炭治郎と同期で、那田蜘蛛山編では隠たちの指揮を任されていた栗花落カナヲ。
機能回復訓練では炭治郎、善逸、伊之助に対して圧倒的な力の差を見せていました。
人気投票ではトップ10に入るほど読者からの人気もあります!
笑ってはいるものの、どこか感情が掴みにくい彼女ですが、実は鬼滅の刃のキャラクターの中でも1、2を争うほど辛い過去を持っているのです。
- 栗花落カナヲの過去とは
- 何故感情がないといわれているのか
- 鬼殺隊に入った理由は
などを解説していきますので、気になった方は是非チェックしてみてくださいね!
栗花落カナヲとはどんな人物?
炭治郎の同期で、「花の呼吸」を使う女剣士で蟲柱・胡蝶しのぶの継子。
最終選別でも炭治郎たちが傷だらけの中、傷一つなくそれどころか服に汚れもなかったことから同期の中でも抜きん出た才能があることが分かりますね。
感情を出すことが苦手で、どうすべきか迷った時は銅貨を投げて物事を決めています。
蝶屋敷にしのぶたちと住んでいますが、2人は血のつながりはありません。
カナヲがしのぶたちと一緒に蝶屋敷に住んでいるのには、彼女の辛い過去が関係しているのです。
栗花落カナヲの過去
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カナヲが蝶屋敷に住むようになるまでどのようなことがあったのかを詳しく解説していきます。
貧しい家で両親から虐待を受けていた
カナヲは貧しい家に売られ、両親から虐待を受けていました。
ボロボロの服に伸びきった髪、汚れがついた顔からその貧しさが分かります。
虐待のせいで死んでしまった兄弟がいるほど家庭環境は良くありません…。
カナヲは両親から暴力を受けていた時、相手の動きをよく見て悪いところに当たらないようにしていたため人並外れた動体視力を持っています。
ファンブックではカナヲは11人兄弟であったことが判明しました。その全員が虐待を受けていたと思うと恐ろしいですね…。
ある日をきっかけに感情を失う
両親から暴力を受け、食事を与えてもらえない日々にカナヲも辛いと感じていました。
しかしある日を境にカナヲは何も辛くなくなりました。
おそらく感情があると自分の心が耐えられなくなり、無意識のうちに自分で心を閉ざしてしまったのでしょう…。
そして両親から人買いに売られ、連れ歩かれている際に胡蝶カナエ・しのぶの2人に出会います。
胡蝶カナエ・しのぶに出会い蝶屋敷で暮らすように
人買いからカナヲを保護し、2人は蝶屋敷へ連れて帰ります。
言われないと何も行動できないカナヲにしのぶは心配していましたが、カナエはいずれカナヲの心が花開くときは来ると信じ、笑っていました。
感情が無くなってしまったカナヲですが、胡蝶姉妹に出会う前と後で瞳に光があるように見えます。
2人に出会って感情にわずかに変化があったのかもしれません。
炭治郎が言っていたようにカナヲは感情が全く無いわけでなく、心の声が小さくて自分で聞くことが出来なかったのかもしれませんね。
名前がなかったのでカナエとしのぶでつけた
カナヲには名前がなかったため、名付け親は胡蝶姉妹です。
苗字については作中で明らかになりましたが、名前の由来については描かれていなかったので、ここではファンの間で考察されているものをご紹介します。
栗花落という苗字は自分で選んだ
栗花落という苗字は、いくつかの候補の中からカナヲが自分の意志で選んだものです。
胡蝶や神崎という苗字も候補にありましたが、カナヲが選んだのが栗花落というのが意外ですね。
ちなみに姉妹が欲しかったアオイちゃんは、カナヲが苗字を決める時に自分の苗字である神崎を激推ししていました(笑)
笑顔になってほしいという願いが込められた名前
カナヲという名前は、カナエと似ているな…と思いますよね?
「カナ」というところは同じで、後は「エ」が「ヲ」に変わっています。
ということは、「エ」が「ヲ」(笑顔)になっているということになります。
感情を無くしてしまったカナヲが笑顔になれるようにという意味を込めて、カナヲという名前になったのではないかと考察している人が多かったです!
過去のトラウマから泣くことが出来ない
カナエが上弦の弐・童磨に殺されたとき、蝶屋敷のみんなは悲しくて泣いていましたがカナヲだけ泣くことが出来ず、汗だくになって固まってしまいました。
両親のもとにいた時、泣くと両親から蹴飛ばされ、水に浸けられるといったひどい虐待を受けていたため、それがトラウマとなってしまい泣くことが出来なくなってしまいました。
しかし過去に何かあったのだろうと察してくれて、誰もカナヲのことを責めることはしませんでした。
カナヲが付けている蝶の髪飾りは、カナエが使っていたものです。羽織はしのぶに、髪飾りはカナヲに形見として受け継がれているようです。
カナヲが鬼殺隊に入った理由
カナヲが蝶屋敷に引き取られた後、本当は養子に出すつもりでしたが蝶屋敷に留まりました。
そして蝶屋敷ではアオイたちと一緒に火事や怪我人の治療をしていましたが、カナヲは上手くできなかったため、鬼殺隊に入りました。
カナエもしのぶも鬼殺隊に入ることは反対しており、カナヲは見様見真似でカナエが使っていた「花の呼吸」を取得し、最終選別には無断で参加しています。
感情がないと言われるカナヲですが、鬼に家族や継子を殺されたしのぶやアオイ、きよちゃんたちを見ていて鬼に対して許せないという気持ちが強くなっていったことも理由の1つです。
カナヲは考えることが苦手なので、しのぶから言われた「迷わずに鬼の頸を切る」ということを守って戦っています。
栗花落カナヲの過去 まとめ
栗花落カナヲの過去と鬼殺隊に入った理由について解説しました。
・貧しい家に生まれ、両親から虐待を受けていた影響で感情を無くしてしまう
・胡蝶姉妹に保護され、蝶屋敷で暮らす
・鬼殺隊に入った理由は怪我人の手当などが上手くできなかったのと、鬼に対しての怒りがあったため
炭治郎と出会ってから、少しずつ自分の感情を出すことができるようになったカナヲ。
辛い過去がありながらも感情を取り戻していく彼女はとても魅力的なキャラクターで、人気があるのも納得です!
アニメ2期の遊郭編では、彼女の感情の変化も描かれているので要チェックですね!
ここまで見ていただき、ありがとうございました。
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