鬼殺隊最高位【柱】の悲しい過去ランキング。残酷すぎる柱たちの過去※

鬼殺隊・隊士

鬼殺隊を支える存在であり、当主である産屋敷耀哉からも厚い信頼を寄せられている柱たち。

現在柱である9名は、歴代の柱の中でも随一の実力者がそろっていると言われています。

読者からも人気は高く、その人気は柱の全員が人気投票で上位にランクインするほど。

個性的な性格をしており、人気が出るのも納得です。

そんな人気キャラクターである柱たちですが、実は悲しい過去を抱えており、残酷であることが分かりました。

今回は柱たちの悲しい過去をランキング形式で解説していこうと思います!

  • 柱たちの悲しい過去って?
  • 最も悲しい過去を抱えているのは誰?

などが気になった人は、ぜひこの記事を読んでみてくださいね。

柱の悲しい過去ランキング

©吾峠呼世晴/集英社 アニプレックス・ufotable

早速柱たちの悲しい過去をランキング形式で解説していきます。

このランキングは、あくまで私個人が順位付けしたものになっていますが、どの柱の過去もかなり辛い内容であることを前提に作成しています。

それでは見ていきましょう。

9位:甘露寺蜜璃

©吾峠呼世晴/集英社 アニプレックス・ufotable

9位は、恋柱の甘露寺蜜璃です。

甘露寺は隊士の中では珍しく、鬼による被害を受けたから入隊したわけではありません。

「添い遂げる殿方を見つける」という理由で鬼殺隊に入隊した甘露寺ですが、それは彼女の悲しい過去が関係していました。

お見合いが破断し、自分を偽って生きる

甘露寺は他の柱たちとは違い、鬼とは無縁の普通の生活を送っていました。

17歳になったときにお見合いをしたのですが、お見合い相手からありのままの自分を否定するような言葉を言われてしまいます。

君と結婚できるのなんて熊か猪か牛くらいでしょう
そのおかしな頭の色も子供に遺伝したらと思うとゾッとします
このお見合いはなかったことに
私のことは忘れて下さい さようなら

©吾峠呼世晴/集英社 コミック14巻

お見合いが破断した日から、筋力があり、相撲取り3人よりも多く食べ、髪色が他と違うことは隠さないといけないと決意します。

その後は普通の女の子として振舞いようになりますが、自分を偽って生きていくことに疑問を感じ、ありのままでいられる場所として甘露寺は鬼殺隊を選びました。

8位:煉獄杏寿郎

©吾峠呼世晴/集英社 アニプレックス・ufotable

8位は、炎柱の煉獄杏寿郎です。

煉獄は代々炎柱を務めている名門の煉獄家の長男として生まれました。

柱だけでなく一般隊士たちからも慕われていた煉獄ですが、煉獄にも悲しい過去がありました。

幼いころに母を病気で亡くす

杏寿郎の母である瑠火(るか)は病弱で、ほとんど寝たきりの生活を送っていました。

自分がもう長くないことを悟った瑠火は、杏寿郎に人としてこれからどう生きるべきかを教え、まだ子供であった杏寿郎に母の想いを伝えた後に亡くなりました。

杏寿郎は母の教えを忘れることなく、鬼殺隊として鬼から人を守る道を進むことを決めます。

母の死をきっかけに父が酒におぼれるように

母の瑠火が亡くなると、父であり炎柱であった槇寿郎は変わっていきました。

剣士としての自分の才能に悩んでいた槇寿郎は、心の支えであった瑠火を失い酒におぼれる生活をするようになっていきます。

任務にも酒を持参し、やがて柱であるにも関わらず任務に行かなくなり、そのまま鬼殺隊を辞めてしまいました。

杏寿郎はそんな父親を見ても絶望することはなく、自分が炎柱として活躍すればまた父もやる気を取り戻してくれると考えるようになりました。

7位:悲鳴嶼行冥

©吾峠呼世晴/集英社 アニプレックス・ufotable

7位は、岩柱の悲鳴嶼行冥です。

盲目であるにも関わらず柱にまで上り詰め、最古の柱であり鬼殺隊最強という実力者です。

悲鳴嶼が鬼殺隊に入隊したのは、悲しい過去が関係していました。

幼いころに両親を亡くす

父親がはやり病で亡くなっており、母親は悲鳴嶼を生んだ時に亡くなってしまいました。

悲鳴嶼が赤ちゃんだった時に高熱を出して、それが影響して失明しました。

身寄りがなかった悲鳴嶼は寺で育ち、悲鳴嶼が大きくなってからは孤児を引き取り、寺で育てて暮らすようになります。

無実の罪で死刑囚となる

寺で孤児と暮らしていた悲鳴嶼ですが、ある日鬼が寺に現れ、子供たちを殺されてしまいます。

生き残った子供たちを守ろうと悲鳴嶼は子供に声を掛けますが、悲鳴嶼の声かけを聞いたのは一番幼い沙代という女の子だけで、他の子供たちは鬼から逃げようとしたところを鬼に殺されてしまいました。

