宇髄天元の引退の理由とは?決断の背景にあった理由と引退後の様子をお伝えします

宇髄天元(うずい てんげん)

忍の家系に生まれ、”派手”なものにこだわり、遊郭編で活躍する元音柱・宇髄天元。

天元は、上弦の陸・堕姫と妓夫太郎の討伐後、柱を引退しました。

今回は、天元の引退の理由や、決断の背景、そして引退後の様子から近況までをお伝えしたいと思います。

宇髄天元の引退・登場シーン

宇髄天元が引退を宣言するシーンは以下の各媒体で登場します。

媒体登場シーン
コミック鬼滅の刃 第11巻 第97話 何度生まれ変わっても(後編)
アニメTVアニメ「鬼滅の刃」遊郭編 第十一話 何度生まれ変わっても

宇髄天元の引退の理由

身体的な理由

上弦の陸を死闘の末に討ち取ったが、自身の片目と片腕を失う結果となってしまう。

その状態では柱の役目を果たせないと考え引退を決断する。

鬼滅の刃公式ファンブック 鬼殺隊見聞録
©吾峠呼世晴/集英社 鬼滅の刃 第11巻 第97話

上弦の陸・堕姫と妓夫太郎の討伐を終えた後、蛇柱・伊黒小芭内が現れ、ネチネチと小言を浴びせる中、天元はあっさりと引退を宣言しました。

左目と左手を失ったことで、柱としての役目を果たせないことが原因と、はっきりと見聞録にも記載がありますが、天元はすんなりと宣言しているので、以前から心に決めていたことなのでしょう。

嫁・雛鶴との約束

©吾峠呼世晴/集英社 鬼滅の刃 第11巻 第90話

妓夫太郎との死闘の最中、天元は、妓夫太郎の手中で襲われそうになる雛鶴が以前話していた提案を思い出します。

  • 上弦の鬼を倒したら、一線を退き、普通の人間として生きていくこと。
  • 討伐後、4人が揃っていなくとも恨みっこなしだということ。

忍として奪ってしまった命の重さが上弦を倒すことで禊とはなりませんが、けじめをつけて、自分たちを含め、命を大切に生きていきたいという雛鶴。

雛鶴の提案は、鬼殺隊入隊直後、命の順序をはっきりと示した天元の、生きることを選択する意向を汲み取ってのことでした。

©吾峠呼世晴/集英社 鬼滅の刃 第10巻 第80話

天元の髪の長さから推測するに、忍を止め、鬼殺隊に入隊して間もない頃と思われます。

「お前らのが大事だから死ぬなよと」と天元が命の優先順位を告げる場面です。

天元の発言を汲んでの雛鶴の提案からわかるように、お互いに相手をとても思いやっている様子が伺えますね。

天元は、忍の時代とは真逆の”生きること”を選択する中で、さらに3人の嫁と自分の4人で生きていくこと、これ以上嫁3人を危険な目に合わせず普通の暮らしをするために引退を決めたのではないかと思います。

宇髄天元の引退後の様子

柱稽古

©吾峠呼世晴/集英社 鬼滅の刃 第15巻 第130話

禰豆子の太陽克服から、鬼の出現が減った為、柱を順番に巡り稽古をつけてもらう”柱稽古”が始まり、その第一の試練が天元でした。

まずは宇髄によるしごき 基礎体力向上から始まり

©吾峠呼世晴/集英社 鬼滅の刃 第15巻 第130話

左目、左手を失っているのも感じさせないほどの迫力でしごく天元。

©吾峠呼世晴/集英社 鬼滅の刃 第15巻 第132話

遅れて参加した炭治郎とも、上弦の陸・堕姫と妓夫太郎の討伐以来の再会を喜ぶ様子もありました。

柱を引退したとはいえ、鬼殺隊に所属し、サポートを続ける天元の姿がありました。

産屋敷輝利哉の護衛

©吾峠呼世晴/集英社 鬼滅の刃 第17巻 第147話

音柱を辞した後も、鬼殺隊へ注力。

最大の有事には、産屋敷邸護衛の任に就いた。

鬼滅の刃 公式ファンブック 鬼殺隊見聞録・弐

齢八歳で鬼殺隊当主を継いだ輝利哉と、妹くいな・かなたが鬼殺隊の指揮をとる中、元炎柱・煉獄槇寿郎(杏寿郎の父)と共に彦屋敷一族を護衛する天元の姿がありました。

柱を引退し、現役を退いても変わらぬ鬼殺隊や彦屋敷一族に対する忠誠心を感じますね!

鬼のいない世界での再会

©吾峠呼世晴/集英社 鬼滅の刃 第23巻 第204話

鬼舞辻無惨の討伐により、鬼のいない世界となり、療養する炭治郎のお見舞いに現れた天元一家

共に戦った仲間でもある天元一家と炭治郎・禰豆子ですから、鬼のいない平和な世界での再会は喜びもひとしおの様子が見て取れます。

炭治郎の近況報告書より

鬼滅の刃 公式ファンブック 鬼殺隊見聞録・弐

炭治郎の後日譚である『炭治郎の近況報告書』(鬼滅の刃 公式ファンブック 鬼殺隊見聞録・弐 特別描き下し漫画)にて、水柱・富岡義勇が天元一家と温泉に行った様子が描かれています。

義勇の様子はさておき(笑)、天元たち4人、変わらず仲良く過ごしている様子がわかります。

雛鶴や天元が望んでいた普通の暮らしができている様子がわかり、ホッとしますね。

まとめ

宇髄天元の引退・登場シーン

媒体登場シーン
コミック鬼滅の刃 第11巻 第97話 何度生まれ変わっても(後編)
アニメTVアニメ「鬼滅の刃」遊郭編 第十一話 何度生まれ変わっても

【宇髄天元の引退の理由】

  • 左目と左手を失ったことで、柱としての役目を果たせないことが原因
  • 天元は忍の時代とは真逆の”生きること”を選択する中で、さらに3人の嫁と自分の家族4人で生きていくこと、これ以上嫁3人を危険な目に合わせず普通の暮らしをするために引退を決めた

【宇髄天元の引退後の様子】

  • ”柱稽古”が始まり、その第一の試練が天元だった
  • 元炎柱・煉獄槇寿郎(杏寿郎の父)と共に彦屋敷一族を護衛する
  • 鬼のいない世界となり、療養する炭治郎のお見舞いに現れた
  • 雛鶴や天元が望んでいた普通の暮らしをしていた

今回は、天元の引退の理由や、決断の背景、そして引退後までをお伝えしてきましたが、いかがでしたでしょうか。

男気溢れる天元の、家族を守ろうとする優しさや生きることへの信念は、忍の家系に生まれたことに起因するところも大きいでしょう。

生きて身近な人を大切に守る、まさに男冥利に尽きる生き方を見せている天元。

見た目だけではなく、中身も男気溢れるところが人気の理由の一つでもあると思います。

何を大切に生きるかは人それぞれですが、『家族を守る』…とてもシンプルですが、幸せで素敵なことですね。

引き続き、鬼滅の刃をお楽しみください。

この記事を書いた人

知れば知るほど魅力ある「鬼滅の刃」が大好きな1児の母です。
 
煉獄杏寿郎推しですが、他のキャラクタ―も魅力いっぱいなので、色々な角度からご紹介していけたら嬉しいです。

宇髄天元(うずい てんげん)
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