【鬼滅の刃】鬼舞辻無惨にパワハラ会議以外で粛清された鬼は全員女性!彼女たちの壮絶な最期とは?

鬼舞辻無惨(きぶつじ むざん)

『鬼滅の刃』において、「鬼舞辻無惨」「粛清」と聞いて真っ先に思い浮かぶのは「パワハラ会議」ではないでしょうか。

しかし、鬼舞辻無惨の手によってその命を絶たれた鬼は、パワハラ会議で粛清された下弦の鬼たちだけではありません

本編で名前も活躍場面も与えられ、その上で最後は鬼舞辻に殺された、そんな鬼が3体います。

そしてそれは全員「女性の鬼」で、いずれも既にテレビアニメに登場しているキャラクターです。

その彼女たちの最期とはどのようなものだったのでしょうか。

鬼舞辻無惨に粛清された女性の鬼とその場面は?

名前場所対戦相手
朱紗丸(すさまる)浅草竈門炭治郎、竈門禰豆子、珠世、愈史郎
鳴女(なきめ)無限城愈史郎
珠世(たまよ)無限城鬼舞辻無惨

順番としては、鳴女よりも珠世の方が先に殺されていますが、鬼舞辻に吸収された珠世の細胞は生き残っていて後にまた登場場面があるため、この順番で紹介していきたいと思います。

と、その前に、「粛清」という言葉とは切り離すことのできない「パワハラ会議」についても触れておきます。

鬼舞辻無惨の「パワハラ会議」と「粛清」について

「パワハラ会議」とは?

©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

鬼舞辻無惨は、特に強い力を持つ12体の鬼に「十二鬼月(じゅうにきづき)」という称号を与え、更にその12体は「下弦」と「上弦」で6体ずつに分けられていて、「上弦」がより強い鬼とされています。

那田蜘蛛山において『下弦の伍・累』が倒されたことで、鬼舞辻は他の下弦の鬼たちを「無限城」に呼び寄せました。

そこで下弦の鬼の一人が倒されたことの報告と、今後の彼らの在り方について説いており、これがファンの間で『パワハラ会議』と呼ばれるものになります

©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

このとき無限城に招集された5体のうち『下弦の壱・魘夢(えんむ)』以外の4体は鬼舞辻に「不要」と判断され、その場で殺されて(粛清されて)います

©吾峠呼世晴/集英社 コミック第6巻

鬼舞辻本人が「粛清」という言葉を使っているわけではありせんが、このセリフだけで十分にその意味をなしていることがわかりますね。

『粛清』の意味と『粛正』との違い

『粛清』とは?

  • 意味:不正者・反対者などを厳しく取り締まること。正しいことを行って清めているのではなく、反対意見をねじ伏せているニュアンス。
  • 類語:「追放」、「排除」、「弾圧」など

(参考:「粛清」と「粛正」の意味の違いと使い分け)

『粛正』とは?

  • 意味:「反対の者を排除する」といった意味は含まず、「不正を厳しく取り締まって、行為を正す」といった意味でのみ使われる。
  • 類語:「浄化」、「改善」、「矯正」など

(参考:「粛清」と「粛正」の意味の違いと使い分け)

パワハラ会議以外で「粛清」された女性の鬼たち

朱紗丸(すさまる)

©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

主人公の竈門炭治郎が鬼殺隊に入隊したばかりの頃、任務地として赴いた浅草で戦った相手です。

「朱紗丸」と「矢琶羽(やはば)」の2体の鬼は、鬼舞辻無惨からの直々の命令により、炭治郎を殺そうと狙ってきました。

そしておそらく、炭治郎と禰豆子だけでは勝てなかった相手だと思われます。

珠世(たまよ)と愈史郎(ゆしろう)の存在

©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

炭治郎たちの助けになったのが、同じく浅草で出会った「珠世」と「愈史郎」という2体の鬼でした。

彼らは「鬼」ではあるものの、鬼舞辻を憎んでいて、人間を助けてくれる鬼だったのです。

炭治郎たちに向かってきた2体のうち、矢琶羽の方は、愈史郎の血鬼術の力を借りて炭治郎がなんとか倒しますが、朱紗丸に対しては禰豆子と愈史郎が苦戦しており、珠世が自身の術を使って何とかしなければいけないと思い至ります。

