?
月の呼吸を自在に操る黒死牟の愛刀に注目!
として【鬼滅の刃】黒死牟の刀についてご紹介します。
画面に[全集中!]でお付き合いください。
こくしぼう(黒死牟)の刀は日輪刀?
気色わりィ刀だなァ、おいィ
[風柱(かぜばしら)]不死川実弥(しなずがわさねみ)に、激しく同意!
黒死牟が初登場したのは、遊郭編の原作98話ですが、黒死牟の初登場は衝撃的でしたね。
黒死牟の顔は、見たものに恐怖を植え付ける三対(さんつい)の目があって、視線をどこに合わせていいのか、よくわからなくなりそうで、混乱確実です。
しかも、黒死牟が持っている刀にも、目がたくさんあって、鍔(つば)にも、持ち手にも、刀身にも!
そこら中、お目々だらけです。(笑)
黒死牟さん!黒死牟さん!
黒死牟さんの刀は、日輪刀ですか?
これは…、日輪刀ではない…。
私の血と骨で出来ている…。
ふへぇ(凄すぎて語彙力皆無)
[*語彙力(ごいりょく) … 「どれだけ多くの言葉を知っているか」および「どれだけの言葉を使いこなせるか」に関するの能力を意味する表現。]
[*皆無(かいむ) … 全く存在しないこと。全然ないこと。また、そのさま。]
日輪刀の原料は、太陽に1番近い山でとれる、
- 猩々緋砂鉄(しょうじょうひさてつ)と、
- 猩々緋鉱石(しょうじょうひこうてつ)の2種類。
この砂鉄と鋼鉄は、日の光を吸収する鉄で出来ているそうです。
私の刀は…、日の光を吸収した猩々緋(しょうじょう)砂鉄や鋼鉄(日輪刀)には弱いが…、いくらでも再生が可能だ…。
たとえ折られたとしても、(鬼の身体のように)何度でも再生できる。
よって私や刀への攻撃は無意味に近い…。
鬼の弱点は、“日の光”。
日の光を吸収した鉄で作られた、日輪刀。
あ!だから、
[岩柱(いわばしら)]悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)と対立したとき、悲鳴嶼さんの日輪刀の鎖(くさり)が斬れなかったんだね!(興奮)
(単行本【鬼滅の刃】19巻169話[地鳴る])
誰が悲鳴嶼行冥の日輪刀を作刀したのか、気になるところですが、それはまた外伝などが出たときのお楽しみにするとして、報告書を書きます。
ん?ってことは、
鬼舞辻無惨(きぶつじむざん)の血ってこと?( ,,`・ω・´)ンンン?
黒死牟(こくしぼう)の刀の名前は?
え?刀に名前なんてあるの?
ある…。この刀の名前は…、
❝嘘哭神去(きょこくかむさり)❞
という名だ…。
きょこくかむさり???
「噓哭神去」を漢字1字の意味を一覧にしました。
※[音]音読み[訓]訓読み[外]その他の読み方
嘘 | [音]キョ・コ[訓][外]むな(しい)・うつ(ろ)・うろ・うつ(ける) 意味:からっぽで何もない。むなしい。うそ。いつわり。 |
哭 | [音]コク[訓]な(く) 意味:大声を上げて泣く。とくに死を哀(かな)しんで泣くこと。 |
神 | [音]シン・ジン [訓]かみ・かん・こう[外]たましい 意味:天地を支配する不思議な力をもつもの。 人間を超越(ちょうえつ)した宗教的な存在。 日本神話のかみ。 [*超越 … 普通の程度を遥かに越(こ)えること。または、ある物が別の高い次元にあることを表す。] |
去 | [音]キョ・コ[訓]さる[外]ゆ(く)・のぞ(く) 意味:ある場所から離れてゆく。時が経過してゆく。さる。いってしまう。 |
“神去(かむさり)”というのは、『古事記(こじき)』にある言葉で、「神が去る」ことを、「神が死んでしまうこと」を意味する語なんだ。
[*古事記 … 現存する日本最古の歴史書。日本神話を伝える神典(しんてん)の1つ。]
【鬼滅の刃】で[神(かみ)]といえば、❝ヒノカミ神楽❞を思い浮かべました。
❝ヒノカミ神楽❞と言えば、
始まりの呼吸、日の呼吸の剣士、継国縁壱(つぎくによりいち)ですね。
継国縁壱は、黒死牟(人間時名:巌勝(みちかつ))の双子の弟です。
はっ!( ゚Д゚)!!
