【水柱・富岡義勇】日輪刀について~色や鍔などの形状を徹底解説します

冨岡義勇(とみおか ぎゆう)

冷静な判断力と流麗な刀さばきで鬼を狩る、水柱・富岡義勇。

クールな印象の強い義勇ですが、竈門炭治郎との出会いのシーンでは、自分の昔の姿と重ね合わせ、恩師の元に向かわせて、自分の命をかけ、その成長を見守る情に厚い一面も…。

今回は、そんな義勇の日輪刀について、刀の色や鍔などの形状を徹底解説していきたいと思います。

【水柱・富岡義勇】日輪刀について

特徴

水柱・富岡義勇の日輪刀

洗練された技を放つ、青色に染まった刃。

鍔は自身の羽織の柄と同じ亀甲形。

©吾峠呼世晴/集英社 鬼滅の刃 公式ファンブック 鬼殺隊見聞録

「鬼滅の刃」公式ファンブックの鬼殺隊見聞録に、義勇の日輪刀の特徴について、刃は青色で、鍔は亀甲形であると記載があります。

冷静沈着でクールな印象の義勇に似合う青色の刀身、そして羽織と同じ亀甲形の鍔とのことで、羽織の持ち主とも関係がありそうです。

刀の色

©吾峠呼世晴/集英社 鬼滅の刃 第182話 巻頭カラー

日輪刀は、使い手の隊士が抜刀した時に色を帯びます。

義勇の刃の色は青色です。

185話の巻頭カラーにおいて、青色の刃が確認できます。

©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

さらに、アニメ「鬼滅の刃」立志編で、炭治郎と禰豆子と出会うシーンでも、義勇の青色に光る日輪刀の色が確認できます。

水の呼吸の色は青ということと、義勇の目の色も青色で描かれているので、そういうことも、日輪刀の色の変化に影響があるのかもしれません。

鍔(つば)

©吾峠呼世晴/集英社 鬼滅の刃 第5巻 カバーイラスト

義勇の鍔の形は亀甲形です。

公式ファンブックにも記載がありましたが、義勇の半々羽織の一つの柄でもある亀甲。

義勇の羽織の元の持ち主は、義勇の親友でもあり、炭治郎の最終選別前の特訓に付き合った剣士でもある錆兎です。

ちなみに錆兎の着物は鬼に殺されたお父さんの形見(公式ファンブック 鬼殺隊見聞録より)で、義勇は常に錆兎と共に戦っているという意識が感じられますね。

©吾峠呼世晴/集英社 鬼滅の刃 第131話 巻頭カラー

第131話の巻頭カラーを見ると、修行時代の二人が描かれており、錆兎とお揃いの亀甲形の鍔が確認できます

ちなみに刀身も同じ青色です。

二人とも水の呼吸の元柱・鱗滝左近次の指南を受けており、水の呼吸を会得しているからでしょう。

同じ年でお互い天涯孤独ですぐに仲良くなった錆兎と義勇は、水の呼吸を会得し、刀の色も同じ青、そして鍔はお揃いに担当の刀鍛冶が作ったのかもしれません。

©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

ちなみに、アニメ版において登場する錆兎の刀の鍔は義勇とは色違いの金色の枠の亀甲形で描かれています。

隊士への支給品の中で最重要となるのが「日輪刀」である

©吾峠呼世晴/集英社 鬼滅の刃 公式ファンブック 鬼殺隊見聞録

錆兎は最終選別で他の隊士を助けて亡くなっているので、残念ながら最終選別を通ってはいません。

ですので、日輪刀を手にすることはなかったと思われます。

※錆兎の刀についての詳細については公式で発表されていないので、今後何かの形で公表されたらと思います。

巻頭カラーでは、修行時代の二人を描いているので、揃いの黒っぽい色味の亀甲形の鍔でしたが、その後に何らかの理由があり、義勇はえんじ色、錆兎は金色となったのではないかと考えられます。

刻印

©吾峠呼世晴/集英社 鬼滅の刃 第17巻 第149話

刻印

柱の刀のみ「惡鬼滅殺」と刻まれている

©吾峠呼世晴/集英社 「鬼滅の刃」公式ファンブック 鬼殺隊見聞録

義勇の日輪刀にも、柱のみに刻まれる「惡鬼滅殺」の文字が確認できます。

”自分は水柱じゃない”と引け目を感じていた義勇ですが、炭治郎から”錆兎から託されたものを繋いでいかないのか”と問われ、刻印に恥じない決意を再認識しました。

柄(つか)

©吾峠呼世晴/集英社 鬼滅の刃 第5巻 カバーイラスト

義勇の柄は、青地に白い糸で撮巻/摘巻(つまみまき)を施されたもののように見えます

撮巻/摘巻(つまみまき)

菱巻の柄糸が重なった部分を、高く盛り上がるように撮んで編み上げる技法。

柄巻の滑り止めの効果をさらに高めることができる。

上品な見栄えになることが特徴で、打刀によく見られる巻き方。

引用元:https://www.touken-world.jp/tips

刀身の青色と呼応する青地に白い柄巻された義勇の柄は、冷静な判断で鬼を狩る義勇の印象にもピッタリのクールな印象です。

©吾峠呼世晴/集英社 鬼滅の刃 第5巻 カバーイラスト

義勇の鞘は、艶のある黒色です。

©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

そして、鞘尻には金色の金具が付いています。

鞘はシンプルな艶のある黒でかなりシックな印象ですが、その分、鍔や柄のデザインが際立ちます。

冷静沈着な判断力で静かに鬼の頸を捉える寡黙な義勇にぴったりな印象の鞘ですね。

まとめ

今回は、水柱・富岡義勇の日輪刀について、刀の色や鍔などの形状を徹底解説してきましたがいかがでしたでしょうか。

まとめると

  • 義勇の日輪刀の特徴は、刃は青色で、鍔は亀甲形
  • 義勇の刃の色は青色
  • 義勇の鍔の形は、親友の錆兎とお揃いの亀甲形
  • 義勇の日輪刀にも、柱のみに刻まれる「惡鬼滅殺」の文字が確認できた。
  • 義勇の柄は、青地に白い糸で撮巻/摘巻(つまみまき)を施されたものに近い
  • 義勇の鞘は、艶のある黒色で、鞘尻には金色の金具が付いている

クールな印象の強い義勇ですが、人を想う情に厚い一面も持っており、羽織っている半々羽織にもその思いが込められていました。

日輪刀においても、最終選別で義勇や仲間の隊士を助け、亡くなった親友の錆兎の叶わなかった思いと共に戦ってきたことが伝わってきます。

辛い過去を背負う剣士の多い鬼殺隊の柱の中でも、義勇は大切な人を二度も失う悲しい過去を背負っています。

それでも、自分のような悲しい思いをする人を作らない為にも寡黙に鬼の立ち向かう姿はとても立派です。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

引き続き鬼滅の刃をお楽しみください。

この記事を書いた人

知れば知るほど魅力ある「鬼滅の刃」が大好きな1児の母です。
 
煉獄杏寿郎推しですが、他のキャラクタ―も魅力いっぱいなので、色々な角度からご紹介していけたら嬉しいです。

冨岡義勇(とみおか ぎゆう)
タイトルとURLをコピーしました