沙代だけでも守ろうと、悲鳴嶼は夜明けまで素手で鬼と戦い、沙代を守り切りました。

騒ぎを聞きつけた人々が何があったのかと駆けつけると、沙代は駆けつけた人にこう言いました。

あの人は化け物
みんなあの人が みんな殺した

©吾峠呼世晴/集英社 コミック16巻

鬼は太陽の光で塵となって消えており、残ったのは子供たちの死体だけでした。

沙代の証言から悲鳴嶼が子供たちを殺したと判断され、殺人の罪で投獄されてしまいます。

投獄された悲鳴嶼のもとに産屋敷耀哉が現れ、産屋敷の助けで死刑囚から解放されました。

解放された際に産屋敷から鬼殺隊に誘われ、悲鳴嶼は鬼殺隊に入隊しました。

6位:宇髄天元

©吾峠呼世晴/集英社 アニプレックス・ufotable

6位は、音柱の宇髄天元です。

甘露寺と同じく、宇髄も鬼とは無縁の生活を送っていましたが、忍という特殊な家系に生まれました。

宇髄と言えば兄貴肌で明るく振舞っているイメージがありますが、その生い立ちは悲しいものでした。

忍びの家系に生まれ、厳しい訓練を強いられる

宇髄は忍の家系の長男として生まれ、次の頭領として育ちました。

時代の流れで忍が不要とされるようになり、何とか次世代に残そうと焦った父親から厳しい訓練を受けることになります。

その過酷さから、9人いた兄妹は修業についていけなくなり3人が死亡しました。

兄妹で殺し合いをさせられる

さらに父親は優秀な人物を残すことにこだわるようになり、残った6人で殺し合いをさせたのです。

殺し合いでお互いが兄妹だと分からないようにするため、頭と顔は覆面で隠した状態で殺し合いは行われました。

相手が兄妹だと気づくことができなかった宇髄は、兄妹の2人を殺してしまいます。

父親の考えが理解できず、唯一生き残った弟も父親と同じ考えを持っていました。

宇髄は一族を滅ぼすべきではと悩みましたが、父や弟とは戦わず、3人の妻を連れて里を抜けました。

5位:時透無一郎

©吾峠呼世晴/集英社 アニプレックス・ufotable

5位は、霞柱の時透無一郎です。

始まりの呼吸の剣士の子孫であり、最年少で柱になった天才剣士です。

無一郎は記憶障害がありますが、過去の辛い経験が原因になっていました。

幼いころに両親を亡くし、兄と2人暮らしに

無一郎は樹木を伐採して生計を立てる杣夫(そまふ)の生まれです。

母親が病気で体を壊してしまい、父親は治療に必要な薬を嵐の中探しにいったところ、事故にあい亡くなりました。

母親も父親の後を追うように病死してしまい、無一郎は唯一の家族である双子の兄・有一郎と2人で暮らすことになります。

有一郎は言葉がきつく、心優しい無一郎とは性格が対照的でよくけんかをしていました。

ある日産屋敷の妻であるあまねが2人を訪ね、鬼殺隊に勧誘をすると有一郎は激怒してあまねを追い返します。

そのことがきっかけとなり、無一郎と有一郎は口を利かなくなってしまいました。

唯一の家族である兄が鬼に殺される

ある熱帯夜に、2人の家に鬼が侵入し有一郎に致命傷を与えました。

鬼から浴びせられた言葉に激しい怒りを覚えた無一郎は、秘めていた力で鬼を返り討ちにします。

自身もボロボロになりながら家に帰ると、有一郎は辛うじて息がある状態で、小さな声で弟の無事を祈っていました。

無一郎は有一郎が息を引き取った後も有一郎の手を握り続け、体に蛆が湧いて腐っていく様子を見届けました。

有一郎は無一郎を守るためにきつく当たっていました。あまねが家を訪れて2人を発見し、無一郎はかろうじて息があったため助けることができました。この出来事で無一郎はショックを受け、後遺症として記憶障害が残ってしまったのです。

