恋柱・甘露寺蜜璃(以下、蜜璃ちゃんと表記)が使用している呼吸について見ていきたいと思います。
恋柱と言う名の通り、蜜璃ちゃんは『恋の呼吸』の使い手です。
一体どんな型があるのか見ていきましょう!!
甘露寺蜜璃の呼吸
恋の呼吸
- 壱ノ型 初恋のわななき
- 弐ノ型 懊悩巡る恋
- 参ノ型 恋猫しぐれ
- 伍ノ型 揺らめく恋情・乱れ爪
- 陸ノ型 猫足恋風
肆ノ型は存在していない可能性あり。
壱ノ型 初恋のわななき(はつこいのわななき)
しなる刃の一太刀で、切り刻む攻撃。
13巻で、刀鍛冶の里を襲撃した大きな化け物を一瞬のうちに撃退した攻撃の型です。
わななきとは『戦慄き』と書く通り、恐怖で震える様子を表す言葉なんですよね。
初恋なのにわななき、一瞬にして倒せることを表しているのかもしれませんね。
弐ノ型 懊悩巡る恋(おうのうめぐるこい)
流れるように刃をしならせながら瞬く間に切り刻む、高速の斬撃技です。
懊悩とは、『悩みもだえる』様子です。
恋に悩むとうわーーーってなりますよね♪
あの感じで悶えている間に攻撃されちゃうくらい速い!!!!!って事なんだと思います。
参ノ型 恋猫しぐれ
猫のように飛び回る型。
攻撃と言うよりは、相手から放たれる術自体を切り刻むことで防御をするものです。
半天狗の分身である憎珀天が操る、木で出来た龍から発せられる『狂鳴雷殺』を一瞬で相殺した時に使用しています。
『狂鳴雷殺』は龍の口から雷と怪音波を同時に放ちます。
そして、複数の方向から長く速い攻撃するものです。
柔軟性に富んだ蜜璃ちゃんじゃなければ、かわせない攻撃だったと思います。
伍ノ型 揺らめく恋情・乱れ爪
関節の柔らかさを活かして、広範囲に刀を振る事で相手を切り刻む攻撃。
速い攻撃にもついてくるのを警戒して、憎珀天が繰り出した血鬼術に対応した型です。
バク宙をして自分は攻撃をよけつつ、特徴的な刀で相手を切り刻むのだと考えられます。
陸ノ型 猫足恋風
身をひるがえしながら、突風のような渦を巻いてものすごいスピードで攻撃を斬る型。
参ノ型同様に、相手の攻撃を切り刻み防御するもののようです。
肆ノ型についての考察
肆ノ型については2021年2月9日に発売された『鬼殺隊見聞録・弐』でも、触れられていないので存在しないのだと思います。
昔から、4と言う数字は死と同じ発音なので忌み嫌う風習があります。
大切な自分の居場所を守りたい、大切な人たちを守りたいと考えている蜜璃ちゃんはわざと抜かしている可能性が大きいのではないかと考えられます。
恋の呼吸はどうやって生まれた?
炎の呼吸の派生
恋の呼吸はどのようにして出来たのか見てきましょう。
恋の呼吸とは、実は甘露寺蜜璃が自ら作った独自の剣技です。
煉獄杏寿郎が育手で、継子でもあった蜜璃ちゃんなので『炎の呼吸』の派生なのは納得です。
次になぜ、炎の呼吸じゃなくて恋の呼吸の使い手になったのか見ていきたいと思います!!
恋の呼吸の完成
蜜璃ちゃんは力はあるものの、なかなか炎の呼吸を体得することが出来ませんでした。
諦めかけた時、鬼に襲われそうになっている親子に遭遇します。
自然と、自分や他の人をかばい鬼の前に立つ煉獄杏寿郎を思い出し、身体が動いたことによって偶然に恋の呼吸の基礎が出来上がったのです!!
恋の呼吸って名前はどこから?の考察
恋って名前が可愛いですよね。
蜜璃ちゃんが、その人のいいところを見つけてキュンキュンする姿にとても合っています。
この名前いったい誰がつけたのでしょうか?
伊之助の我流・獣の呼吸や伊黒小芭内の蛇の呼吸は、きっと自らつけたのかなって思います。
もう一つの霞の呼吸は、時透無一郎の様子を見るとほかの人が名付けたのかなという印象。
恋の呼吸も、蜜璃ちゃん自身がつけたと言うよりは誰かほかの人が名付けていそう!!
そんな風に考察してみます。
きっと蜜璃ちゃんは、煉獄杏寿郎に刀にキュンキュンが止まらなかったことを話していると思います。
柱になる前に呼吸法は確立されているので、恐らく名付け親は煉獄杏寿郎の可能性が高いかなと考察させていただきます!!
まとめ
甘露寺蜜璃の呼吸について見てきました。
恋の呼吸
- 壱ノ型 初恋のわななき
- 弐ノ型 懊悩巡る恋
- 参ノ型 恋猫しぐれ
- 伍ノ型 揺らめく恋情・乱れ爪
- 陸ノ型 猫足恋風
ちなみに、型の名前に猫に関連したものが多いのは蜜璃ちゃんが4匹も飼うくらいに猫が大好きだったからです。
一つ一つの型をじっくり見ていくと、防御の型が2つもあったりと無限城戦や無惨戦で発揮されてもよかったものが多い印象です。
詳しく描かれなかったのが残念なほどでした。
もっと、見たかったな・・・・
次回も、鬼滅の刃について深く掘り下げていきたいと思います!
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