煉獄杏寿郎がもし生きていたら?遊郭編以降の物語について考察します!

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柱の1人であり、代々炎柱を務めている煉獄家の長男である煉獄杏寿郎。

正義感が強く明朗快活な性格で、後輩隊士たちからだけではなく、同じ柱たちからも慕われる存在です。

しかし、煉獄は無限列車での戦いで死亡してしまっています。

あまりの早すぎる死に、仲間たちはもちろん、多くのファンがショックを受けました。

もし煉獄が無限列車の戦いで死亡せず、生きていたらそれからの物語にどんな影響を与えていたでしょうか?

今回の記事では、もし煉獄が生きていたらどうなっていたかを考えてみようと思います!

  • 煉獄はなぜ無限列車編で死亡したの?
  • もし煉獄が生きていたらどんな生活を送っていた?
  • その後の物語ではどんな活躍をした?

などが気になった人は、ぜひ自分の想像と照らし合わせて読んでみてくださいね。

煉獄杏寿郎とは

©吾峠呼世晴/集英社 アニプレックス・ufotable

煉獄杏寿郎とは、現在9人いる柱の1人で炎の呼吸を使う剣士です。

幼少期には父に稽古をつけてもらっていましたが、途中から稽古をつけてもらうことができなくなってしまいましたが、歴代の炎柱が残した手記を頼りに炎の呼吸を学び、柱となりました。

炎の呼吸はどの代でも柱が存在していますが、それは煉獄家が代々炎の呼吸を継承し、柱となっているかです。

明朗快活な性格

老若男女問わずに誰とでも話すことができ、正義感が強い性格である煉獄。

鬼の禰豆子を庇う炭治郎に対して隊律違反と判断しすぐさま斬首することを提案していましたが、炭治郎の無惨を倒すという宣言に対しては、1人だけ笑わずに「いい心掛けだ」と受け止めています。

無限列車で炭治郎と再会した時には快く炭治郎の質問にも答えてくれていました。

相手と考え方が合わなくてもそれを批難せず、笑顔で応じてくれる好青年です。

父が酒に溺れてしまっている現状でも前を向き、弟を導こうとしており家族愛も深い人物であることが分かります。

柱や後輩たちからの信頼も厚い

実力もあり性格も良いため、性格に癖がある柱たちからも信頼されています。

あまり人を素直に認めなさそうな伊黒と不死川でさえ、煉獄のことはかなり好意的に想っているみたいです。

煉獄が上弦の鬼と戦い死亡した知らせを聞いた宇髄は、煉獄でさえ上弦の鬼には負けてしまうと表情を歪ませていたため、実力も高く評価されていたことがうかがえます。

柱たちだけでなく、後輩隊士たちからも評判は良く、「話しかけやすい柱ランキング」では2位にランクインしていました。(ちなみに1位は甘露寺蜜璃、3位は胡蝶しのぶ)

無限列車編で死亡

©吾峠呼世晴/集英社 アニプレックス・ufotable

煉獄は無限列車編で上弦の参・猗窩座との戦いで死亡しています。

下弦の壱・魘夢を炭治郎たちと協力して討伐した煉獄でしたが、その後突然現れた猗窩座と戦うことに。

炭治郎や伊之助もそばにいたものの、2人の異次元の戦いについていくことができずに、戦いを見ていることしかできない状態でした。

互角の戦いが続いていましたが、鬼である猗窩座は怪我を瞬時に再生し、体力が尽きることもありません。

徐々に煉獄が押されていき、猗窩座の腕が鳩尾を貫通するという致命的なダメージを負ってしまいます。

そんな状態でも煉獄は猗窩座の首を切ることは諦めず、夜明けを迎えます。

猗窩座は太陽から逃げるために貫通していた腕を自ら引きちぎり、その場から逃走。

煉獄は猗窩座の首を切ることはできませんでしたが、炭治郎たちや列車の乗客を全員守り切ることができたのです。

最期に炭治郎に家族への言葉を託し、後輩たちへ向けて激励の言葉を送り、息を引き取りました。

煉獄の死亡は8巻に収録されている

©吾峠呼世晴/集英社 コミック8巻

煉獄の死亡はコミックス8巻の66話「黎明に散る」に描かれています。

鬼滅の刃は全23巻205話で完結となっているため、煉獄の死亡が物語の序盤であったことが分かりますね。

煉獄の死は悲しい出来事であったものの、煉獄の想いは炭治郎たちや柱にも受け継がれ、これからの鬼殺隊の成長に大きな影響を与えました。

特に炭治郎たちの「強くなりたい」という気持ちはより一層強くなり、無限列車の時にはただ戦いを見ているだけでしたが、上弦の鬼たちと渡り合えるようにまでなりました。

煉獄杏寿郎が生きていたら

©吾峠呼世晴/集英社 アニプレックス・ufotable

無限列車編で煉獄は死亡してしまいましたが、もし戦いのあと奇跡的に生き残ることができていたらどんな生活を送っていたのでしょうか?

煉獄が生き残っていたことを想定して、その後の物語について考えてみましょう!

