【鬼滅の刃】上弦の鬼の順位はどう決まる?数字の入れ替わりがあったのかを考察してみた。

十二鬼月

柱3人分の強さに匹敵するとされる上弦の鬼たち。

多くの隊士たちが上弦に敗れており、100年以上顔ぶれが変わらなかったことも作中で明らかになりましたね。

そんな規格外の強さを持つ上弦の鬼も、下弦と同じく壱、弐、参、肆、伍、陸の数字で強さを順位付けされています。(最も強いのが壱で、弱いのが陸)

この上弦の鬼たちの数字ですが、どのようにして決められているかご存じですか?

今回の記事では上弦の鬼たちの順位付けの方法について、考察を交えて解説していきます!

上弦の鬼の順位はどう決まる?

©吾峠呼世晴/集英社 アニプレックス・ufotable

基本的に上弦だけでなく、十二鬼月の順位は無惨によって定められています。

以前下弦の陸であった響凱(きょうがい)は、人間を食べることができなくなってしまったという理由から無惨に数字をはく奪されていました。

上弦の鬼は下弦と比べると強さに圧倒的な違いがあるので、無惨による降格はほとんどなかったと思われます。

上弦の順位は入れ替わりの血戦によって変わることも

©吾峠呼世晴/集英社 コミック12巻

基本的には無惨が数字を定めていますが、「入れ替わりの血戦」の結果によって数字が変わることもあります。

入れ替わりの血戦とは、下位の鬼が上位の鬼に戦いを申し込み、勝者が上位の数字を名乗ることができるようになるというものです。(例:陸が伍に申し込み、陸が勝利すると伍と陸の数字が入れ替わる)

戦いに敗北すると勝者に吸収されることも

血戦に負けると、無惨の許可制ではありますが敗者が強者吸収されることがあります。

鬼同士の戦いは再生を繰り返すため死ぬことはないと思っていましたが、負けると吸収されてしまうというとんでもないリスクがありました。

通常鬼は日輪刀で首を斬られるか日光でしか消滅しませんが、無惨は鬼の細胞を意のままに操ることが可能です。

その為、無惨が入れ替わりの血戦で負けた鬼の操り、再生させなくすることで強者に吸収されるようにしているのかもしれません。

吸収が無惨の許可制となっている理由ですが、上弦の鬼ほどの強さを持った鬼が生まれるのは滅多にないことで、血戦が行われるたびに強い鬼がいなくなってしまうのは無惨にとって痛手だからという可能性が高いです。

下弦と上弦が入れ替わる場合も血戦が行われる

©吾峠呼世晴/集英社 コミック7巻

無限列車編で下弦の壱であった魘夢は、自身の発言が無惨に気に入られて大量の血を分けてもらいさらなる強さを手に入れました。

魘夢はさらに強くなり、上弦の鬼に対して入れ替わりの血戦を申し込もうと考えていたので、上弦と下弦が入れ替わる際も入れ替わりの血戦を行うということが考えらえます。

自分より1つ上の数字の鬼に対してしか申し込めない?

入れ替わりの血戦についての説明は、公式ファンブックでは下記のように説明されていました。

下位の鬼が上位の鬼に「入れ替わりの血戦」を申し出、下位の鬼が上位の鬼と戦い勝利した場合は、その位を上位に置換することが可能となっている。

鬼滅の刃公式ファンブック 鬼殺隊見聞録

自分より1つ上の数字(例えば陸が伍に対して)にしか挑めないのかな?と思いますが、下位が上位にとしか書かれていないため、もしかしたら飛び級のような方法もあったかもしれません(陸が肆に対して)。

ですが数字が1つ違うだけで強さに圧倒的な差があるので、1つ上の相手に対してしか申し込んでいなかったのかもしれませんね。

鬼滅の刃の原作では入れ替わりの血戦による描写はない

言葉自体は登場していますが、原作には入れ替わりの血戦の描写はありません。

その為、残念ながら上弦の鬼同士の戦いは見ることができません…。

猗窩座が黒死牟に血戦を申し込んだ過去がある

©吾峠呼世晴/集英社 コミック12巻

ファンブック弐で、過去に猗窩座が黒死牟相手に入れ替わりの血戦を申し込んでいたことが判明しました!

猗窩座は黒死牟に敗北しましたが、黒死牟は強さを求めて果敢に挑んでくる猗窩座を気に入っていたため、吸収することはありませんでした。

黒死牟は壱の数字を守り続けていたことから猗窩座に挑まれた時も壱であることが判明していますが、猗窩座が何の数字であったのかは分かっていません。

挑発的な態度をとる猗窩座に対し、黒死牟は「励むことだ」と言っていたのは決して煽りではなく、猗窩座の成長を楽しみにしていたからの発言だったみたいです。

猗窩座と童磨は入れ替わりの血戦をしていた?

©吾峠呼世晴/集英社 コミック12巻

上弦の鬼が集結した際に、童磨が気になる発言をしていました。

いやぁしかしだよ黒死牟殿 申し込んだところで猗窩座殿は我らに勝てまいが
加えて俺に至っては猗窩座殿よりも後で鬼になり
早く出世したのだから彼も内心穏やかではあるまい!わかってやってくれ

©吾峠呼世晴/集英社 コミック12巻

童磨と猗窩座は戦ったことがあり、童磨が勝っているという意味にも捉えられます。

猗窩座は壱である黒死牟に血戦を挑んだことがあり、血戦が数字が1つ上のものにしか挑めないと仮定すると、猗窩座は数字が弐ということになります。

しかし現在の弐の数字は童磨である為、童磨が血戦を申し込み、童磨に負けて数字が入れ替わったということも考えられますね。

まとめ

©吾峠呼世晴/集英社 コミック12巻

上弦の順位がどのように決まり、作中で数字の入れ替えがあったのか考察してみました。まとめると…

上弦の鬼の順位はどのように決まる?入れ替わりはあったの?

・基本的には順位は無惨が決定する
・下位の鬼が上位の鬼に入れ替わりの血戦を申し込み、勝利すると数字が入れ替わる
・入れ替わりの血戦で負けると勝者に吸収されることもある
・猗窩座が黒死牟に入れ替わりの血戦を申し込んでいたことが明らかになった
・童磨が猗窩座に血戦を申し込んだかは定かではないが、可能性はある

上弦の順位は基本的には無惨が決めているようですが、入れ替わりの血戦という方法で下位の鬼が上位の鬼に下剋上するチャンスもあるということが分かりました。

鬼たちが現在の数字になるまでの経緯などについては謎が多いので、アニメオリジナルやコソコソ噂話で明らかにならないかなぁとひそかに期待しております(笑)

ここまでお読みいただきありがとうございました!

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