水柱・富岡義勇の過去・笑顔を封印した義勇の壮絶な生い立ちについて

冨岡義勇(とみおか ぎゆう)

「鬼滅の刃」の中で、クールな印象で冷静沈着な印象の強い水柱・富岡義勇。

笑顔を見せない義勇には、その原因とも言える生い立ちがありました。

今回は、義勇の生い立ちや過去について、育手の鱗滝左近次・姉の蔦子・親友で同志の錆兎との関係にも触れながら、ご紹介していきたいと思います。

富岡義勇の過去・生い立ち

生い立ち

©吾峠呼世晴/集英社 鬼滅の刃 第1巻 第1話

鬼滅の刃公式ファンブック・鬼殺隊見聞録の鬼殺隊報号外に、義勇の育手である鱗滝左近次との出会いの中で、義勇の生い立ちについて触れる記述があります。

どのような経緯で鱗滝の下へ?:病死した両親の遺産で姉と二人暮らしをしていましたが、姉の蔦子が鬼に殺されたと周りに言ってしまったため心の病気だと思われてしまい、遠方にいる、医者をやっているをやっている親戚のうちへ連れて行かれていた最中に逃げ出し、山の中で死にかけていたところを、鱗滝さんの知り合いの猟師に助けられました。

鬼滅の刃公式ファンブック 鬼殺隊見聞録

義勇の育手である鱗滝左近次との偶然の出会いから、父母と姉・蔦子の4人家族だったこと、両親は病死しており、姉・蔦子は鬼に殺されたこと、義勇が天涯孤独であることが明らかになります。

姉・蔦子を鬼を殺されたと言ったことで、心の病気とされた下りにも衝撃を受けますが、周りにいた誰もが義勇の言っていることを信じてくれないことにもとても胸が痛みます。

姉・蔦子

©吾峠呼世晴/集英社 鬼滅の刃 第15巻 第131話

姉の蔦子については、コミック第15巻・第131話・来訪者の中で、義勇と親友・錆兎との会話の中でさらに、詳細が分かります。

©吾峠呼世晴/集英社 鬼滅の刃 第15巻 第131話

錆兎:翌日に祝言を挙げるはずだったお前の姉も そんなことは承知の上で鬼からお前を隠して守っているんだ

他の誰でもないお前が…お前の姉を冒涜するな

お前は絶対に死ぬんじゃない 

姉が命をかけて繋いでくれた命を 託された未来を お前も繋ぐんだ義勇

©吾峠呼世晴/集英社 鬼滅の刃 第15巻 第131話

姉の蔦子は義勇を鬼から隠し、守る為に殺されたこと、そしてその日は蔦子の祝言(婚礼)の前日だったという衝撃的な事実がわかりました。

両親が病死してしまいましたが、残された姉弟がお互いを支え合いながら、暮らしていた様子が目に浮かびます。

寂しくも、姉との暮らしの中で、時に笑い合うこともあった中、その穏やかでかけがえのない暮らしを突如鬼に壊された義勇の無念、葛藤、悲しみは想像を絶するものでしょう。

親友で同志・錆兎

©吾峠呼世晴/集英社 鬼滅の刃 第15巻 第130話

俺と同じく鬼に身内を殺された少年…錆兎という宍色の髪の少年と共に選別を受けた

十三歳だった 同じ年で天涯孤独 すぐに仲良くなった

錆兎は正義感が強く心の優しい少年だった

あの年の選別で死んだのは錆兎一人だけだ

©吾峠呼世晴/集英社 鬼滅の刃 第15巻 第130話

お館様に頼まれ、柱稽古に後ろ向きな義勇の元を訪れた炭治郎に、義勇は錆兎の話を始めました。

不思議なことに、炭治郎も錆兎の指導を受け、最終選別前の試練を乗り越える手助けをしてもらった経験を持っています。

錆兎がその年の選別でほとんどの鬼を一人で討伐したこと、錆兎以外の全員が受かったこと、義勇は最初の鬼に負傷を受ける中、錆兎に助けられ、傷の手当を受けている間に一体も鬼を倒さずして選別に通ってしまったことが伝えられました。

