魘夢(えんむ)の使う血鬼術とは?無限列車に登場する鬼、魘夢の強力な能力について解説

十二鬼月

無限列車で炭治郎たちと戦った下弦の壱、魘夢(えんむ)。

魘夢の使用する血鬼術は相手に直接ダメージを与えることが出来ませんが、一度かかると術を解くことは難しく、自力で解くことが出来たのは炭治郎ただ1人でした。

目覚めた炭治郎でさえも、禰豆子の血鬼術がなかったらもしかしたら目を覚ますことが出来なかったかもしれません。

今回は、そんな魘夢の強力な血鬼術について解説していきます。

  • 魘夢の血鬼術って?
  • 魘夢の血鬼術を解くにはどうすればよい?
  • 他の鬼と比べると強い血鬼術なの?

などが気になる人は、是非この記事を読んでみてくださいね!

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魘夢(えんむ)の血鬼術とは?

魘夢の血鬼術は、相手を眠らせて夢を見せるという能力があります。

術を食らった本人の過去や欲望を夢として見せることができ、魘夢が術を解くか夢の中で自決しないかぎり夢から目覚めることはできません。

魘夢は血鬼術で相手を眠らせ、その間に人間の中にある「精神の核」というものを破壊すると言った戦闘スタイルです。

精神の核を破壊されてしまうと、その人は廃人となってしまいます。

その為、一見あまり強そうに見えない血鬼術ですが、実は恐ろしい血鬼術なのです。

強制昏倒催眠の囁き(きょうせいこんとうさいみんのささやき)

©吾峠呼世晴/集英社 コミック7巻

魘夢の左手にある口から発せられる言葉を聞くと、強制的に眠らされるという血鬼術です。

夢から覚める方法は、夢の中で自決すること。

炭治郎は戦闘中に何度も術にかかっていましたが、眠らされてすぐに夢の中だと気づき、すぐに自決していたので魘夢と戦うことが出来ました。

強制昏倒睡眠・眼(きょうせいこんとうすいみん・まなこ)

©吾峠呼世晴/集英社 コミック7巻

魘夢が汽車と融合した後に使った血鬼術です。

「夢」と書かれた無数の目を出現させ、目が合った人を強制的に眠りにつかせます。

炭治郎は連続で術を食らい自決をして何とか目を覚ましますが、夢と現実を繰り返すうちにどちらか分からなくなってしまい、現実の世界で自決しようとしてしまいますが、それに気づいた伊之助によって間一髪助かったのです。

伊之助
伊之助

俺は山の王の皮を被ってたから効かなかったぜ!

切符に術をかけて相手を眠らせる

©吾峠呼世晴/集英社 コミック7巻

魘夢は切符に自身の血を混ぜて血鬼術を発動させるということもしていました。

術が発動するのは車掌が切符に鋏痕(きょうこん)を入れると、術が発動する仕組みです。

炭治郎は夢の中で自決したことによって目を覚ましましたが、善逸、伊之助、煉獄は禰豆子が血鬼術で切符を燃やしたことで目覚めることが出来ました。

魘夢は他にも眠っている人の夢の中に潜入することが出来る縄を作ったりもしていました。もしかしたら他にも道具を使って色々なことができる血鬼術なのかもしれませんね。

魘夢(えんむ)の血鬼術は強いのか

©吾峠呼世晴/集英社 コミック7巻

上弦の鬼たちの血鬼術と比べると、どうしても弱いのかな?と感じてしまいますよね。

しかし相手を眠らせてしまえば、本来ならば相手は何もできずにそのまま精神の核を壊されて殺されてしまいます。

無限列車ではあっさりとやられてしまった印象がありましたが、相手が魘夢が使う血鬼術と相性が悪かったのもあると思います。

相性が悪かった人たち

炭治郎⇒夢の中で自決して覚醒に成功
善逸⇒術が解け切っていない状態で戦うことが出来た
伊之助⇒被り物をしていたため術にかかりにくい
煉獄⇒眠らされた状態でも本能で危機を感じて動く

魘夢の血鬼術は、他の鬼のように直接相手を攻撃する能力ではないため殺傷能力は低いですが、条件がそろえば柱でさえも身動きを取れなくすることが出来る強力な血鬼術です。

もし他の鬼と組んで戦うことがあったなら、最強の血鬼術だったかもしれませんね。(鬼は基本群れないのであり得ないですが…)

魘夢(えんむ)の血鬼術 まとめ

©吾峠呼世晴/集英社 コミック7巻

魘夢の血鬼術について解説しました。まとめると…

魘夢の血鬼術 まとめ

・相手を眠らせて夢を見せることができる
・血鬼術にかかると、夢の中で自決しないと目覚めることができない
・能力を最大限に生かすため、様々な道具に仕掛けをしている
・殺傷能力は低いが、眠らせて相手を無防備の状態にすることができる

魘夢は無限列車の乗客を1人も食べることが出来ず、鬼殺隊も殺すことが出来ませんでした。

しかしもしあの場に禰豆子がいなかったら、目覚めることが出来たのは炭治郎のみで、そしたら乗客を守ることも、魘夢を倒すこともできなかったかもしれません。

そう考えると、魘夢の血鬼術がいかに恐ろしいものであったか分かりますね…!

ここまでお読みいただきありがとうございました!

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