上弦の鬼達にはどんな関係性がある?交流がある鬼と仲の悪い鬼※

十二鬼月

十二鬼月の中でも選ばれた鬼であり、鬼殺隊の柱を凌駕する力を持っている上弦の鬼たち。

同じ十二鬼月である下弦の鬼たちとは比べ物にならないほどの実力者です。

その強さから、百年以上も顔ぶれが変わることはありませんでした。

無惨から直接任務を与えられることも多く、人間を鬼に勧誘することも許可されています。

上弦の鬼たちは、他の鬼たちと同様群れることはないので、無惨に呼び出された時くらいでしか顔を合わせることはありません。

上弦の鬼たちが集結した際、あまり仲が良いようには見えませんでしたが、上弦の鬼たちの関係性はどのようになっているのでしょうか?

今回の記事では、上弦の鬼たちの関係性や交流があったのかなどを解説していきます!

  • 上弦の鬼たちの関係性は?
  • 上弦の鬼同士で交流を持っていたのは誰?
  • 上弦の鬼たちは仲が悪いの?

などが気になる人は、ぜひこの記事を読んでみてくださいね。

上弦の鬼の関係性は?

©吾峠呼世晴/集英社 コミック12巻

上弦の鬼たちは、その強さから百年以上顔ぶれが変わることがありませんでした。

百年も付き合いがあるのだから、それなりにお互いのことは知っていそうですよね。

上弦の陸である妓夫太郎と堕姫が倒された時に、他の上弦の鬼たちが無惨によって無限城に集められました。

その時の様子を見ている限りでは、仲は良さそうとは言えません…。(どちらかというと悪い)

上弦の壱である黒死牟は序列の乱れを気にしているようでしたが、数字が下の鬼が上の鬼に対して煽ったり手を出したりと、あまり数字の上下関係はないように全員が接していました。

交流関係があった上弦の鬼とは

仲が良くない上弦の鬼たちですが、交流関係はあったのでしょうか?

鬼滅の刃の原作を読んで、それぞれの鬼たちの関係性を考察してみました。

上弦の壱・黒死牟

©吾峠呼世晴/集英社 コミック12巻

上弦の鬼の中でも古参であり、400年以上前から鬼である黒死牟。

その強さは無惨からも信頼されており、無惨からは「ビジネスパートナー」と評価されるほど。

黒死牟は上弦の鬼たちとどんな関係性だったのでしょうか?

対童磨

上弦集結の際に童磨が黒死牟に対して上に立つ者のあり方について意見していましたが、黒死牟は童磨の言葉を遮り、猗窩座を非難していました。

童磨に対して実力は認めているものの、へらへらとした性格があまり好きではないのか、自ら話しかけに行くなどはしていませんでした。

対猗窩座

実は、黒死牟は過去に猗窩座に入れ替わりの血戦を申し込まれたことがあります。

黒死牟は猗窩座を返り討ちにして、戦いに勝利しました。

敗者は勝者に吸収されることもありますが、黒死牟は猗窩座を吸収することはしませんでした。

黒死牟は猗窩座のことを気に入っており、期待した存在であったみたいです。

猗窩座が鬼殺隊に敗北したことを知ったときは、いつもは冷静である黒死牟も強い怒りをあらわにしていました。

黒死牟は人間の時は武家の生まれであり、武人のような性格であった猗窩座を高く評価していました。猗窩座に挑発された時も、成長を楽しむような余裕を見せていました。

上弦の弐・童磨

©吾峠呼世晴/集英社 コミック12巻

上弦の鬼の中で、唯一昇格したことが判明している童磨。

他の上弦の鬼たちに対しても気さくに話しかけていますが、無惨を含め少し煙たがられるようです。

そんな童磨ですが、上弦の鬼たちとの関係性はどうだったのでしょうか?

対猗窩座

童磨は猗窩座のことを、一番の親友と言っていました。

上弦の鬼たちが集結した時も、童磨が一番初めに声をかけていたのは猗窩座でしたね。

カナヲには本心ではないと見抜かれてしまいましたが、猗窩座が死亡した際は、涙を流し悲しんでいる様子も見られました。

猗窩座から何度も頭を殴り飛ばされていますが、童磨自身は戯れと思って接しているようです。

対玉壺

玉壺に対しても、他の鬼と同様に笑顔で話しかけていました。

玉壺は普通の壺を作ることができるようで、その壺を童磨が玉壺からもらったことがあります。

壺を綺麗と評価していて、もらった壺は童磨の部屋に飾っていることからお気に入りのようです。

対妓夫太郎・堕姫

妓夫太郎と堕姫に鬼になるように勧誘したのは童磨です。

遊郭で女の肉を食べていたところ、瀕死状態の妓夫太郎と堕姫を見つけ鬼に勧誘したのです。

本編では良好な関係であったかどうかは描かれていませんが、もしかしたら鬼になった妓夫太郎と堕姫を気にかけることはあったのかもしれません。

上弦の参・猗窩座

©吾峠呼世晴/集英社 コミック12巻

人を食べるよりも、鍛錬の時間の方が多かった武闘派の鬼です。

戦闘になれば、人間であったも自分が認めた強者であれば笑顔で話しかけてきます。

一方で上弦に囲まれた時は無口な一面を見せていた猗窩座ですが、上弦の鬼たちとはどんな関係だったのでしょうか?

