禰豆子が善逸を好きになった理由。禰豆子が善逸を意識し始めたのはいつ頃から?

竈門禰豆子(かまど ねずこ)

鬼滅の刃の最終回では主要キャラクター達の子孫が多く登場し、多くの夫婦が誕生していたことが明らかになりました。

その中でもびっくりしたのは善逸と禰豆子が夫婦になったということでした!

特に善逸はずっと禰豆子に夢中だったので2人が結ばれたと分かった時は嬉しくなる読者も多かったのではないでしょうか。

結ばれると分かる前から、「ぜんねず」というカップリングで人気な2人でした。

善逸は禰豆子のことが大好きだったので納得ですが、禰豆子はいつ善逸のことを好きになったのか、善逸のどこを好きになったかなどは原作では描かれていません。

そこで今回の記事では、禰豆子が善逸を好きになった理由について考察を交えて解説していこうと思います!

  • 禰豆子はいつから善逸のことが好きだったの?
  • 禰豆子が善逸を意識し始めたのはいつから?
  • 禰豆子が善逸を好きになった理由って?

上記のようなことが気になった人は、ぜひこの記事を読んでみてくださいね。

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禰豆子は鬼の時は善逸をどう思っていた?

©吾峠呼世晴/集英社 コミック4巻

禰豆子が善逸に初めて出会ったときは、禰豆子は人間ではなく鬼でした。

善逸の一目ぼれから始まった2人の恋ですが、鬼だった頃の禰豆子は、善逸のことをどう思っていたのでしょうか?

珍妙なタンポポだと認識していた

鬼滅の刃の公式ファンブックに、鬼だったころの禰豆子が善逸のことをどう思っていたのかが書かれていました。

善逸のことは珍妙なタンポポだと感じています。

©吾峠呼世晴/集英社 鬼滅の刃公式ファンブック 鬼殺隊見聞録

まさかの人間ではなく、タンポポだと思われていたみたいです(笑)。

確かに善逸は髪の色が黄色ですし、形もタンポポに似ているので見えなくもなさそうですよね。

自分に話しかけてきたり動いたりもするので、そういうところが珍妙と思われていた理由なのかもしれません。

ファンからは愛称として善逸を珍妙なタンポポという人もいるみたいです。ちなみに珍妙は「かわっていておかしいこと」と言った意味があります。

自分の家族と思い込んでいた可能性も

禰豆子は鱗滝から暗示を受けており、すべての人間を自分の家族と思うようになっています。

そのため自分の側にいた人たちが鬼から攻撃されると、身を挺して鬼から守ろうとします。

善逸はよく禰豆子の側にいたため、自分の家族の誰かと姿を重ねてみていたのかもしれません。

禰豆子が善逸を意識したのは人間に戻ってから

©吾峠呼世晴/集英社 コミック23巻

禰豆子は鬼であった時は善逸を異性として認識していませんでしたが、人間に戻ってからは少しずつ善逸のことを異性として見るようになっていきました。

そして最後には無事に結ばれ、2人は結婚することになったのです。

しかし禰豆子は最初から善逸のことを異性として意識していたわけではなかったみたいです。

はじめは善逸を異性として認識していなかった

禰豆子が人間に戻り、すべての戦いが終わった後、禰豆子は炭治郎と共に家族で暮らしていた家へと帰りました。

善逸と伊之助も共に暮らすことになり、4人で生活することに。

鬼殺隊の当主である産屋敷輝利哉(うぶやしききりや)から、働かなくても暮らしていくのに不自由がないくらいのお金をもらっていましたが、みんなで協力して炭売りの仕事をしていました。

しかし善逸は最終決戦で足を痛めており、それを理由にして炭治郎たちのように真面目に働こうとはしませんでした。(その影響で動かなくなり太ってしまったみたいです…)

それどころか朝は遅く起きたり、伊之助が禰豆子と仲良くすると足が痛いと騒いで邪魔をするようになります。

禰豆子は善逸の足を気遣い、嫌な顔は一切せずに善逸の足の痛みが少しでもやわらぐようにとをマッサージまでしてくれていました。

しかし善逸もあまりにも堕落した生活をすると禰豆子に嫌われてしまうと思っていたので、皿洗いをしたりなど嫌われないギリギリの生活を送っていました。

善逸のこういった行動から、禰豆子にとって善逸は異性ではなく、弟として見られるようになってしまったのです。

そしてそれに一番初めに気付いたのは炭治郎でした。

禰豆子が義勇の羽織を直した際に、義勇からお礼としてたくさんの贈り物をプレゼントされました。それを見た善逸は、相手が義勇であっても嫉妬したようです…。いつもは弱気な善逸ですが、禰豆子のことになると柱が相手でも弱気になることはないみたいです(笑)。

