【鬼滅の刃】炭治郎や冨岡義勇が使う水の呼吸って?使い手や型を解説します!

竈門炭治郎(かまど たんじろう)

鬼と戦うために鬼殺隊隊士たちのほとんどが習得している全集中の呼吸。

炭治郎も修行の際は、全集中の呼吸が使えるようになってから最終戦別にいくことを許可されました。

全集中の呼吸はいくつも種類がありますが、炭治郎が習得したのは水の呼吸でしたね。

基本の呼吸と呼ばれるものは5つ存在し、水の呼吸も基本の呼吸の1つです。

そんな水の呼吸ですが、攻守ともに優れており、使用者が最も多い呼吸法とも言われています。

そこで今回は、使用者が多いとされる水の呼吸について詳しく解説していこうと思います!

  • 水の呼吸の特徴って?
  • 水の呼吸を使っている人は?
  • 水の呼吸はどんな型があるの?

などが気になった人は、ぜひこの記事を読んでみてくださいね。

水の呼吸の基本を解説

©吾峠呼世晴/集英社 アニプレックス・ufotable

水の呼吸は全集中の呼吸の五代流派の1つであり、歴史がある呼吸法です。

現在は冨岡義勇が水柱を務めていますが、水柱はどの時代でも存在していたみたいです。

水のようにどんな形にもなり、どんな攻撃にも適応できる呼吸であるため、鬼殺隊の中で最も使用されている呼吸です。

初心者にも扱いやすい呼吸であるため、はじめに水の呼吸を学んで、その後に自分に合った呼吸に変えていくといった人もいました。

派生した呼吸も多い

使用者が最も多い呼吸であったからか、水の呼吸から派生した呼吸も多く存在します。

カナエやカナヲ使用する花の呼吸も、水の呼吸から派生して誕生しました。

現在蛇柱である伊黒小芭内が使う呼吸も、水の呼吸の派生の呼吸です。

もしかしたらこの3人は、初めは水の呼吸を使っていたのかもしれませんね。

鬼からの斬られ心地は高評価

鬼滅の刃の公式ファンブックでは、今までに登場した鬼たちが各呼吸の斬られ心地についてインタービューに答えていました。

呼吸の中では高評価で、下記のような意見が出ていました。

  • 痛みはあるものの比較的楽
  • 優しい
  • 一瞬でスッとやってくれる

さらに数多くある呼吸の中で、唯一鬼に痛みを感じさせないで首を斬ることができる型が存在します。

水の呼吸を生み出した隊士は、炭治郎のように鬼に対しても慈悲の心を持っていたのかもしれません。

水の呼吸の使い手

使用者が最も多いと言われる水の呼吸ですが、どんな人たちが使っているのでしょうか?

水の呼吸を使っている人たちを見ていきましょう!

