【霞柱・時透無一郎】かっこいいシーン・刀鍛冶の里編~原作の時系列に沿ってご紹介します

時透無一郎(ときとう むいちろう)

最年少最短で柱となった天才剣士・霞柱・時透無一郎。

始まりの呼吸の剣士・継国縁壱の子孫と言われ、記憶を取り戻すまでは無関心で冷酷な様子でしたが、本来の無一郎は仲間を救う為に尽力し、自らの命を懸け戦い抜きました。

今回は、アニメ化に期待が高まる刀鍛冶の里編においての無一郎のかっこいいシーンを時系列に沿ってご紹介していきたいと思います。

【霞柱・時透無一郎】かっこいいシーン・刀鍛冶の里編

霞柱・時透無一郎にとって、刀鍛冶の里編は長く霞んでいた記憶を思い出し、本来の自分を取り戻すとても重要な場面です。

人や物に対して無機質で無関心だった無一郎の心や行動の変化と共に、無一郎のかっこいいシーンをお楽しみ下さい。

戦闘用絡繰人形・縁壱零式を使いこなす

©吾峠呼世晴/集英社 鬼滅の刃 第12巻 第102話

刀鍛冶の里で、刀鍛冶の少年・小鉄から鍵を奪い、小鉄の先祖が作ったという戦闘用絡繰り人形・縁壱零式と対等に対峙する無一郎。

腕を六本にしなければ再現できなかったという縁壱の動きに対し、無一郎は見事な剣技を見せ、傍で見ていた炭治郎と小鉄を圧倒しました。

炭治郎達とそれほど年も離れていないにも拘らず柱となった無一郎は、日の呼吸の剣士・継国縁壱の子孫で持って生まれた才能を引き継いでいました。

毒舌ながらも小鉄を助ける

©吾峠呼世晴/集英社 鬼滅の刃 第13巻 第107話

上弦の伍・玉壺の血鬼術で出現した化物に襲われる小鉄を見かけた無一郎は一度は見捨てようとしたものの、炭治郎の言葉を思い出し、小鉄を守るために引き返しました

刀鍛冶の里で炭治郎と触れ合うまでの無一郎なら、助ける優先順位が低いと判断した小鉄を救うのは時間の無駄と思っていました。

この頃から、無一郎の心の中で変化が起こり始めたと思われます。

相変わらずの冷酷な毒舌ですが、自分を矢面に小鉄を守る姿はとても凛々しくかっこいいですね!

迷いながら自分を奮い立たせる

©吾峠呼世晴/集英社 鬼滅の刃 第13巻 第108話

助けた小鉄に、無一郎の担当刀鍛冶・鉄穴森たちも襲われているから助けて欲しいと懇願され、先を急ぐ無一郎は迷います。

遠い記憶の中でお館様から言われた言葉を思い出し奮起した無一郎は小鉄を抱え、鉄穴森たちの元へ向かいました。

他人に無関心だった無一郎が自分の変化に戸惑いながらも、尊敬するお館様の言葉を思い出し

奮起する様子がかっこいいシーンです。

玉壺に激しい怒りと敵意を露わにする

©吾峠呼世晴/集英社 鬼滅の刃 第13巻 第111話

鉄穴森さんたちの元へ到着した無一郎たちの目の前に上弦の伍・玉壺本体が姿を現します。

玉壺は小鉄たちの仲間である刀鍛冶を5人も殺した上、小鉄たちの気持ちも考えず、作品などと言いました。

その様子を聞いていた無一郎は”いい加減にしろよ クソ野郎が”と玉壺に冷たく言い放ちました

震えながら亡くなった仲間の名前を言う鉄穴森と悲しむ小鉄の気持ちに寄り添い、玉壺に激しい怒りと敵意を露わにする様子がかっこいいですね。

記憶の霞を晴らし、弐ノ型・八重霞を繰り出す

©吾峠呼世晴/集英社 鬼滅の刃 第14巻 第117話

化物に鳩尾を刺されながらも小鉄が自分を救おうと必死になる姿を見た無一郎は、父の言葉を思い出しました。

そして、無一郎は霞の呼吸・弐ノ型・八重霞を繰り出し、玉壺の血鬼術・水獄鉢を破り、記憶を取り戻しました。

無一郎は、弱いはずの小鉄が自分を顧みず、一心に無一郎を救う姿に”人のためにすることは巡り巡って自分のためになる”という父の言葉を思い出し、全ての記憶を取り戻しました。

無限の無一郎

©吾峠呼世晴/集英社 鬼滅の刃 第14巻 第118話

無一郎は記憶の中で、双子の兄・有一郎が鬼に襲われ、意識が朦朧とし、最期に無一郎だけは助けて欲しいと懇願したことを思い出します。

無一郎の”無”は”無能”の”無”だと言っていた有一郎は、本心では、無一郎の本来の力に気づいており、無一郎は自分ではない誰かの為に無限の力が出せる選ばれた者だと確信していました。

無一郎は兄の言葉を思い出したことで痣を発現し奮起しました。

有一郎は心配から、無一郎に辛く当たることも多かったですが、本当は誰よりも無一郎を思っている優しい兄で、無一郎本来の強さを知っていました。

担当刀鍛冶・鉄穴森さんに感謝を伝える無一郎

©吾峠呼世晴/集英社 鬼滅の刃 第14巻 第119話

玉壺が血鬼術・蛸壺地獄を出した瞬間、無一郎の担当刀鍛冶の鉄穴森さんが無一郎に新しい刀を手渡します。

瞬時に玉壺の術を切り刻んだ無一郎は、鉄穴森さんに”ありがとう”と感謝の言葉を発しました

記憶を取り戻す前は、刀鍛冶は戦えないなどと言っていた無一郎でしたが、記憶を取り戻し本来の無一郎に戻ったことで、人に感謝する心も取り戻しました。

鉄穴森さんは無一郎の最初の担当刀鍛冶・鉄井戸さんの書きつけ通りに刀を作り、その感触は無一郎にとってとてもしっくりとくる仕上がりでした。

上弦の伍・玉壺の頸を斬り落とす

©吾峠呼世晴/集英社 鬼滅の刃 第14巻 第121話

霞の呼吸・漆ノ型・朧を繰り出した無一郎は、”君はさ 何で自分だけが本気じゃないと思ったの?”のセリフと共に玉壺の頸を斬りました

あまりの鮮やかな太刀筋に、玉壺は斬られたことに気づくのに時間がかかるほどでした。

すでに手負いの無一郎も痣を発現したことで、上弦の伍・玉壺を一人で討伐できるほどの力を発揮しました。

まとめ

今回は、無一郎の刀鍛冶の里編においてのかっこいいシーンを時系列に沿ってご紹介してきました。

初めは、柱と刀鍛冶は違うと、刀鍛冶の人々を見下したような態度を取っていた無一郎。

炭治郎の言葉を思い出し、そこから家族や自分の記憶の全てを取り戻した後、鉄井戸さんに感謝を伝えるまで変化していきましたね。

人に優しく、人を想う本来の無一郎の姿、そして、類まれなる才能を発揮した剣技で上弦の伍・玉壺を討伐する様は立派な柱そのものでした。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

この記事を書いた人

知れば知るほど魅力ある「鬼滅の刃」が大好きな1児の母です。
 
煉獄杏寿郎推しですが、他のキャラクタ―も魅力いっぱいなので、色々な角度からご紹介していけたら嬉しいです。

時透無一郎(ときとう むいちろう)
鬼滅なび
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