善逸が変わったことをきっかけに異性として意識するようになる

©吾峠呼世晴/集英社 鬼滅の刃公式ファンブック 鬼殺隊見聞録・弐

善逸の行動を見ていた炭治郎は、このままでは禰豆子からは弟として認識されてしまって異性として見てもらえなくなると善逸に警告します。

善逸も思い当たる節があったのか、炭治郎のアドバイスを受けて生活習慣を見直し、きちんと日常生活を送るように心がけます。

朝もきちんと早く起きて、禰豆子が伊之助と話していても騒がないようになりました。

あまりの善逸の変わりように、禰豆子は善逸が死んでしまうのでは?と心配になるほど(笑)。

禰豆子に甘えることを我慢し、足が痛いと騒いだり愚痴を言うことも無くなりました。

善逸は生活を改めてしばらくたった後、禰豆子に想いを伝え1年後に返事をもらうことになります。

禰豆子が1年後にOKの返事をしたと思われますので、この告白があってから善逸のことを異性として意識するようになった可能性が高そうです。

禰豆子が善逸を好きになった理由

©吾峠呼世晴/集英社 コミック7巻

禰豆子が善逸を意識し始めたのは告白されてからと分かりましたが、禰豆子は善逸のどこを好きになったのでしょうか?

善逸を好きになった理由について考察していきます!

鬼の時からずっと守ってくれていたから

©吾峠呼世晴/集英社 アニプレックス・ufotable

鬼から人間に戻った禰豆子ですが、鬼であったときの記憶は残っています。

その為、鬼から人間に戻る時に鬼の時に自分と接してくれた人たちの姿が描かれていました。

もちろん、伊之助が禰豆子を襲ったときに善逸が自分のことを守ってくれたことも覚えています。

禰豆子はそのことを思い出すとドキドキしていたみたいです…!

しかし禰豆子は自分の記憶に自信がなく、自分を守ってくれた男の子が善逸であると気付くことが出来ませんでした。

普段の善逸と戦っている時の善逸はギャップがすごいですし、禰豆子は人間に戻ってから戦っている善逸を見たことが無いので仕方ない気もしますね。

でも善逸は前と変わらずどんな時でも禰豆子のことを守ってくれたので、その姿が前に助けてくれた男の子と重なり、善逸だと気付くことが出来ました。

禰豆子はどんな時でも自分のことを守ってくれる善逸の優しさに惹かれたのでしょう。

ちなみに善逸は、禰豆子のことを鬼だったころから大好きで人間に戻ってお話しすることをとても楽しみにしていました。人間に戻った禰豆子は裏表のない優しい女の子だったので、あまりの嬉しさに昇天しかけたみたいです。

禰豆子の好きな男性像に善逸が近かった

禰豆子が善逸を好きになった理由を解説しましたが、鬼になる前の好きな男性のタイプは明らかになっています!

禰豆子の好きな男性のタイプは「飛車みたいな人」のようです。

ちなみに飛車とは、将棋の駒のことを意味します。

あまり将棋については詳しくなかったので、飛車がどういう駒であるのか調べてみました。

将棋の駒の一つ。
縦横に制限なく動くことができる。
敵陣の三段目以内にはいって龍王となると、さらに斜め四方に一ますずつ動くことができる。

引用元:コトバンク

飛車はかなり強い駒の1つなので、禰豆子は強い男性がタイプみたいです。

相手の駒にぶつかるまで縦にも横にも移動することが出来る飛車は、雷の呼吸でものすごいスピードで鬼と戦っていた善逸と似ているところがありますね。

もしかしたら禰豆子と善逸が最後に結ばれるという伏線だったのかもしれません。

まとめ

©吾峠呼世晴/集英社 アニプレックス・ufotable

禰豆子が善逸を好きになった理由について解説しました。まとめると…

禰豆子が善逸を好きになった理由まとめ

・禰豆子は善逸たちと一緒に暮らし始めた時には善逸のことは弟のように思っていた
・善逸が心機一転して生活を改めてから禰豆子に告白したことをきっかけに、

 禰豆子は善逸を意識し始めた
・自分のことをいつも守ってくれる善逸に禰豆子はドキドキしていた
・禰豆子の好きな男性のタイプが飛車のような人だったので、飛車のように速くて強い善逸に

 惹かれたのかもしれない

禰豆子は鬼の時に守ってくれた男の子と、普段の善逸の姿が重なった時に善逸のことが好きになったんじゃないかなと思います。

鬼がいなくなって、善逸は戦ってかっこいい姿を禰豆子に見せることはできなくなりましたが、禰豆子がピンチになったらどんな時でも駆け付けで守ってくれそうですよね。

善逸が禰豆子のことを好きなのは見ていてすごく伝わりましたが、禰豆子も最後は同じように善逸のことが好きになって、2人が結ばれて本当に嬉しかったです!

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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