「鬼滅の刃」無限列車編において活躍した人気のキャラクター、炎柱・煉獄杏寿郎。
作中、杏寿郎の育ちの良さを感じさせる独特の言い回しの名言なども見どころの一つでした。
今回は、そんな杏寿郎の口癖を総集編でご紹介していきたいと思います。
【炎柱・煉獄杏寿郎】口癖・総集編
「うむ!」
杏寿郎は、相手の話に相槌を打つ際、「うむ!」と答えます。
通常、「うん」とか「はい」と返事をすることが多いですが、杏寿郎は「うむ」を使っています。
何だか「うむ」の方が、より深く、相手の発言への理解を示すように感じられます。
ちなみに、TVアニメ「鬼滅の刃」無限列車編では、全話通して7回、「うむ!」と発言する杏寿郎が観られます。
「うまい!」
杏寿郎は、美味しいものを食すと「うまい!」と言います。
無限列車での炭治郎たちとの合流するシーンでは、「うまい!」を連呼していました。
作中では、劇場版とアニメ版では牛鍋弁当を、さらにアニメ版では、おろしそばとあんぱんを食べるシーンで、この口癖が登場します。
詳細については、こちらの記事にまとめてありますので、ご参照下さい。
「うまい」連呼のこのシーンは、杏寿郎の明るく快活な性格を表現するとても印象的なシーンですね!
「○○少年」
杏寿郎は後輩剣士のことを呼ぶ時に、「○○少年」と呼びます。
柱合裁判以来の無限列車での再会の際は、炭治郎のことを「溝口少年」と言い間違える場面もありました。
上弦の参・猗窩座が炭治郎を弱者と蔑んだ際も、杏寿郎は、炭治郎のことを「この少年は弱くない」と一喝しました。
そして、死期を感じた杏寿郎が、炭治郎達後輩に未来を託すシーン。
炭治郎・伊之助・善逸の三人を、それぞれ「竈門少年」「猪頭少年」「黄色い少年」と呼び、思いを託しました。
後輩を「少年」と呼ぶ杏寿郎には、同じ年頃の弟・千寿郎がおり、幼くても一人一人を一人格として慈しんでいる様子が伺える表現なのではないでしょうか。
「俺」
杏寿郎は自分自身のことは「俺」と言います。
両親のことを「父上」や「母上」などと呼び、発言の所々に育ちの良さを感じる杏寿郎。
そんな杏寿郎が自分のことを「俺」と言う時、いつもは大人びた印象の杏寿郎ですが、年相応の20歳の青年なんだなと何だか気づかされる思いがします。
自分のことを「俺」と発言した表現として印象深いのは、猗窩座との戦闘の際に発せられた名セリフ「俺は俺の責務を全うする!!」ですね。
「わっしょい!」
杏寿郎は、好物のさつまいもを食べると「わっしょい!」と言います。
「わっしょい!」の詳細については、こちらの記事にまとめてありますので、ぜひご参照下さい。
「わっしょい」は杏寿郎独自の表現ですが、好物のさつまいもを食べている時はお祭り気分のように気分が高揚することを表現していたようです。
まとめ
今回は、杏寿郎の口癖を総集編でご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
まとめると
- 杏寿郎は、相手の話に相槌を打つ際、「うむ!」言う。
- 杏寿郎は、美味しいものを食すと「うまい!」と言う。
- 杏寿郎は後輩剣士のことを呼ぶ時に、「○○少年」と呼ぶ。
- 杏寿郎は自分自身のことは「俺」と言う。
- 杏寿郎は、好物のさつまいもを食べると「わっしょい!」と言う。
明朗快活で強く清い精神を持つ杏寿郎の口癖の一つ一つに、その人柄と家柄の良さからくる品の良さが感じられました。
20歳の青年らしからぬ大人びた剣士の鑑のような一面の裏で、無邪気な子供のように好物にはしゃぐ様子に思わず笑みが浮かんできます。
杏寿郎は、幼い頃に変えることのできない深い悲しみを知っているからこそ、生きているその一瞬一瞬を大切に生きてきたのだなと、口癖からも感じさせられました。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
引き続き鬼滅の刃をお楽しみください。
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