4位:胡蝶しのぶ

©吾峠呼世晴/集英社 アニプレックス・ufotable

4位は、蟲柱の胡蝶しのぶです。

柱の中で唯一鬼の首を斬ることができませんが、鬼を殺せる毒を開発することに成功しました。

いつも笑っているイメージが強いしのぶですが、壮絶な過去がありました。

目の前で鬼に両親を殺される

しのぶは小さいときに、目の前で両親を鬼に殺されました。

姉のカナエとしのぶは、間一髪のところを悲鳴嶼によって助けられました。

助かったカナエとしのぶは、鬼殺隊に入ることを決意します。

鬼を倒そう 一体でも多く 二人で
私たちと同じ思いを 他の人にはさせない

©吾峠呼世晴/集英社 コミック17巻

鬼殺隊に入りたいと言われた悲鳴嶼は、当初は反対していたものの、2人の意思の強さに根負けして鬼殺隊に入ることを認めました。

同じく鬼殺隊に入隊した姉を鬼に殺される

姉妹で鬼殺隊に入隊し、カナエは柱にまで上り詰めました。

しかしカナエは上弦の弐・童磨と遭遇し、致命傷を負います。

遅れてしのぶがカナエのもとに到着しますが、カナエはもう助からない状態でした。

カナエはしのぶに鬼殺隊を辞めて、普通の女の子の幸せを手に入れて長生きしてほしいと本音を伝えますが、しのぶはカナエの言葉を聞かず鬼殺隊を続け、柱にまでなりました。

継子を鬼に殺される

しのぶには継子として栗花落カナヲがいますが、実はカナヲ以外にも女の子の継子が何名かいました。

しかしその継子たちは、全員鬼との戦いで殉職しています。

妹同然のように接していた継子も鬼に殺され、しのぶの鬼を恨む気持ちは限界にまで来ていました。

3位:冨岡義勇

©吾峠呼世晴/集英社 アニプレックス・ufotable

3位は、水柱の冨岡義勇です。

炭治郎と禰豆子を鬼殺隊へと導き、兄妹を救った恩人でもあります。

口下手で自己評価が低い冨岡ですが、過去に起きた出来事が影響しています。

両親が病死してしまう

冨岡の両親は病気で亡くなっています。

いつ頃亡くなったのかは不明ですが、おそらく冨岡が幼い時には他界している可能性が高いです。

両親が亡くなった後は、残された遺産で姉・蔦子と2人で暮らすようになりました。

姉が祝言の前日に鬼に殺される

唯一の家族である蔦子は祝言を挙げることになりました。

しかし祝言を挙げる前日に、鬼に襲われてしまいます。

蔦子は自分を犠牲にして、弟を鬼から守り亡くなりました。

義勇は姉が鬼に殺されたのを目撃しており、人にそのことを伝えると周りからは心を病んだと思われてしまい、相手にされませんでした。

遠方の親戚のもとに連れていかれる予定でしたが、途中で逃げ出したところを鱗滝の知り合いに見つかり、鬼殺隊を目指すことになります。

親友を鬼に殺される

鱗滝のもとで修業に励んだ冨岡は、そこで同い年の錆兎と仲良くなり親友になります。

共に最終選別に挑みますが、冨岡は始まってすぐに鬼から攻撃されてしまい、そのまま意識を失います。

意識が回復した時には最終選別は終わっており、一緒に最終選別に参加していた親友の錆兎は亡くなったと知らされます。

冨岡が参加した時の最終選別で亡くなったのは錆兎1人であり、錆兎は他の参加者を守るために鬼と戦い続けていたのです。

何もしていない自分が生き残り、たくさんの人たちを助けた親友が鬼に殺されるという事に冨岡は後ろめたさを感じ、この出来事を境に自己評価を下げるようになってしまいました。

2位:伊黒小芭内

©吾峠呼世晴/集英社 アニプレックス・ufotable

2位は、蛇柱の伊黒小芭内です。

蛇のようにネチネチとした性格をしており、ミステリアスな雰囲気があります。

いつも顔の下半分を包帯で隠していますが、その理由は辛すぎる過去が関係していました。

生まれてすぐに座敷牢の中で暮らす

伊黒は女性ばかりが生まれてくる一族の男児として産まれました。

生まれてからずっと座敷牢の中で暮らし、親族たちからは過剰なほど親切にされて育ちます。

毎日伊黒が食べきれないほど大量の料理が運ばれてきて、強烈なにおいを発する状態でした。

伊黒は柱の中で最も少食で、食事をするのが好きでなく3日ほど食べなくても問題ないみたいです。幼少期の座敷牢での暮らしがトラウマになっており、大人になっても少食になってしまった可能性があります。

