柱稽古編の続きの物語である無限城編。
まさに鬼と鬼殺隊の総力戦であり、今までの戦いよりもさらに激しい激闘が繰り広げられます。
劇場版の3部作で制作されることが発表されており、劇場の大きなスクリーンで見れると思うと今から楽しみですよね。
今まで登場しなかった上弦の鬼や柱たちの活躍も描かれており、心待ちにしている人も多いはずです。
そこで今回の記事では、無限城に登場する鬼と、対決した鬼殺隊のメンバーについて詳しく解説していこうと思います!
- 無限城に登場する鬼は誰?
- 鬼と対決した鬼殺隊の剣士は誰?
- 無限城戦の結末はどうなったの?
などが気になった人は、ぜひこの記事を読んでみてくださいね。
無限城に登場する鬼一覧
無限城に登場する鬼は、無惨+上弦の鬼となっています。(厳密にいえば下弦相当の力を持った鬼も登場しますが名前が無いため省力します。)
煉獄を殺した猗窩座はもちろん、まだ戦いを見せていない上弦の鬼たちも登場していますよ。
さっそく無限城での戦いに登場した鬼について見ていきましょう!
新上弦の陸・獪岳
元鬼殺隊でありながら、鬼となってしまった獪岳。
善逸の兄弟子であり、かつては桑島のもとで共に雷の呼吸を習得するために励んでいました。
鬼殺隊での任務で上弦の壱・黒死牟に遭遇してしまい、獪岳は命乞いをして鬼になる道を選びます。
鬼になってまだ間もないにも関わらず、上弦に選ばれた実力者です。
雷の呼吸を血鬼術で強化
獪岳は、雷の呼吸を血鬼術で強化させた技を使用します。
普通の雷の呼吸とは違い、斬られると体に亀裂が入り肉体にダメージを与え続けるのです。
使用する刀は日輪刀にそっくりですが、これは獪岳の血肉から作り上げた刀であり、日輪刀ではありません。
新上弦の肆・鳴女
上弦の仲間入りする前から、「便利」という理由で無惨の側近であった鳴女。
口数が少なく仕事人間であり、常に琵琶を持っています。
無惨が血を多く与えたことで能力が強化され、産屋敷邸と禰豆子を見つけたのも鳴女の力です。
今までは髪で顔が見えませんでしたが、上弦になってからは顔が見える姿に変わっています。
無限城を自在に操る血鬼術
無惨の本拠地とも言える無限城を造り出しているのは、鳴女の血鬼術の力です。
無限城の配置を変えることはもちろん、相手をどこかに移動させることも可能で、上弦や下弦の鬼たちを無限城に招き入れたもの鳴女の血鬼術でした。
便利な能力ですが、他の上弦の鬼と比べると殺傷能力は低いという弱点もあります。
上弦の参・猗窩座
無限列車編で登場し、炎柱・煉獄を殺した猗窩座。
上弦の中でも古参であり、過去には何度も柱を殺した経験があります。
強者と戦うことが何よりの楽しみで、自分が強者と認めた人に対しては敵であろうと称賛することも。
至高の領域を追い求め、鬼になっても人を食べることよりも鍛錬の時間の方が多かったという武闘派な一面あります。
身体能力を強化する血鬼術
鬼の中では珍しく、自身の身体能力の底上げをするというシンプルな血鬼術を使います。
衝撃波で遠くから相手を攻撃することも可能で、近距離はもちろん遠距離でも引けを取りません。
相手の闘気を読み取ることもできるため、相手が次にどんな攻撃を仕掛けてくるのかを予知して先回りすることもできます。
上弦の弐・童磨
上弦では新参者であるのもかかわらず、上弦の弐まで上り詰めた実力者である童磨。
感情が欠落していますが、普段はひょうひょうとした態度で、同じ上弦の鬼たちにも友好的に接していますが、他の鬼たちからは少し煙たがられています。
普段は宗教の教祖として人間社会に溶け込んで生活しており、信者たちを救うとために苦しんでいる信者を食べるという価値観の持ち主です。
冷気を操る血鬼術を使う
童磨は血鬼術で冷気を操ることができ、発生させた冷気は吸ってしまうと肺が壊死するという威力を持ちます。
冷気は童磨のそばだけでなく、広範囲に発生させることができるため、全集中の呼吸を使う鬼殺隊にとっては相性が最悪と言える血鬼術でしょう。
自身と同じ技を使える分身を生み出すこともできるため、1人きりで童磨と戦うことはほぼ不可能と言えるでしょう。
上弦の壱・黒死牟
約400年もの間、壱の座を守り続けている最強の鬼・黒死牟。