竈門炭治郎

©吾峠呼世晴/集英社 アニプレックス・ufotable

鬼滅の刃の主人公である炭治郎は、ヒノカミ神楽と水の呼吸の両方を使うことができます。

累との戦いをきっかけにヒノカミ神楽を使うようになりますが、自分の体力や戦況を考えて、水の呼吸と合わせて使うと言う方法に辿り着きました。

炭治郎曰く、水の呼吸よりもヒノカミ神楽の方が体に合っているようです。

戦いの中で派生技をいくつも編み出してピンチを乗り越えていました。

冨岡義勇

©吾峠呼世晴/集英社 アニプレックス・ufotable

現在9人いる柱の1人で、水柱を務めています。

数多くいる水の呼吸の使い手の中で、柱にまで上り詰めました実力者です。

水の呼吸は型が拾までしかありませんでしたが、冨岡はオリジナルの型も編み出すことに成功しています。

炭治郎と比べると水のエフェクトが力強く描かれており、日輪刀の刀身も青く色づいていることから、水の呼吸の適性が極めて高いことが分かります。

鱗滝左近次

©吾峠呼世晴/集英社 アニプレックス・ufotable

元水柱で、現在は育手として次世代の鬼殺隊候補を育てています。

炭治郎や冨岡も鱗滝に稽古をつけてもらった経験があります。

素顔がとても優しい顔をしており、鬼に顔を馬鹿にされたことがきっかけとなり、天狗のお面を常につけるようになりました。

弟子となった子供たちには、お守りとして厄除の面という狐のお面をプレゼントしています。

強敵と戦う機会が多い柱ですが、鱗滝は五体満足の状態で隊士を引退しています。水の呼吸の防御が優れているからこそなのかもしれません。

錆兎

©吾峠呼世晴/集英社 アニプレックス・ufotable

すでに亡くなっていますが、修行に励む炭治郎の前に現れ、炭治郎の全集中の呼吸会得を手伝ってくれた少年です。

生きていたときは冨岡と同期で、一緒に鱗滝の元で修行をしていました。

冨岡と共に最終戦別に挑みましたが、手鬼との戦いで刀が折れてしまい、殺されてしまいました。

最終戦別でほとんどの鬼を錆兎が倒していたため、この年で亡くなったのは錆兎だけでした。

冨岡は自分よりもはるかに強かったとも話しており、もし錆兎が生きていたら柱に近い実力を身につけていたでしょう。

真菰

©吾峠呼世晴/集英社 アニプレックス・ufotable

錆兎と共に、炭治郎の修行に協力してくれた女の子です。

鱗滝の弟子の1人で、素早く相手に斬り込むことを得意とします。

最終戦別で手鬼と遭遇し、手鬼が鱗滝の弟子たちを狙って殺し続けていることを知り、冷静さを失ってしまい殺されてしまいました。

手鬼からも覚えられており、数多くいる最終選別の参加者の中でも別格の強さを持っていたようです。

神崎アオイ

©吾峠呼世晴/集英社 アニプレックス・ufotable

鬼と戦うために鬼殺隊を目指し、最終選別で生き残りましたが、その後は恐怖で戦いに行けなくなり、隊士として生きることを諦めました。

それ以降は蝶屋敷にて、隊士たちの治療を主に行っています。

負傷した隊士たちのリハビリでもある機能回復訓練では指揮を執ることもあり、剣士としても実力があったことが分かりますね。

逃げ出したことに負い目を感じており、運よく生き残った腰抜けと自分を卑下しています。

アオイの同期には、現在霞柱である時透無一郎がいます。もしかしたら無一郎が最終選別でほとんど鬼を倒してしまい、アオイは生き残ることができたのかもしれません。

村田

©吾峠呼世晴/集英社 アニプレックス・ufotable

那田蜘蛛山炭治郎や伊之助と出会い、それからは炭治郎たちの良き先輩となっています。

冨岡と同期で、最終戦別では怪我をした冨岡を助けたのも村田でした。

呼吸のエフェクトは、技を極めれば極めるほど目に見えるのですが、村田の水の呼吸のエフェクトは薄すぎて見えないみたいです…。

水の呼吸の型一覧

水の呼吸には、全部で11個の型が存在します。

1つずつ型を見ていきましょう!

壱ノ型・水面斬り(みなもぎり)

©吾峠呼世晴/集英社 コミック2巻

刀を水平に振るい、斬撃を与えます。

ジャンプした時にでも使用可能となっているので、汎用性が高い型になっています。

弐ノ型・水車(みずぐるま)

©吾峠呼世晴/集英社 コミック1巻

体を縦に一回転させながら相手を斬りつけます。

日輪刀を一回転させるため、相手の攻撃から身を守る際にも使用できます。

炭治郎は横に回転させた「横水車」も使用していました。

参ノ型・流流舞い(りゅうりゅうまい)

©吾峠呼世晴/集英社 コミック2巻

流れる水をイメージしたような動きをしつつ、相手の攻撃を避けながら攻撃します。

相手の攻撃を回避しながら攻撃を与えるので、攻撃と防御を同時に行うことができます。

肆ノ型・打ち潮(うちしお)

©吾峠呼世晴/集英社 コミック1巻

連続して斬撃を放つ型となっています。

そのため、敵が複数いても一度に斬りかかることが可能になります。

炭治郎が初めて使った水の呼吸の技でもあります。

伍ノ型・干天の慈雨(かんてんのじう)

