【蛇柱・伊黒小芭内】かっこいいシーン~原作の時系列に沿ってご紹介します

伊黒小芭内(いぐろ おばない)

口元を包帯で覆い、鏑丸という名の蛇と行動を共にする蛇柱・伊黒小芭内。

ネチネチとした言動が際立つ小芭内ですが、鬼に対し並々ならぬ思いを抱え、最終決戦では自らを盾に前線に立ち向かう姿も…。

今回はそんな小芭内のかっこいいシーンを時系列に沿ってご紹介していきたいと思います。

【蛇柱・伊黒小芭内】かっこいいシーン

伊黒小芭内が会得している蛇の呼吸の剣技や人柄など、自身の本領を発揮するのは、無限城の戦いでのシーンです。

それでは、小芭内のかっこいいシーンをご紹介していきます。

恋柱・甘露寺蜜璃を守る

©吾峠呼世晴/集英社 鬼滅の刃 第16巻 第140話

無限城に放たれた際、小芭内は想い人でもある恋柱・甘露寺蜜璃と行動を共にしていました。

目前に、二人の行く手を阻む多数の鬼が現れると、小芭内は蛇の呼吸・伍ノ型・蜿蜿長蛇を繰り出し鬼を一網打尽にしました。

あまりのかっこよさに、魅力的なものにキュンとときめく蜜璃も、思わず戦場にも拘らず激しくときめいている様子です。

炭治郎の危機に駆けつける

©吾峠呼世晴/集英社 鬼滅の刃 第21巻 第182話

鬼の愈史郎の”柱みんな死んだふり作戦”を破り、無惨と戦う水柱・富岡義勇と竈門炭治郎の元に、蜜璃と小芭内が現れます。

小芭内は、”足手纏いの厄介者”と炭治郎にキツイ言葉を投げつつも、無惨の触手が迫る炭治郎を救いました。

死んだと思っていた蜜璃と小芭内の姿に涙を流し喜ぶ炭治郎に対し、小芭内は『自分の心配をしたらどうだ』と冷静に伝えました。

小芭内が放つキツイ言葉も、相手を心配したり思いやったりする心の裏返しであり、素直に自分の感情を表に出せないのには理由がありました。

無惨の頸を斬る

©吾峠呼世晴/集英社 鬼滅の刃 第21巻 第184話

義勇と蜜璃と共闘する小芭内は、蛇の呼吸・参ノ型・塒(とぐろ)締めを繰り出し、無惨の頸を斬りました。

しかし、無惨の頸は斬られた瞬間から再生してしまいました。

無惨の体は再生が早すぎて切断自体が不可能であることが、小芭内の一撃でわかります。

負傷した蜜璃を隠に預け、戦場に戻る

©吾峠呼世晴/集英社 鬼滅の刃 第22巻 第188話

蜜璃は無惨の攻撃で、左耳と左頬を削がれる負傷を負ってしまいます。

すかさず気づいた小芭内は、蜜璃を抱きかかえ隠に手当てを求めました。

『まだ戦える』と懇願する蜜璃を静かに諭し、小芭内は引き返して行きました。

誰にも死んで欲しくないと泣き叫ぶ蜜璃も辛いですが、想い人を残して戦場に戻る小芭内も辛かったことでしょう。

岩柱・悲鳴嶼行冥と共に義勇を守る

©吾峠呼世晴/集英社 鬼滅の刃 第22巻 第189話

激しく続く戦闘で、無惨の触手の攻撃を受けた義勇は握力に限界を感じてしまいます。

一瞬の隙にさらに無惨の触手の攻撃が義勇に迫ると、岩柱・悲鳴嶼行冥と共に小芭内は技を繰り出し守りました。

行冥・実弥・小芭内・義勇の4人の柱で立ち向かっても、無惨の強さに勝算が見いだせない戦いの中で、一人も欠けることもできないとても緊迫した状況でした。

赫刀(かくとう)を発現する

©吾峠呼世晴/集英社 鬼滅の刃 第22巻 第189話

自分が他の柱に比べて、戦果を上げていないと感じていた小芭内は、幼少期に蛇鬼からの逃亡したことや、霞柱・時透無一郎が赫刀を発現したことを思い出し、奮起します。

そして、万力の握力を出し、赫刀を発現しました。

しかし、力の全てを使って赫刀を発現した小芭内は酸欠で失神しかけてしまいました。

炭治郎の危機を再び救う