そのことをとても恥じている様子も…。

姉に続き、大切な同志でもある親友の錆兎をも、義勇を守って鬼に殺された事実が伝えられました。

鱗滝左近次の元、共に切磋琢磨しながら修行を積んでいた錆兎と屈託なく笑い合う義勇の姿がとても印象的です。

富岡義勇の過去・半々羽織に込められた思い

©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

義勇さんの羽織の半分は錆兎の形見、錆兎の着物は鬼に殺されたお父さんの形見です。

義勇の羽織のもう半分は姉の蔦子さんの形見です。

鬼滅の刃公式ファンブック 鬼殺隊見聞録

錆兎と蔦子の着物を合わせ、二人の意思を繋いでいこうという義勇の覚悟の表われでもある半々羽織。

柱稽古に前向きになれない義勇は炭治郎に”錆兎から託されたものを繋いでいかないのか”と問われ、ハッとします。

以前に錆兎から頬を張り飛ばされ、必死に蔦子の思いを諭された日のことを、義勇は思い出しました。

そして、そのことを封印していた自分の未熟な心と向き合いました。

©吾峠呼世晴/集英社 鬼滅の刃 第15巻 第131話

弱い自分を思い出したくなくて封印していた過去…しかしその思いとは裏腹に、常に半々羽織を身に着けることで、自分の為に命をかけてくれた二人の意思を必死に繋いでいきたいという複雑な義勇の思いが込められているように思います。

まとめ

【富岡義勇の過去・生い立ち】

  • 義勇の育手である鱗滝左近次との偶然の出会いから、父母と姉・蔦子の4人家族だったこと、両親は病死しており、姉・蔦子は鬼に殺されたこと、義勇が天涯孤独であることが明らかになりました。

【姉・蔦子】

  • 姉の蔦子は義勇を鬼から隠し、守る為に殺されたこと、そしてその日は蔦子の祝言(婚礼)の前日だったという衝撃的な事実がわかりました。

【親友で同志・錆兎】

  • 錆兎がその年の選別でほとんどの鬼を一人で討伐したこと、錆兎以外の全員が受かったこと、義勇は最初の鬼に負傷を受ける中、錆兎に助けられ、傷の手当を受けている間に一体も鬼を倒さずして選別に通ってしまったことが伝えられました。
  • 姉に続き、大切な同志でもあり、親友の錆兎をも、義勇を守って鬼に殺された事実が伝えられました。

【富岡義勇の過去・半々羽織に込められた思い】

  • 弱い自分を思い出したくなくて封印していた過去…しかしその思いとは裏腹に、常に半々羽織を身に着けることで、自分の為に命をかけてくれた二人の意思を必死に繋いでいきたいという複雑な義勇の思いが込められている

今回は、義勇の生い立ちや過去について、育手の鱗滝左近次・姉の蔦子・親友であり同志の錆兎との関係にも触れながら、ご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。

笑顔を見せない義勇が無邪気に笑っているシーンに胸を締め付けられる思いがします。

自分を責めて責めて責め続けた結果、自信を失い後ろ向きになった義勇。

ですが、炭治郎と接する中で、物語が進んでいくと、徐々に表情が出てきたり、本来の天然な部分なども登場していきます。

鬼滅の刃 公式ファンブック 鬼殺隊見聞録・弐 
特別描き下ろし漫画 炭治郎の近況報告書

鬼のいない世界になった後の様子を伝える、『鬼滅の刃 公式ファンブック 鬼殺隊見聞録・弐 
特別描き下ろし漫画 炭治郎の近況報告書』では、錆兎と笑い合っていた頃と同じ笑顔を見せる義勇の様子も…。

心にも平和が訪れている様子に、ホッと胸をなでおろす思いがしますね。

これからも、鬼滅の刃を引き続きお楽しみください。

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