【宇髄天元】神崎アオイへのひどすぎるパワハラ・モラハラ・セクハラを現代基準で検証。

宇髄天元(うずい てんげん)
©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

テレビアニメ「鬼滅の刃『遊郭編』」が始まり、嫁3人の声優さんも発表になりましたね。

さて、遊郭編で中心となる音柱・宇髄天元ですが、3人もの嫁に愛されているのですから、さぞかし紳士な男なのだろうと思いきや、第1話では蝶屋敷の神崎アオイに対してハラスメントのオンパレードでした。

そこで今回は、後々のカッコイイ姿を見せられてからでは忘れてしまいそうな「宇髄天元のパワハラ・モラハラ・セクハラ」について検証いたします。

尚、「ハラスメント」に対する規制ができ始めたのは極々最近のことですので、大正時代の物語に突っ込みを入れるのは無粋だとは思いますが、そこは「今の感覚からしたら」という前提であることをご了承ください。

宇髄天元の神崎アオイに対するハラスメント

©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

アオイは最終選別を突破した鬼殺隊員ですが、おそらくその最終選別で怖い目にあったと思われ、鬼殺隊への入隊後も実際に鬼を狩りに行くことはありませんでした。

その代わり、蟲柱・胡蝶しのぶの理解の下、怪我をした鬼殺隊士たちのお世話をしていて、機能回復訓練では隊士たちの相手をするなど、いわゆる「普通の女の子」ではできないような役割も担っていたのです。

そんなアオイの事情も知らず、ハラスメントを次々繰り出したのが音柱・宇髄天元でした。

  1. パワハラ:柱(上官)の命令に従えとばかりに無理やり連れて行こうとした
  2. モラハラ:アオイの事情も知らず「こんなものでも一応隊員」と言い捨てた
  3. セクハラ:お尻を叩いた

では、それぞれの場面をひとつずつ見ていきましょう。

宇髄天元のハラスメント①パワハラ

パワハラの定義

「パワハラ」は、主に職場など上下関係のあるところで起こり、上の者が下の者に対し、その立場を利用して何かを強要するなど、精神的あるいは身体的な苦痛を与えることをいいます。

ただ、今でこそ、上司や先輩によるパワハラは「明らかな問題」として扱われていますが、おそらく何十年、何百年、いや千年以上も「上の言うことには(理不尽でも)従うのが当たり前」な状態がまかり通ってきた負の歴史がありますよね。

©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

だから千年生きている鬼舞辻無惨は、パワハラの酷さが群を抜いているのですね、きっと(?)。

アオイへのパワハラ

宇髄は鬼殺隊士の最高ランクである『柱』のひとりですので、当然、上官として他の隊員たちに指示・命令を出すこともあるでしょう。

しかし、これはいけません。

©吾峠呼世晴/集英社 コミック第8巻

後できよちゃんも炭治郎も言っていましたが、これでは完全に「人さらい」です

部下に来てもらいたいなら、ちゃんと必要性を説明し、本人が納得したうえで連れて行く、それが上官たるものの務めなはず(そもそも、鬼殺隊員ではない「なほちゃん」は、部下でさえありませんが)。

もしこれが煉獄さんだったら、

行きたくないのなら仕方ないな、無理強いはするまい、他を当たるとしよう。ハッハッハ!

