甘露寺蜜璃の最期。恋柱の壮絶なる結末とは※

甘露寺蜜璃(かんろじ みつり)

女性の剣士であり、柱の1人でもある甘露寺蜜璃。

明るく優しい性格で、柱としては新参であるものの、他の柱たちとも良い関係を築いています。

一般隊士たちからも慕われており、話しかけやすい柱ランキングでは見事1位に選ばれました。

鬼である禰豆子を連れた炭治郎に対しても優しく、禰豆子に対しても妹のように可愛がっており、禰豆子自身も甘露寺に懐いており、炭治郎に甘露寺と同じ髪型にしてほしいとお願いしていました。

みんなに優しい甘露寺ですが、残念なことに無惨戦で死亡してしまいます。

今回の記事では甘露寺の無惨戦でも活躍や、最期について解説していこうと思います!

  • 甘露寺の最期は?
  • 無惨戦で甘露寺はどんな活躍をしたの?
  • 甘露寺の死亡は何話?

などが気になった人は、ぜひこの記事を読んでみてくださいね。

甘露寺蜜璃とは

©吾峠呼世晴/集英社 アニプレックス・ufotable

甘露寺は柱の1人であり、師匠である煉獄が使っていた炎の呼吸から派生した恋の呼吸の使い手です。

非常に惚れっぽい性格のため、常に誰かの言動にキュンキュンしています。

同性であってもキュンキュンの対象のようで、同じ女性の柱である胡蝶しのぶの言動にも胸を高鳴らせていました。

新体操で使用するリボンのような特殊な形状の日輪刀を使用しており、この日輪刀は刀鍛冶の里の長である鉄地河原鉄珍が担当しています。

特殊な体の持ち主

甘露寺は女性でありながら、パワーは他の男性の柱たちと比べても遜色ありません。

それゆえに、甘露寺は鬼殺隊に入隊したての頃は全集中の呼吸は使うことはできませんでしたが、力技で日輪刀で鬼の首を斬っていました。

これは甘露寺が特異体質であることが理由です。

華奢に見える甘露寺ですが、筋繊維の密度が普通の人の8倍もあり、常人には出せないパワーを出すことができるのです。

まだ1歳2ヶ月という赤子であったにも関わらず、甘露寺は母の手伝いをしようと約15キロある漬物石を持ち上げ、母を驚かせたという驚きのエピソードもあります。

腕相撲ランキングでは6位

柱の腕相撲の強さランキングでは、6位という結果に。

悲鳴嶼がぶっちぎりの1位、宇髄が2位という並びは何となく分かりますよね。

作者の吾峠呼世晴先生によると、3~6位まではいい勝負をしており、あまり大差はないようです。

女性なのに男性の柱と腕相撲をしていい勝負をしており、いかに甘露寺が強いかが分かりますね。

ちなみに順位は上から悲鳴嶼、宇髄、煉獄、不死川、冨岡、甘露寺、無一郎、伊黒、しのぶの順番でした。

柱の中で1番の大食い

©吾峠呼世晴/集英社 アニプレックス・ufotable

このパワーが影響しているのか、甘露寺はかなりの大食いです。

ファンブックでは、同じく大食いである煉獄を差し置いて、柱の中で最も大食いであることが判明しました。

大食いは子供のころからで、相撲取り3人よりも食べる量が多かったことが判明しています。

甘露寺といえばピンクと緑という特徴的な髪色をしていますが、これは大好物である桜餅を8ヶ月毎日170個食べ続けた結果、色が変わってしまったようです。

過去

©吾峠呼世晴/集英社 アニプレックス・ufotable

鬼殺隊の中では珍しく、幸せな一般家庭で育っており、鬼と対峙したことはありません。

それにも関わらず、鬼殺隊になったのは甘露寺の過去が大きく影響しているのです。

甘露寺は17歳の時にお見合いをしますが、お見合いは散々な結果に終わってしまいます。

君と結婚できるのなんて熊か猪か牛くらいでしょう
そのおかしな頭の色も子供に遺伝したらと思うとゾッとします
このお見合いは無かったことに
私のことは忘れて下さい さようなら

©吾峠呼世晴/集英社 コミック14巻

この出来事がきっかけになり、甘露寺は髪を黒く染め、大食いであること、力があることを隠すようになります。

そして普通の女の子を演じてお見合いをしているうちに、甘露寺と結婚したいという男性が現れたのです。

しかし甘露寺は、本当の自分を隠して結婚するということに疑問を持ちます。

そして甘露寺は、ありのままの自分でいられる場所として、自ら鬼殺隊に入隊することを決めました。

こうして鬼殺隊に入った甘露寺ですが、炭治郎には入隊する理由について「添い遂げる殿方を見つけるため」と答えていました。乙女である甘露寺の考えは鬼殺隊に入ってからも変わらないようで、自分よりも強い殿方と出会うために柱にまで上り詰めたのです(笑)

甘露寺蜜璃の最期

©吾峠呼世晴/集英社 アニプレックス・ufotable

誰に対しても優しく、柱として強さも持っていた甘露寺ですが、無惨戦で死亡してしまいました。

ここからは無限城戦での甘露寺の活躍と、最期について解説していきます。

伊黒小芭内と共に鳴女と交戦

無惨によって無限城へと落とされた甘露寺は、同じく柱である伊黒小芭内と行動を共にします。

すると2人は新・上弦の肆である鳴女を発見。

甘露寺は鳴女の無限城を意のままに操るという血鬼術に翻弄されてしまいます。

やっとの思いで鳴女に近づくものの、動きを見切られてしまい、鳴女の能力によって最下層部にまでに落とされてしまいました。

鳴女の血鬼術に苦戦していると、2人のもとに愈史郎が現れ、彼の血鬼術によって鳴女の能力を封じることに成功。

鳴女を愈史郎に任せ、甘露寺と伊黒は復活した無惨のもとへと急ぎました。

無惨戦で重傷を負い、戦線離脱

©吾峠呼世晴/集英社 コミック22巻

炭治郎たちと合流し、無惨との戦いに挑みます。

無惨による無数の攻撃から一般隊士たちが甘露寺たち柱を無惨の攻撃から庇うものの、今までのダメージも蓄積されて甘露寺は少しずつ無惨の攻撃をかわすことが難しくなっていきます。