[神]を[継国縁壱]に変えて[嘘哭神去]に当てはめると…、
黒死牟の愛刀(嘘哭神去)は、
“日輪刀のようで日輪刀じゃない、偽物(にせもの)の刀。
その偽物の刀で[神](縁壱)と戦ったが、[神]は死んでしまった。
(縁壱は寿命でこの世を去った。)
『いなくなってほしい』と願ったはずなのに、
心は、からっぽで何もなくて、残ったのは、偽りの刀。
虚(むな)しくて、大声を上げて泣いた。”
何これ?考察なの?
ただのワタシの妄想じゃんか。
相変わらず、むいむいくんは、辛辣(しんらつ)…。
でも、そんなむいむいくんも好き。
[*辛辣 … (舌をひりひりさせるほどからい意から)言うことや他に与える批評などが非常に手厳しいこと。]
※むいむいくんは、[霞柱(かすみばしら)]時透無一郎(ときとうむいちろう)くんのことです。可愛いので勝手にそう呼んでます。
※時透無一郎くんの言う通り、ワタシのただの考察(妄想)です。個人の感想として受け流してください。(?)
黒死牟の刀は特殊な形
黒死牟の刀、凄かったね。
うーん…、何だっけ?
あの刀の形、何て言うんだっけ?
んーあれは、七支刀(しちしとう)じゃないかな?
ヒノカミ神楽を舞うときに使う祭具(さいぐ)に似てる気がするよ。
[*祭具 … 祭祀(さいし)に用いられる道具。または器具をいう。]
[*祭祀 … 神や祖先を祭ること。祭典(さいてん)。祭儀(さいぎ)。まつり。]
「六叉鉾」って文字自体が、なんだか「黒死牟」みたいだね。
- “六”は黒死牟の目の数のことでしょ?
- “叉”は目を描いた絵のように見えるし、
- “鉾”の右側は黒死牟の“牟”と同じだし、
“鉾”の左側の金偏(かねへん)、金属は錆(さび)びると黒く変色して使えない(死)。
みたいな。(笑)
こじつけが酷(ひど)すぎる。
とんでもねぇ奴だ。
黒死牟の刀は三日月のような異形の刃
黒死牟の刀の刃の形は、何て言うんだっけ?
“三日月”っぽいよね!
月の呼吸を自在に操る剣豪(けんごう)ならではかな?
[*剣豪 … 剣術の達人。日本の戦国時代~江戸時代にかけて自身の剣術によって地位を確立した人物などを指す。]
そういえば、“三日月”には、
「三日月(みかづき)」以外にも別の呼び方があって、
- 「初月(ういづき)」、
- 「若月(わかづき)」、
- 「眉月(まゆづき)」など、
“三日月”には、いろんな呼び方があるんだ。
それ俺も聞いたことがあるよ。
俺が聞いたのは、“三日月”のことを「月の剣(つきのけん)」って呼んでた人もいたな。
“三日月”って見た感じ、いかにも切れ味が鋭そうな剣(つるぎ)のように見えるだろ?
そこから“三日月”のことを「月の剣」って呼ぶんだってさ。
<補足>[*月の剣(けん・つるぎ) … 三日月の異名。その形が刀剣に似ているところからいう。また「月牙(げつが)」とも。]
炭治郎くん、善逸くん、
物知りですね。
それでは、他の月の名前(呼び方)のことも知っていますか?
