数々のヘタレ発言で隊士らしからぬ言動を繰り返すも、鬼に遭遇し、恐怖からの気絶後に覚醒すると、本来の強さを発揮するというギャップも人気の理由の一つである剣士・我妻善逸。
善逸が会得した雷の呼吸は、壱ノ型の一つの型のみですが、戦いを追うごとに、技を極めていきました。
今回は、善逸が使う日輪刀について、色や鍔などの形状をご紹介していきたいと思います。
【我妻善逸】日輪刀について
刃の色
我妻隊士の日輪刀
走る稲妻のような紋様がある黄色い刃。
雷の呼吸の使い手である象徴のようだ。
©吾峠呼世晴/集英社 鬼滅の刃 公式ファンブック 鬼殺隊見聞録
善逸の日輪刀の刃の色について、公式ファンブックに『走る稲妻のような紋様のある黄色い刃』と記載があります。
アニメ 鬼滅の刃「竈門炭治郎 立志編」にて、善逸が、初めて箱の中から出てきた禰豆子を見るや否や殺気立つシーンで、その全貌が明らかになっています。
自分の私利私欲で隊員に刃を振りかざすなど、隊律違反であり、完全に日輪刀の使い方を誤ってますが、善逸の本気具合が傑作なシーンですね(笑)
鍔(つば)
善逸の鍔は木瓜形(もっこうがた)家紋の鍔で、耳が金色で縁取られ、地は銀色の金属です。
地の部分には、善逸の羽織の模様と同じ鱗柄の模様が見られます。
ちなみに、雷の呼吸の派生である、音の呼吸を会得した音柱・宇髄天元も鍔の形も善逸と同じ木瓜形、鬼となった兄弟子・獪岳の鍔も木瓜形なので、派生も含め、雷の呼吸の剣士の鍔は木瓜形だと推測できます。
柄(つか)
善逸の刀の柄は、柄巻の模様も羽織同様、鱗模様となっており、こちらはオリジナルのデザインのようです。
元兄弟子である獪岳の柄巻も同様の鱗模様ですので、こちらも雷の呼吸の剣士特有の柄巻なのでしょう。
鞘(さや)
善逸の日輪刀の鞘は、光沢のある白地で鞘尻が金色です。
羽織と脚絆(きゃはん)に施されている鱗柄の模様の白と黄色の配色に、光沢のある白い鞘が映えます。
まとめ
善逸が使う日輪刀について、色や鍔などの形状をご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
- 善逸の日輪刀の刃の色は走る稲妻のような紋様のある黄色
- 善逸の鍔は木瓜形(もっこうがた)家紋の鍔で、耳が金色で縁取られ、地は銀色の金属で、羽織や脚絆と同じ鱗柄のデザインが入っている
- 雷の呼吸の派生の音柱・宇髄天元や鬼となった元兄弟子・獪岳の鍔も木瓜形で、雷の呼吸の剣士の鍔は木瓜形なのではないかと推測できる
- 柄は、柄巻の模様も羽織同様の鱗柄でオリジナルのデザインで、元兄弟子・獪岳の柄も同等の鱗柄だった
- 鞘は、光沢のある白地で鞘尻が金色
ヘタレで自信のない言動の多かった善逸も、あることがきっかけとなり、やがて眠らずとも本領を発揮し戦う姿が見られます。
鬼になった兄弟子・獪岳と同じ鍔や柄の日輪刀を持つ善逸の雷の呼吸のルーツでもあり、家族同等の存在であった師範との悲しい別れ。
天涯孤独だった善逸の唯一の理解者であり、家族のように厳しくもあたたかい視点で善逸を見守ってくれたじいちゃんの仇との対決。
壱ノ型しか使えないながらも、じいちゃんの教えを胸に戦う善逸の手元には常に日輪刀がありました。
ヘタレな善逸も、努力と鍛錬を重ねてきたからこそ、立派な日輪刀に見合う剣士として、最後まで鬼と戦うことができたのです。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
引き続き鬼滅の刃をお楽しみください。
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