鬼である禰豆子は特殊能力である「血鬼術」を使う事ができます。
禰豆子はどんな「血鬼術」を使うのか?
今回は、禰豆子の使う血鬼術について解説したいと思います。
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血鬼術とは
血鬼術とは、ほとんどの鬼が持っている人間離れした怪力や不死の能力とは別に使うことが出来る、特殊な能力のことを言います。
血鬼術は鬼特有のものですが、誰でも使える訳ではなく、人をたくさん喰らった鬼や十二鬼月といった実力者のみが使える特別な術です。
血鬼術は、自分の血やエネルギーを使うことで発動することが可能です。
禰豆子が使う血鬼術「爆血(ばっけつ)」とその能力
禰豆子が使える血鬼術は“爆血”(ばっけつ)という能力です!
そして“爆血”(ばっけつ)にはいくつか能力があります。
爆血の能力①爆発させて燃やす

1つ目は自らの血を爆発させて、その血が付着した相手を燃焼させること。
この効果は鬼の細胞のみに反応する為、人間には被害がなく、鬼のみに効果があるのが特徴です。
この術をくらった鬼は、攻撃を受けた箇所の再生が通常の倍以上かかるので、戦闘においてはかなり有力な力と言えます!
那田蜘蛛山での爆血のシーンはすごくかっこよくて何回見てもうるっときます。
那田蜘蛛山で下弦の鬼累(るい)との闘いで、禰豆子が累に捕らわれてしまい、炭治郎は累に必死で食らい付きます。
その時、累の糸によって炭治郎が殺されたかけてしまうのですが、禰豆子が覚醒し、自分が捕らわれている糸に火を放ち、糸を燃やして糸を焼き切り、炭治郎を守り加勢します。
これが禰豆子にとっては、初めての血鬼術であり、爆血(ばっけつ)誕生の瞬間です!
また炭治郎の刀には、禰豆子の血が付着しており、その血にも禰豆子の血鬼術が発動し、刀の威力をあげて、累の硬い首を切る為の手助けとなりました。炭治郎のヒノカミ神楽もこの時に初めて発動しています。
(コミック5巻より)
爆血の能力②解毒作用と治癒能力

2つ目は人間を自分の血によって創出させる特殊な火で、毒を体内から消滅させて、さらに傷付いた皮膚を癒すこと。
攻撃だけではなく、解毒効果や治癒能力も備わっているんですね!
「けど、燃やすんだよね?」と不安を抱く方もいるかもしれませんが、なんとこちらの能力は特殊な火なので、人や衣服を燃やすこともなく、人体には全く影響がありません。
まさにその通りです!
私も同じこと思いました。笑
まさに完璧な術ですよね♪
吉原遊郭で上弦の鬼堕姫(だき)&妓夫太郎(ぎゅうたろう)を倒した直後、炭治郎や伊之助、宇髄には毒が回っており、危篤状態寸前のところで、禰豆子の血鬼術によって体を燃やすことなく、みんなの毒が解毒されました。
これにより、身体の怪我までは治らないまでも、命の危機を回避することが出来ました。
(コミック11巻より)
爆血の能力③爆血刀

そして最後は炭治郎との組み合わせ技で、日輪刀を燃やして、日輪刀の温度と色を変化させること。
日輪刀の温度が上がることによって、術の威力が上がり、攻撃力が飛躍的にアップするアシスト技とも言えますね!
炭治郎と禰豆子にしか出来ない、2人の絆も感じる本当にカッコいい術ですよね!
刀鍛冶の里で上弦の鬼半天狗(はんてんぐ)との闘いで、追い詰められた炭治郎の刀に、禰豆子が血鬼術をこめることで、日輪刀が真っ赤に燃え上がり「爆血刀」(ばっけつとう)となりました。
ここから炭治郎がヒノカミ神楽、日暈の龍 頭舞い(にちうんのりゅう かぶまい)という技で半天狗に反撃していきます。
(コミック13巻より)
禰豆子はなぜ血鬼術を使える?
血鬼術を使う為には人間をたくさん喰らう必要があります。
ここで「え?おかしくない?」って思った方がいらっしゃるんじゃないでしょうか?
そうなんです。
禰豆子は人間を食べません。
ではなぜ血鬼術を使えるのか?
禰豆子には鬼になってからも、なんとか必死に抗い、襲われそうになった炭治郎を助けるなど、鬼とは思えない行動をしていました。
もちろん純粋な鬼ですが、少なからず理性を保つことができ、また人間を喰らう代わりに、眠りにつくことで体力を回復したり、血鬼術を使えるようになったとされています。
過去には回復の為に2年間眠り続けるなど、通常では絶対にあり得ないことをやってのける、特殊な禰豆子の回復力にはびっくりです!
まとめ
というわけで、今回は禰豆子の血鬼術について書かせて頂きました。
簡単にまとめると、
- 禰豆子の血鬼術は”爆血”(ばっけつ)
- “爆血”(ばっけつ)にはいくつか種類があり、用途に分けて使い分けられる
- 禰豆子だけが使える特殊な能力である
というところです!
あらためて、禰豆子の血鬼術のすごさ、そして強さや魅力が改めて実感できました。
それではまた、禰豆子活躍の時まで!
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