月の名前(呼び方)一覧
よく使われる月の名前を月の満ち欠けの順で見ていきます。
1[新月](しんげつ)
- 陰暦の月の第一日。朔(ついたち)の月。
- 月の裏側に太陽があるので、地球から見える表側は暗黒で、ほとんど見ることができない。
- 月が見えない時期のため、昔は三日月から逆に遡(さかのぼ)って朔の日付を求めた。
新月の呼び名の由来は、英語の「New Moon」からで、
新暦になってから「新月」と呼ぶようになったみたいだね。
2[繊月](せんげつ)
- 2日ごろの月。
- 二日月(ふつかづき)とも呼ぶ。
- 日没後、1時間前後のまだ明るい空に、繊維(せんい)のように細い月が見えることがある。
3[三日月](みかづき)
- 3日ごろの月。異称がたくさんある。
- 新月後、最初に出る(見える)月であったので[朏(みかづき・ひ)]という文字で表されることもある。
「三日月」×「歴史上の人物」×「戦国の武将」と言えば、
独眼竜(どくがんりゅう)と呼ばれた、伊達政宗(だてまさむね)だな!
大きな三日月の前立てをつけた黒兜(くろかぶと)が知られているぞ!
曇りなきの月を先立てて
浮世の闇を照らしてぞ行く
伊達政宗<辞世>
[*辞世(じせい) … この世に別れを告げること。死ぬこと。死に臨(のぞ)んで残す言葉・詩歌(しか)。]
4[上弦の月](じょうげんのつき)
- 7~8日ごろの月。
- 「半月(はんげつ)」、「弓張り月(ゆみはりづき)」とも呼ぶ。
- 新月から満月に向かうちょうど半分の月。
- 形が「弓」に似ているので「上弦の月」と呼ばれている。(「弦」は弓に張る糸のこと。)
- 反対に満月から新月に向かうときの半月は、「下弦の月(かげんのつき)」と呼び区別されている。
【鬼滅の刃】で「上弦」「下弦」と来たら、[十二鬼月(じゅうにきづき)]ですね。
[十二鬼月]も「上弦の鬼」と[下弦の鬼]と区別されていますね。
5[十日夜の月](とおかんやのつき)
- 10日ごろの月。上弦の月よりぷっくりと膨(ふく)らんだ月。
- 旧暦10月10日に[十日夜(とうかんや)]という行事があり、観月(かんげつ)の習慣もあった。
[*観月 … 月を観察すること。仲秋(ちゅうしゅう)の名月を観賞すること。月見。]
6[十三夜月](じゅうさんやづき)
- 13日ごろの月。
- 満月に次いで美しい月とされ、月見の宴などが行われていた。
旧暦9月13日は、豆や葉を供(そな)えて「十三夜」のお月見をすることから、「豆名月(まめめいげつ)」、「栗名月(くりめいげつ)」とも呼ぶこともあるんだぜ。
ちなみに、俺の誕生日は9月3日だからな!忘れないでね!
7[小望月](こもちづき)
- 14日ごろの月。満月の前夜。
- 翌日の満月を待つという意味から「待宵月(まちよいづき)」、満月が近いことから「幾望(きぼう・幾は近いという意味)」ともいわれている。
- 満月を「望月(もちづき)」ということから、前日の月なので「小望月」。
8[満月](まんげつ)
- 15日ごろの月。
- 「望月」、「十五夜(じゅうごや)」とも呼ぶ。
- 満月も新月と同じで英語の「Full Moon」から由来。
9[十六夜](いざよい)
- 16日ごろの月。
- 望月(満月)を既(すで)に過ぎていることから「既望(きぼう)」ともいいます。
- 望月よりも月が出てくるのが遅れるので「ためらう・遠慮がち」という意味のある「いざよい」と名付けられた。
10[立待月](たちまちづき)
- 17日ごろの月。
- 十六夜よりもさらに遅く月が出てくるので、「月が出るのはいまかいまかと立って待つ」ことから「立待月」と呼ぶように。
11[居待月](いまちづき)
- 18日ごろの月。
- 立待月よりもさらに遅く月が出てくるので、「立って待つには長すぎるから、じっくり座って待つ」ことから「居待月」と呼ぶように。
