無惨が恐れた最強剣士、継国縁壱(つぐくによりいち)とはどんな性格だったのか?

継国縁壱(つぎくに よりいち)

鬼の始祖である無惨をたった1人で追いつめた継国縁壱。

現在の鬼殺隊が使っている呼吸法を伝えたのも彼であり、縁壱の存在がなかったら無惨を倒すことができなかったと言っても過言ではありません。

無惨が恐れる程の強さを持っていた縁壱ですが、その一生は決して幸せに満ちたものではありませんでした。

物静かなイメージがある縁壱ですが、実際には彼はどんな性格をしていたのでしょうか?

今回の記事では、継国縁壱の性格を作中のシーンをもとに解説していこうと思います!

自分のイメージする縁壱の性格と比べながら読んでみてくださいね。

継国縁壱(つぐくによりいち)はどんな性格だったのか?

生まれた時から痣があり、透き通る世界を会得していた縁壱。

鬼の始祖である無惨の唯一のトラウマであり、鬼滅の刃の登場キャラクターの中で最強の強さを持つ彼ですが、一体どんな人物だったのでしょうか?

物静かで感情があまり出ない

©吾峠呼世晴/集英社 コミック12巻

物静かな性格で、感情が顔に出なかったため、初めは耳が聞こえないのではないかと母親に心配されるほどでした。

しかし表情に出ないだけで、感情はしっかりとあり、家を抜け出した先で出会いその後妻となった女性、うたは表情以外で縁壱の感情を感じ取っていたみたいです。

兄の巌勝でさえも赤子の頃からにこりと笑うことすらなかったと言っていたため、小さい時からずっと表情を出さなかったようです。大人になってからは怒ったり笑顔であったりの表情もわずかですが描かれているため、うたとの出会いで少しだけ表情が出るようになったのかもしれません。

他者の幸せを第一に考える優しさを持つ

©吾峠呼世晴/集英社 コミック21巻

自分の母が病で苦しんでいるのを知れば子供でありながら母を支えるように歩き、自分のことをぞんざいに扱った父のことでさえ庇うなど、小さいころから優しい性格でした。

実力があることが周囲に分かった時も、自分と兄の立場入れ替わってしまうことを危惧し、自ら姿を消すことを選ぶなど自分以外の人のことを第一に考えて行動していました。

その優しさは大人になってからも変わることはありませんでした。

縁壱は不運が重なり幸せとは言えない人生を歩んでいますが、「幸せな人を見ると自分も幸せな気持ちになる」と言っており、縁壱がいかに人格者であるかが分かります。

日の呼吸の型が見たいとお願いされれば、全く剣技が分からない人が相手であっても快くすべての型を見せてくれたようです。

自己評価が低い

©吾峠呼世晴/集英社 コミック21巻

当時は跡目争いの原因とされる双子として生まれ、さらに生まれつき額に痣があったころから忌み子として扱われ、周囲の人たちとほとんど関わることなく幼少期を過ごしました。

小さい時に自分は災いをもたらす存在と父から言われ、自分が原因で家族が喧嘩する様子を見ていたためか、成長してからも自分の存在価値を非常に低く評価していました。

炭治郎の祖先である炭吉に自分の気持ちを話す時に、縁壱がどれだけ自己評価が低い人であったかが分かります。

私は大切なものを何一つ守れず 人生において為すべきことを為せなかった者だ
何の価値もない男なのだ

©吾峠呼世晴/集英社 コミック12巻

自分が鬼殺隊の成長に大きく貢献しているにも関わらず、自分を何の価値もないと評価してしまっていました。

まとめ

©吾峠呼世晴/集英社 コミック20巻

縁壱の性格について解説しました!まとめると…

継国縁壱の性格

・幼少期の頃の環境もあり、子供のころから表情が表に出ず、物静かであった
・人の幸せを自分のことのように思えるほど優しい
・性格も良く、無惨を追い詰める程の強さを持っているが自己評価が低い

兄の巌勝も言っていましたが、まさに非の打ち所がない人格者ですね…!

ですが完璧だったからこそ、誰も彼の本心を知ろうとしてくれなかったというのも少し悲しいですね。

幼少期の環境が変わっていたら、もう少し明るい性格であったかもしれません。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

タイトルとURLをコピーしました