鬼殺隊になるためには、藤襲山(ふじかさねやま)と呼ばれる一年中藤の花が咲く山で行われる最終選別という試験に突破しなければなりません。
炭治郎がこの最終選別に参加した際に、案内役をしていた黒髪と白髪の子供がいました。
この黒髪と白髪の2人ですが、実はちゃんと名前があって、物語の後半には重要な役割を担っているというのをご存じでしょうか?
今回の記事では、そんな2人について解説したいと思います!
- 黒髪、白髪とは?
- 見た目がそっくりだけど2人は兄弟なの?
- 物語のどこに登場するの?
このようなことが気になった方は、記事をチェックしてみてくださいね!
黒髪と白髪とは?
初登場は炭治郎が参加した最終選別です。
最終選別の案内役を務め、最終選別の内容や生き残った隊士たちに鬼殺隊についての説明をしていました。
アニメの公式HPでは名前が明かされておらず、黒髪と白髪として紹介されています。(2021年7月30日現在)
見た目がそっくりで、説明する時も息ピッタリですが、それもそのはず実は2人は兄弟!
そして鬼殺隊の最高管理者である産屋敷耀哉(うぶやしきかがや)の5人いる子供の中の2人です。
容姿は父である耀哉より、母のあまねに似ています。
黒髪と白髪のプロフィール
2人とも幼いながらに鬼殺隊の当主・ 輝哉の子供として鬼殺隊に関する手伝いをしていました。
そして最終決戦では隊士たちを支える重量な役割を担当することになります。
黒髪は産屋敷輝利哉(うぶやしききりや)
最終選別の時に輝利哉は女の子の格好をしていますが、実は輝利哉は男の子で産屋敷家の跡継ぎでもあります。
耀哉の子供たちは五つ子で、男の子は輝利哉のみで唯一髪の色が黒です。
産屋敷家は生まれてくる男の子は病弱なので13歳までは女の子として育てるため、最終選別の時は女の子の格好をしているのです。
無限城の決戦では指揮を担当
無惨を倒すために自らの命を犠牲にした父・輝哉に代わって98代目当主として戦局の指揮を担当。
この時まだ年齢は8歳でしたが、当主になったと同時に男の子の装いに代わっており、 父・輝哉の羽織を着ていました。
冷静に状況を分析して隊士たちに適切な指示を行っていましたが、隊士たちが傷つく姿を見て感情的になるシーンもありました。
まだ8歳なのに両親を亡くし、隊士たちの命を背負って戦うってすごいですよね…。
白髪は産屋敷かなた
最終選別の時の白髪の女の子で、藤の花髪飾りをつけている子です。
柱合会議で耀哉を支えて2人の白髪の女の子が登場しましたが、彼女たちはかなたではありません。
女の子たちはみんな白髪であり、見た目で判断ができないほどそっくりなので、耳飾りで判断しましょう!
ちなみに最終選別で、刀が欲しいと気が立っていた玄弥に殴られたのはかなたの方です。
女の子を殴った玄弥が悪いけど、そのあとちゃんと誤ったみたいだぞ!やっぱり玄弥はいい人だ!
無限城の決戦では輝利哉のサポートを
戦局の指揮を担当した輝利哉のサポートとして、一緒に戦いを見届けていました。
玄弥に殴られた時も顔色一つ変えていなかったので、感情があまりないように見えますが、実は兄弟の中で一番気が弱い子です。
両親と姉2人を亡くしてすぐに戦いのサポートに回りましたが、その最中に涙を流すこともありました。
決して感情がないわけでなく、家族が大好きな普通の女の子ですが、両親や姉、隊士たちの想いを背負って頑張っていたのですね。
無惨を倒した後の2人の生活とは
無惨を倒して鬼のいない世界が訪れた後、2人はもう一人の兄弟である産屋敷くいなと共に、屋敷で楽しそうに鞠で遊んでいる姿が描かれていました。
あの戦いを経験したとは思えないほど無邪気な姿で、これからは子供らしくいっぱい遊んでほしいですね!
まとめ
今回は黒髪・産屋敷輝利哉と白髪・産屋敷かなたについて紹介しました。
・2人は鬼殺隊当主の輝哉の子供
・ 黒髪・産屋敷輝利哉は男の子で、最終決戦では亡き父に代わり戦局の指揮を担当
・ 白髪・産屋敷かなたは藤の髪飾りが特徴で、最終決戦では輝利哉をサポートする
最終選別のときは感情がない子供という印象でしたが、無限城の決戦では2人が感情的になるシーンが多く、2人が家族や鬼殺隊の隊士たちのことを想っているのかが伝わってきました。
あまり登場シーンは多くありませんが、とても魅力的なキャラクターなので今後の活躍をアニメでチェックしてみてくださいね!
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