上弦の鬼の中では一番の古参で、無惨からは最も信頼されている鬼です。
戦国時代は鬼殺隊として活躍しており痣を発現させるほどの実力者でしたが、痣の寿命で25歳までしか生きられず、剣技を極めることができないことに絶望してしまいます。
そんな時に無惨から鬼になるように勧誘を受け、黒死牟は剣技を極めるために鬼になるという道を選びました。
月の呼吸を血鬼術で強化
獪岳と同じように、黒死牟も元鬼殺隊のため、全集中の呼吸と血鬼術を合わせた剣技を使います。
黒死牟の場合は、刀で斬られなくても周りに発生する月のエフェクトにも当たり判定がつくため、かなり広範囲の攻撃が可能です。
刀を巨大化させた際に放つ型は受け止めることはほぼ不可能で、回避に専念することでしか防ぎようがない技になっています。
鬼舞辻無惨
鬼の始祖であり、鬼殺隊の宿敵である鬼舞辻無惨。
産屋敷と同じ血筋の生まれで、20歳まで生きられないと言われるほど病弱な体でした。
しかし医者の治療によって鬼となり、強靭な肉体を手に入れることに成功してしまいます。
唯一の弱点である太陽を克服するため、太陽を克服した禰豆子とを取り込もうと鬼殺隊の本拠地である産屋敷邸に侵入しました。
すべての鬼を凌駕するほどの力を持つ
血鬼術というよりも、自身の体を自在に変形させて相手を圧倒します。
無惨は攻撃する際に自身の血を混ぜており、少しでも血を浴びてしまうと人体を破壊することも可能です。
広範囲の相手を一気に気絶させるほどの威力の衝撃波を放つこともでき、他の鬼たちとは比べ物にならないほどの圧倒的な力を持ちます。
上弦の鬼たちと対決した鬼殺隊の剣士は?
無限城で登場する鬼が分かったので、実際に鬼と戦った隊士たちは誰なのかを見ていきましょう!
無限城ではどんな戦いが繰り広げられたのでしょうか?
善逸VS獪岳
獪岳と戦ったのは、同じく雷の呼吸の使い手でかつては桑島のもとで共に修業をしていた善逸です。
善逸は悲鳴嶼の稽古に参加していた時に、兄弟子の獪岳が鬼となり、師であった桑島が責任を取って切腹して亡くなったことを知ります。
それから善逸は、鬼となった獪岳を斬る覚悟を決め、無限城の戦いに挑みました。
善逸が編み出した型で獪岳を斬る
善逸は目を覚ました状態で初めて戦場に立ち、スピードを生かして獪岳の首を狙います。
しかし血鬼術で強化された獪岳の雷の呼吸を受けてしまい、絶対絶命の状況に。
それでも善逸は獪岳を止めるため、自らの力で編み出した雷の呼吸漆ノ型・火雷神を繰り出し獪岳の首を斬ることに成功。
その後は鬼殺隊に扮した愈史郎によって救出された後に治療を受け、一命を取り留めました。
甘露寺・伊黒VS鳴女
鳴女と戦ったのは、恋柱の甘露寺と蛇柱の伊黒です。
甘露寺が鳴女の姿を見つけ、無限城を操る鳴女と2人の戦いが始まりました。
愈史郎の協力を得て戦線離脱
無限城を意のままに操る血鬼術に苦戦し、甘露寺は何度も相手の策略に引っかかってしまい近づくことすらできないでいました。
苦戦する2人のもとに現れたのは愈史郎で、愈史郎は鳴女を乗っ取る作戦を甘露寺に伝えます。
甘露寺と伊黒は愈史郎の作戦を成功へ導き、愈史郎は鳴女を乗っ取ることに成功しました。
2人は鳴女を愈史郎に任せ、無惨の元へと急ぎます。
炭治郎・義勇VS猗窩座
猗窩座と戦ったのは、一度対峙したことがある炭治郎と水柱の義勇です。
無限列車での戦いでは、煉獄と猗窩座の戦いをただ見ていただけの炭治郎でしたが、今回は参戦して柱に近い実力に上り詰めたことを証明します。
さらに戦いの中で成長し、炭治郎は猗窩座が追い求めていた至高の領域と言われる「透き通る世界」を習得し、猗窩座の首を斬りました。
猗窩座自ら自滅の道を選ぶ
首を斬られた猗窩座でしたが、首の弱点を克服し、満身創痍である炭治郎と義勇に襲い掛かります。
すると、炭治郎たちの戦う姿を見て、猗窩座は人間だった頃の記憶を取り戻しました。
猗窩座が嫌っていた弱者は「何もできなかった自分自身のこと」だと気づき、自身に技を撃ち込みます。
猗窩座の意図とは反して体は回復していきましたが、人間だった時に妻となるはずだった女性・恋雪が現れ、猗窩座は無惨の呪いから解放され、消滅しました。
しのぶ・カナヲ・伊之助VS童磨
