鬼たちの動きが止まり、それを機に隊士たちの能力の底上げを目的で行われた柱稽古。
その名前の通り、柱たちが主体となり隊士たちに稽古をつけてくれるという内容です。
柱稽古が決まった時、炭治郎は柱の人たちに稽古をつけてもらえる!と喜んでいましたが、前向きな炭治郎に対して善逸は柱稽古のことを「地獄」と言っていました(笑)
柱が指揮を執る稽古はきつそうですが、恋柱・甘露寺蜜璃の稽古は少し他の柱と比べると優しそうなイメージがありますよね。
今回はそんな甘露寺の柱稽古の内容について解説していきます!
- 甘露寺蜜璃の柱稽古の内容って?
- 稽古は厳しかったの?
- 休憩などはあったの?
などが気になる方は是非この記事を読んでみてくださいね。
柱稽古とは?
初めに柱稽古について簡単に説明しますね。
先ほど少し触れましたが、柱稽古とは名前の通り「柱たちに隊士が直接稽古をつけること」です。
基本的に柱は忙しいため、稽古をつけてもらえるのは継子だけですが、禰豆子が太陽を克服後、鬼の出現がピタリと止んだことがきっかけとなり行われることになりました。
稽古をつけてもらう順番ですが、宇髄⇒時透⇒甘露寺⇒伊黒⇒不死川⇒悲鳴嶼の順番です。
炭治郎の説得によって冨岡義勇も後から稽古に参加しますが、詳しいことは分かっていません。しのぶは珠世と共に薬の研究を行っていたため柱稽古には不参加となっています。
甘露寺蜜璃の柱稽古は「地獄の柔軟」
甘露寺蜜璃の柱稽古の内容は体の柔軟性を高めることを目的としたものです。
技の速度が速い甘露寺ですが、それは彼女の体の柔らかさと関節の可動域の広さがあってこそできることであり、稽古内容が柔軟というのも納得です。
柔軟と聞くと激しい運動のイメージはないので、稽古の中では厳しくない方…と思いましたが、全然そんなことはありませんでした。
柔軟は力技によるほぐし
体が硬い人は特に分かると思いますが、ストレッチなどをした際に無理をすると痛みを感じますよね。
体を柔らかくするためには、気持ち良いと感じる程度で行うのが一番です。
しかし甘露寺の稽古では、体が硬い人にも容赦なく力技で柔軟を行っていました(笑)
無理やり開脚をさせられた隊士はその痛さに悲鳴を上げてしまうほど…
全員がその痛みを経験しているからなのか、その様子を見て他の隊士たちも震えていました。
レオタードのような服を着て行う
他の柱稽古ではありませんでしたが、甘露寺の稽古では全員が同じ服を着て稽古に参加していました。
しかもその服がレオタードのような形であり、これはなかなか恥ずかしいですよね。
素直な炭治郎は服装に関して何とも思わなかったみたいですが、精神的にきます(笑)
音楽に合わせて踊る
甘露寺が使う恋の呼吸は、音感と柔軟性が重要のようで、音楽に合わせて踊るという稽古も取り入れていました。
リボンなども使用していて、新体操のような動きをするみたいです。
隊士の中にはこの訓練がどんな意図があるのかが良く分かっていない人もいました。
3時には手作りパンケーキが振舞われる
他の柱たちの稽古と同じくらい厳しい甘露寺の稽古ですが、他の柱とは違う嬉しいところも。
それは3時には甘露寺手作りのバターをたっぷり塗った巣蜜パンケーキが振舞われるのです!
しかも紅茶も淹れてくれるという嬉しい心遣いも。
厳しい稽古でもこういうちょっとしたご褒美があると頑張ろうと思えますよね。
大正時代の都市部ではすでに西洋の食事が周知されていたようですが、山で育った炭治郎は聞きなれない言葉に?を飛ばしていました(笑)
ちなみに巣蜜というのはミツバチが巣に貯蔵した自然のままのはちみつのことで、甘露寺邸では養蜂をしており、彼女は日常的に食べていたようです。
まとめ
恋柱・甘露寺蜜璃の柱稽古について解説しました。まとめると…
・柱稽古の中では3番目に行われる
・内容は柔軟がメインだが、力技によるほぐし
・レオタードのような服を着て音楽に合わせて踊ることもある
・3時にはパンケーキや紅茶が振舞われる
柔軟と聞いて稽古の中では1番優しそうかも、と思いましたがまさか力技によるほぐしだったとは思いませんでした、体が硬い人にとってはまさに地獄ですね…。
パンケーキなども振舞ってくれて、優しい甘露寺なりの気遣いも感じられます。(本人が食べたいということもあるかもしれませんが)
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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