とか言ってくれそうですよね。

宇髄天元のハラスメント②モラハラ

モラハラの定義

「モラハラ」はパワハラと似ていますが、相違点は「上下関係がない状況でも起こる」というところです。

同僚や同級生、夫婦など、明確な上下関係がない場合でも、一方がもう一方を精神的に追いつめたり、自尊心を著しく傷付けたりするようなことをいいます

アオイへのモラハラ

宇髄は、隊服を着ていなかった(=鬼殺隊員ではない)なほちゃんは解放したものの、隊服を着た鬼殺隊員であるアオイのことは、そのまま連れて行こうとしていました。

©吾峠呼世晴/集英社 コミック第8巻

宇髄は「隊員である以上、任務に就くのは当たり前だ」と思っていて、それは決して間違いではありません。

しかし宇髄のこの言葉は、鬼殺隊員でありながら鬼を狩りに行けないことを後ろめたく思っていたアオイにとって、とてもキツいものでした

©吾峠呼世晴/集英社 コミック第7巻

そして、自分の代わりに任務地へ行ってくれることになった炭治郎たちにも、申し訳ない気持ちをずっと持ち続けていたのです。

最終選別には受かったものの、一度も鬼を狩りに行けないアオイの気持ちにつきましては、こちらの記事で詳しく解説していますので、是非ご覧ください。

宇髄天元のハラスメント③セクハラ

セクハラの定義

「セクハラ」とは、相手の言動に対して性的な嫌悪を抱くことを指し、男女どちらとも、被害者にも加害者にもなり得ます

アオイへのセクハラ

©吾峠呼世晴/集英社 コミック第8巻

若い女の子のお尻を思いっきり叩いていますね(今はこの「若い女の子」という表現も気を付けなければいけませんが)。

しかし、このときの宇髄に性的な嫌らしさは全くありませんでした。

というのも、宇髄は年頃の女の子のお尻を「安産型か否か」でしか見ていないからです。

©吾峠呼世晴/集英社 公式ファンブック『鬼殺隊見聞録・弐』

注目は、「蟲柱・胡蝶しのぶ」と「恋柱・甘露寺蜜璃」のところ。

アオイのお尻を叩いたときも、

こいつも安産型の尻。

と思ったのでしょうかね?

すでに(美人の)嫁が3人もいますので、他の女性は宇髄の性的対象からは外れていたのでしょう。

そしておそらくアオイも、このとき性的な嫌悪は抱いていなかったのではないかと思います。

それよりも、いきなり任務に連れて行かれそうになった恐怖の方が大きかったはずですし。

だったらそもそも「セクハラ」ではないような気が・・・。それでも女の子のお尻を叩いて良いわけないけどさ。

なぜ宇髄はあんなにも強引だったのか?

©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

「生まれた環境」の影響

『忍(しのび)』という家系に生まれ、常に過酷な環境に身を置いていた宇髄は、「これしきのことでギャーギャー騒ぐな」ぐらいにしか感じていなかったのではないでしょうか。

今回の行動は「女の隊員が必要だから連れて行く」という、宇髄にとっては正当な理由があり、別に弱い者いじめをしていたわけではないのです。

それでも、あまりにも相手のことを考えなさすぎだった態度は、やはり褒められたものではありませんね。

このアオイたちの連れ去り未遂については、私も後で宇髄さんに抗議しています。

嫁3人の行方を早く知りたかった

もうひとつ、強引な手段に出た理由として、すでに遊郭に潜入していた自分の嫁3人との連絡が途絶えていたこともあると思います。

一刻も早く居場所を突き止めて、3人全員を助け出したい、その思いが強かったのでしょう。

「俺について来たい人?」などと悠長に募集している時間などなかったのです。

©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

あんなに強引にアオイを連れて行こうとしていながら「アオイさんの代わりに俺たちが行く!」という炭治郎の代替案をすぐに受け入れたのは、決して「任務に就いていない隊員を無理やり連れ出す」のが目的だったわけではなく、本当に「すぐに隊員を連れて行く必要があった」ということなのでしょう。

まとめ

神崎アオイに対する宇髄天元の態度は、いくら『柱』とはいっても、ちょっと目に余るものがありました。

それは、炭治郎や蝶屋敷の他の女の子たちの様子を見ても「そういう時代だった」だけでは済まないほどのレベルだったように思います。

しかし実際に連れて行くことになったのは、炭治郎・善逸・伊之助の3人でした。

そのことで宇髄がなんだか嬉しそうだったのは、彼らに頼もしさを覚えたのと、「3人」という数が自分の嫁の人数と同じで、都合が良かったからなのでしょうね

「宇髄の嫁3人」につきましては、こちらの記事で紹介していますので、ぜひ併せてご覧ください。

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