©吾峠呼世晴/集英社 コミック4巻

相手に痛みをほとんど与えない斬撃です。

先ほど少し触れましたが、数多くある全集中の呼吸の中で、唯一相手に痛みを感じさせない型です。

鬼が無抵抗で首を差し出した時にのみ使用されており、作中でも自分から首を差し出した母蜘蛛にしか使われていません。

斬られた母蜘蛛も、痛みは全くないと言っていました。

少しも痛くない
苦しくもない
ただあたたかい…
こんなにも穏やかな死がくるなんて

©吾峠呼世晴/集英社 コミック4巻

他の水の呼吸の型は激しい水のエフェクトが描かれていますが、干天の慈雨だけは穏やかな波のようなエフェクトで描かれているといった特徴があります。

陸ノ型・ねじれ渦(ねじれうず)

©吾峠呼世晴/集英社 コミック3巻

上半身と下半身を逆の方向にねじり、強力な回転を加えて斬撃を放ちます。

水中の中で使うと威力が増し、水中で渦を発生させて周囲を切り裂きます。

沼の鬼は水中でねじれ渦を食らい、距離はあったものの渦に切り裂かれて分身が消滅しました。

漆ノ型・雫波紋突き(しずくはもんづき)

©吾峠呼世晴/集英社 コミック2巻

水の呼吸で唯一の突きの技です。

最速の技でもあり、鬼の首を斬ることは得意ではありませんが、相手の攻撃の威力を相殺させるなど様々な場面で活躍します。

捌ノ型・滝壷(たきつぼ)

©吾峠呼世晴/集英社 コミック2巻

日輪刀を上に掲げ、渾身の力で下へと振り下ろして斬りかかります。

相手が下にいるときにしか使うことができませんが、その威力は水の呼吸の中でも1、2を争います。

振り下ろした時には、まるで激しい滝のような音が響きます。その音から、威力が他の水の呼吸の型よりも高いことが分かります。

玖ノ型・水流飛沫・乱(すいりゅうしぶき・らん)

©吾峠呼世晴/集英社 コミック3巻

最小限の動きで周りを動き回り、相手を翻弄することができます。

相手の攻撃を避ける際にも活躍し、移動するたびに水がはじけたようなエフェクトが描かれます。

拾ノ型・生生流転(せいせいるてん)

©吾峠呼世晴/集英社 コミック5巻

斬撃を何度も放ち、相手に大ダメージを与えることができる型です。

斬撃を重ねれば重ねるほど威力は増していき、水の竜のエフェクトが登場します。

水の呼吸の中で最も威力が強い型ではありますが、連続で刀を振るっているため体力の消耗が激しいというデメリットも存在します。

拾壱ノ型・凪(なぎ)

©吾峠呼世晴/集英社 コミック6巻

冨岡が編み出した型で、自分の領域に入ったものをすべて切り刻みます。

下弦の伍の累の攻撃もすべて受けきり、累が気づかないうちに首を斬っており、かなりのスピードで切り刻んでいることが分かりますね。

攻撃も防御も優れている型ですが、冨岡以外は使用した描写が無かったため、冨岡だけが使える型のようです。

まとめ

©吾峠呼世晴/集英社 アニプレックス・ufotable

水の呼吸について解説しました。まとめると…

水の呼吸まとめ

・五大流派の1つで、どの時代にも柱が存在した
・防御にすぐれた呼吸のため、鬼殺隊の中で最も使い手が多い呼吸
・比較的痛みが少ない呼吸のようで、唯一まったく痛みを感じさせない型も存在する
・派生した呼吸も多く、花の呼吸と蛇の呼吸は水の呼吸から派生して生まれた
・作中に使い手として登場したのは7人
・型は全部で10個あり、11個目の型は冨岡が独自で編み出したオリジナルの型

数ある呼吸の中で、使い手が最も多い呼吸というのは驚きでした!

無惨との戦いの時にも、冨岡が水の呼吸の隊士の日輪刀を取りに行くシーンがあったので、水の呼吸の使い手は本当に多かったんだなと思います。

呼吸の適性が高ければ高いほど、エフェクトがはっきりと見えるみたいなので、アニメの戦闘シーンではエフェクトにも注目してみてくださいね。

ここまでお読みいただきありがとうございました!

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