上弦の陸・妓夫太郎と堕姫の過去。二人はなぜ鬼となったのか

十二鬼月

遊郭編のアニメ放送が2021年からはじまりました!

注目は、炭治郎たちが音柱・宇髄天元と共闘して初めて上弦と戦い、成長していく姿!

そして上弦の陸は妓夫太郎(ぎゅうたろう)と 堕姫(だき)との闘い。どちらも強力な血鬼術を使い炭治郎たちを苦しめます。

実は妓夫太郎と堕姫は人間の時から兄妹だったのですが、人間だった頃は壮絶な日々を過ごしていました。

今回の記事では上弦の陸・妓夫太郎と堕姫の人間だった過去について解説していきます!

  • 妓夫太郎と堕姫は昔から仲がよかったの?
  • 2人は人間だった頃どんな生活をしていたの?
  • 鬼になってしまったきっかけは?

2人の過去について興味がある方は、記事を読んてみてくださいね!

▼▼▼動画でもご覧いただけます▼▼▼

妓夫太郎(ぎゅうたろう)と 堕姫(だき)の過去

©吾峠呼世晴/集英社 コミック10巻

堕姫が遊女として遊郭に潜み、人々を襲っていましたが実は2人は人間だった頃から遊郭で暮らしていました。

ここでは人間時代の2人の過去や生活について解説していきます。

妓夫太郎が遊郭の貧困層に生まれる

©吾峠呼世晴/集英社 コミック11巻

貧しい家庭に生まれ、育てるためにお金がかかるという理由で何度も親から殺されかけていました。

食事は与えられず、鼠や虫を見つけて何とか命を繋いでいく日々。

美しさがすべてある遊郭では、醜い姿であった妓夫太郎は周囲の人たちから蔑まれ、ひどい扱いを受けていました。

妹の梅( 堕姫 )が生まれる

©吾峠呼世晴/集英社 コミック11巻

梅は幼いころから大人がたじろぐほど美しい容姿をしていました。

そんな妹の美しさが妓夫太郎にとって誇りになります。

両親を亡くした2人にとってお互いが唯一の家族であり、何よりも大切な存在になっていきます。

妓夫太郎は取り立て屋に、梅は遊女として働く

妓夫太郎は自分が喧嘩に強いということに気づくと、幼いころから遊び道具として使っていた鎌を使い取り立ての仕事を始めました。

仕事を始めると相手は妓夫太郎の容姿や強さを恐れるようになり、妓夫太郎は自分の醜さが誇りに思うようになっていきます。

梅は美しい容姿を生かし、遊女として働き始め、少しずつ2人の生活はよい方向へと向かい始めました。

妓夫太郎の名前は遊郭で客引きをしたり、女の護衛などをする男という意味で付けられています。梅は母親の病名である梅毒が由来となっています。

梅が生きたまま焼かれ、妓夫太郎も殺されかける

©吾峠呼世晴/集英社 コミック11巻

ある日妓夫太郎が仕事から帰ると、丸焦げになった梅を見つけます。

梅は客である侍の目玉を簪で突いて失明させてしまったため、その報復として生きたまま焼かれてしまったのです。

変わり果てた梅を抱きしめ妓夫太郎が絶叫すると、背後にいた目を突かれた侍が妓夫太郎に襲い掛かり、殺そうとします。

妓夫太郎は傷を負った体にも関わらず、自分を殺そうとした侍とその手引きをした女将を殺し、丸焦げになってまだかすかに息のある梅を抱えて歩き始めました。

梅が客である侍の目を簪で突いたのは、「兄である妓夫太郎の悪口を言われた」という理由。梅にとって妓夫太郎がどれほど大切な存在であったか分かりますね…

童磨に出会い、鬼になる誘いを受ける

©吾峠呼世晴/集英社 コミック11巻

力尽きて倒れた妓夫太郎の前に現れたのは、当時まだ上弦の陸であった童磨でした。

童磨は瀕死状態の2人に鬼になるように誘い、妓夫太郎はその誘いに乗って鬼となったのです。

兄妹は最後まで自分たちを助けてくれる人に出会うことはありませんでした。

基本的に鬼を作り出せるのは無惨だけですが、上弦は鬼への勧誘が認められています。上弦が自分の血を与え、無惨が鬼にすることを許可した場合、その人を鬼にすることができるのです。

妓夫太郎(ぎゅうたろう)と 堕姫(だき)の過去まとめ

©吾峠呼世晴/集英社 コミック11巻

妓夫太郎と堕姫の過去について解説しました、鬼になった2人の姿は、過去の影響が強く出ていたんですね。

昔からお互いのことは大切に思っていて、鬼になってもそれは変わっていないということに兄妹の強い繋がりを感じます。

兄妹の過去はあまりに辛く、自分たちを助けてくれる人は誰もいなかったことが妓夫太郎が鬼になることを決めた一番の理由かもしれません。

アニメの遊郭編では2人の過去が描かれるはずなので楽しみですね!(ハンカチは必須だと思いますが…)

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました