【霞柱・時透無一郎】霞の呼吸について~特徴や型の詳細

時透無一郎(ときとう むいちろう)

最年少僅か2か月で柱となった天才剣士、霞柱・時透無一郎。

物語の途中、記憶が蘇り、本来の自分を取り戻した無一郎ですが、彼の使う霞の呼吸とはどのようなものなのでしょうか。

今回は、無一郎の剣技である霞の呼吸の型や特徴などを刀鍛冶の里編でのシーンと共にご紹介していきたいと思います。

【霞柱・時透無一郎】霞の呼吸の特徴

霞の呼吸の極意

敵を翻弄する高速移動が、霞の呼吸の特徴。

筋肉の弛緩と緊張を常に意識することで、正確無比な足捌きを可能にする

©吾峠呼世晴/集英社 鬼滅の刃公式ファンブック 鬼殺隊見聞録・弐

霞の呼吸の極意や特徴について、公式ファンブックに記載があります。

日の呼吸の使い手の子孫でもある無一郎。

2か月の修行で柱まで上り詰める才覚と最初の刀鍛冶の鉄井戸さんが心配するほどの努力により、正確な足捌きによる高速移動を会得しました。

無一郎の、生まれ持った才能と努力で為しえた呼吸が霞の呼吸なのですね。

霞の呼吸の剣技

壱ノ型・垂天遠霞(すいてんとおがすみ)

©吾峠呼世晴/集英社 鬼滅の刃 第14巻 第117話

天に向かって自身と垂直になるように刃を一突きする。

鬼の術に捕らわれた際に使ったが攻撃を吸収する術に苦戦を強いられた。

©吾峠呼世晴/集英社 鬼滅の刃 公式ファンブック 鬼殺隊見聞録

刀鍛冶の里編において、無一郎は、刀鍛冶の少年・小鉄を助けようとするも、上弦の伍・玉壺の血鬼術・水獄鉢をかけられてしまいました。

空気が少なくなる中、あと一撃出せると、鉢を破ろうと繰り出した突き技。

記憶を取り戻す前の無一郎ですが、僅かな可能性に全力で立ち向かう姿勢は柱として遜色ないですね。

弐ノ型・八重霞(やえかすみ)

©吾峠呼世晴/集英社 鬼滅の刃 第14巻 第117話

幾重にも重なる斬撃を入れる連撃技。

鬼の術で生み出された水の鉢の中から抜け出すために放ち、危機を脱す。

水中でもその威力は絶大であった。

©吾峠呼世晴/集英社 鬼滅の刃 公式ファンブック 鬼殺隊見聞録

水獄鉢に捕らえられた無一郎を、無力であるはずの小鉄が身を挺して必死に助けようとする姿を目の当たりにすると…。

記憶の霞が晴れ、自分自身を取り戻した無一郎が放った連撃技。

急所を刺されても無一郎を助けようとする小鉄の姿に心を動かされ、無一郎は、炭治郎に面影の似ている父の言葉を思い出し奮起しました。

参ノ型・霞散の飛沫(かさんのしぶき)

©吾峠呼世晴/集英社 鬼滅の刃 第14巻 第120話

霞を晴らすような素早い回転斬り。

相手の攻撃を全て弾く。

©吾峠呼世晴/集英社 鬼滅の刃 公式ファンブック 鬼殺隊見聞録

玉壺の血鬼術・一万滑空粘魚を全て弾き飛ばした回転技。

この一撃には、粘魚の体液(毒)を無一郎に浴びせようと目論んでいた玉壺も思わず「何ィィィ!!」と声を上げていました。

肆ノ型・移流斬(いりゅうぎ)り

©吾峠呼世晴/集英社 鬼滅の刃 第12巻 第106話

流れるような太刀筋で刃を振るう。

突如現れた上弦の鬼にすぐさま放った技。

©吾峠呼世晴/集英社 鬼滅の刃公式ファンブック 鬼殺隊見聞録

刀鍛冶の里で、炭治郎を訪ねた無一郎の元に、障子の正面から堂々と現れた上弦の肆・半天狗にすぐさま繰り出した斬り技

鬼という気配を消して現れた半天狗に対し、無一郎は冷静に技を繰り出しました。

伍ノ型・霞雲(かうん)の海

©吾峠呼世晴/集英社 鬼滅の刃 第14巻 第119話

高速で繰り出す細かい連撃で、迫りくる攻撃を烈段する。

その動きは大量の霞が辺り一面を覆うよう。

©吾峠呼世晴/集英社 鬼滅の刃公式ファンブック 鬼殺隊見聞録

双子の兄・有一郎との壮絶な過去を思い出し、痣を発現した無一郎が玉壺の血鬼術・蛸壺地獄をこっぱみじんにした技。

有一郎の「無一郎の無は”無限”の”無”なんだ」と言う言葉に奮起し、無一郎は痣を発現しました。

陸ノ型・月の霞消(かしょう)

©吾峠呼世晴/集英社 鬼滅の刃 第14巻 第120話

広範囲にわたり霞で包みこむように斬り込む。

相手の術による一万匹に及ぶ魚の群れを全て斬った。

©吾峠呼世晴/集英社 鬼滅の刃公式ファンブック 鬼殺隊見聞録

毒舌合戦を繰り広げる中、玉壺の血鬼術・一万滑空粘魚を一網打尽にした技。

玉壺も思わずその速度と攻撃範囲の広さに驚くほどの見事な技です。

漆ノ型・朧(おぼろ)

©吾峠呼世晴/集英社 鬼滅の刃 第14巻 第121話

動きに大幅な緩急をつけた高速移動で相手を攪乱させ、瞬く間に一撃を入れる

©吾峠呼世晴/集英社 鬼滅の刃公式ファンブック 鬼殺隊見聞録

玉壺の血鬼術・陣殺魚鱗に対し、緩急をつけた高速移動で幻のように玉壺を翻弄し、討伐した技。

無一郎は、「君はさ 何で自分だけが本気じゃないと思ったの?」の名セリフと共に、玉壺の頸を斬り落としました。

©吾峠呼世晴/集英社 鬼滅の刃 第14巻 第121話

作中、さらに詳細の記載があります。

痣を発現した無一郎は、玉壺との戦闘中に様々な負傷を負ったものの、一人で上弦の鬼の討伐を成し遂げました。

上弦の陸・妓夫太郎と堕姫は2体とはいえ、宇髄天元・炭治郎・伊之助・善逸・禰豆子の5人で討伐したことを考えると、痣の発現の影響もあり、無一郎一人での討伐が成功したのでしょう。

まとめ

無一郎の剣技である霞の呼吸の型や特徴などを刀鍛冶の里編でのシーンと共にご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。

まとめると

  • 霞の呼吸の特徴は、敵を翻弄する高速移動
  • 霞の呼吸の剣技は壱~漆まであり、突き技・連撃・回転技・斬り技などそれぞれに特徴がある
  • 敵を翻弄する足捌きは、日の呼吸の使い手の子孫でもある無一郎独自の技

最年少14歳にして柱となった無一郎の剣技は、敵を翻弄する高速移動を軸に、漆までの型が作中紹介されていました。

日の呼吸の子孫という持って生まれた才覚と、本人の並々ならぬ努力、その根底には鬼に兄を殺された悲しい過去も大きく影響を与えています。

その後の無一郎の過酷な運命を思うと、とても胸が痛みます。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

引き続き鬼滅の刃をお楽しみください。

この記事を書いた人

知れば知るほど魅力ある「鬼滅の刃」が大好きな1児の母です。
 
煉獄杏寿郎推しですが、他のキャラクタ―も魅力いっぱいなので、色々な角度からご紹介していけたら嬉しいです。

時透無一郎(ときとう むいちろう)
鬼滅なび
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