【鬼滅の刃】上弦の鬼が鬼となった理由。自ら望んで鬼になったのは誰?

十二鬼月

鬼舞辻無惨によって直属の配下として選別された最強の十二の鬼、十二鬼月。

その十二鬼月の中でもより優れた鬼とされるのが上弦の鬼です。

鬼殺隊の柱であっても上弦に勝つことは困難で、その強さを蟲柱の胡蝶しのぶは柱3人分に匹敵すると表現していました。

そんな鬼の中でも最強の集団とされる上弦の鬼たちですが、何故鬼となったのかご存じでしょうか?

今回の記事では上弦の鬼たちが鬼となった理由について解説していきます!

  • 上弦の鬼たちが鬼になった理由とは?
  • 鬼になりたいと思っていたのか?

上記のことが気になったらこの記事を読んでみてくださいね。

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上弦の鬼とは?

©吾峠呼世晴/集英社 コミック6巻

先ほども少し触れましたが、無惨直属の配下である十二鬼月の中でも上位の実力がある6人のことを指します。

他の鬼と比べると圧倒的な力と再生能力を持ち、その実力は鬼殺隊の柱を凌駕するほど。

上弦の鬼を作るのには無惨の大量の血を必要とするため、ほとんどの場合細胞が破壊されて鬼になる前に死んでしまうため、上弦の鬼を作るのは簡単なことではありません。

上弦の鬼が鬼になった理由

©吾峠呼世晴/集英社 コミック12巻

上弦の鬼たちが鬼となった理由について解説していきます!

上弦の壱・黒死牟(こくしぼう)

©吾峠呼世晴/集英社 コミック19巻

上弦の壱の座を約400年近く守り抜き、無惨からの信頼が最も厚い鬼の黒死牟。

黒死牟は人間の時に鬼殺隊として鬼と戦っていましたが、その理由は弟であり、同じ鬼殺隊の一員である縁壱を超え、剣術を極めたいという理由でした。

痣が発現したことで縁壱の強さに近づくことが出来ましたが、痣は寿命の前借りであり25歳までに死ぬということを知り、もう縁壱を超えることはできないと絶望した黒死牟の前に無惨が現れたのです。

ならば鬼になれば良いではないか
鬼となれば無限の時を生きられる

©吾峠呼世晴/集英社 コミック20巻

黒死牟は剣術を極めたいという強い思いから、無惨の誘いに乗り鬼になると決めました。

上弦の弐・童磨(どうま)

©吾峠呼世晴/集英社 コミック12巻

表向きは万世極楽教の教祖として人間の世界に溶け込んでいる童磨。

美しい容姿であり子供のころから頭が良かったため、両親からは特別な子として神格化され、「神様の声を聞くことが出来る特別な子」として育ちました。

両親が亡くなってからも教祖として生活していましたが、20歳の時に無惨と出会います。

童磨は無惨との出会いに感動し、望んで鬼にしてもらいました。

鬼にしてもらってからは万世極楽教の神を無惨とし、信者たちを自らが食べることで苦しみから解放し、救済するというという考えを持つようになりました。

上弦の参・猗窩座(あかざ)

©吾峠呼世晴/集英社 コミック17巻

上弦の鬼として初めて登場し、圧倒的な強さを見せつけた猗窩座。

貧しい生まれで、病にかかった父の薬を買うためにために盗みを繰り返していましたが、父は自分のせいで猗窩座が周りの人に迷惑をかけてしまうということに心を痛め、耐えられなくなり自殺してしまいます。

父を亡くし絶望した猗窩座は、道場を切り盛りする慶蔵とその娘である恋雪と出会い、2人と共に過ごしているうちに大切な存在となり、2人を命をかけてでも守りたいと思うようになりました。

しかし、昔から嫌がらせをしてきた隣の剣術道場の人間が井戸に毒を入れ、それを飲んだ2人は猗窩座の留守中に亡くなってしまいます。

猗窩座は毒を入れた隣の剣術道場を襲撃し、素手で67人殺しました。

その帰り、猗窩座の行動を鬼のものと聞きつけた無惨と出会い、その強さを気に入られて鬼にされてしまったのです。

上弦の肆・鳴女(なきめ)

