無惨の直属の配下であり、最強の鬼たちである十二鬼月。
多くの隊士たちを葬り去っており、ほとんどの一般隊士が歯が立たない強さを持ちます。
上弦の鬼ともなると、柱3人の強さとも言われており、柱のほとんどは上弦の鬼によって殺されてしまいました。
しかしそんな強さを持つ十二鬼月であっても、最終的には全員が消滅してしまいました。
そこで今回の記事では、ランキング形式で十二鬼月を討伐した数が多かった人を発表していこうと思います!
- 十二鬼月を倒したことがあるのは誰?
- 最も十二鬼月の討伐数が多いのは誰?
などが気になった人は、ぜひこの記事を読んでみてくださいね。
十二鬼月を討伐した数
ではさっそく十二鬼月の討伐数が多い順で見ていきましょう!
最も多く十二鬼月を倒しているのは誰なのでしょうか?
※首を直接斬った人だけではなく、戦闘に参加して勝利に貢献したという場合も討伐という扱いにしています。
胡蝶しのぶ:1体
無限城での戦いで、上弦の弐である童磨の討伐に大きく貢献しました。
童磨はしのぶの姉であるカナエを殺した鬼であり、しのぶはずっと童磨を倒す準備をしていました。
少量の毒では童磨を倒せないと予想していたしのぶは、藤の花の毒を長い年月をかけて摂取し続け、自らを毒の塊にして、童磨に喰わせるという作戦を実行。
しのぶを喰らった童磨は高濃度の藤の花の毒で弱体化し、その隙をつかれて敗北しました。
宇髄天元:1体
遊郭での戦いで、炭治郎たちと共闘して上弦の陸である妓夫太郎・堕姫を討伐しています。
絶望的な戦況でしたが、誰も死ぬことはなく戦いに勝利しました。
しかし宇髄は戦いで重傷を負っており、左手と左手を失ってしまいます。
そのことが理由となり、宇髄は柱を引退することになりました。
甘露寺蜜璃:1体
刀鍛冶の里に襲来した上弦の肆・半天狗を炭治郎たちと共闘して討伐しています。
甘露寺は半天狗の最強の分身である憎珀天を1人で応戦し、最後まで戦い抜いたのです。
1度は憎珀天の攻撃が直撃して意識を失いますが、その後は戦線に復帰。
この戦いの中で甘露寺は覚醒し、痣を出現させました。
悲鳴嶼行冥:1体
無限城での戦いで上弦の壱・黒死牟と対峙し、隊士たちと共闘して討伐しています。
鬼殺隊最強としての戦いを見せ、一時は1人で黒死牟の攻撃を受けきっていました。
全力の黒死牟を相手に苦戦を強いられましたが、実弥や無一郎、玄弥の協力もあり重傷を負わず、戦いを終えることができました。
栗花落カナヲ:1体
無限城での戦いで、上弦の弐・童磨を討伐しています。
童磨にはしのぶよりも実力が上と評価され、戦いの中では童磨の攻撃を見極めて攻撃を何度も躱しています。
弱体化した童磨の隙を見逃さず、伊之助と協力して首を斬ることに成功しました。
冨岡義勇:2体
那田蜘蛛山では下弦の壱・累を、無限城戦では上弦の参・猗窩座を討伐しています。
物語で一番初めに登場した十二鬼月が累であり、圧倒的な強さに炭治郎は絶体絶命の状態でしたが、間一髪のところで冨岡が救出し、いとも簡単に累の首を斬り、柱の強さを証明しました。
猗窩座との戦いでは痣を発現させることにも成功し、互角の強さを見せています。
最後は炭治郎と協力し、満身創痍になりながらも勝利することができました。
煉獄杏寿郎:2体
柱になる前の戦いで元下弦の弐・佩狼を、無限列車では下弦の壱・魘夢を倒しています。
柱になる為の戦いとして十二鬼月であった佩狼と対峙し、重傷を負いながらも勝利し、炎柱に昇格することになりました。
無限列車では魘夢とは直接戦うことはなかったものの、魘夢の攻撃から列車の乗客を守り抜き、炭治郎たちに的確に指示を出し、大きく勝利に貢献しました。
