【映画】鬼滅の刃の年齢制限と「PG-12」について解説

映画・劇場版

「鬼滅の刃に年齢制限があるらしい!」映画公開前からこんな話題で持ちきりでした。

じゃ「子どもと一緒に観に行けない!?あんなに人気の映画なのに?」と心配した人も多かったでしょう。でも、鬼滅の刃の映画は年齢制限はないんです。

では、なぜそんな話題が持ち上がったのでしょう??

それは、「PG-12」という規定が映画に定められたからなんですよ!

年齢制限があるから小学生以下は観られない?という声も多くありましたが、そんな心配をよそに映画館にはコスプレをした子どもたちがいっぱい。

だから安心してください。鬼滅の刃映画「無限列車」年齢制限はありません

では年齢制限といわれたのはなぜ?何歳から見られるの?という疑問にお答えしていきますので、どうぞ最後までご覧ください。

【映画】鬼滅の刃に年齢制限はありません

映画が始まるというときに話題になったのが「鬼滅の刃が年齢制限があるらしい!」ということ。

そんな話題になった理由は「PG-12」という映倫の設定でした。

「PG-12」、これは12歳以上からしか観ることができないということではないんです。

「じゃ、鬼滅の刃には年齢制限がないんだね!?

その通りです!年齢制限はなくて「PG-12」という規定があるだけ。

ちなみに

PG-12というのは、「小学生には助言・指導が必要」R15+は15歳以上が、R18+は18歳以上が観てもいいということなんですよ。

「助言・指導って?」

映画を観て指導されるの?

怒られるの?

映画を観て怒られたらたまりませんね(笑)そうではないですよ。

鬼滅の刃公式Twitterでも説明しています

観るの控えておこうっていう保護者も多かったんじゃないかなぁ

公開前はそんな心配の声もあったようで、そのせいか鬼滅の刃の映画公式Twitterでも大丈夫、ちゃんと誰でも観られますって言っていました。

この通り、鬼滅の刃の映画には年齢制限なんかない!ってことです。

それでは気になるPG-12のことを少し説明しますね。

鬼滅の刃のPG-12ってなに?

映画倫理機構というところが定めている規定なんですが、それによると

12歳未満の年少者の観覧には、親又は保護者の助言・指導が必要。

PG:Parental Guidance(親の指導・助言)の略号。

小学生には助言・指導が必要。

この区分の映画で表現される主題又は題材とその取扱い方は、刺激的で小学生の観覧には不適切な内容も一部含まれている。一般的に幼児・小学校低学年の観覧には不向きで、高学年の場合でも成長過程、知識、成熟度には個人差がみられることから、親又は保護者の助言・指導に期待する区分である。

引用元:一般財団法人映画倫理機構

と、されていますね。

そうなんだ!

じゃ、親とか保護者のアドバイスがあれば小学生もみていいんだね!

そうそう。鬼滅の刃は炭治郎が「鬼の頸に刃をふるう」と言ってますが、基本的に鬼の頸を斬ることでその鬼を倒すことが出来るから、「鬼の頸が飛ぶ」ということ前提で描かれてます。

それを残酷なシーンだと言われると映画自体観られなくなってしまうので、保護者の配慮が必要ってことなんですね。

宣伝の時点で鬼の頸を斬ろうとしてますもんね。

頸が斬られることを知ったうえで観に行くというという点が重要です。

鬼滅の刃自体が子どもたちにも大人気で、実際映画が始まると映画館には炭治郎や禰豆子のコスプレをした子どもたちがたくさん観にきていました。

きつね
きつね

幼稚園とか小学校低学年くらいの子がたくさんコスプレしてて可愛かったもんね。

そんな小さな子どもたちでも怖くて泣くというよりは煉獄さんが死んで泣くという子のほうが多かったと思うよ!

PG-12ということを知らない人もいたと思うのですが、実際に助言・指導って言われてもどうしたらいいかわからないですよね。

それについて調べてみました。

PG-12の具体的な助言・指導は「残酷なところがあるけど大丈夫?」でOK?

Wikipediaに映倫事務局長のコメントもあったので紹介します。

映倫の事務局長である石川知春は作品内容によるとしつつも、この定義について「12歳未満だから見てはいけないという意味ではなく、親や保護者が子供に見せてよいか判断するものである」とNHKの取材に答えており、「見せてよいと判断した場合でも、一緒に観覧した後に、現実では起きえない物語である旨を説明するのが望ましいと考えている」と話している[1]。また、CinemaPlusでは「あくまでも[保護者の助言や指導が]あったほうがいいってことで、結果的にこれもまた誰でも見ることができます。意味合いとしては“刺激が強いですよ!”というぐらいです。」と解説している[2]。

引用元:Wikipedia

なので「この映画は頸が飛んで行ったり刀で斬るから血が飛び散ったりするけど、観ても大丈夫?」と子どもに確認して子どもが大丈夫と言ったら鑑賞OK。

でも、最終的な判断は保護者にゆだねる、ってことですね。

2020年のアニメ映画『劇場版 鬼滅の刃 無限列車編』は「簡潔な刀剣による殺傷・出血の描写が見られる」としてPG-12に指定されているが[1]、親子で楽しめる映画として大ヒットした[3]。

引用元:Wikipedia

「親子で楽しめる映画」ということで、PG-12指定でおさまった、ということでしょうか。

出来れば親子で観たほうがいいとされていますが、小学生が一人で見ることがだめなわけではないんです。

きちんと子どもに事前に説明してあげれば子どもだけで見ることもOKです。

ただ、都道府県の条例などもあるので一人での鑑賞については確認してからにしましょう。

PG-12を鑑賞するための注意点
  • 基本的には全年齢で見ることが出来る
  • 小学生が一人で見ることもOK
  • 保護者同伴でみることが望ましい
  • 保護者があらかじめ、これは残酷なシーンがあることを伝える
  • 作品が創作で現実世界で起こることはないと説明する

映画を見に行く子どもたちは、アニメや漫画をすでに見ている子も多いので納得して観に行くんだと思いますが、周りの友だちからの影響で「映画を観に行きたい!」と映画から観る場合は説明しておかないとびっくりしてしまうかもしれませんね。

まとめ

PG-12については、12歳以下の子どもがみても大丈夫ということでした。

ただ、観る前には注意が必要だということです。

刀で首や体を斬られるシーンがあることを事前に伝えてあげること、その場面があってもみたいかどうかの意思確認。

また、「大丈夫!」と言いながらも観た後に衝撃を受ける子もいるかもしれないので、そんなときも保護者のフォローが必要ということですね。

これだけ大ヒットしている鬼滅の刃の映画だから観たい!という子どもも多いことでしょう。

保護者も安心して観られる映画なのでぜひお休みのときに家族で楽しんでもらえたらなと思います。

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