12[寝待月](ねまちづき)
- 19日ごろの月。
- 「臥待月(ふしまちづき)」とも呼ぶ。
- 居待月よりもさらに遅く月が出てくるので、「横になって(寝て・臥(ふ)せて)待つ」ことから「寝待月」と呼ぶように。
13[更待月](ふけまちづき)
- 20日ごろの月。
- 「夜が更けるまで待たないと月が出てこない」という意味から。
14[下弦の月](かげんのつき)
- 23日ごろの月。
- 「半月(はんげつ)」、「弓張り月(ゆみはりづき)」とも呼ぶ。
- 満月から新月に向かうちょうど半分の月。
- 形が「弓」に似ているので「下弦の月」と呼ばれている。(「弦」は弓に張る糸のこと。)
- 反対に新月から満月に向かうときの半月は、「上弦の月(じょうげんのつき)」と呼び区別されている。
ようやく「下弦の月」に到着。
上弦、下弦と揃(そろ)ったので、
ここでお知らせ入れちゃう。
鬼の名前を一覧にまとめた記事です。
よかったら覗いてみてください。
15[有明月](ありあけづき)
- 26日ごろの月。
- 「有明(夜明け)の空にのぼる月」という意味から。
- 三日月のとは反対側に細くなることから「逆三日月」ともいいます。
16[三十日月](みそがつき)
- 30日ごろの月。ほぼ新月なので真っ暗。
- 月がこもる(真っ暗で見えない)ことから「つきがこもる」が「つごもり」に転じ、「晦日(つごもり・みそか)」ともいいます。
- 旧暦のころは、毎月30日が「晦日」でしたが、現在は月の満ち欠けに関係なく、月末を「晦日」、12月31日を「大晦日(おおみそか)」といいます。
うわ!見て見て!
月の呼び方が16個もあるよ!
数字の「16」と言えば、
黒死牟の血鬼術(けっきじゅつ)、
「月の呼吸」だな。
呼吸の型は所どころ抜けていますが、月の呼吸は、拾陸ノ型(じゅうろくのかた)まであるので、登場していないだけで、月の呼吸の型は16個は、あると思います!
また、月の名前(呼び方)は、ここには載せきれなかったものもまだまだ多くあります。
もしかしたら、黒死牟の月の呼吸も16個以上あるかもしれません。
黒死牟(巌勝)は「月」/弟・縁壱は「太陽」
私はただ、縁壱、お前になりたかったのだ。(単行本【鬼滅の刃】20巻176話[侍]より)
黒死牟って、双子の弟・縁壱になりたかったんだよね?
月の満ち欠けを調べてて、この図を見て思ったんだけど、
<補足>[月を地球から見たとき、月の延長線上に太陽があるときは[新月]で、真逆にあるときは[満月]になります。]
月が、太陽に近づけば近づくほど、月は欠けてって、月はそこにあるはずなのに、太陽が眩しくて陰になって見えなくて。
月は兄の黒死牟(巌勝)で、太陽は、双子の弟・継国縁壱で、太陽(縁壱)になりたかった、月(黒死牟)は、太陽(縁壱)に近づこうとしますが、太陽に近づけば近づくほど、月は欠けて見えなくなります。
月と太陽は、まるで、
黒死牟(巌勝)と縁壱の関係(物語)をそのままを表しているようで…、なんか切ない…。
まとめ
今回は、こくしぼう(黒死牟)の刀は日輪刀?月の呼吸を自在に操る黒死牟の愛刀に注目!として黒死牟の刀についてご紹介しました。
黒死牟の刀について調べていったら、月と太陽まで行ってしまいました。(笑)
最後はなんだか切なくなってしまいましたが、もっと黒死牟のことを知りたくなりました。
ならば…、月を見ながら私のことを語ろうか…。
ひぃっ!
(目が6つは、混乱するし、やっぱり怖い…。)
あのぉ…人間に戻れたりします?
それか、目の数を減らすことなんて…?
・・・・・。
・・・・・。
この後どうなったかは、ご想像におまかせします。
今回はここまでです。(笑)
最後まで[全集中‼]でお読みいただきありがとうございました!
それではまた、黒死牟(巌勝)が登場する時まで。