珠世の使った「自白を促す術」

©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

珠世の使った術は『白日の魔香(まこう)』という、いわば「自白剤」のようなものでした。

鬼たちは、鬼舞辻の名前を口にすると「呪い」によって殺されるように体内の細胞を操作されているため、決して自分から鬼舞辻の名を口にすることはありません。

炭治郎から鬼舞辻のことについて聞かれた「沼の鬼」が、絶対に口を割らなかったのもそのためです。

しかし、珠世の術により、自身の脳のコントロールが効かなくなった朱紗丸は、「鬼舞辻様」とその名前を口にしてしまったのでした。

「鬼舞辻の呪い」の発動

©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

『鬼滅の刃』の中でいちばん衝撃的な殺され方をした鬼は、この朱紗丸ではないでしょうか。

物語序盤でのこの姿はかなりの衝撃を受けました。

その後に登場する数多の鬼たちの最期を見ても、この朱紗丸以上の衝撃はなかったように思います。

こんな最期になるくらいなら、いっそのこと炭治郎の日輪刀でスパッ!っと頸を斬られた方がマシだったのではないかとさえ感じました。

©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

更に気の毒だったのが、頭部を握り潰された後も、まだ少しの間生きていたこと。

自分を殺したのが鬼狩りだったなら、矢琶羽のようにそこに怒りをぶつけることもできたでしょう。

しかし、(洗脳されていたとはいえ)慕っていた鬼舞辻無惨からこのような仕打ちを受けた悲しみや無念さを思うと、炭治郎のセリフどおり「救いがない」としか言いようがありません。

最期の「ま・・・り・・・遊・・・ぼ・・・」という小さい女の子のようなセリフに対して、炭治郎が応えてあげていたのが、ほんのわずかでも救いになっていればと思わずにはいられませんでした。

珠世さんが「鬼舞辻」という名前を口にしても呪いが発動しないのは、鬼舞辻の支配から逃れられるよう、珠世さん自身が自分の体を操作していたからだそうです。珠世さんは医者でもあるので、そういったことが可能だったようですね。

鳴女(なきめ)

©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

最初の登場シーンは、下弦の鬼が集められた無限城、つまり「あのパワハラ会議」です。

その次の登場シーンは「上弦の鬼が集められた無限城」でした。

©吾峠呼世晴/集英社 コミック第12巻

遊郭で『上弦の陸』が倒されたため、『上弦の参・猗窩座(あかざ)』も含め、他の上弦の鬼たちに招集がかかったのです。

尚、この「無限城への招集」は、鬼たちが自分で無限城に出向いて来るわけではなく、鳴女の血鬼術によって「無理やり瞬間移動で呼び寄せられる」という表現が正しいでしょう。

そもそも無限城自体が「異空間」のため、行こうと思って行ける場所ではないのですけどね。

『柱』でも手を焼く鳴女の厄介さ

©吾峠呼世晴/集英社 コミック第21巻

終盤の無限城では、鳴女は『上弦の肆(し)』となっていました。

鬼殺隊を皆殺しにすべく、その無限城に隊員たちを集めていたのですが(これも鳴女の血鬼術)、鬼舞辻無惨が復活する前に攻撃されないよう、時間稼ぎのために散り散りにさせられていました。

蛇柱・伊黒小芭内のセリフからもわかるように、鳴女自身にも鬼殺隊員が近づけないように操作しており、ずっと堂々巡りをさせられている状態だったのです。

鳴女に対抗できた唯一の個体・愈史郎(ゆしろう)

©吾峠呼世晴/集英社 コミック第21巻

しかし、お館様は鳴女の能力についてもちゃんと把握しており、その対戦相手として選んだのが、鬼殺隊員ではなく「愈史郎」でした。

愈史郎は「視覚を操る血鬼術」を使う鬼で、鬼舞辻が鳴女の能力を信用していることを利用し、復活した鬼舞辻のところに柱たちが集結するまでの時間稼ぎをしようとします。

しかし、その途中で鬼舞辻は鳴女が操られていることに気づき、鳴女を通して愈史郎と一騎打ちになりました。

最後は鳴女を切り捨てた鬼舞辻無惨

©吾峠呼世晴/集英社 コミック第21巻

ほぼ互角にやりあっていた鬼舞辻と愈史郎でしたが、水柱・冨岡義勇と炭治郎からの攻撃を受けた鬼舞辻の支配力が緩んだとき、愈史郎が一気に押し返そうとします。

しかしその瞬間、鬼舞辻は鳴女の頭部を破壊

鳴女に対する自身の支配を放棄すると当時に、敵(愈史郎と鬼殺隊)から支配されることから逃れたのでした。

これはアレだ、「トカゲの尻尾切り」!