自分は鬼に食われる運命であると知る

12歳になったときに座敷牢から出されると、豪華な部屋に案内され、そこで下半身が蛇のような女の鬼と対面します。

蛇の鬼は赤ん坊が好物で、伊黒の一族は自分たちが生んだ赤ん坊を蛇の鬼に捧げる代わりに、蛇の鬼が殺した人間の金品で生活していたのです。

伊黒は久しぶりに生まれた男児で、さらにオッドアイという珍しい見た目だったため、蛇の鬼に気に入られて、成長して大きくなるまで育てられていました。

蛇の鬼は口の形を自分と同じにすると言い出し、伊黒の口の端を裂き、溢れ出た血を飲みました。

座敷牢の中から逃げだしたことで、一族が殺されたと知る

自身がいずれ蛇の鬼に食べられることを知った伊黒は、逃げることだけを考えました。

盗んだ簪で少しずつ座敷牢を削り続け、外へ逃げ出すことに成功したのです。

伊黒が逃げたことに気づいた蛇の鬼が追いかけてきましたが、当時の炎柱に間一髪のところで助け出されました。

炎柱は生き残った従姉妹と伊黒を引き合わせてくれましたが、従姉妹は伊黒のことを罵ったのです。

あんたが逃げたせいでみんな殺されたのよ!!
五十人死んだわあんたが殺したのよ
生贄のくせに!!大人しく喰われてりゃ良かったのに!!

©吾峠呼世晴/集英社 コミック22巻

逆恨みとも言える従姉妹の発言は幼い伊黒の心を抉り、このことをきっかけに伊黒は自分のことを「汚い存在」だと思うようになってしまったのです。

1位:不死川実弥

©吾峠呼世晴/集英社 アニプレックス・ufotable

1位は、風柱の不死川実弥です。

柱の中でも鬼に対する憎悪は随一で、柱合会議では鬼であった禰豆子に容赦しませんでした。

もともとは家族思いの優しい性格でしたが、悲しい過去が原因で鬼殺隊の道を選びました。

貧しい家に生まれ、父から虐待を受ける

七人兄弟の長男として産まれ、満足に全員が食べれない貧しい家庭でした。

大柄な父親からは酒におぼれた生活をしており、実弥や兄妹、母親にずっと暴力をふるっていました。

そんなどうしようもない父親は、外で人の恨みを買い、刺殺されてしまいます。

母親が鬼になり家族を殺し、助けた弟に罵倒される

父親が殺され、実弥は次男の玄弥とともに家族を守っていこうと誓い合います。

ある夜、いつもよりも帰りが遅くなった母親を探すため実弥は外へ行き、玄弥は他の兄妹たちと2人の帰りを家で待っていました。

家の扉を叩く音が聞こえましたが、違和感を覚えた玄弥は扉を開けようとした兄妹たちを止めます。

するといきなり扉が壊され、正体不明の生き物が家の中に入り、玄弥以外の兄妹たちに襲い掛かりました。

続いて玄弥にも襲い掛かりますが、刃物を持った実弥が現れ、正体不明の生き物とともに家の中から飛び出します。

玄弥は兄妹たちを助けてもらうために外に出ると、そこには血まみれの実弥と、そのそばで横たわっている母親でした。

正体不明の生き物は鬼になった母であり、実弥は暗闇で正体がわからないまま、玄弥たちを守ろうと必死に応戦していましたが、動揺した玄弥は母を抱えて実弥に叫びました。

何でだよ!!何でだよ!!
何で母ちゃんを殺したんだよ!!うわああああ
人殺し!!人殺し————っ!!

©吾峠呼世晴/集英社 コミック13巻

最愛の母を失い、自分の体質が鬼を引き寄せるものだと気づいた実弥は、玄弥を巻き込まないために、何も言わずに玄弥の前から消え、一人で独自のやり方で鬼と戦うようになります。

親友が鬼に殺される

自分の血を使って鬼を引き寄せ、食べに現れた鬼を捕まえて陽光に当てて鬼を殺すという方法を続けていると、鬼殺隊であった粂野匡近(くめのまさちか)と出会います。

匡近によって育手の紹介をしてもらい、最終選別を突破し鬼殺隊に入隊しました。

実弥は初めは自分に絡んでくる匡近に苛立っていましたが、次第に匡近の優しさが心地よくなり、階級が甲になることにはお互いを名前呼びするほど親しくなります。

ある任務で実弥は匡近と共に当時の下弦の壱と戦うことになりましたが、匡近は少女を庇い鬼の攻撃をまともに受けてしまい、その傷が原因で亡くなってしまいます。

下弦の壱を倒したことで、実弥は風柱に就任することになりましたが、親友を失ってしまったのです。

まとめ

©吾峠呼世晴/集英社 アニプレックス・ufotable

柱たちの悲しい過去をランキング形式で解説しました。

すごく悩んでランキングを作成しましたが、どの柱の過去も普通の人では耐えがたいものでした。

悲しい過去を受け入れて乗り越え、鬼から人を守るために鬼殺隊として戦った9人は心も強い立派な剣士たちと言えるでしょう。

ここまでお読みいただきありがとうございました!

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