鬼殺隊の剣士の中で最高位である柱。
現在は9名の隊士が柱に就任しており、一般隊士たちでは対処しきれない難しい任務を担当しています。
柱になるためには厳しい条件をクリアしなければならないため、ほとんどの隊士たちがその条件をクリアすることができずに一般隊士のままでいるのです。
柱になるのはかなり難しいですが、メリットももちろん存在します!
そこで今回の記事では、柱について詳しく解説していきます。
- 柱になる条件とは?
- 柱になると優遇されるものは?
- 炭治郎たちが柱になったら何柱になるの?
などが気になった人は、ぜひこの記事を読んでみてくださいね。
鬼殺隊の柱とは?
では早速鬼殺隊の柱について解説していきましょう。
柱とは、名前の通り鬼殺隊を支える存在とも言える優れた剣士たちのことを意味します。
十二鬼月に匹敵する力を持ち、下弦の鬼は何度も柱によって倒されているため、顔ぶれが何度も変わっているようです。
鬼殺隊の当主である産屋敷家からも厚い信頼を得ていて、半年に1度行われている柱合会議にも出席することができ、産屋敷耀哉とも直接話をする機会が多くあります。
現在は9名が柱として活躍しており、多くの任務を担当しているようです。
柱に上り詰めた人たち
現在の9名の柱は下記の人たちになります!
水柱 | 冨岡義勇(とみおかぎゆう) |
蟲柱 | 胡蝶しのぶ(こちょうしのぶ) |
炎柱 | 煉獄杏寿郎(れんごくきょうじゅろう) |
音柱 | 宇髄天元(うずいてんげん) |
霞柱 | 時透無一郎(ときとうむいちろう) |
恋柱 | 甘露寺蜜璃(かんろじみつり) |
岩柱 | 悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい) |
風柱 | 不死川実弥(しなずがわさねみ) |
蛇柱 | 伊黒小芭内(いぐろおばない) |
同じ呼吸を使う剣士がいませんが、特に同じ呼吸を使う人が同時期に柱になってはいけないといったルールはなく、たまたま同じ呼吸の使い手がいなかったという可能性の方が高そうです。
当主である産屋敷耀哉からは、最強と言われた戦国時代の剣士たちと引けを取らない実力者たちとまで言われていました。
最年長で柱の中で最も古参である悲鳴嶼がまとめ役になることが多く、他の柱や耀哉から厚い信頼を受けています。
柱になる条件
最高位である柱になる為には、こちらの2つの条件をクリアしなければなりません。
1.階級を甲にまで上げる
2.十二鬼月を倒す、または鬼を50体倒す
鬼殺隊には12個の階級があり、甲はその中の一番上の階級に当たります。
つまり、階級を一番上の階級にして、十二鬼月を倒す、または鬼を50体倒すことで柱の昇級条件を満たすことができるのです!
十二鬼月を倒すというのはある条件がある?
十二鬼月を倒すという条件ですが、ある方法で十二鬼月を倒した場合は条件未達成扱いになります。
それは「柱と共闘して十二鬼月を倒した場合」です。
公式から詳細は明らかにされていませんが、刀鍛冶の里編で玄弥と炭治郎が共闘した際に、玄弥がこのようなことを言っていました。
上弦の陸を倒したのはお前の力じゃない
©吾峠呼世晴/集英社 コミック16巻
だからお前は柱になってない!
このことから、柱と共闘して十二鬼月を倒している場合はカウントされないのでは?と推測できます。
炭治郎は柱と共闘で十二鬼月を何体も倒しているにも関わらず、階級は最終決戦後時点で丙(上から三番目)だったので、共闘の場合は評価にあまりプラスされないのかもしれません。
煉獄や不死川は共闘して十二鬼月を倒していますが、柱に昇格しました。そのことから、柱ではなく一般隊士たちの共闘の場合は昇格条件をクリアできることが判明しました。
給料は望むだけもらうことができる
鬼殺隊は命がけで人々を鬼から守っており、柱ともなればかなり多くの人々を救っていることになります。
そのため、給料は望む分だけもらうことができるのです。
現在の柱たちの中に、あまりお金に執着した人はいませんが望んだ分だけ給料がもらえるというのは魅力的ですよね…!
また、柱はお願いすれば屋敷をもらうことができ、負傷者の治療を行っている蝶屋敷もその1つです。
アニメの柱稽古編では、それぞれの柱たちの屋敷が描かれていましたが、そのほとんどが何人もの隊士たちが稽古を行えるほどの広さでした…!
柱は最大で9名まで
柱は最大で9名までと決まっており、もし条件を満たしても柱になれない場合もあるみたいです。
柱という漢字の画数が9画なので、最大9名になっています。
ただこれはかなり稀なことで、柱の席がすべて埋まっていることはほとんどありません。
満席だった場合は、柱に空きが出た際に繰り上げで柱になることができます。
柱の肩書は呼吸法が関係している
柱は全員が〇柱という肩書が与えられますが、これは使用している呼吸法が関係しているんです!
