「鬼滅の刃」無限列車編において、炎柱・煉獄杏寿郎が口癖の「うまい!」を連呼し、弁当をパクつくシーン。
杏寿郎の登場シーンでもあり、強く印象に残っている方も多いと思います。
今回は、杏寿郎が食べていたお弁当について、その背景やお弁当の中身などについて、ご紹介していきたいと思います。
煉獄杏寿郎の食べていたお弁当について
お弁当の中身は?
汽車では牛鍋弁当を食べていました。
©吾峠呼世晴/集英社 公式ファンブック 鬼殺隊見聞録
お弁当の中身について、公式ファンブック 鬼殺隊見聞録に”牛鍋弁当”とはっきりと記載がありました。
TVアニメ「鬼滅の刃」無限列車編・第1話『炎柱・煉獄杏寿郎』にて、さらに、お弁当の蓋に”上等牛鍋弁当”と記載されているのがわかります。
劇場版でも、杏寿郎が蓋を開けるところで映るのですが、ほんの一瞬なので、アニメの方がはっきりと確認ができます。
牛鍋(読み)ぎゅうなべ
①牛肉を煮る鍋
②牛肉を野菜などと鍋で煮ながら食べる料理
引用元:コトバンク
牛鍋の定義を考慮すると、すき焼きに近い食べ物のようです。
作中のお弁当の画像を見ると、お肉部分は今で言う牛丼に近いような、具のセレクトはすき焼きに近いような感じですね。
どちらにしても、牛肉・たまねぎ・長ネギ・焼き豆腐・ゆで卵に紅ショウガのようなものが添えられていて、とても美味しそうですね。
大量弁当の謎
無限列車にて、杏寿郎は大量の上等牛鍋弁当を食べています。
コミックや劇場版のみ観ていた時には、善逸ではないですが、ただの食いしん坊、もしくは大食漢なのかと思ったのですが、アニメにて、その謎も明かされました。
その日の早朝に、切り裂き鬼から駅弁当屋のふくとその祖母トミを助けた杏寿郎。
(その顛末の詳細についてはアニメ「鬼滅の刃」無限列車編にてぜひご鑑賞ください)
夕方、杏寿郎が無限列車に乗りこもうと駅に向かうと、今朝のお礼にとトミが、上等牛鍋弁当を一つ差し出します。
”昨夜食べ損ねたので何より嬉しい”と受け取る杏寿郎でしたが、”代金は払おう”と申し出ます。
ふくが”お気持ちだけで”と答えると、杏寿郎は”では、これはありがたくいただくとし、そこにあるものを全部買おう!”と、男気たっぷりに礼儀正しく伝えたのでした。
というわけで、あの大量のお弁当の秘密は、杏寿郎の男気ある申し出が原因でした!
お弁当を食べた数は?
媒体 | 何話 | 片付けているお弁当箱の数 |
コミック | 第7巻 第54話 こんばんは煉獄さん | 11個 |
アニメ | 第2話 深い眠り | 13個 |
映画 | ー | 13個 |
無限列車の乗務員が片付けているお弁当の箱数なので、杏寿郎が食べていた正確な数ではないですが、少なくともこの数は食べたものと思われます。
これは、大食いで有名な恋柱・甘露寺蜜璃にも負けず劣らずの大食漢ですね!
ちなみに、アニメ版の中で、ふくが、乗客に”上等牛鍋弁当36銭”と伝えているので、1箱36銭、現在のお金の価値で換算すると(1銭40円として)1,440円ほどとなります。
見えてる箱数だけでも、例えば、11箱食したとして、1,440×11箱=15,840円。
それ以上かと思われますが、気前が良く、清々しさまで感じる買い占めっぷりでした。
癸だった頃の給料はどれほどだったのか?
:現在の二十万円くらいです。
柱は無限に欲しいだけもらえます。
公式ファンブック 鬼殺隊見聞録 鬼殺隊報 号外
鬼殺隊士のお給料について、公式ファンブック・鬼殺隊見聞録の鬼殺隊報の竈門炭治郎の箇所に、鬼殺隊士のお給料に関する記載がありました。
鬼殺隊の入隊時の癸で20万円、柱に至っては無限に欲しいだけもらえるのだそうです。
杏寿郎は炎柱なので、無限に欲しいだけもらえていたのですね。
柱は無限にもらえるお給料ですが、杏寿郎には家柄の良さを感じさせる気品、上品な寛大さがあり、それはお金の使い方の上品さにも繋がっていきますね。
まとめ
杏寿郎が食べていたお弁当について、その背景やお弁当の中身などについて、ご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
まとめると
- お弁当の中身は、上等牛鍋弁当で、牛肉・たまねぎ・長ネギ・焼き豆腐・ゆで卵に紅ショウガのようなものが添えられていた
- 大量のお弁当の秘密は、杏寿郎の男気ある申し出が原因だった
- 杏寿郎が食べていた弁当の数は、少なくとも11~13個以上で各媒体でも描写が違っていた
美味しそうにパクつき、「うまい」を連呼しながら食べる杏寿郎の姿が目に焼き付いている方も多い印象的なシーンです。
これから、とても壮絶な戦いが始まる前とは思えないほどに無邪気な様子を見せていた杏寿郎。
その姿は、どんなに食べてもお腹がすいている20歳の青年そのものの姿でしたね。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
凄惨な戦いの合間で、時折、美味しそうな食べ物も登場する「鬼滅の刃」。
引き続きお楽しみください。
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