珠世(たまよ)

©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

朱紗丸のところでも出てきましたが、鬼でありながら、鬼舞辻無惨を憎んで抹殺したいと思っている希有な存在

人間時代、幼い子供を持ちながら病にかかってしまった珠世は「子供の成長を見届けたい、死にたくない」と思って鬼になっています。

しかし、夫と子供を自らが食べて殺してしまうことになり、そのことで鬼舞辻をずっと恨んできました。

無惨討伐の作戦は、鬼殺隊本部と珠世の共同で進められた

©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

鬼舞辻無惨とまともに対峙しても勝ち目がないことは、お館様も珠世もよくわかっていました。

その上で、鬼であり医者でもある珠世の知識と、鬼殺隊の動きを指揮する鬼殺隊本部とで綿密な作戦を立てていたのです。

鬼舞辻を弱らせるための薬を打ち込む

©吾峠呼世晴/集英社 コミック第16巻

お館様の命を張った先制攻撃により、瞬時には体の再生ができなかった鬼舞辻無惨。

そして体の再生直後、かつて浅草で鬼にした男性の血鬼術により、その体を固定されています。

その隙に珠世が「鬼舞辻を弱らせるための薬」を鬼舞辻の体に入れることに成功しました。

珠世の最期

©吾峠呼世晴/集英社 コミック第16巻

鬼舞辻にこれだけ近づいて無事でいられるはずもなく、珠世は最初から自らの命を犠牲にする覚悟で挑んでいました。

鬼舞辻は自分の能力を過信し、「薬や異物は吸収・分解すれば問題ない」と考えていたようですが、それは珠世も計算済みで、珠世の薬には、その分解スピードを少しでも遅らせるためのものも含まれていたのです。

©吾峠呼世晴/集英社 コミック第21巻

薬の分解に成功したと思い込んでいた鬼舞辻は、珠世(すでに頭部以外は吸収していた)に対して勝ち誇り、最後は頭部を握り潰して珠世を殺しています

異変を感じた鬼舞辻に一度呼び戻された珠世

©吾峠呼世晴/集英社 コミック第22巻

珠世に投与された薬を分解したと思っていた鬼舞辻ですが、自らの体に異変を感じ、吸収して体内に取り込んでいた珠世の細胞を取り出して直接問いただしています。

鬼舞辻が生きている限り、珠世の細胞も生き続けているようでした。

しかし、そこから自身の肉体を再生させることは不可能で、鬼舞辻の肉体の消滅と共に、珠世の細胞も完全に消滅したのでした。

珠世の執念は、本編に出てくる彼女の最後のセリフに凝縮されています。

お前を殺すためにお前より強くなる必要はない。お前を弱くすればいいだけの話。お前が生きるために手段を選ばないように、私も・・・私たちも、お前を殺すために手段を選ばない

コミック第23巻

まとめ

『粛清』、この言葉には『処刑』という意味も含まれますが、決してイコールではありません。

しかし「大きな権力を持ったものが、その権力で下の者を無理やりにでも従わせる」という本来の意味を考えると、「鬼舞辻無惨が配下の者を殺す」という意味で使うにはピッタリな言葉だと思いました。

鬼舞辻にとって、『粛清』しなければならないほどの反逆者は珠世だけだったと思うのですが、些細な例外も許さない徹底した姿勢は、正に独裁者。

この『粛清』という言葉は、現実の世界ではなるべく使われずに済むと良いなと思いました。

©吾峠呼世晴/集英社 コミック第4巻

こんな風にコミカルに使って語彙を増やすのであれば、それは「あり」だと思いますが、子供たちにはちゃんと意味も知ってもらいたいとも思いました。

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