©吾峠呼世晴/集英社 鬼滅の刃 第22巻 第194話

一人で無惨と対峙し、ヒノカミ神楽を繰り出し続ける炭治郎は酸欠を起こしよろめいてしまいます。

すると、瓦礫に叩きつけられたはずの小芭内が技を繰り出し炭治郎を救いました

両目を無惨の攻撃で負傷し失明した小芭内を炭治郎が気遣うも、『元々右目は弱視で見えなかった』と言い、鏑丸が付いているから大丈夫だと答えました。

後輩を気遣い、後輩の盾となりピンチから救い出す小芭内は、柱の鑑と言えますね。

失明しながらも、逃げる無惨の頸を刺す

©吾峠呼世晴/集英社 鬼滅の刃 第22巻 第195話

夜明けまで40分と鎹鴉が告げると、生きることだけに固執している無惨は陽の光を避け、一目散に逃げ出しました。

このままでは、皆が命を懸けて戦ったこと全てが無駄になってしまうと炭治郎が落胆しかけた時、小芭内が無惨の頸を貫通するほどの強さで無惨に立ち向かいました。

プライドもなく逃げる無惨ですが、最強の鬼であることに変わりなく、小芭内は失明しながらも諦めずに何とか討伐しようとその機会を狙い続けました。

炭治郎の危機にまたも駆けつける

©吾峠呼世晴/集英社 鬼滅の刃 第23巻 第198話

ヒノカミ神楽を繰り出し、無惨を壁に打ち付けた炭治郎。

実弥が風の呼吸・捌ノ型・初烈風斬りを繰り出すと、無惨の顔にひびが入り、そこから無数の牙が剥き出しになりました。

炭治郎に無数の牙が襲い掛かると、すかさずまたも小芭内が駆けつけ、炭治郎を庇いました。

小芭内は、炎柱・煉獄杏寿郎が死の間際、炭治郎に告げた柱の心得『柱ならば後輩の盾になるのは当然だ 柱ならば誰であっても同じことをする』という言葉を体現しました。

限界を超えて、肆ノ型・頸蛇双生を繰り出す

©吾峠呼世晴/集英社 鬼滅の刃 第23巻 第199話

日が昇り始め、体を巨大な赤子の姿に変貌させる無惨。

地面に潜ろうとする無惨に対し、義勇、実弥と共に、小芭内は蛇の呼吸・肆ノ型・頸蛇双生を繰り出しました。

全員が限界を超える状況で、小芭内も鏑丸と視覚を共有し、戦い抜く姿に何としても討伐するという強い意志と決意が感じられます。

想い人である蜜璃に想いを告白する

©吾峠呼世晴/集英社 鬼滅の刃 第23巻 第200話

無惨が塵となり、長い戦いが終わった時、最期の時間を過ごす蜜璃と小芭内の姿がありました。

蜜璃を抱きかかえながら、自分の思いを正直に伝える小芭内。

今世で結ばれることは叶わなかったものの、来世での約束を果たし、迎える死を蜜璃が恐れないようにしっかりと抱き合う二人が切ないです。

やっと両想いになれたのに別れなければならない運命の二人ですが、小芭内の告白を聞いた蜜璃は安心して旅立てたのではないかと、そうであって欲しいと思ってしまいます。

まとめ

今回は蛇柱・伊黒小芭内のかっこいいシーンを時系列に沿ってご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。

柱合裁判での後輩いじめともとれるネチネチとした印象を一変させる、自分のことを顧みず、果敢に鬼と戦う小芭内の姿に感動すら覚えてしまいます。

炭治郎と共闘し、何度も炭治郎の危機に駆けつける姿には、柱たるものの心得がしっかりと貫かれており、強い意志が感じられました。

最期には想い人である蜜璃に対し、男らしく不安を安心に変えてあげる思いやりや優しさも感じられましたね。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

引き続き鬼滅の刃をお楽しみください。

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