鬼殺隊の宿敵である鬼舞辻無惨と、その最強の配下である上弦の鬼たち。
夜になれば圧倒的な強さを見せますが、昼間は太陽の光のせいで行動が制限されてしまいます。
さらに鬼は寝ることもないため、鬼殺隊と戦っていないときはかなりの時間を持て余しているようにも思えます。
そこで今回の記事では、無惨や上弦の鬼たちは普段はどんな生活を送っていたのかを考察を交えて解説していこうと思います!
無惨や上弦の鬼たちの普段の生活が気になる人は、ぜひこの記事を読んでみてくださいね。
無惨と上弦の鬼の普段の生活を考察
ではさっそく無惨や上弦の鬼たちの普段の生活を考察していこうと思います!
無惨や上弦の鬼たちはどんな生活をしていたのでしょうか?
鬼舞辻無惨
鬼の始祖であり、他の鬼たちと比べても圧倒的な力を持っている無惨。
炭治郎と浅草で出会った時は成人男性の姿、禰豆子が太陽を克服した時には少年の姿、下弦の鬼たちの解体をしたときには女性の姿をしていました。
実は無惨は人間として生活する際に、姿を使い分けていたのです。
無惨の普段の生活については、公式ファンブックでも詳細が書かれていたため詳しく見ていきましょう。
資金集めを行う
浅草で炭治郎と出会った時の無惨は成人男性の姿をしており、名前は「月彦(つきひこ)」です。
月彦は結婚しており、妻・麗と子供と暮らしています。
麗には月彦と結婚する前に夫がいましたが、無惨が旦那を殺して麗に近づき、2人は結婚しました。
麗の家は人脈が広く、無惨はこの人脈を手に入れるために麗の旦那を殺し、近づいたのです。
その結果月彦として貿易会社を経営するようになり、資金問題を解決することができました。
もちろん麗も子供も無惨が鬼とは気づいておらず、普通の優しい男性だと思っています。
無惨は自分の姿を好きに変えることができるので、もちろん麗の夫の姿になり成り代わることもできました。しかし太陽の下を歩けないので、麗や子供に怪しいと思われないようにするため、夫を殺して、麗に近づいたのです。
人間を使って青い彼岸花の情報を集める
下弦の鬼の解体の時は、着物を着た女性の姿をしていました。
先ほどの月彦のように名前はなく、この姿で登場したのは1度だけでしたね。
この時の無惨は芸妓として振舞っており、青い彼岸花の情報収集などをしていたようです。
鬼だけで青い彼岸花を探すとなると昼間の活動が制限されてしまうため、人間を使って青い彼岸花の探索なども依頼していました。
太陽克服の薬を開発する場所の確保
無惨は姿を変える際に、少年のような姿になることもできます。
猗窩座が無限列車での出来事を克服した時や、禰豆子が太陽を克服したことを知った時には、「俊國(としくに)」と呼ばれる少年に擬態していました。
製薬会社を経営している夫婦の養子として生活しており、実子のように大事に育てられています。
俊國は病気で太陽のものに出られないという設定のため、鬼の時のように昼間は家にいたり、夜に出かけたりしているようです。
無惨が養子になった目的は、両親が経営している製薬会社でした。
製薬会社を使って太陽を克服する薬を開発することが目的です。
上弦の壱・黒死牟
上弦の鬼で最強の座に君臨し続け、最も無惨から信頼されている黒死牟。
最古の上弦の鬼でもあり、約400年以上も鬼として生き続けました。
そんな黒死牟は、普段はどんな生活を送っていたのか考察してみましょう!
欠かさずに鍛錬していた
黒死牟は元鬼殺隊で、柱に近い実力者でもありました。
しかし痣を発現させたのちに自分の寿命が短いことを知り、剣技を極めることができないことに絶望します。
そんな黒死牟の前に無惨が現れ、鬼になれば永遠の命を手に入れることができると勧誘され、黒死牟は鬼になりました。
黒死牟が鬼になった理由を知ると、おそらく黒死牟は鬼になってからもひたすらに鍛錬をしていたのではないでしょうか。
日の呼吸から派生した「月の呼吸」は黒死牟自身が編み出した呼吸法であり、全集中の呼吸の中では最も型数が多く、なんと16個もの型があります。
中には鬼となってから編み出されたと考えられるような型もあり、鍛錬に励んでいた成果でしょう。
上弦の弐・童磨
上弦の鬼の中では新参者でありながら、上弦の弐にまで上り詰めた童磨。
無惨と同じく普段は人間の生活に溶け込んでおり、「万世極楽教」という宗教の教祖として生活しています。
普段から人間と付き合いがある童磨は、普段はどんな生活を送っていたのでしょうか?
感情に興味を持っていた
普段は笑顔で明るい表情の童磨ですが、実は人間の時から童磨には感情がありません。
しかし童磨は知能が高かったため、感情が無いことを相手に悟られないように振舞い、生活していました。
しかし童磨には人間の感情がどういったものなのかを知りたいという思いがあったようです。
無惨や上弦の鬼たちからは煙たがれていましたが、信者たちからの信頼は厚く、よく相談をされていました。
相談してくる内容に対しては馬鹿馬鹿しいと思っていましたが、どうしてそう思っていたのかについては興味を持っていたみたいです。
女性の信者たちから言い寄られた時も恋人のように振舞っていましたが、特に何の感情も湧きませんでした。
上弦の参・猗窩座
自身の肉体を強化するというシンプルな血鬼術を使い、多くの柱を葬り去った猗窩座。
無惨の数少ないお気に入りの鬼であり、無惨からは特別な任務を任されています。
強者との戦いが好きな猗窩座は、普段はどんな生活を送っていたのでしょうか?