例えば水の呼吸を使っている人が柱になった場合は「水柱」となり、炎の呼吸を使っている人の場合は「炎柱」になります。
ただし、雷の呼吸だけはこの法則に当てはまらず、柱になった場合は「鳴柱(なりばしら)」と呼ばれていました。
作中では雷の呼吸が現役の柱として登場することはありませんでしたが、公式ファンブックにて肩書が明らかになりました。なぜ雷柱という肩書でないのか理由は分かっていません。
炭治郎たちが柱になったら何柱?
入隊から最後まで大活躍をした炭治郎や同期たちですが、最後まで柱になることはなく、鬼殺隊は解散となりました。
最終的な階級は、以下のようになっています。
丙(上から三番目):炭治郎、善逸、伊之助
丁(上から四番目):カナヲ、玄弥
全員が癸からものすごいスピードで昇格していますが、あと一歩のところで柱には届きませんでした。
しかし柱に近い実力と評価されており、このまま鬼殺隊が続けば柱になっていたかもしれません。
もし同期組が柱になったら何柱になっていたのでしょうか?
竈門炭治郎:日柱
炭治郎が柱になっていたら、「日柱」になっていたでしょう。
作中で唯一、水の呼吸と日の呼吸の2つの全集中の呼吸を使えた炭治郎ですが、炭治郎自身も日の呼吸の方が体に合っていると言っており、日の呼吸の適性が高いことが分かっています。
そうすると水柱ではなく、日柱として柱になっている可能性が高そうです。
炭治郎は感覚で物事を伝えるタイプだったので、もし継子ができて稽古をつけるときは苦戦しそうですよね。
ただ誰よりも優しい性格なので、継子に対しては根気よく稽古をつけてくれそうです。
我妻善逸:鳴柱
善逸が柱になっていたら、「鳴柱」になっていたでしょう。
先ほども解説した通り、雷の呼吸の使い手が柱になった場合の肩書は鳴柱となるので、善逸も柱になった場合は鳴柱となります。
雷の呼吸は全部で6つの型があり、善逸は壱ノ型しか使うことができませんでしたが、自ら漆ノ型を編み出すことに成功しました。
さらに善逸は、同期組の中で唯一上弦の鬼を1人で撃破することに成功しています。
もし鬼殺隊が解散せずに存続して場合は、最も早く柱に昇格していたかもしれませんね。
嘴平伊之助:猪柱?
伊之助が使用している獣の呼吸は、伊之助が完全にオリジナルで編み出した呼吸法です。
蟲の呼吸や花の呼吸なども他の呼吸からの派生ですが、獣の呼吸は派生したものではないため、伊之助のセンスがかなり高かったことが分かります。
そのため過去に獣の呼吸を使っていた人はおらず、柱となった場合はどんな肩書になるのかが分かっていません。
伊之助自身は、もし自分が柱になったら「野獣柱(やじゅうばしら)」か「猪柱(いのばしら)」のどちらかと言っていました。
野獣柱だと少し語呂が合わないので、私としては猪柱が良いかなと思います(笑)。
栗花落カナヲ:花柱
カナヲが柱になっていたら、「花柱」になっていたでしょう。
現在の柱の中には花の呼吸の使い手はいませんが、以前はカナヲとしのぶの姉であるカナエが花の呼吸の使い手で柱を務めていました。
その時の肩書が花柱だったため、カナヲも柱になった時は花柱になるはずです。
カナヲは見様見真似で花の呼吸を会得しており、さらに自分の身体能力を最大限に引き上げることができる終ノ型を編み出すことにも成功しています。
童磨との戦いでは、童磨から柱に匹敵するほどの実力があると言われていたため、カナヲも鬼殺隊が解散していなければすぐに柱に上り詰めていたかもしれません。
不死川玄弥:鬼柱?
玄弥は鬼殺隊の隊士の中でも珍しく、全集中の呼吸を使うことができません。
全集中の呼吸ができないことに絶望して精神的に追い詰められた際、鬼の肉を食べたことで一時的に鬼の能力を使えるようになれる「鬼喰い」という特殊能力に目覚めます。
玄弥は鬼と戦うときには、この鬼喰いの能力を使い、丁の階級にまで上り詰めました。
全集中の呼吸が使えないことから、日輪刀の他にも銃を使用しており、弱い鬼が相手であれば銃で頭を吹き飛ばして倒すことも可能とのこと。
全集中の呼吸を使用していないため、ファンの間でも「もし玄弥が柱になったら何柱になるの?」と言われています。
鬼喰いをすることから、鬼柱という声が多く上がっていました!
まとめ
鬼殺隊の柱について、炭治郎たちが柱になった時の肩書は何になるのかを解説&考察しました。
柱になれば優遇されることはありますが、ほとんどの隊士たちがそこに上り詰める前に鬼との戦いで死亡してしまっています。
炭治郎たちも厳しい戦いを乗り越え、もし鬼殺隊が解散せずに残っていたら柱になっていた可能性が極めて高いと言えるでしょう!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
関連記事