童磨と戦ったのは、蟲柱のしのぶ、伊之助としのぶの継子であるカナヲです。
はじめに童磨と対峙したしのぶはたった1人で童磨に挑み毒を撃ち込みますが、童磨は毒に適応してしまい絶対絶命のピンチに。
致命傷を負いながらもなんとか首に毒を撃ち込みましたが、童磨には効きませんでした。
そこにカナヲが駆けつけますが、カナヲの目の前でしのぶは童磨に殺され、吸収されてしまったのです。
弱体化した童磨をカナヲと伊之助で斬る
カナヲは何とか童磨に応戦しますが、刀を奪われてしまいます。
そんな時に突如伊之助が現れ、カナヲと共闘して童磨に挑むことに。
童磨は戦いに満足して自身の分身を生み出しカナヲと伊之助の処分を命じてその場から去ろうとしましたが、急に体が溶け出し、弱体化したのです。
はじめから童磨に吸収されることを想定していたしのぶは、自身の体に高濃度の藤の花の毒を摂取し続けていたため、しのぶを吸収した童磨は致死量の700倍の毒を吸収したことになります。
カナヲが花の呼吸・終ノ型「彼岸朱眼」で接近して首を狙い、伊之助の力添えもあってついに童磨の首を落としました。
無一郎・玄弥・実弥・悲鳴嶼VS黒死牟
黒死牟と戦ったのは、霞柱の無一郎、玄弥、風柱の実弥と悲鳴嶼です。
初めに無一郎が黒死牟と対峙しますが、圧倒的な力を見せつけられて絶体絶命な状況に陥りますが、そこに玄弥が登場。
無一郎を助けようとしましたが玄弥も体を真っ二つにされてしまい、駆けつけた実弥によって何とか一命を取り留めます。
実弥も出血量がひどい状態でしたが、悲鳴嶼が合流し協力して黒死牟と戦います。
実弥と悲鳴嶼の猛追で倒す
黒死牟からの反撃で致命傷を負ってしまった無一郎と玄弥。
それでも無一郎は刀を握り、玄弥は血鬼術で黒死牟の動きを止めることを諦めませんでした。
首の弱点を克服した黒死牟でしたが、刀に反射した自分の姿が「醜い化物」になっていたことに動揺し、体が少しずつ崩れていきます。
実弥と悲鳴嶼は最後まで攻撃を緩めず、黒死牟は再生することができないまま消滅しました。
無一郎と玄弥はこの戦いで死亡し、実弥と悲鳴嶼は2人の想いを背負い、無惨の元へと急ぎます。
鬼殺隊VS無惨
無惨と戦ったのは、上弦との戦いで生き残った隊士たちです。
珠世に打ち込まれた薬から回復するために繭の状態となりしばらく動きが無かった無惨ですが、回復後は周辺にいた隊士たちを捕食し、復活します。
復活後は隊士たちに圧倒的な力を見せつけますが、無限城を操る鳴女を愈史郎の能力で奪われてしまい、何とか鳴女を奪い返そうとしました。
しかし鳴女を取り返すことはできないと判断し、自らの手で鳴女を殺します。
無限城は崩壊し、地上に追いやられ最終決戦が始まりました。
まとめ
無限城に登場する鬼と、対決した鬼殺隊について解説しました。まとめると…
新上弦の陸・獪岳 | 弟弟子であった善逸と対決。 善逸が編み出した型で首を斬られる |
新上弦の肆・鳴女 | 甘露寺と伊黒と対決。 愈史郎に乗っ取られてしまい、最後は無惨によって殺される。 |
上弦の参・猗窩座 | 炭治郎と義勇と対決。 首の弱点を克服するが、最後は自ら消滅を選ぶ。 |
上弦の弐・童磨 | しのぶ、カナヲ、伊之助と対決。 しのぶの毒で弱体化し、カナヲと伊之助によって倒される。 |
上弦の壱・黒死牟 | 無一郎、玄弥、実弥、悲鳴嶼と対決。 首の弱点を克服するが、実弥と悲鳴嶼の猛追に回復が間に合わずに消滅する。 |
鬼舞辻無惨 | 珠世の攻撃から回復後、生き残った隊士たちの対決。 鳴女の能力を奪われてしまい、無限城から地上へと追いやられ最終決戦へ。 |
無限城での戦いで上弦の鬼をすべて倒すことに成功した鬼殺隊。
しかし犠牲は多く、満身創痍の状態で無惨との最終決戦に挑むことになりました。
無限城での戦いは今までの戦いよりもはるかに激しいものになっているので、この戦いを劇場で見ることができるのは楽しみですよね!
まだ時期は未定ですが、今から公開が待ち遠しいです。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
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