鬼滅の刃で大人気のキャラクター、冨岡義勇。
週刊少年ジャンプで発表された第二回キャラクター人気投票では、2位という人気ぶりです!
鬼殺隊を支える最高位の剣士である柱であり、炭治郎を鬼殺隊へ導いた彼が人気なのは納得です。
読者からは大人気な冨岡ですが、作中では「嫌われているのでは…?」と読者が思わず心配になってしまう描写が多くみられます。
そこで今回は、下記のように冨岡が本当に嫌われしまっているかを検証していきます!
- 冨岡が嫌われ役であると判明したのはいつ?
- どういうところが嫌われているの?
- 柱たちからは嫌われていたの?
作中であまり接する描写が無かった柱たちの印象も解説していくので、気になった方は是非この記事を読んでみてくださいね。
冨岡義勇が嫌われていると判明したのはいつ?
胡蝶しのぶの「そんなだからみんなに嫌われるんですよ」発言
那田蜘蛛山(なたぐもやま)編では、鬼である禰豆子を見つけたしのぶが攻撃するものの、冨岡によって防がれてしまいます。
鬼とは仲良くできないと言っていた冨岡が鬼を庇うことが理解できず、しのぶは冨岡に対し、衝撃の発言をします。
そんなだからみんなに嫌われるんですよ
この発言に対し、冨岡は「俺は嫌われていない」と返しますが、さらにしのぶは追い打ちをかけます。
すみません、嫌われている自覚がなかったんですね
表情があまり変わらない冨岡ですが、しのぶからの「みんなから嫌われている」発言に対し、ショックを受けたような表情になっていました。
この一件がきっかけとなり「冨岡義勇はみんなから嫌われている…?」という説が浮上しました。
柱合会議では1人で離れた場所にいる
炭治郎が鬼の妹を連れている件について、糾弾される場面です。
炭治郎が目を覚ますと、何人かの柱たちに囲まれていますがそこには冨岡の姿がありません。
蛇柱・伊黒が冨岡へ声をかけたことにより、他の柱たちから離れた位置にいたことが判明します。
そしてそんな冨岡を見て恋柱・甘露寺は…
冨岡さん離れたところに一人ぼっち、可愛い!
みんなから嫌われているかた一人ぼっちでいる…?と考えてしまいますよね。
そして現在の柱9名のうち、冨岡が柱になったのは遅くても3番目です。(順番ははっきりとは明かされていませんが、過去編などを見ると1~3番目は悲鳴嶼、宇髄、冨岡とされています)
つまり柱の中では古株であるにもかかわらず、和の中に入っていかないということが判明し、さらに嫌われている疑惑が濃厚になります。
冨岡義勇は柱から嫌われている?
冨岡が嫌われていることはほぼ確定となりましたが、本当に同じ柱たちから嫌われてしまっているのでしょうか?
作中ではあまり接する機会がなかった柱たちの関係性が、鬼滅の刃公式ファンブック 鬼殺隊見聞録・弐で明らかになりました!
そして冨岡の他の柱との打ち明け度ですが、30%と一番低い数字でした…!
それぞれの柱にはどのように思われていたのか見ていきましょう!
ちなみに打ち明け度が高いのは95%で炎柱・煉獄でした。無一郎も40%と高い数字ではありませんでしたが、これは柱になって日が浅い、記憶障害があったという理由です。(冨岡は古株なのに…)
嫌われてはいない柱(しのぶ・煉獄・甘露寺)
もう少し喋った方がいいと思う。
声が小さくて聞き取りづらい!努力家!
無口、もじもじして可愛い。
俺は嫌われていない…
冨岡に対して、嫌っていないと思われる印象があったのはわずか3名でした…。
そもそも煉獄と甘露寺は人を嫌うイメージがないので納得です。
しのぶは冨岡が言葉足らずであるということを理解しており、心配もしているようですね…。
悲鳴嶼(ひめじま)から見ると、しのぶは冨岡と話すときに楽しそうに感じていたり、冨岡も同じようにしのぶと話すのが楽しかったようです。
嫌われているかもしれない柱(宇髄・無一郎・悲鳴嶼)
根暗!いつも葬式みたいな顔して辛気臭い。
置き物みたい。
流石に口下手すぎ。暗い。
嫌いとは言われていないものの、暗いと思われており、無一郎からは置き物と表現までされてしまっています…!
冨岡と同じく、柱として古株である悲鳴嶼や宇髄とも打ち解けているとは言えず、それどころか公式の小説版では2人と衝突した過去があったことが明らかになりました。
その時には宇髄は「遂に連帯行動ができない水柱をクビにしようって事か」と発言しているので、どちらかというと嫌われていたようですね…
もちろん不仲説が濃厚の伊黒、不死川はこの発言に賛同しています(笑)
嫌われている柱(不死川・伊黒)
嫌い。自分はあなたたちとは違いますみたいな感じが鼻につく。
嫌い。拙者不幸でござるみたいな顔をしててむかつく。
何となくこの2人からは嫌われているだろうと感じていましたが、公式のファンブックではっきりと嫌いと言われてしまいました!!
さすがの冨岡も2人の態度から自分は好かれているとは感じておらず、不死川に対しては「怒りっぽい」、伊黒に対しては「悪口を言われて悲しい」と思っていたようです。
嫌われている最大の原因は口下手
冨岡が嫌われてしまっている最大の理由は「口下手」であることです。
そして冨岡は自分を庇って死んでしまった姉や、親友の錆兎に対して罪悪感を抱いています。
そのせいで「自分は柱になっていい人間じゃない、他の柱と対等でない」と自分を過小評価してしまっています。
そのことを伝えようと言葉にはしているのですが、口下手のため無意識にまるで相手を挑発するような発言になってしまい、たびたび他の柱たち(特に不死川)と衝突してしまうのです。
身体能力を飛躍的に上げるために、痣を発現する方法の説明を受けた時にも不死川を挑発するような発言をしてしまっています…。
「こんな難しいことが簡単にできるなんて不死川はすごいな」みたいなことを言いたかったんでしょうか…?でもこれは喧嘩を売っているようにしか見えない…(笑)
炭治郎にかけられた言葉によって、自分が柱としてやるべきことや人間関係(特に不死川)の改善に努めようとしていましたが、その方法も独特で、”不死川の好物であるおはぎを懐に忍ばせて、会った時に挙げる”というものでした…。
その方法で仲良くなれると思っているので、口下手なだけでなくコミュニケーションも苦手のようですね。
不死川も関係改善のために冨岡を食事に誘ったりしましたが、冨岡から「(さっき食べたばかりだから)いらない」と即答されてしまいさらに関係が悪化したこともあります(笑)
まとめ
結論として、冨岡義勇は不死川、伊黒には嫌われており、他の柱たちとも打ち解けているとは言い難いと言えます。
その理由は…
・表情が暗い
・口下手で無意識に相手を挑発するような発言をしてしまう
・自己評価が低く、仲間から一線引いてしまうことで逆にプライドが高いように見えてしまう
・コミュニケーションを取ることがそもそも苦手
読者は冨岡の過去を知っていて、自己評価が低いからこの発言をしていると分かりますが、事情を全く知らない柱たちは「自分たちを見下してるのか?」と思ってしまいますよね。
ファンとしては冨岡が魅力的なキャラクターだと思いますが、同じ柱の立場だったらちょっとな…と少し思ってしまうかもしれません(苦笑)
しのぶも思っていましたが、もう少し自分の本心を話すことが出来たら良い関係性を築くことが出来そうですよね!
今後も鬼滅の刃についての記事を書いていきますので、次回の記事もお楽しみに!
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