対黒死牟

猗窩座にとって黒死牟は超えたい存在であり、入れ替わりの血戦を申し込んだこともあります。

しかし敗北し黒死牟に吸収されず生き残ったものの、自分との力の差を感じており再度申し込むことはありませんでした。

自分よりも強い存在と認めているからか、黒死牟から注意されると不服そうな顔をしつつも従っていました。

対童磨

猗窩座とは正反対な性格をしているからか、猗窩座は童磨のことを嫌っています。

童磨は猗窩座を一番の友人と思っているため話しかけられることが多いですが、数字が童磨の方が上にも関わらず、何度も顔を殴りつけています。

しかし実力で童磨に勝つことはできないと分かっているからか、入れ替わりの血戦を申し込むことはありませんでした。

十二鬼月になると、無惨の許可があればテレパシーで自分よりも下の数字の鬼に対して話しかけることができます。童磨が弐になると、あまりにも煩かったので猗窩座は初めて無惨に苦情を言ったそうです。

上弦の肆・半天狗

©吾峠呼世晴/集英社 コミック12巻

常に何かにおびえた様子でいる半天狗。

上弦たちが集結した際も、言葉を発することはほとんどありませんでした。

そんな半天狗は上弦の鬼たちとどんな関係性だったのでしょうか?

対玉壺

玉壺は猗窩座と会ったのを九十年振りと言っていましたが、それを聞いた半天狗は年数が間違っていることを指摘していました。

しかしそれ以降、他の鬼たちの会話には一切参加していません。

玉壺は半天狗よりも数字が下の鬼であったので、半天狗は玉壺のことを下に見ていたので指摘したのかもしれませんね。

上弦の伍・玉壺

©吾峠呼世晴/集英社 コミック12巻

上弦が集結した際は割と他の鬼たちに友好的に接する様子が見られた玉壺。

情報収集や探知探索が得意で、日輪刀を作っている刀鍛冶の里を見つけたのも玉壺でした。

無惨に心酔している玉壺ですが、上弦の鬼たちとはどんな関係性なのでしょうか?

対童磨

どういう経緯があったのかは不明ですが、玉壺は過去に童磨に壺を作って贈ったことがあります。

童磨から壺に女の花を生けていると聞かされた時も、肯定していたことから2人の感性は近いところにあったのかもしれません。

ですが一緒に刀鍛冶の里について行きたいと言われた時は困っていたので、比較的仲が良いものの、少しうっとうしく思っていた可能性もあります。

対猗窩座

上弦が集結した際に玉壺は猗窩座に対し、嫌味を言うシーンがありました。

猗窩座は玉壺よりも数字が上ですが、2人の性格はあまり合わなそうなので、猗窩座のことは嫌っていたのかもしれません。

上弦の陸・妓夫太郎・堕姫

©吾峠呼世晴/集英社 コミック10巻

人間だった時から兄妹であり、鬼となっても一心同体の存在である妓夫太郎と堕姫。

鬼であることを隠し、人間として遊郭に潜入して狩場としていました。

上弦集結の際はすでに倒されてしまっていましたが、他の上弦の鬼たちとの関係性はどういったものだったのでしょうか?

対童磨

妓夫太郎と堕姫を鬼になるように誘ったのが童磨です。

この時に堕姫には意識がありませんでしたが、妓夫太郎は「生まれ変わっても鬼になる」というほど人間時代は苦しい生活をしており、鬼になったことに後悔はありませんでした。

妓夫太郎と堕姫は人間の記憶がありませんでしたが、鬼という生き方を与えてくれた童磨には他の上弦よりも関わりがあったのかもしれません。

上弦の鬼と無惨の関係性

©吾峠呼世晴/集英社 アニプレックス・ufotable

上弦の鬼同士の関係性について考察しましたが、無惨とはどういった関係性だったのでしょうか?

実は公式ファンブックに、無惨の上弦の鬼たちへの評価が書かれているのです!

黒死牟ビジネスパートナー。
童磨あんまり好きじゃない。
猗窩座お気に入り。忠実で真面目だから。
半天狗普通。たまにうざく感じるが許容範囲内。
玉壺わりとお気に入り。壺がなかなか綺麗。高く売れる。
妓夫太郎お気に入り。境遇と貪欲な性格を高く評価。
堕姫頭悪い子供。
引用元:©吾峠呼世晴/集英社 鬼滅の刃公式ファンブック 鬼殺隊見聞録・弐

思っているよりも、無惨にとって上弦の鬼たちはお気に入りが多いことが分かりました。

無限列車の報告を猗窩座がしたときに、無惨はかなりひどい態度でしたが、あれでも猗窩座はお気に入りだったんですね…。

堕姫に対して誉めるシーンもありましたが、あれは本音ではなかったようです。

まとめ

上弦の鬼たちの関係性について考察してみました。まとめると…

上弦の鬼たちの関係性まとめ

黒死牟:猗窩座を気に入っており、童磨に対してはやや冷たい。
童磨:猗窩座を一番の親友と思っている。玉壺と妓夫太郎・堕姫は友好的な関係の可能性がある。
猗窩座:黒死牟を敵視しており、童磨をかなり嫌っている。
半天狗:自分よりも数字が低い玉壺のみを下に見ている可能性がある。
玉壺:童磨には友好的であり、猗窩座は性格の不一致からか嫌っているように思える。
妓夫太郎・堕姫:自分たちを鬼にしてくれた童磨のことを慕っていたかもしれない。

上弦の鬼たちは、鬼殺隊とは違い友好な関係性を築いているとは言えない状態であることが分かりました。

鬼は群れない生き物なので仕方ないのかもしれませんが、もしもっと協力的であったら最終決戦の結末は変わっていたかもしれませんよね。

ここまでお読みいただきありがとうございました!

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