第一印象が柱の中で最も良くなかったと言っても過言ではない風柱・不死川実弥(しなずがわさねみ)。
体には多くの傷跡があり、言葉遣いも悪く強面…な彼ですが、好物がおはぎというちょっと可愛い一面もあります。
今回の記事では不死川のおはぎが好きと発覚したシーンや、実はおはぎが不死川のイメージにピッタリであったという理由を解説していきます!
- 不死川がおはぎ好きが判明したのはいつ?
- おはぎが不死川のイメージとピッタリってどういうこと?
など思った方は、是非この記事を読んでみてください!
不死川実弥の好物がおはぎと発覚したのはいつ?
まずは不死川がおはぎが好きと発覚した経緯について解説していきます。
おはぎが好きだと見抜いたのは、接触禁止令を出されていた彼でした。
不死川のおはぎ好きに気付いたのは炭治郎
おはぎが好きと判明したのは、ファンブックではなく作中の炭治郎の発言からでした。
禰豆子が太陽を克服し、最終決戦に備えて隊士たちのレベルアップを目的に行われた柱稽古。
不死川と義勇が木刀で戦っている姿を炭治郎が見つけ、不死川の「素手で殺し合う」と言う発言に驚き慌てて止めたのですが、2人が戦っていた理由が「おはぎの取り合い」と何故か思い込んでいます。(実際には不死川と義勇は柱同士で稽古をしていただけ)
この炭治郎の発言に不死川はブチギレ寸前ですが、炭治郎はそう思った理由を話していきます。
理由は不死川で稽古をつけていてもらった時に、ずっとほのかにもち米とあんこの匂いがしていたこと。
さらに戻ってくるたびに抹茶とおはぎのいい香りがしていたとのこと。
図星であり、おそらく甘いものが好きということを知られたのが苦手(嫌い)な2人であったことに動揺してその後炭治郎が話かけても黙っていました。
しかし余りにも炭治郎がおはぎの話を続けるので、羞恥と怒りから最後は拳で黙らせていました(笑)
この一件から、不死川実弥の好物がおはぎであることが判明しました。
そして好物を知った義勇は、不死川におはぎをプレゼントして仲良くなろうとしていました。
2人はすごい良いアイデアだと思っていますが、火に油を注ぐ行為ですね(笑)
ここでははっきりと好物とは言われていませんでしたが、ファンブックの好物にはしっかりとおはぎと書かれています。
禰豆子を刺したり、稽古では炭治郎に対して容赦がなかったり、弟である玄弥の目を潰そうとしたりととにかく「怖い」イメージの不死川が、天然の炭治郎たちに巻き込まれているのを見てこんな一面もあるとほっこりしました(笑)
炭治郎たちへの差し入れもおはぎだった
鬼がいない世界になってからも、炭治郎たち鬼殺隊の交流は続いていました。
元から文通相手が多かった炭治郎ですが、不死川にも手紙を出していたようです。
不死川は字を書くことが出来なかったので、返事が来なかったようですが、輝利哉がこれからも書いてあげてと言ってくれたので手紙を出し続けていました。
大正時代の識字率は高いのですが、不死川の幼少期を考えると勉強する余裕がなかったのかもしれないですね。柱合会議ではお館様に対してきちんとした話し方だったため、炭治郎も字が書けないとは気づけなかったんだと思います。
そしてある日家に帰ると、縁側に風呂敷が置かれており、匂いから炭治郎は送り主が不死川であることが分かり、中身はおはぎと抹茶でした。
炭治郎や禰豆子とは過去に色々あったからか、何も言わずに置いて行くところが不死川らしいですよね(笑)
俺がお婆ちゃんのおはぎが好きって言ってたことを覚えてくれてたからおはぎをくれたんだろうか…?やっぱり不死川さんは優しいなあ。
おはぎの別名は不死川の鬼への気持ちを代弁している!?
おはぎ好きを知った時は「甘いものが好きなんて意外…」と驚きましたが、おはぎについて調べてみると、実は不死川にピッタリな食べ物であることが分かりました。
おはぎは別名「半殺し」や「皆殺し」と呼ばれる
実はおはぎは「半殺し」や「皆殺し」という物騒な呼び名があるんです!
これはもち米のつぶし方が由来になっているみたいです。
もち米を半分ほどしかつぶさないのが由来といわれる。もち米を全部つぶすと「みなごろし」になる。
引用元:フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より
あんなにコロンとして可愛い見た目なのに、すごい別名がつけられているんですね…。
不死川の羽織の”殺”には「鬼は皆殺し」という思いが
不死川の羽織と言えば、背中に”殺”という文字が書かれていますよね。
こちらの意味ですが、ファンブックではこのように書かれていました。
羽織に”殺”の文字を入れているのは、「鬼は皆殺し」という気持ちの表れです。
引用元:鬼滅の刃公式ファンブック 鬼殺隊見聞録
確かに鬼に対して「殲滅する」や「皆殺しにしてやる」などの発言が多いですよね。
羽織の文字の意味とおはぎの別名を知ると、不死川の好物がおはぎであることがしっくりきます。
まとめ
不死川の好物がおはぎと発覚したシーンと、おはぎの別名が不死川のイメージとピッタリであることを解説いたしました。
・柱稽古で不死川からおはぎの匂いがしたことに炭治郎が気づき、好物と発覚
・おはぎの別名には「半殺し」「皆殺し」の意味があり、不死川の羽織の”殺”にも「鬼を皆殺しにする」という意味がある
おはぎと一緒に抹茶も楽しんでいたので、相当なおはぎ好きでしょう(笑)
粒あん派かこしあん派かは明かされませんでしたが、個人的には粒あん派だといいなと思います。
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