ついに攻撃をかわし切れず、甘露寺は左頬を削がれるという重傷を負ってしまいました。

他の柱たちが無惨の攻撃をさばき、その隙を見て伊黒が甘露寺を抱えて一時戦線を離脱します。

無惨の攻撃から炭治郎を庇う

離脱した際に手当を受けた甘露寺は、その後戦闘に復帰。

無惨の触手のような腕が炭治郎を攻撃しようとしましたが、甘露寺はこれを体を張って止めます。

持ち前の力で無惨の腕を引きちぎり、炭治郎を窮地から救ったのです。

しかしその後、無惨から致命傷となる攻撃を受けてしまいました。

この後に登場する甘露寺には腕が描かれていませんでした…無惨の反撃をもろに食らってしまい、甘露寺は腕を失った可能性が高いです。

伊黒小芭内と想いを伝え合う

©吾峠呼世晴/集英社 コミック23巻

甘露寺が目を覚ますと、伊黒の腕の中にいました。

無惨を倒したという事を知った甘露寺は、安心した表情を浮かべます。

そして伊黒に対し役に立つことができなかったことを謝罪しましたが、伊黒はそれを否定しました。

底抜けに明るく優しい君はたくさんの人の心をも救済している
胸を張れ
俺が誰にも文句は言わせない

©吾峠呼世晴/集英社 コミック23巻

伊黒は甘露寺の存在が自分を救ってくれたことを伝えました。

それを聞いて、甘露寺は涙を流して自分の想いを伝えます。

わたしっ…私伊黒さんが好き
伊黒さんと食べるご飯が一番美味しいの
だって伊黒さんすごく優しい目で私のこと見ててくれるんだもん
伊黒さん伊黒さんお願い
生まれ変わったら また人間に生まれ変わったら
私のことお嫁さんにしてくれる?

©吾峠呼世晴/集英社 コミック23巻

甘露寺の告白を伊黒は受けれ、来世に一緒になることを誓い合いながら共に息を引き取りました。

甘露寺蜜璃の死亡は何巻?

©吾峠呼世晴/集英社 コミック23巻

甘露寺の死亡は23巻の200話、「勝利の代償」に描かれています。

当時はまだ2人は生きているのでは?とも言われていましたが、鬼化した炭治郎を無惨から救うシーンで甘露寺の腕が描写されており、死亡が確定しました。(他の死亡キャラたちの腕の描写があったため)

ちなみに上記のシーンは23巻の203話、「数多の呼び水」に描かれています。

腕は煉獄、悲鳴嶼、玄弥、しのぶ、伊黒、無一郎、甘露寺の順番に並んでいます。甘露寺は少し分かりにくいですが、カラー版ではいつも着ていた白い羽織が確認できます。

最終回には定食屋を営む夫婦として登場

©吾峠呼世晴/集英社 コミック23巻

最後に伊黒と結ばれたものの、死亡してしまった甘露寺。

最終回では、鬼殺隊にいた隊士たちの子孫が鬼のいない平和な世界で暮らしている様子が描かれていました。

その中には死亡してしまったキャラクターたちの転生した姿もあり、もちろん甘露寺の姿もありました!

炭治郎や善逸たちの子孫が通う、メガ盛りが有名な定食屋を切り盛りしている夫婦として登場しました。

そして驚くことに、夫の姿は伊黒の姿をしていたのです!

かなりラブラブの夫婦のようで、善逸の子孫が妻の胸をガン見したときには、夫は善逸の子孫に向かって包丁を投げつけるというかなり乱暴な行動に出ています。

最後に生まれ変わったら結婚すると誓い合った2人でしたが、その誓い通り幸せな生活を送っているようです。

最終巻には、2人の間には5人も子供がいることが明らかになりました!子供は登場していませんが、すごい幸せであることは間違いありませんね。

まとめ

©吾峠呼世晴/集英社 アニプレックス・ufotable

甘露寺蜜璃の最期について解説しました。まとめると…

甘露寺蜜璃の最期まとめ

・無限城では鳴女と対峙するが、愈史郎の登場により無惨と戦う炭治郎たちと合流
・無惨の攻撃についていけなくなり、攻撃をかわし切れず重傷を負い戦線を離脱する
・戦線復帰して炭治郎を庇うが、無惨の反撃に合い致命傷を負う
・伊黒の腕の中でお互いの想いを伝え合い、来世で結婚することを誓う
・転生後はメガ盛りをうりにしている定食屋の夫婦として登場し、伊黒は夫として登場

どんなピンチであっても、甘露寺のほんわかしたシーンに癒されていたので、無惨戦で死亡してしまったのはかなり衝撃でした…。

でも最後にずっと好きだった伊黒に想いを伝えて両思いだったとこと知り、来世に結ばれることを誓うことができました。

そして生まれ変わって本当に2人は夫婦になっていたなんてビックリですよね!

鬼のいない世界で、家族で平和に暮らして欲しいですよね。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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