胡蝶しのぶの刀はどんな造りになっている?特殊な形状をしている理由とは。

胡蝶しのぶ(こちょう しのぶ)

小柄でありながらも、柱の1人として鬼殺隊を支える存在である胡蝶しのぶ。

那田蜘蛛山編では一般隊士たちの援護として駆り出され、多くの隊士たちを殺した姉蜘蛛を一突きで倒すという強さを見せつけました。

医学にも精通しており、自身が所有する蝶屋敷にて負傷した隊士たちの治療も行うなど、鬼殺隊にはなくてはならない存在です。

そんなしのぶが持っている日輪刀ですが、形は刀であるものの、細身の刀身であり他の隊士たちの日輪刀と大きく違っています。

実はしのぶがこのような日輪刀を使っているのには理由があるからです。

今回の記事では、しのぶの刀が特殊な形をしている理由について解説していきます!

胡蝶しのぶの刀の形が特殊な理由

©吾峠呼世晴/集英社 コミック5巻

他の隊士たちとは違い、切っ先と柄付近以外は細身の作りをしているしのぶの日輪刀ですが、これは刀鍛冶の里の長である鉄地河原鉄珍(てっちかわはらてっちん)が作製しています。

しのぶは体格に恵まれず筋力がなくて鬼の首を斬ることができなかったため、鬼を殺す毒を開発し、その毒を突きで鬼に打ち込み倒すという戦い方をします。

切っ先が鋭く、細身の刀身であるのはしのぶの突きが最大限に生かせるようにするためだったのです。

鉄地河原鉄珍は里の中でも優れた技術と知識を持っており、しのぶのような特殊な形をしている日輪刀を担当しています。同じく柱である甘露寺蜜璃も特殊な形の刀ですが、これも同じく鉄地河原鉄珍が担当しています。

鞘に納めると毒を調節できる

©吾峠呼世晴/集英社 コミック16巻

しのぶは鬼を殺す毒を使って戦いますが、実は戦うたびに毒の調合を変えているのです。

いつも同じ毒で戦っていると、毒の情報を鬼同士で共有されていた場合は毒に対応した体の作りに鬼が変化していた時に対応できないためです。

そのためしのぶは鬼ごとに調合しているのですが、実は刀を鞘に納めると毒の調節ができる作りになっているのです。

この仕組みについては、日輪刀を扱うしのぶと、製作者である鉄地河原鉄珍しか知りません。

ちなみに1度に打ち込める毒の量は50ミリほどで、相手の強さによって量も変えているみたいです。

刀の刃元には惡鬼滅殺の文字もある

©吾峠呼世晴/集英社 コミック6巻

柱の日輪刀にのみ、刃元には「惡鬼滅殺」という文字が刻まれており、もちろんしのぶの日輪刀にも刻まれています。

しかし刃元の面積が小さくすべての文字を刻むことはできなかったため、「惡鬼」と「滅殺」が両面に分けて彫られています。(他の柱たちは片面に刻まれている)

刀の色は鋼色

©吾峠呼世晴/集英社 アニプレックス・ufotable

日輪刀は「色変わりの刀」とも言われ、持ち主に合っている呼吸の系統によって色が変わります。

公式は色については明らかにしていませんが、アニメやカラーで見るとしのぶの刀の色は鋼色というシンプルな色でした。

まとめ

©吾峠呼世晴/集英社 コミック19巻

胡蝶しのぶの刀について解説しました!まとめると…

胡蝶しのぶの刀まとめ

・切っ先と柄付近以外は細身の作りをしている刀で、突きに特化したしのぶに合わせた形
・製作者は刀鍛冶の里の長である鉄地河原鉄珍
・鞘に納めると、毒の調合をしたり量を調節できたりする
・惡鬼滅殺の文字は、「惡鬼」と「滅殺」が両面に分けて彫られている
・刀身の色は鋼色?

変わった形をしているなと思っていましたが、ちゃんと理由があったんですね!

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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