©吾峠呼世晴/集英社 コミック16巻

鳴女は上弦になる前から血鬼術が便利であるという理由で無惨の側近を務めています。

人間の頃から琵琶演奏者をしていましたが、無名で貧しい暮らしをしていました。

ある日夫に自分が唯一持っていた演奏用の着物を売られ、逆上して夫を殴り殺します。

着物が無くなった鳴女は、普段着のまま琵琶を演奏することになりますが周りの視線が気になり、震えた手で琵琶を演奏したところその演奏が高く評価されたのです。

それから鳴女は演奏の前に人を殺し、その手で演奏するようになりました。

そしていつも通り殺しを行おうとしたのですが、その時の相手が無惨だったのです。

もちろん無惨に返り討ちにされてしまうのですが、その時に無惨が鳴女を気に入り、鬼にしたのです。

元上弦の肆・半天狗(はんてんぐ)

©吾峠呼世晴/集英社 コミック12巻

半天狗は最後に太陽を克服した禰豆子の情報を無惨へと伝えた鬼です。

人間の時から悪事を働いており、相手の優しさにつけこみ殺人や盗みを繰り返し行っていました。

捕まるたびに悪事は自分のせいではないと言い続け、最期には打ち首になることが決まります。

しかし死刑になる前日に無惨に出会い、打ち首から逃れるために鬼となったのです。

元上弦の伍・玉壺(ぎょっこ)

©吾峠呼世晴/集英社 コミック12巻

玉壺は人の死体などを使って芸術品というおぞましいものを作り出す鬼です。

人間の時から異常な感性の持ち主であり、動物を意味もなく殺したり、違う魚を縫ってくっつけたりしたものを芸術品と言っていたため、生まれ育った村では忌み嫌われていました。

ある日自分をからかいに来た子供を殺して壺に詰めたところ、その子供たちの親が怒り狂い、玉壺を二又銛でめった刺しにされました。

そのまま放置され瀕死の状態であったところにたまたま無惨が通りかかり、鬼にされました。

上弦の陸・獪岳(かいがく)

©吾峠呼世晴/集英社 コミック17巻

黒死牟と同じ元鬼殺隊であり、善逸の兄弟子でもある獪岳。

獪岳は任務先で上弦の壱・黒死牟と出会い、その圧倒的な力を前に命乞いをします。

地面に頭をこすりつけようが
家が無かろうが 泥水をすすろうが
金を盗んだことを罵られようが
生きてさえいれば いつか勝てる勝ってみせる そう信じて進んできたんだ

©吾峠呼世晴/集英社 コミック17巻

黒死牟はそれを受け入れ、獪岳を鬼に勧誘し、血を差し出します。

そして獪岳は血を飲み込み、無惨に認められた結果鬼になりました。

鬼にすることが出来るのは無惨1人だけですが、上弦は鬼へのスカウト行為が無惨から許可されています。人間が上弦の血を摂取し、その人間が鬼になることを無惨が認めると、摂取した血が人間を鬼にするものに変化するようです。

元上弦の陸・妓夫太郎(ぎゅうたろう)・ 堕姫(だき)

©吾峠呼世晴/集英社 コミック10巻

妓夫太郎(ぎゅうたろう)と堕姫(だき)は人間の時から兄妹であり、遊郭で生まれ貧しい環境で育ちました。

妓夫太郎は自分の容姿と強さを生かし取り立ての仕事を始め、堕姫は遊女として働いていましたが、ある日堕姫は客の目玉を簪で突き、失明させてしまった報いとして生きたまま焼かれました。

妓夫太郎も殺されそうになりましたが、致命傷を負いながらも相手を返り討ちにします。

瀕死の堕姫を背負いさ迷っていると、当時上弦の陸であった童磨と出会いました。

お前らに血をやるよ二人共だ ”あの方”に選ばれれば鬼となれる

©吾峠呼世晴/集英社 コミック11巻

妓夫太郎と堕姫は童磨から血を貰い、無惨から許しが出たことから鬼になることが出来ました。

まとめ

上弦の鬼が鬼になった理由について解説しました!まとめると…

上弦の鬼が鬼になった理由とは?

黒死牟:縁壱を超える強さを求めたから
童磨:無惨との出会いに感動して鬼にしてもらった
猗窩座:敵討ちの後、無惨に出会って鬼にされた
鳴女:殺しのターゲットに無惨を選んでしまい、返り討ちにされて鬼にされた
半天狗:打ち首から逃れるため
玉壺:瀕死のところに無惨が通りかかり、たまたま鬼にされた
獪岳:黒死牟に命乞いをした際に鬼に勧誘された
妓夫太郎・ 堕姫:瀕死状態の時に童磨と出会い、血を分けてもらい無惨に鬼にしてもらった

上弦の鬼は自らの意志で鬼になった人が半分以上もいたことに驚きです。

無惨は”強い執着や渇望の無い者は鬼として進化しない”という考えがあり、確かにそういった性格の面々ですね。(童磨は感情が無かったので例外ですが…)

ここまでお読みいただきありがとうございました!

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