【鬼滅の刃】小鉄くんを徹底解説!刀鍛冶の里編に登場する毒舌少年は、分析力高め?

サブキャラ
©吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

刀鍛冶の里にいる「小鉄くん」という少年は『刀鍛冶の里編』ではもちろんのこと、その後の物語にも大きな影響を与える重要なキャラクター。

小鉄くんと出会ったことで、剣士として、そして人間として、飛躍的に成長できた鬼殺隊士もいるのです。

今回は、この「小鉄くん」の活躍を詳しく解説いたします。

小鉄くんのプロフィール

年齢は10歳

©吾峠呼世晴/集英社 コミック第12巻

『鬼滅の刃』は、炭治郎たちメインキャラクターの年齢設定が10代半ばと若く、鬼退治の物語の中で、彼らは大きく成長しています。

そして今回ご紹介する小鉄くんは、炭治郎たちよりもさらに若い10歳若いというより、幼いと言った方が良い年齢ですね。

そんな小鉄くんも、『刀鍛冶の里編』において、炭治郎たち鬼殺隊士と出会って成長していきます

炭治郎が「俺の弟・・・」と言いかけたとき、時透無一郎とすれ違って会話が終わっているため、その先のセリフは不明ですが、炭治郎の弟・竹雄と同じか、近い年齢だったのでしょう。

毒舌&分析力高め

©吾峠呼世晴/集英社 コミック第12巻

年齢も見た目も、まだまだ子供で可愛らしい小鉄くんですが、とっても毒舌

ただ、それは頭の回転の速さの証明でもあったようです。

©吾峠呼世晴/集英社 コミック第12巻

師匠の鱗滝さんからも『柱』からも、ここまで言われたことはなかった炭治郎ですが、的確な分析力に、返す言葉もありません

自分よりも実力が上の剣士に言われるより、小鉄くんのような剣士でない人の言葉の方が、きっとずっとグサグサと心に突き刺さったでしょうね。

お面と素顔がほぼ同じ

©吾峠呼世晴/集英社 コミック第12巻

刀鍛冶の里にいる人たちは、みな「ひょっとこ」のお面をつけています。

このお面には2つの役割があって、ひとつは「刀を打つ際に火から顔を守ること」、そしてもうひとつは「素顔を隠すこと」でした。

鬼を倒すための日輪刀を打つ刀鍛冶は、鬼にとって鬼殺隊士たちに次ぐ目障りな存在で、その居所を探られていたのです。

しかし、刀鍛冶は剣士ではないので、鬼の頸を斬ることはできません。

そうなると「鬼に見つからないようにすること」がとても大事で、それをお面でカモフラージュしていたわけです。

ただ、小鉄くんは隠している意味がないほど、お面と似ていたのでした。

なお、『刀鍛冶の里編』の時点で、小鉄くんは刀を打つ刀鍛冶ではありませんでしたが、剣士たちを支える立場にあったことは間違いありません。

里での役割は「絡繰人形のメンテナンス」

©吾峠呼世晴/集英社 コミック第12巻

小鉄くんは、刀鍛冶の里にある戦闘訓練用の絡繰人形『縁壱零式(よりいち・ぜろしき)』を作った人の子孫で、代々その技術を受け継いでいたようです。

ところが、まだ幼い小鉄くんの父親は急死。

兄弟もいないため、この絡繰人形のメンテに関しては、小鉄くんが担うことになりました。

そしてこの絡繰人形の存在を通して、小鉄くんは二人の鬼殺隊士のその後に大きな影響を与えることになったのです。

それが、竈門炭治郎と霞柱・時透無一郎でした。

小鉄くんが影響を与えた剣士①竈門炭治郎

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鋼鐵塚さんに会うため『刀鍛冶の里』へ

炭治郎は遊郭で刀が刃こぼれしてしまったため、新しい刀を打ってもらえるよう、いつものように刀鍛冶の鋼鐵塚さんにお願いをしていました。

しかし、2ヶ月たってもまだ刀は届いておらず、蝶屋敷のきよちゃんたちに聞いてみたところ、実はこんな手紙が来ていたのです。

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鋼鐵塚さんの気性の荒さを知る炭治郎は、これはマズいと感じました。

でも刀を打ってもらわないと、次の任務に赴くことができません。

すると、きよちゃんから「直接話し合ってはどうか」と提案され、刀鍛冶の里へ行ってみることにしたのです。

ところが、里に着いてみると鋼鐵塚さんが行方不明になっていることを知ります。

©吾峠呼世晴/集英社 コミック第12巻

里の長(おさ)である鉄珍様の勧めもあり、炭治郎は刀を打ってもらうまでの間、里の温泉で体を休めることにしたのでした。

なお、真ん中の鉄珍様が言っている「蛍」とは、鋼鐵塚さんの下の名前です。

偶然聞いた「強くなる秘密の武器」の存在

里での滞在中、炭治郎は温泉で偶然会った恋柱・甘露寺蜜璃からこんなことを聞いています。

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「強くなるための秘密の武器」、そんなことを聞いてしまったら、探しに行きたくなるのが剣士の性(さが)。

素直な性格の炭治郎は翌朝、その「秘密の武器」を探しに出掛け、そこで小鉄くんと出会うことになります。

弱気な小鉄くんを励ました炭治郎

炭治郎が初めて小鉄くんを見かけたとき、そこには霞柱・時透無一郎がいました。

小鉄くんは、無一郎の「絡繰人形を動かす鍵を貸して」という要求を頑なに拒否していたのですが、その理由が「壊れたらもう直せないから」だと後で聞かされ、炭治郎は少し小鉄くんに同情。

しかし、無一郎のすさまじい訓練によって、絡繰人形の『縁壱零式』は壊れてしまいます。

それを見た小鉄くんはショックのあまり逃げ出しますが、炭治郎は小鉄くんを追って「投げやりになってはいけない」と励ましたのです。

©吾峠呼世晴/集英社 コミック第12巻

これは炭治郎自身にも重なるものがありました。

炭治郎は鬼舞辻無惨を倒して禰豆子を人間に戻すために戦っていますが、それを見届ける前に自分は命を落とすかもしれない、それでも、きっと誰かがその思いを繋いで成し遂げてくれると信じていたのです。

そんな炭治郎の言葉だからこそ心に響いたのでしょう、小鉄くんはそれまでの考えを改めることを決心しています。

©吾峠呼世晴/集英社 コミック第12巻

柱である無一郎の訓練は「伝説の剣士の動きを再現したもの」である絡繰人形をものともせず、短時間で腕を一本壊し、顔面を半分破壊、そして本体を地面に倒した形で終了していました。

しかし、念のため動作確認をしたところ、まだ動くことがわかったのです。

炭治郎と小鉄くんの二人三脚の訓練は、ここから始まったのでした。

二人三脚で行った訓練

©吾峠呼世晴/集英社 コミック第12巻

先にこの絡繰人形を相手に訓練していた無一郎はほぼ無傷でしたが、やはりそれは『柱』だったからでした。

炭治郎は絡繰人形に全く歯が立たず、いきなり死にそうな目にあってしまいます。

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小鉄くんは分析力に優れていて、それゆえに、己の限界も知ってしまい弱気になっていたところがあったのですが、他人に対しては容赦ありません

しかも、自身は剣士ではないため「これ以上は危険」というボーダーラインを知らず、ひたすら修行を課すという地獄の仕打ち。

なお、飲まず食わずで一時命の危機にあった炭治郎は、この修行中に降ってきた恵みの雨により、かろうじて水分補給だけはできて生き延びています。

「秘密の武器」発見

小鉄くんによる地獄の修行により、さらなる覚醒を果たした炭治郎。

ついに絡繰人形に打ち勝つ、と思った瞬間、この人形が壊れることを望まない小鉄くんの思いが頭をよぎります。

©吾峠呼世晴/集英社 コミック第12巻

小鉄くんはたくましくなっていました。

人形のことよりも、炭治郎の修行の成果を見たかったのかもしれませんね。

そして人形を打ち負かしたときに、あの『秘密の武器』が姿を現わしたのです。

©吾峠呼世晴/集英社 コミック第12巻

これは小鉄くんも知らなかったことでした。

過去には無一郎のような『柱』も何人か訓練を行っていたようですが、この刀にはたどり着かなかったのでしょう。

あるいは、人形の動きは冴えていても、素材の劣化は進んでいたために、この時代になって炭治郎に壊されたのかもしれません。

そして人形の中に隠されていたこの刀こそ、モデルとなった伝説の剣士が実際に使っていたものでした。

この刀は鋼鐵塚さんによって磨がれることになり、その後の上弦の鬼との戦い、そして鬼舞辻無惨との最終決戦で、炭治郎が使うことになります。

小鉄くんが影響を与えた剣士②霞柱・時透無一郎

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戦闘訓練が目的だった無一郎

時透無一郎は、刀を握ってからわずか2ヶ月で柱にまで上り詰めた天才剣士です。

しかし、鬼に襲われたことが原因で、記憶と感情を忘れてしまうという状態にありました。

このときは、刀鍛冶の里にある絡繰人形で訓練しようと、その絡繰人形を使うための鍵を小鉄くんに借りに来たのです。

©吾峠呼世晴/集英社 コミック第12巻

ところが、小鉄くんはそれを頑なに拒否。

それはもちろん「壊されたくないから」だったのですが、ただ拒否するだけの小鉄くんに対し、無一郎は冷たく言い放ちます。

©吾峠呼世晴/集英社 コミック第12巻

このとき小鉄くんと一緒にいた炭治郎が、この言い方に腹を立てて間に入りますが、柱の無一郎にかなうはずもなく、一撃で気絶させられてしまいます。

そして小鉄くんは、無一郎に鍵を渡さざるを得なくなったのでした。

おかげで絡繰人形を相手に訓練ができた無一郎でしたが、その去り際もとっても嫌な感じ。

©吾峠呼世晴/集英社 コミック第12巻

ただ、鼻の利く炭治郎は、そこに悪意は全くないことを嗅ぎ取っていました。

それでも、納得がいかない気持ちでいっぱいだったのです。

もちろん、小鉄くんもこの時点で無一郎のことは大嫌いでした

二人の関係を一変させた出来事

第一印象は最悪だった無一郎と小鉄くんでしたが、小鉄くんが上弦の伍・玉壺(本体ではありませんが)に襲われたことで状況は一変します。

無一郎は、半天狗にふっ飛ばされて元の場所に戻る途中、たまたま玉壺に襲われている小鉄くんを目撃していました。

©吾峠呼世晴/集英社 コミック第13巻

ところが、感情に乏しい無一郎はとっさに頭の中で優先順位を決め、未熟な子供である小鉄くんを見殺しにして、熟練の刀鍛冶たちがいる方へ向かおうとします。

そのとき、ふいに炭治郎の言葉を思い出しました。

人のためにすることは、結局巡り巡って自分のためにもなっているものだし

その瞬間、とっさに小鉄くんをかばっていたのでした。

©吾峠呼世晴/集英社 コミック第13巻

助けてもらった小鉄くんは、無一郎にそれまでの非礼を詫びます。

もっとも、無一郎にその自覚はありませんでしたが。

小鉄くんを助けた無一郎は、今度こそ刀鍛冶がたくさんいるところへ向かおうとします。

しかし、まだ近くに二人の刀鍛冶・鋼鐵塚さんと鉄穴森さんがいるため助けて欲しいと小鉄くんに頼まれ、そちらを優先することを決意。

©吾峠呼世晴/集英社 コミック第13巻

それまでとは違った行動をとる自分自身に、その意味を問いかける無一郎。

このときすでに「目の前にある命を絶対助ける」という感情は呼び覚まされていたのかもしれません。

小鉄くんの勇気で無一郎覚醒

小鉄くんたちをかばいながら戦っていた無一郎は、玉壺の本体の術にかかり、窒息寸前に陥ります。

それを助けようとしたのが小鉄くんでした。

©吾峠呼世晴/集英社 コミック第14巻

ところが、無一郎を助けようと必死になるあまり、後ろからの攻撃に気づかず、急所のみぞおちを突かれてしまいます

©吾峠呼世晴/集英社 コミック第14巻

しかし、そんな状態でも、無一郎を助けるために小鉄くんは動きました。

息が出来なくなっている無一郎に、空気を送り込んだのです。

©吾峠呼世晴/集英社 コミック第14巻

弱いはずの少年が、命がけで自分を助けようとしている。

その姿を見た無一郎は、普段はほとんど揺らぎのない自分の感情が、少しずつ高ぶっていくのを感じていました。

そして小鉄くんの行動に助けられて玉壺の術を破った無一郎は、過去を思い出し、感情も取り戻したのです。

さらには覚醒状態である「痣(あざ)」も発現させ、ひとりで上弦の鬼を倒すという偉業を成し遂げたのでした。

小鉄くんを守った煉獄さんの鍔

急所を突かれて命を落としたと思われた小鉄くんでしたが、実は懐に入れていた「あるもの」のおかげで命拾いをしています。

それは、炭治郎から渡されていた「煉獄さんの鍔(つば)」でした。

©吾峠呼世晴/集英社 コミック第14巻

この鍔は、致命傷を負いながらも最後まで日輪刀を離さなかった煉獄さんが残していったもの。

最初は煉獄さんの遺品として煉獄家に届けられていますが、弟の千寿郎くんが炭治郎に託しています。

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そして炭治郎は自分の日輪刀に付けてもらうために、刀鍛冶の里にいる小鉄くんに預けていたのでした。

この鍔がなければ、小鉄くんは助かっていなかったでしょう。

無限列車編のエンドロールの最後に映し出される「煉獄さんの折れた日輪刀」についていたこの鍔は、その後も人間を守り、炭治郎とともに戦いの場にありました。

まとめ

小鉄くんは刀鍛冶の里で暮らしていますが、刀を打ってはいませんでしたので、正確には「刀鍛冶」ではありません。

ただし、里で働く「技術者」であることに違いはなく、幼いながらも、使命感を持って働いていたようです。

炭治郎に出会う前は、その分析力の高さゆえ、自分の力を悪い意味で的確に把握してしまい、消極的になっていた小鉄くん。

しかし、命をかけて鬼と戦い続ける炭治郎や無一郎の姿を見て、自分の立場も理解し、大きく成長していったのでした。

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