柱を引退する

猗窩座と戦った際に、煉獄は臓器や左目が潰されてしまっています。

回復後も一般隊士以上の強さはあるものの、柱として戦い続けるのは困難でしょう。

そのため柱は引退している可能性があります。

ただ柱は引退しても鬼殺隊との繋がりは切れず、仲間たちとの交流は続いていそうです。

父と和解する

煉獄家は代々炎柱を務めており、煉獄の父・槇寿郎も同じように炎柱でした。

しかし槇寿郎は最愛の妻を亡くし、過去に存在していた最強の呼吸である「日の呼吸」との差に絶望してしまい、柱を引退するだけでなく、鬼殺隊を辞めてしまったのです。

過去には煉獄たちに稽古をつけてくれていましたが、鬼殺隊を辞めてからは酒に溺れるようになります。

煉獄が鬼殺隊に入る際には冷たく当たり、炎柱になったことを報告した時でさえお祝いすることはありませんでした。

槇寿郎は煉獄に鬼殺隊を辞めてほしくて冷たく当たっており、それは煉獄のことを心配しているからと言うことは、なんとなく煉獄も理解していたのです。

負傷した煉獄を見たら槇寿郎本心を伝え、2人は和解し、家族仲は修復されていたでしょう。

弟の千寿郎は母の記憶はほとんど残っていないので、これからは家族3人で穏やかな日々を過ごして欲しいですね。

炭治郎、善逸、伊之助を継子にする

©吾峠呼世晴/集英社 アニプレックス・ufotable

無限列車で炭治郎たちと話をしていた時に、煉獄は炭治郎に自分の継子になるように声をかけていました。

さらに魘夢の夢の中では、善逸や伊之助もまとめて面倒を見ると言っています。

炭治郎と伊之助は煉獄の戦いを直に見ており、その強さを十分分かっているため継子になる可能性はかなり高そうです。

善逸も煉獄の戦いは見ていないものの煉獄の音のことを「強くて優しい音」と言っており、煉獄に対して好印象であったため、炭治郎と伊之助が継子になるのであればと一緒に継子になって修行しててもおかしくないですよね。

過去に煉獄の継子として甘露寺が稽古をつけてもらっていた時は、稽古は煉獄家で行われていたため、煉獄家でみんなで稽古をつけてもらっている姿がイメージできます。

柱稽古にも参加

禰豆子が太陽を克服したことがきっかけとなり、鬼の出現がパタリと止みます。

最後の戦いの前触れとなり、鬼殺隊はこのチャンスを生かすために柱稽古を行うことに。

名前の通り柱稽古とは、柱たちが一般隊士相手に稽古をつけて、鬼殺隊全体の能力を向上させようというものです。

稽古をつけていたのは柱だけでしたが、すでに柱を引退した宇髄も柱稽古に参加していたので、煉獄も柱を引退していても指導者として参加する可能性は十分ありそうですよね。

煉獄の柱稽古はどんな内容?

もし柱稽古に指導者として参加する場合、煉獄の稽古はどんな内容になるでしょうか?

煉獄が使っている炎の呼吸には、下記のような特徴があります。

地面をしっかりと踏み込んで強力な型を繰り出す
1つの型の威力が協力で、防御よりも攻撃に優れている
技の精度を高めるために心を燃やすことも重要視される
炎の呼吸の特徴一覧

伝統的な剣術も下半身に力を入れるとされているため、炎の呼吸の特徴と近いですよね。

これらを踏まえると、煉獄の柱稽古は剣術の基本を教えるといった内容になりそうです。

過去に煉獄の継子として稽古に励んでいた現恋柱の甘露寺でさえも、煉獄の稽古の厳しさに挫けそうになっていました。

しかし煉獄の前向きな励ましや、千寿郎の美味しいご飯や助け舟などもあり稽古を乗り越えていました。

内容は他の柱と同じく厳しいものになりそうですが、煉獄は隊士たちの心のケアが上手そうなので、心が折れそうになる隊士は少なそうです。

柱稽古の順番としては、宇髄の体力向上稽古の後が良さそうです。宇髄のところで体力をつけてその後に剣術の基礎を叩きこむことができたら、その後の伊黒の太刀筋矯正稽古や不死川の無限打ち込み稽古にも生かせそうです!

最終決戦ではお館様や禰豆子の護衛を務める

最終決戦では、すでに柱も引退しており上弦の鬼と渡り合えるほどの力は残っていなそうなので、戦場に行くとは考えにくいですよね。

そう考えると、新しく鬼殺隊の当主となった産屋敷輝利哉の護衛が適任でしょう。

産屋敷邸には無惨が取り込もうとしている禰豆子も残っており、もし鬼殺隊が敗北して無惨たちが襲ってくるとなると、禰豆子と輝利哉を守り切らなければなりません。

煉獄と同じく元柱であった宇髄と槇寿郎だけでなく、禰豆子が懐いている鱗滝も護衛として集結しており、そこに煉獄が加わると心強いですよね。

まとめ

©吾峠呼世晴/集英社 アニプレックス・ufotable

もし煉獄杏寿郎が生きていたら、その後の物語にどんな影響を与えるかを考察しました。まとめると…

もし煉獄が生きていたらその後の物語はどうなった?まとめ

・鬼殺隊には関わりつつ、体が以前より動かなくなったために柱を引退する
・父・槇寿郎と和解し、3人で穏やかに暮らせるようになる
・炭治郎、善逸、伊之助の3人を継子にして稽古をつける
・柱稽古にも参加し、剣術の基礎などを叩きこむ
・最終決戦では前線には立たず、輝利哉や禰豆子の護衛を務める

煉獄の死で炭治郎たちや柱の鬼に対する怒りが増し、鬼殺隊の質の底上げにつながりましたが、煉獄が生き残っていても同じように鬼殺隊にとってはプラスになっていたでしょう。

戦場に行くことは無くなりそうですが、弟の千寿郎と共に何か人の役に立つことを常に考えて行動してくれそうです。

ここまでお読みいただきありがとうございました!

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