時透無一郎:2体
刀鍛冶の里では上弦の伍・玉壺を、無限城戦では上弦の壱・黒死牟を討伐しています。
玉壺との戦いでは、玉壺の血鬼術で絶体絶命の状態になりますが、痣を発現させたことにより形勢逆転し、たった1人で上弦の鬼の討伐に成功しました。
黒死牟では、黒死牟の圧倒的な強さで重傷を負わされますが、自らの命を懸けて捨て身で戦いに挑み、勝利に大きく貢献しました。
赫刀を出現させることにも成功させており、最年少でありながらもポテンシャルの高さがうかがえます。
不死川実弥:2体
柱になる前の戦いで元下弦の壱・姑獲鳥を、無限城戦では上弦の壱・黒死牟を倒しています。
姑獲鳥は兄弟子である粂野匡近と共闘して倒すことができましたが、匡近はこの時に重傷を負ってしまい、亡くなっています。
黒死牟との戦いでは、玄弥や無一郎が致命傷を負ってしまった中でも、心を折らずに最後まで戦い抜きました。
姑獲鳥との戦いはコミックスではなく、小説版で読むことができます。実弥と匡近の戦いが見たい!という人はぜひ小説版の「風の道しるべ」をチェックしてみてくださいね。
不死川玄弥:2体
刀鍛冶の里では上弦の肆・半天狗を、無限城戦では上弦の壱・黒死牟を討伐しています。
半天狗戦では、はじめは自分が首を斬ることしか考えていませんでしたが、戦闘激化につれて炭治郎たちと協力するようになり、何とか戦いに勝利しました。
黒死牟との戦いでは、圧倒的な力の差の前に一瞬で胴を切断されてしまいますが、決死の覚悟で黒死牟の刀の破片を取り込み、自らを強化し、再び戦闘に参加します。
反撃に合い致命傷を負いますが仲間たちを救うために最後まで戦い、勝利に大きく貢献しました。
嘴平伊之助:3体
無限列車では下弦の壱・魘夢を、遊郭では上弦の陸の妓夫太郎・堕姫、無限城では上弦の弐・童磨を討伐しています。
強敵と戦うときは1対1にこだわっていた伊之助でしたが、無限列車での戦いを経験してからは共闘ができるようになりました。
遊郭編では炭治郎と伊之助と3人で協力して堕姫の首を斬ることに成功しており、童磨との戦いではカナヲとも共闘して勝利しました。
我妻善逸:3体
無限列車では下弦の壱・魘夢を、遊郭では上弦の陸の妓夫太郎・堕姫、無限城では新上弦の陸・獪岳を討伐しています。
炭治郎や伊之助に比べると共闘の経験が少ない善逸ですが、遊郭での堕姫との戦いでは冷静に戦況を読み、炭治郎や伊之助に声をかける場面もありました。
無限城ではかつての兄弟子であった獪岳と対峙し、自らが編み出した呼吸で戦いに勝利しました。
実は同期組で唯一、単独で上弦の鬼の討伐に成功しています。
竈門禰豆子:4体
那田蜘蛛山では下弦の伍・累、無限列車では下弦の壱・魘夢、遊郭では上弦の陸の妓夫太郎・堕姫、刀鍛冶の里では上弦の肆・半天狗を討伐しています。
鬼であるため自らが鬼を消滅させることはできませんが、禰豆子の血鬼術は鬼だけを燃やすことができ、その力で多くの隊士たちの命を救いました。
大人になった姿では堕姫を圧倒しており、上弦の鬼に近い強さを持っています。
竈門炭治郎:5体
那田蜘蛛山では下弦の伍・累、無限列車では下弦の壱・魘夢、遊郭では上弦の陸の妓夫太郎・堕姫、刀鍛冶の里では上弦の肆・半天狗、無限城では上弦の参・猗窩座を討伐しています。
戦闘後は満身創痍の状態であることが多かったものの、数々の戦いを乗り越えて、猗窩座との戦いでは冨岡に「柱に匹敵する強さ」と評価されるほどに成長しました。
主人公という事もあり、最も十二鬼月との遭遇が多かったのも炭治郎でした。
鬼舞辻無惨:5体
主人公の炭治郎と並び、トップの討伐数となったのは鬼の始祖であるまさかの鬼舞辻無惨でした!