鍛錬に励む
敵であっても自分が強者と認める相手であれば称賛を送るほどの戦闘狂である猗窩座。
公式ファンブックでも趣味は「鍛錬」と書かれており、無惨からの命令がないときは鍛錬ばかりしていたことが明らかになりました。
上弦の鬼の中で誰よりも強くなりたいという想いが強く、過去には黒死牟に入れ替わりの血戦を挑んだこともあります。
それだけでなく、猗窩座は人を喰う時間よりも鍛錬の時間の方が多かったようです。
鬼の強さは基本的には人を食べた数で決まるとされているので、人をあまり食べずに上弦の参まで上り詰めているので、もし人を食べることに積極的だったらさらに強くなっていたでしょう。
青い彼岸花を探す任務を任される
猗窩座は無惨直々に青い彼岸花を探す任務を言い渡されています。
無限列車での戦いの際も青い彼岸花を探す任務の最中でしたが、近くで鬼殺隊との戦闘があったため、無惨からの命令で参戦しました。
なので青い彼岸花を探す任務の際に、空いた時間を鍛錬に当てていたという生活を送っていたのかもしれませんね。
上弦の肆・半天狗
常に何かに怯えているにも関わらず、分身を生み出す血鬼術で上弦の鬼になった半天狗。
同じ上弦の鬼同士でもあまり同胞とは話すことはなく、どんな生活をしているのかは全く分かっていません。
半天狗は普段はどんな生活を送っていたのでしょうか?
人の家で盗みを繰り返す
公式ファンブックにて、半天狗の趣味は「人の家に入り込んで物を盗む」と判明しました。
他の上弦の鬼と比較すると、かなり嫌な趣味ですよね…(笑)。
半天狗の本体は体がかなり小さくネズミに近いサイズなので、家に入り込むのは簡単だったのでしょう。
人間だった時から盗みをしていたので、人間時代の影響もあり鬼となってからも物を盗むようになったのかもしれません。
万が一家主に見つかってしまっても、家主を喰ってしまえばなかったことにできるので、かなり長い間人の家での盗みをしていたはずです。
上弦の伍・玉壺
生き物を使った残虐な作品を生み出し、自身のことを芸術家と自称している玉壺。
自身の現在の姿も人体改造の成果であり、元は人間に近い姿だったのかもしれません。
見た目が完全に人外な姿をした玉壺ですが、普段はどんな生活を送っていたのでしょうか?
芸術家として壺を製作
刀鍛冶の里では、生き物を使った外道な作品を作り上げていた玉壺ですが、実は芸術家としての一面も持ち合わせているのです。
見た目の通り壺を作るのが得意で、作ったものを童磨にプレゼントしていたことも判明しています。
童磨だけではなく、なんと無惨も玉壺の作った壺を高く評価しています。
どうやら玉壺の壺は高く売れるようで、人間からも評価を受けており、それを売って資金にもしていたようです。
無一郎との戦いでは壺を酷評されていましたが、実は玉壺の作る壺はかなり評価が高いものであることが判明しました…。
上弦の陸・堕姫&妓夫太郎
鬼の中では珍しく、人間の時から兄妹であった堕姫と妓夫太郎。
善逸が出会った時にはすでに堕姫は遊郭で遊女として働いており、普段から人間の生活に溶け込んでいることが判明しています。
遊郭で生活していることが判明していますが、2人はどんな生活を送っていたのでしょうか?
堕姫は遊女として人間を狩る
上弦の鬼で紅一点である堕姫は、その美貌を生かして遊郭で遊女として人間の生活に溶け込んでいました。
遊女の中で最も位が高い花魁にもなっており、炭治郎たちがと戦った時には「京極屋」の看板として絶対的な地位に君臨しています。
堕姫の美しさに対する執着はすさまじく、自身が食べる人間は必ず美しい人間でなければならないと決めており、遊女として働きながら美しい人間を探していました。
そして美しいと認めた人間を自身の能力である帯で捕らえ、いつでも食べられるように保存しています。
数ある遊郭を転々としながら力を蓄え、最終的には上弦の鬼にまで上り詰めました。
妓夫太郎は堕姫の生活をサポートしていた?
妹の堕姫を可愛がっており、戦闘でも堕姫がピンチになるとすぐさま駆けつけています。
普段は堕姫の中に身を潜めており、表に出てくることはなさそうです。
妓夫太郎は堕姫のことを「頭が悪い」と認識しているようで、作中でも「頭が足りない」とはっきり言っていました。
しかし堕姫は100年以上もの間、遊郭で人間を狩り続けることができていたので、もしかしたら堕姫の抜けた所を妓夫太郎がサポートしていたのかもしれません。
堕姫の中に隠れた妓夫太郎が周囲を警戒しており、何か異常があったら堕姫に伝えるという形を取れば、100年以上隠れることもできそうです。
まとめ
無惨や上弦の鬼の普段の生活について、考察を交えて解説しました。
鬼になってからは太陽の下で生活はできなくなってしまいましたが、思っていたよりも無惨や上弦の鬼たちは昼間に各々好きなことをしていたのかなと思います。
始祖である無惨が一番弱点の克服のために行動していたことも驚きでした!
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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