冷静な判断力と無駄のない動きで鬼と戦うクールガイ、水柱・富岡義勇。
作中、寡黙で感情を表に出さない故の誤解や衝突などもある義勇ですが、最愛の姉を鬼に殺されるという凄惨な経験を経て、鬼殺隊に入りました。
今回は、そんな義勇のかっこいいシーンを時系列に沿って、名言と共にご紹介していきたいと思います。
【水柱・富岡義勇】かっこいいシーン
①生殺与奪の権を他人に握らせるな!!

生殺与奪の権を他人に握らせるな!!
惨めったらしくうずくまるのはやめろ!!そんなことが通用するならお前の家族は殺されていない
©吾峠呼世晴/集英社 鬼滅の刃 第1巻 第1話
炭治郎との初対面、鬼の禰豆子を討伐するために義勇が登場します。
身を投げ出し禰豆子を殺さないでと請う炭治郎に向け、義勇が激しく言い放つシーン。
※【生殺与奪】生かすも殺すも、与えることも奪うことも自分の思うままになること。絶対的な権力を握っていることをいう。(引用元:生殺与奪(せいさつよだつ)の意味・使い方 – 四字熟語一覧 – goo辞書)

傷口に塩を塗るかのような厳しい口調をぶつける義勇ですが、実は自分の経験から出てきた言葉であり、自分も同じ道を歩んだ故の言葉でした。
②笑止千万!!

奪うか奪われるかの時に主導権を握れない弱者が妹を治す?仇を見つける?
笑止千万!!
弱者には何の権利も選択肢もない 悉(ことごと)く力で強者にねじ伏せられるのみ!!
©吾峠呼世晴/集英社 鬼滅の刃 第1巻 第1話
義勇は、さらに厳しい言葉で、泣きながら力なく立ちすくむ炭治郎に向け、叱咤し続けるシーン。
※【笑止千万】非常にばかばかしいこと、おかしいこと。またそのさま。(引用元:笑止千万(しょうしせんばん)の意味・使い方 – 四字熟語一覧 – goo辞書)

義勇の炭治郎に対する激しい苛立ちは、過去の自分への感情でもあり、叱咤だけではなく、その悲しみから立ち上がって力を付けろという思いもありました。
③己の怪我の程度もわからない奴は戦いに関わるな

那田蜘蛛山で蜘蛛の鬼の父の手中で握り潰されそうになった伊之助を義勇は間一髪、水の呼吸・肆ノ型・打ち潮で討伐。
助けてもらったにも関わらず、”俺と戦え”と、伊之助が訳のわからない勝算から挑戦を望んだ際の冷静な一言を告げるシーン。

伊之助の発言に対し、正論突破する義勇がとてもクールで清々しいくらいですね。
④俺が来るまでよく堪えた 後は任せろ

下弦の伍・累と戦う炭治郎の元に義勇が駆けつけるシーン。
義勇は独自に編み出した拾壱ノ型・凪で累を一網打尽にし討伐しました。

言葉少なに無駄のない動きで冷静に鬼の頸を斬り落とす様はとてもクールでかっこいいですね。
⑤鱗滝左近次 富岡義勇が腹を切ってお詫びします

炭治郎は、柱合裁判において、鬼殺隊員として、鬼を連れて任務を行っていることを断罪されました。
鬼を連れていることを承知で鱗滝左近次の元に修行に行かせた義勇。
しかし、鱗滝の元に向かわせた時から炭治郎と禰豆子に対して責任を取る覚悟で行っていたことが明らかになるシーン。
このシーンでは、義勇の発言ではありませんが、師匠である鱗滝左近次の手紙の中でその覚悟が明かされました。

炭治郎と禰豆子に未来を託した義勇が先見の明があることもさることながら、何か起きた場合には責任を取る覚悟もしていたことが先輩としても人としてもかっこいいですね。
⑥鬼に名乗るような名は持ち合わせていない 俺は喋るのが嫌いだから話しかけるな

無限城の戦いにおいて、炭治郎と共に上弦の参・猗窩座と対峙し、名を聞かれ答えるシーン。
“水の柱とは50年ぶり”だと高揚する猗窩座と、淡々と答える義勇との温度差が激しいです。

強き者が好きな猗窩座は義勇に執拗に名を聞き出しますが、義勇特有のクールで突き放すような返答です。
⑦俺は頭にきてる 猛烈に背中が痛いからだ よくも遠くまで飛ばしてくれたな上弦の参

猗窩座の繰り出した血鬼術・破壊殺・脚式・流閃群光(りゅうせんぐんこう)により、壁の奥へと飛ばされた義勇が炭治郎と猗窩座の元に再び現れたシーン。
飛ばされた義勇に炭治郎が名前で声をかけたことで、結果、猗窩座は義勇の名前を知ることに…。

義勇はこの後、激しい怒りとこれから始まる強者同士の命の奪い合いを感じることで痣を発現し、猗窩座との激しい攻防を始めました。
⑧炭治郎 落ち着け 落ち着け

無限城にて、宿敵・鬼舞辻無惨が目の前に現れ、家族や大切な仲間の命を奪った無惨に激しい憎しみと怒りを感じている炭治郎に義勇が自分にも言い聞かせるように伝えるシーン。
最愛の姉を奪われ、そして大切な仲間の命まで奪われた義勇は炭治郎と全く同じ心境であったと思います。

尋常じゃない怒りの表情を見せる炭治郎と義勇に、無惨は”お前たちはしつこい”などと悪びれる様子もなく告げ、さらに鬼殺隊は異常者の集まりだなどと常軌を逸した発言をしました。
⑨動ける者ーっ!!武器を取って集まれーっ!!

無惨討伐に喜ぶのも束の間、炭治郎が鬼化してしまいます。
危険を察知した義勇が気持ちを切り替え、隊員に指示を出すシーン。

無惨討伐を共に喜び合いたかった炭治郎を失ったと謝罪していた義勇は、鬼化した炭治郎に対し、心を鬼にして生き残った隊士たちの命を守ろうと必死の指示を出しました。
⑩輝利哉様が立派に務めを果たされたこと 御父上含め産屋敷家御先祖の皆さまも誇りに思っておられることでしょう

無惨を討伐し、鬼のいない世界になった最後の柱合会議でのシーン。
僅か8歳にして、鬼殺隊当主を務めた産屋敷輝利哉の健闘と尽力を称え、感謝する義勇と不死川実弥の姿がありました。

9人だった柱が義勇と実弥のたった二人となってしまいましたが、不利な状況での壮絶な戦いでしたので、2人が生き残ったこともまた奇跡でもありますね。
まとめ
今回は、義勇のかっこいいシーンを時系列に沿って、名言と共にご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
思い出深いシーンの中に、義勇の不器用ながらも筋の通ったかっこいい正義感と責任感を感じることができたのではないでしょうか。
そしてシーンを追うごとに、義勇自身も少しずつ変化し、仲間意識や炭治郎たち後輩たちに対する思いやりや感情を表に出して表現する姿勢も見られるようになってきましたね。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
引き続き鬼滅の刃をお楽しみください。
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