無惨は累が殺された後に下弦を収集しており、その際に下弦の陸・釜鵺、下弦の肆・零余子、下弦の参・病葉、下弦の弐・轆轤を殺しています。
無限城戦の前に以前から便利という理由でお気に入りだった鳴女に血を与え、鳴女を上弦の肆に昇格させましたが、鳴女が愈史郎に乗っ取られてしまいました。
はじめは鳴女を愈史郎から取り戻そうとしたものの、最後には鳴女を愈史郎に完全に乗っ取られてしまうことを恐れ、容赦なく殺しました。
柱は十二鬼月の討伐数がもっと多い?
コミックスや小説版の情報では、柱よりも炭治郎たちの方が十二鬼月の討伐数が多いという結果になりました。
しかし、柱になるための昇格条件の中に「十二鬼月の討伐経験がある」というものがあります。
実際に煉獄や実弥は十二鬼月の討伐がきっかけで柱になっており、他の柱たちも十二鬼月を討伐したから柱になっている可能性も十分あります。
また、上弦の鬼たちが柱と戦った時には、実力を高く評価されるシーンが多くあり、現在の柱たちは歴代の柱の中でも随一の実力者がそろっていることが分かります。
下弦の鬼の入れ替わりが激しいことも判明しており、隊士の質が低下していることを踏まえると、討伐を行ったのは柱だったのかもしれません。
描写はありませんが、実際は柱の十二鬼月の討伐数はもっと多い可能性が高いです。
まとめ
十二鬼月の討伐数を解説しました。まとめると…
胡蝶しのぶ | 1体 | 上弦の弐・童磨 |
宇髄天元 | 1体 | 上弦の陸・妓夫太郎・堕姫 |
甘露寺蜜璃 | 1体 | 上弦の肆・半天狗 |
栗花落カナヲ | 1体 | 上弦の弐・童磨 |
冨岡義勇 | 2体 | 下弦の伍・累 上弦の参・猗窩座 |
煉獄杏寿郎 | 2体 | 元下弦の弐・佩狼 下弦の壱・魘夢 |
時透無一郎 | 2体 | 上弦の伍・玉壺 上弦の壱・黒死牟 |
不死川実弥 | 2体 | 元下弦の壱・姑獲鳥 上弦の壱・黒死牟 |
不死川玄弥 | 2体 | 上弦の肆・半天狗 上弦の壱・黒死牟 |
嘴平伊之助 | 3体 | 下弦の壱・魘夢 上弦の陸・妓夫太郎・堕姫 上弦の弐・童磨 |
我妻善逸 | 3体 | 下弦の壱・魘夢 上弦の陸・妓夫太郎・堕姫 新上弦の陸・獪岳 |
竈門禰豆子 | 4体 | 下弦の伍・累 下弦の壱・魘夢 上弦の陸・妓夫太郎・堕姫 上弦の肆・半天狗 |
竈門炭治郎 | 5体 | 下弦の伍・累 下弦の壱・魘夢 上弦の陸・妓夫太郎・堕姫 上弦の肆・半天狗 上弦の参・猗窩座 |
鬼舞辻無惨 | 5体 | 下弦の陸・釜鵺 下弦の肆・零余子 下弦の参・病葉 下弦の弐・轆轤 新上弦の肆・鳴女 |
十二鬼月の討伐数が最も多かったのは、5体討伐の炭治郎と無惨でした。
蛇柱・伊黒が十二鬼月の討伐シーンが描かれていないのも意外でしたが、まさかの主人公とラスボスが1位になるという驚きの結果でしたね…。
ここまでお読みいただきありがとうございました!
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